どうもテンション上がるお酒がなかなか無いんですよねえ。
コレ外れたら大人しくしばらく休みます。
いっそ秘蔵のゆきの美人1999でもあけて引退します。

先日やったShuhari2014の上位版。
前回のは東条産特上山田錦2014でしたが。
これは東条秋津の西戸1561番地2号の畑でとれた山田錦のみを使用。
一部では偉大なヴィンテージとの声も上がっている2014年産、26BYでそれは前回のものと同じです。
酒屋からの案内では3年熟成となっていましたが、正確には裏ラベルにある通り3年目、ですね。
2年ちょっとというのが正確なところでしょう。


純米大吟醸の中取り部分になるそうです。
ボトルナンバーの記載があり28番でした。
なお、税込21,600円です。
前回のものの4倍美味しいとは思えませんが、明確な違いは見せてほしいですね。





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ワイングラスで。

注いだ時にとろみがあるような気がしますね。
ヒネは皆無で、薄いリンゴ、純米的なイソアミルがわずかに、あとは高貴なバニラ。
熟成による紅茶やローズのように感じるニュアンス。
すこし立つと優しく、マスクメロンを感じます。


ガスは前回よりも少なく、より繊細。
ミクロレベルに溶けているが、たしかに感じるといった程度。
フルーティさがあって、やや薄いリンゴとバニラ、柔らかな瑞々しい酸。
そして熟成による深い甘みと旨み。
なので少しコンポート的な雰囲気へと向かってきます。
柔らかなクリーミィさ、繊細な苦みがごくわずかに。
でもクリアー、瑞々しく、フレッシュですよ。
香りはないですが、熟成されたニュアンスの味わいでが、少し前回より強めだと思います。

しかし美味しいね。
表面は爽やかで清楚ですが、内奥は深く濃い。
クリアーだけど極めてクリーミィ。
きらりと光る一筋のミネラルの流れ。
静かななかに湧くエネルギーのほとばしり。



初め少し苦いかなと思ったんだけど。
だんだん味わいがまとまり、より甘みを感じるようになってきました。
とにかく味わいが長く続きます。
強いんですが、すーっと柔らかく、エレガントに伸びる伸びる。
口どけなんてこのレベルではもはや言うまでもありませんが、清々しい甘やかな余韻が残りますね。
これは本当に脳が痺れます。
高貴な白い花のフローラルさ。

前回のと、すっごい違うわけはないですが、確かに違いますね。
価格考えたらアレだけどね(笑
こちらの方が全体的に濃いんだけど、綺麗にまとまって収束していく感じ。
前回のはだんだん深みが出ていく感じだったから、微妙に逆な感じがする。
しかしこのクラスが、ある程度継続的にリリースできることは素晴らしいですね。
澤屋まつもとの熟成酒として、芸風が確立されているので、自然と名声は高まっていくと思います。
このヴィンテージだけという可能性もあるけど。

余韻が本当に素晴らしい。
ぐーっとエネルギッシュに続きつつすーっと消えていく甘旨み。
柔かくすべすべで、絶妙な清涼感。
東洋的な高貴さも感じさせるバニラ感や、マスカテルな雰囲気。
ミズナラ樽のウイスキーで白檀なんて表現が出ることがありますが、ちょっとそんな感じ。



好みの差はあれど、間違いなく一定のラインの上にあるお酒です。
しっかりしたお店で十四代とコレが出てきたなら、断然こっちのが嬉しいですね。
まあ飲んでおいて損はないんじゃないの、日本酒フリークなら。
高いんで買えとはいわないですが、はせがわといまでやで売ってます。
あとさー本当にみんな結構いい加減だなと思うのは。
佐野屋でShuhari2014は売り切れてんのに山田穂2014はまだ売っているというね。
まあこれよりはそっちからかな。
なんかんだ、まだまだ自分で開拓しようという人が少ないんかなあ。
つまらんわ。



まだまだ化けていきそうな感じありますね。
細かいけど、鋭さが出てきたガス。
最強クラスの口どけと、香るバニラ、フルーツ&フローラル。
すっと流れた後に残る残る甘みと旨み。
ヤバいね。


2日目。
あー今日はのっけから、立ち香が素晴らしいね。
仄かな果実と熟成のフィネス。
含んでも良し。
4倍は違わないけど、確かにコレのほうが良い。
より鮮やかにフルーツがありつつも、味わいもしっかりしている。
昨日と比べると、すこし落ち着いた、スローなテンポ。
でミネラルの輝きが強いですね。
ガスも細かいけど、昨日よりはしっかりと感じる様な。
含み香のふっくら柔らかなバニラ、いやクリーム感が最高にエレガントです。
まだまだ値段分は楽しませてくれそう。
熟成にしかない甘みがあるなあ。
それでいてこのクリアーさがあるのが、ちょっと他にないところ。
ガスが飛ぶところまで残すように我慢できるかどうかですね。







あんまりね、真剣に飲むテンションじゃないので。
昨年末に拾ってきたデッドストックをネタ的に。

去年やって好印象だったのは花巴水もとの木おけver.でした。
今年は水もと×水もとな貴醸酒も出てましたね。
これは直汲みにごりver.の26BYです。
つまり2年熟成。
穴あき栓になっていますが買ってきて以降この3か月か4か月はセロテープでふさいでいます。
たぶんさほど効果はないと思われますが。
しかしどうなってるんでしょうね。
とても飲めたものではなくなっている可能性もあります。


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とりあえず上澄みから。
リンゴジュース並みかそれ以上に色がついてますね。
そして梅酒みたいな立ち香です。
ちょっと怖いです。


おお、ええ?
こうなるの?

舌先にわずかにガス感。
そして強烈なお酢をライトにしたような酸。
以上終了。
すこしウッディ&スモーキーな舞美人で感じたような香りの残り香が。
これは通常の水もとでも感じる様なものですね。
あとはに苦みが結構あります。
なんかチーズっぽいようなニュアンスもあるなあ。

甘みや旨みといったものは綺麗に飛んでますね。
これは最近ひそかに僕が考えている熟成理論からすると納得の結果。
つまり1年2年の低温での熟成だと綺麗になるというか、1度味が無くなる。
でそっからの熟成でまた味が出てくるのではないかというような。
もしくはそこまで低温で寝かせちゃダメなのか。
ヒネが出ない程度に香りが落ち着いた段階であとは常温に切り替えるとか。
熟成のテクニックは謎が多いですね。
また高精白と中吟では違うと思いますし。


いちおうおりも混ぜてみます。
少しだけ甘みがでてまだ飲めるかなとう感じ。
でもざらついた苦みも増しますね。


どんななってんのかなという、完全に興味本位だったので満足です。
まあ率直に言って飲めたものではないですが、あくまで2年熟成なので。
しかし同じ生で味のあるタイプでも、仙禽赤とんぼとか、あるいは篠峯櫛羅のような例もあったので。
そのへんと何が違うのか、どういった科学的な変化が起きているのかは興味深いところですね。


それほど数が多くもないですが、まだ何本かレマコムで寝かせている商品もあるので、たまに開けてみます。



今年2本目の残草蓬莱です。
前回は緑ラベルのにごりでしたが、非常に良かったですね。
もう1本、去年の純大を寝かせているので、それもそのうちやる予定です。

そういえばつい先日こだまさんのブログ経由で知ってびっくりしたのは、杜氏の菊池譲氏が移籍したんですってね。
ここは蔵元の大矢さんも一緒に造っていたので、大きな問題はないと思うのですが。
それにしても菊池杜氏の移籍先が、協会10号発祥の明利酒類ってのが面白い。
残草蓬莱では7号にこだわって、酸とミネラルのあるお酒を造っていたのに。
今度は酸が出ない10号でやっていくって話ですから、そちらも興味津々です。
水府自慢を押していきそうな感じがありますが、茨城に住んでいた人間に言わせると。
明利酒類といえば圧倒的に副将軍なんですよね。
で副将軍がぶっちゃけていうと、日本酒フリークが手を伸ばすような酒ではないことを知っているだけに。
驚きが大きいです。
すぐにチェックしたい気もありますが、まあ来年か、ともすれば再来年でいいかなって気がします。
3年目くらいの馴染んできたころが良いでしょうから。



閑話休題、今日は残草蓬莱、Queeenです。
すっかり有名になって、看板商品の一つになってしまいました。
どうも去年NHKにでたのも関係があるらしいです。
26BYに活性にごりver.のほうをやって以来ですね。
去年からはラベルもピンクになっております。

スペックは出羽燦々60の7号、麹だけ山田錦ととくには変わっていませんが。
裏ラベルに書いてある注目度が123%になっています。
2年前は125%でした、なんで2%下がったんでしょう(笑



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いただきます。
あれ、やっぱ結構香るね。
ピーチにちょっとブドウのような。
あとちょっとミルキー。
ワイングラスだからかな?
少し経つと残草蓬莱っぽい、いい意味での青さがでてくるかな。
でも足りないなあ。
なんか梅サワ―みたいな感じ。
もっとシャキッとしてほしいんだよね。



こんな感じだったっけ?
2年前だからなあ、ラベル変わってるくらいだし、あれは活性にごりだったし。

うーん、まあ悪くはないです。
良くも悪くも低アルで、ワインっぽい口当たり。
ガスは軽く溶けているくらい。

つるっとした口当たりに、ジューシーな酸。
アプリコット、少し開いてくると赤っぽい雰囲気も出てきます。
低アルのぶん、この蔵らしいシャキッとしたちょっと硬いような旨みが少ない。
ミネラル感はエレガントで美しく、大阪の居酒屋で飲んだ篠峯なんかも思い起こさせます。
すこし線が細めかな、でも十分。

問題はこの蔵としては少し甘みが出て、またミルキーさがある点。
あとはちょっとアプリコット&乳酸っぽいようなフレイヴァ―の酸、これは菊鷹なんかもイメージさせる。


悪くはないですが、なにか物足りないですね。
やや平面的で、嚥下するときに横に広がった酸が障害となるような。
その辺が凄くワインっぽいといえばワインっぽい。
味わいをそれなりに出しているのもあるかなーエキス感。


これなら、活性にごりver.のほうが良いのでは?
おりは邪魔かもしれないけど、パチパチとドライなガス感があったほうが嬉しい。
一昨年のほうが全然好きですね。
やっぱり前より少し甘みを出すようにしてる??
緑ラベルのにごりの時はハマってた気がしたんだけど、ちょっと不安になってきますね。
杜氏移籍の件が頭にあると余計にね。
中途半端に柔く、、エキス感があるような。

本当に甘くないな、シャキッとしてるな、硬いな。
という中から絶妙にバニラ感や甘みが出てくるのがこの蔵の良さだったのだが。
極々微妙なバランスの狂いですが、甘みやエキス感が出すぎのような気が……。

これだったら普通の度数の商品買った方が良いのではなかろうか。
これから買う人がいるなら、とりあえず活性にごりにしときな。
ミネラル感もちゃんとあるし、精緻で美しいけど、それ以上にふわっと柔いんだよな。
好みの問題かね。
これならもっとスパッとクリアーにしてほしかった。
それこそ低アル商品でいえば、去年やったあべのSPICAのほうが好きなくらい。
タンニンっぽさがいい感じだったし。
なんか酸も梅みたいでちょっと違うんだよ。




2日目。
うーん悪くない。
悪くないんだが何かがおかしい。
例えば静かに香るバニラのニュアンス難はたいへん好ましい。
やっぱシャキッと感がなんだよね。
微妙にエキス感が出すぎなのと、酸の感じもちょっと違うんだよな。
梅とか杏とかそういった感じで。
すこし余計なニュアンスがついちゃってるというか。
ビビッドで鮮烈ですが、もう少し硬質で無機質なような美しさがあったような気がするんだけどねえ。
妙に和っぽく、変なしなをつけているような。
悪くはないけど、コレジャナイ感をぬぐえない。
全般にカチッとした輪郭や芯が足りずにふわっとしているような。
すこし温まるとタニックな感じがでてきてそれは好きだが。
ちょっとやっぱり甘いのかなあ、この銘柄にしては。
狙ってこれならまあいいですが、数値は前と一緒のはずなのに官能の部分で違う、となると結構重症なんで心配。
緑ラベルのにごりは良かったんだけどな。





Tag:残草蓬莱 昇龍蓬莱


去年ブログ仲間がご紹介していて、飲んでみたところ非常に好印象だった七水。
直汲みとかないかな~なんて言っていたら、そのものズバリな商品が。
全然チェックしてなかったんですが、読者さんにコメントでお知らせいただいたのであわてて購入。
みなさんありがとうございました。

スペックとしては前回のものと同じ、雄町55の純吟です。
前回ちょっと熟しぎみだったので新酒はどうでしょうか。
せっかく上槽初日限定となっているので、どうせなら上槽日の記入が欲しいかな?
ググってみたら純大45の直汲みや、虹乃井の名前で五百万石60の直汲みもある。
いいよいいよ、ジカグミンスキー的にはポイント高い蔵ですよ。



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さてどうでしょう。

まず注ぐ時点でとろっとしてるなあ。
ガスはしゅわしゅわというより、細かく溶けている感じ。
あーいいね。
雄町らしいような濃醇さを、うまく仕上げています。

香りは程々で、うーんイチゴ系のような感じでシロッピーなような?
ちょっとバニラっぽさ、柑橘なニュアンスもあるんだけど、それほど好みな感じじゃなくてね。
栃木酵母がちょっとよくわからないんですが、たぶん新開発の酵母なんでしょう、推して知るべしという感じ。
また味わいも最初ちょっと甘みと酸味が混ざってぶちゃっとするような感じで。
でもね、それをきちっと飲ませてきます。

それは少しビターな感じと、ミネラリーな感じでギリ支えてるからですね。
とろっして、味わいも甘酸旨とあわさって、とにかく濃醇ですが、ビターでバランス。
ともすると平面的で立体感にかけそうな感じですが、きちっと深みがありますね。
あとはこれはガスだけではなくて、本来の酒質もあると思いますけど、口どけ感の引き。
切れるって感じではないですけどサクッと行ってくれます。


これはやっぱりいいですよ。
ただ味わいはかなり濃いですね。
インパクト系好きな人多いと思うので、都内で大々的に売ったら人気出ると思うけどな。
たとえば高千代とか、花邑とかあの辺の人気があるならさ。
香りと甘さはすこしダウンサイジングされてるけど、全体の濃さは同等か上。
で溶けとかの質感はこっち。
つかこれが寝かすと、前回のになるのか。

個人的な好みをいえば、やっぱりいささか濃すぎですね(笑
寝かせたもののほうが良かったくらい。
ガス感もなかったけど、口どけや抜け感はあったし。
あと、たぶん香り系な栃木酵母が、この蔵の本質である質感の高さにそぐわない。
パンチやキャッチ―さはあるのかもしれないけどね。
出来たら9号とかで、もうちょっと普通に仕上げてくれたら最高。
つかこれが8月になると、前に飲んだヤツになることが、この蔵の造りの良さを感じさせますね。
イメージとしては味の幅はありつつ、かなりエレガントに、うまくまとめた感じがあったので。


そう考えると山田錦メインの純大45や五百万石60のほうが気になりますね。
そっちは特に酵母表記がないんで、もう少し普通な構成なのでは?
これは雄町ということもあってかなりパンチを意識しているように受け取れます。
純大は山田だと甘みが出すぎるってことで、ひとごこちを掛米の3割使うようにしたらしいですし。

ただし、普通に飲めますし、濃いめ好きな人には最高だと思います。
かなり可能性を感じる蔵ですね。
このお酒に関していえば、例えば、仙介なんかをガッツリ濃くしたような感じでしょうか。
ただべタッと甘いわけじゃなくて、とにかく全般に濃いという感じ。
休み明けなこともあるので、また明日。



2日目です。
昨日はあまりキチンと利けなかったので今日こそ。

ぶわーっと香るほどでもないですが、やはり華やかな香りがしっかり。
含むと、でもやっぱりいいですね。
濃いというか、粘性もある感じで、どろっと重いような入り?
ただ味わいが濃くてキツイってことではないです。
口に含んで、甘みが来て、一瞬そこで完全に停止するような。
ただそこからスッと一気にフィニッシュへ向かいます。
ほろ苦さや、すっとした清涼感もある。
ちょっとハーブっぽい。

甘みは適度で決して濁っているわけはなくクリアーさもあって、フレッシュさを加味する酸もきちんと生きています。
フローラルでちょこっとバニラリーもあるような香りが、味わいとともに液体から発散されるような感じ。
香り高く鼻にふわっと抜けるのとはちょっと違う香り方。
少し苦みがありますが、甘みといいバランスで締めてる好ましい範囲の苦み。
あとは細かいガスと、良質な口どけでさくっとフィニッシュ。
残らないです。

何だろうなコレ。
味わいを感じる時間が短いんですね、たぶん。
おお甘みがあって粘性が一時停止、と思ったらすぐにサクッと溶けて流れる。
濃醇なようで、このストップアンドゴーな捌けが不思議な感じ。
味が一定のリズムで爽快に伸びていくような感じではないんですよ。
止まってから流れる。
それがちょっと面白くもあり、戸惑うところでもある。
あと逆にひと口含んで、直後に飲む二口目のすっきりに感じるのがちょうど良かったりしますね。


ただコレ、うまいっすよ。
2日目でも状態が下がってないしね、強いお酒だと思います。
香りも出して、ある意味では流行りな設計のお酒でこの強さは割と稀有。
造りが良いんだと思います、それこそ生で夏まで引っ張ってもOKでしたから。
テンポ感とか、細かいところのバランスとかは違ったりもするんだけど。
似てるな、と浮かぶのは百春、秀鳳、仙介とかそのあたりなんですよね。
つまりこのブログを見てる方ならどストライクのあたり。
その辺に肉薄しています。
甘みの感じとか、ガスを伴った口どけ、すこしほろ苦い感じ。
今の時点でもかなりイケてますが。
もうちょっと気持ちよくカチッと全てがハマるところがありそうではあるけどね。
まだ未完成で、含むたびに表情が違ったりするのが、ちょっともどかしい。
瞬間瞬間で、やや苦かったりとか、濃いかなあと思う人がいるかもね。
9割8分くらいまでは行ってるんだけどなあ。
ただ逆に味わいの微妙な複雑性、あとは今後の育ちの部分ではその辺を超えているとも。
なんたってこれが前回のやつになるんだもの。
将来的にかなり期待大なお酒です。

これはねー、都内の酒屋がちゃんと発掘してきて、もっと売ってあげないとだめですよ。
彼らなら色々なアドヴァイスができるし、要求したお酒を売る力があるからね大きな酒屋は。
だって栃木の宇都宮のど真ん中よ、バリバリ関東圏なんですから。
ネット叩いて出るのって、ほとだ酒店以外だと、日光の吉田屋、小山のきき酒倶楽部だけじゃねーか。
直汲みはないけど増田屋、最新まで更新が追いついてないのが那須の月井さんくらいか。
ほとだ以外は全部地元栃木だよ。
にも関わらず、うちのブログ、相互リンクしてるの4つしかないけど、そのうち2つが自前で拾ってきてるからね(笑
ろっくさんとまるめちさん。
もしかしたら日本酒ブログ界発な注目銘柄になるかもしれません。
いやー愛好家のカバー力は本当にすごいね。
俺も頑張らないと恥ずかしい。


3日目。
あー今日くらいが飲みやすいかも。
全体のラインとしてはスッキリしてきたかな。
スタートラインが濃いのでちょうどよいくらい。
やはりフローラル系の香り。
少し飴っぽいようなコクと深み、テリのある甘みは、でもしつこくなくてスキっと流れる。
ぱちぱちとしたガス感に、ビターさでもって小気味よい爽快さ。
ここにきてドロッと止まる感じが緩和されてきました。
まあ味が飛んでスッキリしてきたんですね。
フローラルなニュアンスが濃厚なので、これくらいがちょうどよいかもね。

いや、これは良いですよ。
これが、前回にやった夏のアレになるってのが凄い。
香りとかフレッシュさの片りんを残しつつ、滑らかでエレガントに、本当に良く育った甘みと質感があったのでね。
3日目の今日なんかは、少し口どけ感とか柔らかさが粗くなってきて、質感としては並の新酒に近くなってきたんだけど。
寝かせたらこっち方面で平凡な香り酒で味気なくなるのではなくて、しっかり伸びてくるのかという。
本当に楽しみな蔵です。

























用事があって大阪いってきましてね、せっかくなのでお店で飲んできました。
裏なんばという、難波駅の北あたりのエリアが、いま大阪で熱いらしくて。
最近は女の子向けの雑誌なんかでも特集されたりしてるんだって。
こじゃれた洋食の店も多いんですが、日本酒は日本酒バースタイル、というか立ち飲み系が多いみたいです。
いくつかハシゴしようとおもったんだけど、ハシゴ酒が嫌いでね。
どうもめんどくさくなって1件目で腰をおちつけちゃうんですが、今回もそんな感じになってしまいました。
つかそもそも立ち飲みがアホくさくて嫌いなんだけど(笑
だってさ、なんでわざわざ立って酒飲まなきゃならないのよ?
美味しい酒飲むときくらい座らせてよ。


とは思いつつもせっかくなのでいってきました。
1軒目に選んだのは(結局のところ1軒目で挫折したけど)篠峯の千代酒造がやっている直営店、櫛羅です。
ちらっと話には聞いたことがあったような気がするけど、そんなものが本当にあるのね。
ちなみに直営ではないけれど、風の森押しな兵吾というお店も近くにあります。
ついでに天満にも前田酒店という、これはもう風の森しかない角打ちがあるらしいです。
やっぱり大阪でも勢いがあるね、奈良のお酒。










裏なんばだからなのか、大阪だからなのか知らないけど。
なかなかストロングな立ち飲みスタイルの雰囲気。
これが東京であれば、日本酒マニア向けとか、あるいはもっとオシャレな雰囲気で仕上げるんだけど。
それがこの雰囲気になっちゃうのがいかにも大阪だよね。
東京でいえばチューハイ飲んでる人しかおらんような雰囲気の店。








メニューと冷蔵庫。
だいたいカウンター前におでんのある感じで雰囲気わかると思います。
新宿の個人経営のこ汚いお店(褒め言葉)みたいな感じです。
おでんはうまかった。
流石に直営店なので季節ものから、ろくまるやハイスペまで一通りそろってます。
単価は90ミリで400円~、150ミリで600円~。
東京だったら安いんだろうけど、この辺だと逆に高いんじゃないかな。
同じ価格でもがっつり注ぎます!みたいのが評価されてるお店も多いし。
普通に酎ハイとかビールだけ、って人もいました。






めんどくさいから全然スペックとかもチェックしてないし写真もいちいちとってないけど。
お店限定の純米直汲み。
このあとに、ちょうど5周年らしくて、1週間限定のやつ。
新商品の田圃ラベルシリーズのBranc山田錦のささにごりver.だったかな。
飲まなかったけど他にももう1種2種くらいお店限定の肩張りがあるお酒がありましたよ。
18BYの古酒もあったな。
僕はそっから愛山の純大生と、あんまり見かけない4割磨きの純大(青い瓶)を頂きました。

なお味の違いは飲み方もあってあんまりよーわからんかったです(笑
ろくまる行ってないのもあるかもしれないけど。
どれも香りは程々の同系統ニュアンスでミネラルがシュバッとという感じ。
4割の純大はやっぱり香りにすこし違うニュアンスあったかなあ。
Brancのささにごりは流石に美味しかった、オリガラミスキー的には。
普通のも旨いんだけど、この蔵は上手く寝かせると最高なのかな~と改めて思いましたとさ。


なおなんか落ち着かずに短時間で4杯飲んで、さらになんか要求するのもアレなので和らぎ水も飲まなかったら。
その夜めちゃめちゃ悪酔いして頭痛いわ気持ち悪いわでほろ苦な夜でした。
あんまり厚かましく言えないタチなんですよ。
良くも悪くも大阪スタイルなんで、東京もんが一人でふらっといってリラックスして飲めるようになるにはもうちょっと通わないとね笑
そんなわけで気になった人は大阪いった時にあのあたりどうぞ。






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