日本酒感想日誌|家で飲んだ日本酒の味わい、評価、感想まとめ
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田中六五 純米 生酒 29BY
田中六五とか何年振りだあ?良い印象はもっているのですが。ちょっと予想外だったのは瓶底にうっすらオリが絡んでいて。無いボトルもあるんですが、しっかりあるボトルもあるという。せっかくなのでしっかりあるボトルを選んでおきました。糸島産山田錦65。酵母は確か9号だっけ?うん、高砂よりは良いのではなかろうか。旨いですねえ。純米65、香りは穏やか。軽くバナナやバニラはありますが、そこまでって感じではない。ソフトな...

高砂 松喰鶴 純米大吟醸 28BY
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【872】北の勝 搾りたて 29BY
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田中六五 純米 生酒 29BY


田中六五とか何年振りだあ?
良い印象はもっているのですが。

ちょっと予想外だったのは瓶底にうっすらオリが絡んでいて。
無いボトルもあるんですが、しっかりあるボトルもあるという。
せっかくなのでしっかりあるボトルを選んでおきました。

糸島産山田錦65。
酵母は確か9号だっけ?





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うん、高砂よりは良いのではなかろうか。
旨いですねえ。


純米65、香りは穏やか。
軽くバナナやバニラはありますが、そこまでって感じではない。
ソフトな甘さもあるのだか、しっかり酸味も効いていて、香りは派手ではないですが味わいの構築する世界はカラフル。
とろっと滑らかで、いい流れ感で落ちていって、少し若いお米の旨味。

旨いねえ。
いいよ、新酒だけどしっかり味も出ているし、硬さとか粗さがない。
とろっと滑らかなタッチで、とろけるような味わいもありながら、酸が表情をつけてます。
味的にも香り的にも。
なまでもいいですし、味もしっかりしてるのでもう火入れ出てますけど、ゆるっと飲みたいならそっちでいいと思います。


おり攪拌。
ビン底2ミリくらいはしっかり積もっていただけあって、はっきり薄濁りくらい濁ります。
いいね、味わいの続く時間がきゅっと短くなるようなイメージで、それが良い風に作用。

そんなクラシックじゃないよね。
つかむしろ流行りっぽいテイスト。
9号、9号っぽいか。
結構ちゃんと甘いです。
香りもブドウ、メロンまでは行かないけど、バナナ、バニラ、それだけじゃないニュアンスをきちんとまとっています。
とろっとした柔らかさに、酸の入りが絶妙ですね。
きつくない程度に輪郭を作り、また味わいを重層的に、フレッシュに。
さすがにまだ固い生米風の旨味だが、さすがに五百万石なんかとは違う山田錦っぽさ。
最後まで純米っぽさ、パフュっぽさに酸をはっきり味わわせつつするっとフィニッシュ。

上等なお酒です。
まちがいなくお燗も美味しいでしょうね。
最近の俺の好みだと火入れのほうが好きかもな。
やらかいけど、縦横ともに酸が張りを出してます。

十二分に美味い。
ただこれだと北の勝に軍配挙げる人も結構いそうだな。







高砂 松喰鶴 純米大吟醸 28BY




而今の木屋正酒造さんが昨年出した別ライン。
僕は情報に疎くて単発のものなのかな~なんて思ってたんですが今年はやるのかな?
昨年の9月くらいにリリースがあったと思いますが、これはセカンドロットなのかサードロットなのか知りませんが12月出荷。
2016BYになってるので新酒ではなく28BYになっております。
あーことし200周年ということで旧ブランドを復活ということなんですね。
バイセンボトルってことですねw

もう居酒屋で1杯のんでいて、いいじゃんこういうお酒も造れんのねという印象だったような。
三重県産山田錦45で、酵母が14号みたいです。
無濾過の火入れ。
ラベルは好き。



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14号は最近好きで、また寝かせでハマることもあるので期待ではあります。
確かブドウ系で程よく酸味があってというような感じだったんだけどな、年末に飲んだ時は。

あーまあまあ?
やっぱ改めて飲むとイメージは違いますね。
コンディションもありますけど。

香りもそんないブドウって感じでもなく穏やか。
柑橘なんかはやっぱりありますけど。

熟成香とかはないですが、さすがに甘みが育ってますよね。
かなりシュガーっぽい感じで出てます。
もとはもっと控えめだったんではないでしょうか。

あとはそれなりに酸が出て、たおやかな流れ。
酸は柔らかさなめらかさもおありつつ、それなりにビビッドにでていて14号っぽいかなあ。
而今に比べりゃ控えめでしょうが、それなりに味は出てますよ。
やっぱ甘いな。
この構成だとちょっと甘すぎる。
あとはもっとミネラル的なエッジとそこから出てくる旨みが欲しいな。
これなら最近お気に入りっぽい九平次のむわ。
すこしエキスっぽいような感じと辛いじゃないけどそんな雰囲気が出てにフィニッシュ。

悪くないけど、もう一声でしょうか。
俺は全く構いませんが、それなりの値段で而今ということで過度に期待しすぎだ人はコレジャナイでご愁傷様でしょう。




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富久錦 純青 生もと純米吟醸 おりがらみ 兵庫夢錦 29BY



まったく初めての蔵元、銘柄です。
兵庫県の加西市、富久錦という蔵元・銘柄なのですがそこの新しいシリーズのようすね。
丹波杜氏、全量純米、650石ほどの小さな蔵元。

純青(ジュンセイ)シリーズは地元兵庫のお米を、生もとでというのがコンセプトのようです。
名前の由来は飛ばし読みですがなんかブルージャイアント(漫画)っぽい由来でした。
あの手の漫画は結構好きで、capetaとか。
ちょっと違うけど、最近ちょっと面白いのはブルーピリオドという美大受験漫画。

はい横道。
今回は兵庫夢錦60の純吟のおりがらみver.を選びました。
いま愛山が出てるみたいなので美味しかったら愛山もいってみようかなあ。
酵母は9号で日本酒度+3、の酸度1.9と。
お米の特徴は大粒で心白発現率が高く、検査等級は山田錦より優れると兵庫期待の新しい酒米みたいです。
山田錦と比べるとやや香り少なめの味多めらしいですが。


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まずは上澄みから。

香るって程じゃないですが、含むと酸由来か柑橘っぽさとともに軽く甘い香りもあります。
まだまだですが、なかなか面白いお酒。

ぷちぷちとややガス感を感じます。
しゅわっと来るほどではない。

やっぱり結構酸味が効いていて、鋭いですね。
ラムネっぽいテイストというか、リンゴのような雰囲気もあるけど、そんなに甘いって感じじゃなくて。
鋭くエネルギー感のある酸の流れから、スパッとフィニッシュへ切っていくのは流星のよう。
ガスが少し入ってくるのがちょっとミネラルっぽくもあり、そこに軽い渋みとすこしピリピリするような鮮やかなキレ。
酸自体も最近の生もとっぽい軽さとクリアーさがあるので兎に角勢い感があります。
すこし粗さはありますが、やりたいことはわかるので、個性として楽しめます。
これはあったほうが良いのか好みでしょうが、一呼吸おくときちんと甘み、エキス感も適切に出てきます。
すこし粉っぽいような感じですが、程よく旨味のコクもあって、育っていっても大丈夫そう。
僕は生もとでモダンのモダン、酸度2.0までいっちゃうと、特に軽すぎるものなんかはあまり好みじゃなくなってくるのでね。
別に軽けりゃいいってわけでもないし、スムースな酒ばっかでもツマランでしょ。
余韻の味の残り方なんか、結構好ましいです。
上澄み120ミリくらいさくっとイケちゃったのでもすこし行きたい気持ちもありますがオリいきます。

おり攪拌。
うすにごりくらいですか。
あーどう?
悪くないけど上澄みのほうが面白いんじゃないかなあ。
白粉感のある、さらっと少しパウダリーな甘みはちゃんと感じられます。
ただいきゅいんっとした酸と、辛味が、すこし生酒っぽくビターさエキス感とぶつかるかな。
こうなると旨い酒よりになってきますよね。

あーでも悪くないです。
ちょっとプラムとかそっちっぽいニュアンスが酸とともにでて、それがパウダリーな甘みといい感じ。
すっごい軽くはないけど根は軽くて、酸のエネルギー感は十分。
しっかり甘い雰囲気もあるので、いい艶っぽさで、酸ベースのすっぱうまい感じもきちんとだしつつ。
シュッとやや辛めに切れ上がっていく感じ。

けっこう楽しめるなー、スペシャルかどうかは知らんけど。
乳酸っぽい甘みが出てくるんだけど、きちんとした深み、コク、厚みがある。
それでもクリアーですっと行ってくれるので、懐も広いし。
愛山も行ってみよっかなー、せっかくだし。

北の勝はさんでもういっちょ。
やはり似たところも多い。
それでも酸の厚みやパワー、鮮やかさは断然。
キレ感もこっちのは強くてスパッと。
じーんと舌に響く、アタックといえなくもないが、引っかかって飲めないとかそういうのとは全く違います。
きれいさやさらっと感もあるし、旨いって感じっすね。
それもモダンな旨さ。
大絶賛で程じゃないが、機会があった今後も楽しみなお酒。






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Genre: グルメ
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シュネンブルグ グラン・クリュ2003 マルセル・ダイス


白ワイン。
アルザス。
マルセル・ダイス。

よくわかんないですがアルザスのトップ生産者。
貴腐菌が乗ってくるらしくちょっと甘めの仕上がりっぽいです。
マンブール、アルテンベルク・ド・ベルクハイムと迷ったのですがこれで。
これがその真ん中くらいで一番人気の品薄っぽいし。
買うときはあれこれ調べてるんですけど、もう忘れちゃったよ。
ビオなんだっけ。


リースリング、ミュスカ、ピノ・グリ、シルヴァネール、シャスラ等の混植。
アッサンブラージュじゃなくて混植ってのが面白いですね。
品種よりもテロワールがなんちゃらかんちゃら。
リースリングメインで、土壌の石膏中に硫黄分が多く含まれていることで有名な畑で、ワインにもマッチを擦ったような香りが感じられるとかなんとか。
まあ暇なときに勉強がてら補足して書きます。




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かなりゴールドというかハチミツ色というか。


おっ、これは飲みやすいねえ。
ソリッド、あるいはドライなタイプじゃなくて。
というかあんまりワインっぽくなくてかなり日本酒に近い気分で飲める。

滑らかで柔らかい口当たりから多彩なアロマは、果実や可憐な花を思わせる。
アプリコットや桃、すりおろしたリンゴ、可憐な白い小花。
さらにハチミツっぽいニュアンス。
すこし干してドライフルーツ化したようなマスカット。
トロピカルフルーツっていわれるのもわかりますね。

甘いんだけど全くしつこくない。
すーっと消えてく中で、酸がクリアーに透き通って伸びていくようなイメージ。
絶妙にスッキリさせて飲みやすいし、多彩なアロマがかわるがわる顔を出します。
すーっと溶けていく感じがとにかく秀逸で、何とも言えない清涼感で、体にしみわたっていくよう。
ソーテルヌほど振り切ってないだけに、飲みやすい。
かすかにほろ苦さがあるんだけど、それまた素晴らしく心地よく、また硫黄のニュアンスって確かにわかりますね。
で、それが魅力的。
キラキラと静かに、繊細なミネラル感の流れが一筋、美しい。


なんだろうねコレ。
めちゃめちゃわかりやすいお酒なんだけど、すごいね。
これはうまいなあ。

グラスをゆするととろっとしてるんですよ。
濃密な豊かさがありつつも、清らかな酸でスッキリと。
でも薄いんじゃなくて、味わい、アロマがすごいですね。
ボリュームってよりもいろんな要素が絡み合ってる。
温度があまり低くないほうがふわっと繊細な味わいが存分に楽しめそうで、ちょっと大ぶりのグラスにかえてもいいかなあ。

当然ですが、開いてきたのか、ちょっとぞっとするような美味しさで。
それも荘厳とか、研ぎ澄まされたような味わいというより、どちらかというとチャーミングな味わいなのにぞっとします。
完璧だあ。

めちゃエアリーにふわっと丸く甘さが広がって。
清らかな流れの酸味と精緻なミネラル感。
軽やかで可憐に多彩なアロマがかをを出す中で、硫黄のマッチを擦ったようなニュアンスというのが鳥肌。
酸とミネラルで、ジャストサイズの味幅、立体感、旨味。
素晴らしい余韻がどこまでも。
えげつない。

いやこれやっぱミネラル感がばちっとあるんだな。
それで普通の白だと僕にはドライすぎるのですが、甘い分だけベスト。
はじめ細いなんていったけどとんでもない、バチバチ。
でも幅も強さもちょうどいいとしか言いようがない。
ほんと色んなニュアンスあるな~トーストだったり、グレフルだったり挙げだしたらキリがない。
柑橘なんかは微妙に和っぽくて、ちょっとビワみたいな香りがはっきりあったり、ゆずっぽさ。

えげつないねこれw
最初の1口の第一印象はなんか梅酒とかそっちぽいなあと思ったりもしたんだけどとんでもない。
均整の取れたややスリムで美しい、天に向かってそびえたつような塔。
美しい曲線で空に向かって切れ上がっていくような。
エレガントで美しいとしか言いようがない荘厳な建造物。
なんちゅう酒だ、すべてが完璧。
白はあんまり好きじゃないとか言ってたお前、死んだほうが良い。
この調子だとシャンパンも行ったらハマるんだろな~あれは逆に糖添加できる分だけなおさら向いてんのかもね。

なんだろうな~。
きちんと効いてるけど酸がきつすぎないのもいいのかなあ。
適度に水っぽいけど、当然リッチでうすなんてこたあなく、けど飲みやすい。
ワイン好きな人がこれにそんなに絶賛するかわかりませんが、日本酒好きとしては入りやすいです。
安くはないですが。


2日目。
グラス1杯だけね。
当然味わいががぼけたようなとこはありますが。
それでもこれはまだ今日もいけますね。
今日は準備しときました、ゴルゴンゾーラドルチェ。
そして相変わらずマッチを擦ったようなニュアンスが最高ですね。
たのあまずっぱ系とは何もかも違う。
うめーなあ。
ただ生臭みのあるものとは絶望的にミスマッチです。










【872】北の勝 搾りたて 29BY


当ブログでこれまで一回も北海道のお酒が登場したことはありませんでした。
また後日触れる機会があるのですが、ずいぶん昔に飲もうと思っていた銘柄で機会を逸して。
それ以降わざわざ北海道の酒飲まなくても……みたいな気持ちもあったんです。
その間にもたとえば二世古とか都内でも目にする機会もあり評判も上々だったのですけどね。

今年良くも悪くも上川大雪酒造のオープンというのがありまして。
いい機会なので、何本か北海道のお酒をやろうと思っています。
いまや日本でもナンバーワンといってもいいようなコメどころですし、北海道産酒米の躍進も著しいです。
なんとなく北海道というと日本酒ってよりもウイスキーやワインのイメージなのですが現地の日本酒熱も実は高いのかもしれません。

というわけで初回は根室の北の勝
とあるところで良い評判を聞いて入手してみたのですが、これがググると地方局のニュースが出てきて。
幻の酒、7分で完売と。
北海道ではたいそうな人気酒らしいんですね。
別に全国的に名が通っているような銘柄ではないのに、それはすごいなーと。
それも出荷本数も17500本と普通に多いのに並ばないと買えないんだからすごいですよね。
びっくりしてしまいました。
根室、せいぜい釧路中心で販売ってことなんで北海道の東の先っぽで、地元販売だと札幌なんかでも入手困難で知人に頼むって感じなんでしょうね。
いや根室釧路で17500本即完売レベルって尋常じゃないだろう。

公式情報があまりないので、調べるのもめんどくさくて気が向いたら後で加筆します。
精白歩合の表記がなし、そのため特定名称の表記もなし。
普通酒ですね。
アル添で18度から19度。
生詰なので1回火入れで、瓶底かすかに霞んでるなという感じになっております。




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それなりの筋からの情報とはいえ一般向けのお酒なので過度な期待はしておりません。
とはいえさっぱりだったら北海道辺は初回にしてとん挫するかもしれませんw

まずは攪拌しないで。
立ち香はするって感じじゃないですけどね~。

いただきます。
お~これは確かになかなか美味しいっすね。
いい酒だねえ。

さらっと軽く、最後までスムースなお酒です。
それでいて味わいもしっかりありますね。
すこーしクセっぽいといえばそうなんだけど、もちゃっとしたよな田舎酒って感じではないですね。
しっかり甘さもあるので、甘さの乗った柑橘というか。
グレープフルーツに砂糖たっぷりしゅがしゅがとも言えますが、ニュアンス的にもう少し和の柑橘っぽいかな。
でも甘みが程よくしっかりあるんだけど、さらっとパウダリー、僕のいう良いパフュームっぽさも。
いくら軽くてもそれだけだとつまらないんだけど、さらっと甘み、そしてそこに酸のニュアンスが絶妙に入るのが素晴らしいですね。
フレッシュでジューシーでもあり、旨さとしても味わい深い。
あとは少し辛い雰囲気でアルテ添らしくスカッと切らす。
でも辛すぎなくて、甘さとか味わい風味を生かしながらスカッとという感じ。

あーまあこりゃみんな買うでしょうね。
たぶん根室とか釧路だけじゃなくて札幌とかそっちの人にも頼まれるからまとめ買いするんちゃう?
これはみんな買うよなあ。
素晴らしくよくできた普通酒・本醸造クラス、アル添ですね。
スペック的に近しいとこで、ヒミツのお酒シリーズあたりを思い出させます。

そういえば全くの別件で酒屋おしえてくれーってコメがあってスルーしましたけど。
ヒミツのお酒とかもそうだけど、普段コメントくれてる方とか、SNSでお付き合いある方には普通にお教えしますよ。
はじめまして!どこですか?気になったもので!とかいうバカじゃなきゃね。
初めましてでも、せめて教えていただけないでしょうかーってアドレス書くくらいならいいけど。


はい、本編に戻りわずかなおりを攪拌していただきます。
いいっすね~いや別にそんなに味は変わりませんが。
やはり思い出すのはヒミツのお酒ですね。
しかしこれのクオリティを2万本近い出荷、生詰で出せるのか。
それがちょっと驚きですねえ。
この銘柄は他のもおいしいというお話はすでにしっているのですが、そりゃあそうだろうなと思いますよ。
17500本だしてすぐ捌けるってのはやっぱ尋常じゃない。

いいパフューム感、白粉感ですねえ。
さらっとしてて、軽くてスムーズ。
しっかりと甘みも出ていて、酸味もしっかりあるのが良い、繰り返しになりますが。
最初はそんない出てこないけど、中盤からぐっといい具合に押してくるんですよ。
それも全体のソフトさとかスムースさを絶妙に損なわない範囲で。
柑橘的なニュアンス、あるいはほかの果実感とかフレッシュさも与えてはいるんだけど。
皮を除いたブドウも感じられるし。
でもそれ以上にさらっとした味わいに立体感をつけて、旨味とかコク感を演出してる。
旨い酸というやつで、それ自体はたまに、結構あるんだけど。
出し過ぎてない、さらっとした甘みとのバランスが秀逸。
全体のスムースさと、キレ感と、そこに支えられて五味のバランス、全体の味わいの良さが余韻まで続きます。
エアリーだけどややゴツめの旨味感もありつつのマスクメロンさらっと。

僕は若いお酒のゴツめの旨さはすごく好きですよ。
たとえばごつっとした旨味と、エキスが引っかかって嚥下しにくいのとでは雲泥の差です。
若くても健全なお酒は、寝かせれば当然良い円さに育ってきますしね。


あーいいっすねえ。
ハイクラスってとこまでバキバキギラギラに仕上がったって感じのお酒ではないけど。
カジュアル、スタンダードを上質に仕上げましたって感じ。
いやあこれはそれこそ都内で、もっと生とかいろいろなスペックを飲んでみたいですが、これが2万本近く地元で蒸発する時点でそれは無理でしょうね。

都内の地酒マニアが飲んだらどうなのかね。
わかる人はわかるだろうけど、たぶん日誌係はまたひとりで騒いでるのかって人も半分くらいだと思う。
今はね。
それくらいイマドキのお酒に毒された人もおおいのかな~なんて最近思うようになりました。
半年ぶりくらいに某掲示板の次期プレミア酒みたいなスレをみて。
すごく役立つ情報もあるけど、あそこ見ていつも思うのはレベル低いな~と。
2割くらいは先見の明に富んだ人もいますが、8割くらいは3年は遅れてますよね。
3年って言ったら家で500本は飲めるわけで周回遅れもいいとこだなど。
そんなれんちゅが日本酒オタ気取ってるんだから、まあ日本酒業界も大変ですよ。

いや酔っぱらってくると話がそれるんだよな。
北の勝、素晴らしいお酒です。
そうですね、もっと色々、それこそ今っぽいレシピのお酒とか飲みたいなという気持ちもありますが。
一方で地元で大事にされてればそれでいいのだ、今のままいってくれというお酒でもある。
いやでもいいわあ。
これ、g北海道の最高の魚介にベストフィットなんだろうな。
いや肉だってなんだってウェルカムだろうけど。
ヒミツのお酒も魚介にベストフィットな土地柄で、ちゃんと甘みもあるというお酒だったからなあ。
その最適解がエアリーな甘さと、程よい酸ウマなんだろうか。


2日目。
美味しいんだけど、今日はコレの気分じゃなくてワインあけてそれがすこぶる良いのではあるが。
もちろんこっちも飲んでおきますよ。
ちゃんぽんで悪酔いなんて言いますがそんなこと知ったこっちゃねえ。
なんならハードリカーまでフルコース行ってもいいぞ。

相変わらず素敵なパフューム。
さらっとした甘やかさ。
そこに少し厚く酸が入って、砂糖のかかった和柑橘みたいなニュアンスで。
そしてほろ苦さとともに、いい具合の旨味感。
酸が旨いタイプですが、酸が表に出すぎずパフュ的さらっと甘みでマスクされ。
すこし舌にジンと響きつつ、辛口テイストで切らす。

すこしフィニッシュのところの厚さとかゴツっと感、エキスの引っ掛かりは出てきたかもしれませんが。
いかんせんもうワイン3/4開けてるし、11.5度のワインの後だからね。
全然落ちてないですよ。
マスクメロンのようなニュアンスもあり、メローです。
意外とないんですよ新酒でメロー。
開けた後に上がってくるタイプではないでしょうが、息は長そうでさすが一火。
旨みもでてきたのでお燗も十二分以上にいけそう。
何でもかんでもお燗お燗ってタイプの人間じゃないですが、寒いしね。
最初の1杯、あるいは最後の締めでお燗があるといいよね。
特に一升で買うお酒なんかは変化も付けられるし。

しかし雪国ならわざわざ冷蔵せずとも暖房つけない部屋で放置でいいから生でもいいと思うんだけど?
いや生が飲みたいだけなんだけど。
でもこれは火入れまで計算に入れて造ってるけど。
いやでもこの本数でこのクオリティは素晴らしいと思います。
1タンク2タンクじゃないですから。
逆に北海道くらいになると室内もすげー暖かいから気を遣うのかな。
新潟なんて中途半端だけど。
あと内陸じゃかえって寒すぎての冷蔵、なんてのがありえそうで怖い。


3日目。
うん、今日もいいですね。
いやつーかめちゃウマ。
ぜんぜん落ちるようなお酒じゃなくてまだまだいけそう。
その辺も人気の秘訣かね。
さらっとしたタッチから甘みが入って、その甘みがどんどん深みを見せてくる。
奇しくも純青と似てるとこもあってね。
さらっとしつつ、酸があるとこなんか。
バランスは違うんだけどね。
ちゃんと酸があるんですよ。
激しくあるわけじゃないけど、しっかりある。
酸がゆっくりじわじわ効いてくるというか、甘みと響きあって、旨いんだけどそれとともに甘みが素晴らしく感じられて。
割とスイーツ系なお酒ですが、モダンですよ。
たとえるならいいカカオのチョコレート、酸味感もあってね。
カカオっぽいニュアンスちょっとある。
そしてそこに絶妙にミルクや洋酒のエッセンスが加えられているような。
それでもクリアーで、フィニッシュはすっと。
うまいっ!


5日目。
甘みが強まっている。
その分酸味や旨味、ビターさの複合体としての味の押し出しは強まりややピリッとアタックはある。
それでも美味いなあこれは。
パウダリーでソフトなタッチ。
ボンタンアメのような、和柑橘に砂糖たっぷりなテイストの甘み。
それでもヒキはするんと良くて、余韻も長く、いい甘さが残ります。

これはやっぱり良いお酒ですね。
1回火入れで補強してるとはいえ、アル添にネガティブな意見がある人は飲んだらぐうの音も出ないぞたぶん。
これを飲んで辛いとかピリピリするとか悪酔いするとか言えるのか。
スペックよく知りませんが、記載ない以上これ本醸造ですらなく普通酒というね。
そして繰り返しますが17500本集荷です。
1タンク蔵出し600本とかじゃないからね~。
なんかもう来年以降僕が買うのもおこがましいというか、地元でこれからもずっと愛されて行ってほしいなあというお酒です。




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