当ブログではおなじみ、百春です。
今期は例年よりもリリース早めとのこと。

そして、毎度の直汲みシリーズなんですが、なんとりがらみが登場です。
降矢さんかどっかの別誂えはずっとあったけどね。
レギュラーでだすのは初めてじゃないか?
オリガラミスキーとしては見逃せない。
最近はもうどっちかというとジカグミンスキーだけど。
でも今回は直汲みでおりがらみだから最高だねっ!!

麹は雄山錦、掛米は岐阜県産米とざっくり。
磨きは60、酵母はしらん、当然無濾過生。



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おりは瓶底にうっすらって感じです。
ただし米粒の形が見えますね(笑)
とりあえず撹拌しちゃっていただきます。


はい、きた、サイコー!!!
すばらしい。
これなんだよね。
細部が云々じゃなくて、この蔵は自分が求めれているものをちゃんとわかっている。
欲しいところにバシッと来てくれます。

まずちゃんとガスがあります。
ここ最近やってたお酒は、直汲みでもガス弱めのお酒が多かったから。
でも俺、活性にごりのシュワシュワはそれほど好きじゃないんだよな~。

らしい吟醸香はフルーティ&フローラル。
まあマスカット系なのかな。
そこに少しガス由来かハーブのようなほろ苦さ、いい意味で田舎くさい土っぽさ。
さつまいも、というような声もたまにあがります。
でもフローラルな蜜っぽさもあるんですよ。

甘み旨みが香りとともに心地よく膨らんで。
そしてあとは光速のキレ、口どけです。
なんですかね、このフィニッシュへ向かう一直線の流れは。
音速とか超えちゃってもう光の速度。
バニラっぽさなんかも感じさせつつ、さっくりとした極上の口どけ、ガスの粒立ちの気持ちよさ。
別に辛いわけでもなく、そのままするっとね。


いや~。
ハイ最強、最高。
いくらでも飲めますね。

あえていえばガス圧やや強なのでその分ソリッドでちょっと苦みがでますが。
これはまあ全く問題ないでしょう。
百春らしい香り味わいの豊かさ濃密さがあるので、バランスとしてはかえって良いくらい。

いやあ旨い。
もちろんフレッシュですが、酸がキラキラってタイプではないですね。
どっちかというと艶やか、官能的、妖艶な雰囲気を抜群の口どけで切らすタイプ。
それもそんなにアダルトでエロエロな感じじゃなくて、健康なかわいらしさ、チャーミングさも。
まただんだんふわっとしたフローラルさが出てきます。


はい当然イチオシ
オンリーワン。
この銘柄はブラインドであてる自信あります。


2日目。
はい今日もいいですね。
ラムネっぽい爽やかさがあるでしょうか。
やや甘みなどはスリムかな?
ちょっとこれまでより味の飛びが速いですかね?

それでもさくっとした口どけに、そこから漂う絶妙な甘やかさは最高です。
フィニッシュのスピード感も変わらず。
ややアルコールがたつような、すこしピリッとくるか。

これまでにやった百春よりやや足が速いのは気になります。
がしかし、うまいっす。
だんだん甘さも出てくるね。
いいよいいよー。








Tag:百春 イチオシ


京都でも日本海側、丹後のお酒。
弥栄鶴の蔵舞というシリーズ。
お米にこだわったシリーズらしくて、祝米、旭米、祭り晴など珍しいお米を使ったシリーズ。

選んだのは亀の尾です。
お米によって味わいの設計、使用酵母などは全く違うようです。
これは亀の尾60を18号、生々。
本当はもっと書くことあるんだけどめんどくさいからこんなもんで。



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立ち香はまさに18号。
ブラインドで利いてもわかりますね。

あーごめんなさいNG。
わざわざ飲もうとは思わないお酒。


少しとろみがあって、滑らかなタッチ。
ちょっとブヨっとしたような感じ。

あまり甘くない。
甘いんだけど酸と苦みが干渉してくるような感じ。
ワイルドで味わいのノイズが多い。

含み香も綺麗に香ってくれないんですよねえ。
少し、もっちゃりとした感じで。
かといって旨みがあるかと言われるとそうでもない。
酒質としてはややクリアーか。
渋み、苦み、収斂性なども感じさせつつ、やや辛みを感じさせるフィニッシュ。


うーんごめんなさい。
2杯目に行く気がしない……。
失礼でございますが、この手の田舎のあまり聞かない酒で甘口志向、ってこのタイプの失敗が多いんだよねえ。
これで今年だしました!ってならまだわかるけど。
地味に何年もつくってんだよなあ。
もうちょっと他のお酒飲んで勉強したほうが良い。
いやこれが目指す味わいですって言われたらもうしゃーないんだけど。








Tag:弥栄鶴


愛知県の新興のお酒に注目しています。
マイフェイバリットなほしいずみ、あるいは二兎、今年やりたいと思っている虎変など。

白老もその一つ。
ほしいずみと同じ、知多半島のお酒。
比較的クラシックなお酒で熟成志向だったのですが、改革の兆しアリ。
今回のような直汲みなど、シーンの最前線で戦うためのスペックを増やしている最中の蔵。

今回選んだのは、地元知田産の若水60。
9号で醸した特別純米、直汲み。

ついでにオマケで頂いた、五百万石ver.のサンプルもあります。
こっちは南砺五百万石60の7号酵母。
日本酒度+10、酸度2.1、アミノ酸度1.7だそうで。
若水と比べると日本酒度が随分違いますね。
ただ志向する味わいの設計は同じらしいです。


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ある程度、旨辛な感じを想定しているので。
その中での甘みのや香りの出方を注視していきたいところ。


ん、予想ドンピシャな感じ。
そして美味しいです。

香りは難しいなあ。
ややブドウ的で、仄かに甘さ。
あとは柑橘に、ちょっと円やかなイソアミルもあるような気も。
香るタイプではないですが、味わいに清々しさをプラス。


味わいは酸もきいてシャキッとした旨みですが、同時にクリーミィさもある。
ミクロなバブルにのったさらりとした口どけが非常に秀逸。
舌に気持ちよく、またそのさなかに控えめながらバニラリーな甘やかさを。
この辺に感じる仕立ての良さ、素晴らしいですね。


ジューシーさがあり、エレガントさもある。
酸、甘み、旨み一体ととなってすごく良い。
フィニッシュへ向けてはやや青いほろ苦さを感じさせつつ。
辛くはないしキレるって感じはないけど。
ちょっと太めの酸で、いいフィニッシュ感ですね。

あ、ヤバい。
甘さが出てきた。
これは良いぞ~鳥肌。
ブドウやバニラの甘やかさ。
もちろんはっきり甘いわけではなくて、旨みや酸で巧みに表現してくる。


これは良いわ。
やはり俺様の見立てに狂いはなかったか。
かなり良いですよ。
残草蓬莱なんか好きな人とかにはおすすめ?
あそこまでキラキラ感はないけど、その分甘やかさの表現力はこっち。
シャキッとした旨さから、ふんわり甘みが来るんですよ。
これが本当に鳥肌モノ。
これは良いわ、おススメ、イチオシでもいいか。
あえて言えば、新酒ならではの荒さもどうしてもフィニッシュにあるので。
ほろ苦みと酸の干渉。
今日は全然いいんだけど、明日ちょっと落ちそうな気がするが、どうでしょう。
酸がもう一回りスリムだったら完璧かな。
ただこの時点で何も食べずに酒だけで1.5合くらい行っているので(笑
この酸味とか厚みが脂を流してくれるって感じは絶対あると思う。
これお酒だけでもいける美味しさなんですが、メシに合わせてもかなり良いと思いますよ。


これが売れないなんてありえないな。
これをただの辛口として売らないでほしいんだよ酒屋には。
辛口ってジャンルに組み込むのは分かるんだけど、この甘み、表現して伝えてあげないと。
いや本当に旨いですって。




オマケの五百万石行くよ。

香らないお酒ですが、香りのキャラは明らかに違う。
ヒトケタ酵母でも9と7は違うな~。
7号は意外と色んな表情ですよね。
9号は今回のブドウも割とわかるなって感じなんだけど。
セメダイン系で、これはこれでイイね!
コクのある甘さというか。
流石にガスはないね、小分けだし。
+10ほど辛くはない。
ただし少しドライでスモーキー?
その分序盤から中盤にかけては逆に少しバナナ的な甘さ。
すこしコクがあるようなね。
そこから、若水より鋭い酸で切れあがってくる感じ。
あーこれも良いね。
小分けで時間たってる割にこれならイイっしょ。
この感じだと、若水の方も明日以降も期待だな。

からの若水がえし。
やっぱこっちだね、ブドウ!!
ふわっとソフト。
甘やかさ。
でもきちっと酸やら旨みのボディがしっかり。
いいよいいよ~。



2日目。
良いですね~。
柔かくて軽やか。
けっして甘くはないですが、甘やかな香りが繊細にふわっと鼻に抜ける。
少し乳酸っぽさもあってトルクのあるような酸を感じさせつつ。
ガスなのかミネラルなのか微妙ですがパラパラと。
主に酸によるところですが、程よい飲み応えを感じさせつつ、するっと流れます。
これはグッドです、おススメ

ボリュームは繊細なんだが、甘みがさらに出てくる。
この果実感の表現力の違い。
軽やかにとろっと流れる最中、舌にパラパラとガスがほんと気持ちいい。


4日目。
少し残しておいたのを。
あれ、かなりバナナが出てきてバナナジュース感。
とろりと滑らかでノビ感があり、ちょっとアル添のお酒っぽいような感じ。
また甘みも出ていて、濃厚さが段違い。
まだまだちりっとガスもあって。
ほろ苦い柑橘の皮のようなニュアンスを感じさせつつ、すっと切れ上がる感じ。
全般に綺麗でクリアーだし。
やっぱりすごく質が高い。
寝かせても面白そうな感じもありますね。







Tag:白老 おススメ


茨城県から

去年は雄町、一昨年は山田錦、いづれも直汲みを頂いています。
ほんとはいい加減袋吊りをやるべきなんですが、またも直汲みを選んでしまいました。

お米はきたしずく。
昨今存在感を増している北海道の酒米で、吟風、彗星につぐ品種です。
磨きは60、酵母は不明。
ラベルの鮮やかな水色がいいですね。




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どれどれ。

あーここは相変わらず造りが上手ですね。
ふわっとライトな口当たり。
香りはやや淡めで、マスクメロン様に香ります。

ガス感は極わずか。
何より秀逸なのはさくっとした口どけ感ですね。
本当に気持ちの良い流れがあります。

甘みかなり控えめ。
そこに程よく練れた、ちょっと密な感じの旨みがのってきます。
この辺がまた気持ちいい。

酸味のながれもナチュラル、優しい。
ほろっとミネラルを残しつつ、すっと清涼感をもってキレる感じ。
ラストがわずかに辛いかなという感じですが、好ましい辛さ。

なかなかいいですね。
正統は、わかりやすさなんかでいえばやはり山田錦ですが。
これはこれで楽しいです。
思ったよりも溶けやすいお米という印象ですね、味わいからは。
これをハデハデキメキメで仕上げないで、さらっと仕上げるあたりがセンスいいなあと思います。
ある意味ではモダンな辛口酒なのかも。
新酒の生に疲れた、という方にちゃんと新酒っぽさや旨みもありつつ、リラックスして飲める感じ。
さらっと射意味でパウダリーでふわっと軽やか。


2日目。
うん、これは今日も安定。
ちょっと熟れ感のあるような香味がふんわり。
やらかいながらも、きちんと酸の骨格があって、芯はしっかり。
ドラムベースがよれないよね。
フィニッシュは少し、あだ若い硬い米味か。
やっぱりベストは山田錦だったかなあ。
つぎは山田の袋吊りでも。
酒屋のコメントなんかみると、意外とまっしぐらがわかりやすくて良さそうな感じですね。
まっしぐらは純吟なんですが45なんですよ。
この辺で米によって磨き変えてるところも上手なんですよね~。
同じラベルシリーズで、凡庸なとこならみんな同じ磨きでしょうけど。
実は今年の年末に出た雄町の純大は気になったんだけど、高級酒いくって蔵でもないなあなんて思ったり。
とりあえず袋吊りだね、つぎは。
評価している蔵なので、最低限年1回は。






Tag:



たかちよの新シリーズですね。
かなり気合の入った展開なので注目度も高いと思います。
詳細は各自検索!

基本的に自分のためにやっているブログでサービス精神は著しく低いのですが。
たまには日本酒ブロガーとしての責務を果たすべく、新商品に真っ先にチャレンジしてみました。
本当は第2弾の愛山、第3弾の愛山×雄町が良かったのだが(笑
ちょうどほかのお酒買うついでに。
4合が無くて500ミリなんで飲みやすいし。

スペックは、今回は大得意の一本〆米。
シリーズのお約束として、18号酵母に、扁平精米59。
つかこれ火入れなんかなー、火入れなんだろうな。


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どうしよう、ワイングラスにしようか。


うん、基本的にいつものシロップぽい甘い香りです。
はじめちょっと青いリンゴ、桃?
あとこれまたいつも通りなんですが、苦みっぽいのが少しあるんだよなあ。
時間がたつとパイナップルがくるなあ。
苦みも消えてきて立ち香は良いです。
ガンガンではなくて、程よく香る感じに仕上げてあります。



ふくみましょう。
ああ、たかちよの火入れを飲んだことがないので、普段どんな感じなのか不明だけど。
エレガントな酒質、いつもより味わいは抑え目。

さらっとした入り。
たかちよとしてはやや控えめ甘み。
酸はそれなりに高めで綺麗に入ってジューシーを出してます。
ここは火入れなんできっちり意図して出していかないといけない部分ですよね~。
それでもやっぱり甘みが出るか。
そこにちょっと粒子感のある旨みが乗ってきてやや甘じょっぱいような感じ。

流れはスムースで、やはりエレガントな雰囲気です。
スピード感は小気味よく、含んでから後半へのふくらみは気持ちの良い抑揚。
香りは18号にしては流石に火入れだから少し穏やか、桃かなあ。
だんだんメロンっぽく感じるか。
するっと消えるフィニッシュの感じは良好です。


ただし!
大問題はやっぱり苦いことですね。
フィニッシュがかなり苦い。
いや入りから苦みはあるけどね。
とにかく苦い。
ひとくち目はまだいいが、その直後にふたくち目いくと、もうとても飲めたもんじゃない。
ちょっとここまで苦い酒は最近では記憶にないくらい。
あとは先に粒子感といったけど、ややスムージーなザラツキ。
これが全体のエレガントさと相いれない。
まあ全般に綺麗だし、とろみとのバランスもあるのでそこは大目に見るけどこの苦みはNG。


辛辣に言うと、気合入ってる割に造りド下手。
それともあえてドライなフィニッシュを意識してるのか?
なんとなく透明感もあるし、するっとしたフィニッシュ、程よい果実感はいいが、この苦みはねえわ。
嚥下するのが嫌になりますね。
アフターでもぐーっと残るし。

まだ1本目だけど、これだけシリーズとして作りこんできて、それも3シリーズ目でしょ。
ひらがなたかちよ、漢字高千代に次いで。
そんでもって1発目がこりゃねーよ。
もうちょいマシなのだそうや。


なんか評価に困る蔵なんだよねえ。
いいなって思う瞬間もあったんだけど。
基本的にたかちよは重過ぎる、俺には。
だから25BYは2本やったけど、番外を除けば26BY27BYはやってないです。
このお酒はその点少し変えてきたけど、まだそっちに寄り過ぎよ。
つか新人でもねーしこの設計でこの苦みはないだろう。
まして全体がいつもよりはエレガントでクリアな設計なんだから。
こりゃだめよ。
狙ってコレなの?
素人は騙せるけど、最近の日本酒飲みなれてる人からすると、まがいものって感じですね。


500ミリってのはなんででしょう。
なんとなくパッケージとか味わいとか見ると、ちょっとカジュアルなフレンチあたりでボトルで出してほしいみたいな?
どちらにしろ飲み切りって感じだろうけど、それにしちゃ火入れってのが解せないような?
それこそ500ミリなら生でガスがあるようなの出せばいいのに。
そう思ってしまう僕は直汲み教に毒されすぎかな?
とりあえずエレガントな雰囲気とパッケージでだますぜってとこでしょうか。

まあ甘く見ればシリーズ1本目でおいおいですね。
だれか2本目3本目とやって報告してくれるでしょう。
いや俺はちょっとしばらくこの蔵飲む気ないけれどさ。
信者、っていうと嫌な言い方だけど好きな人もいるみたいなんで、その評判まちかね。



なお2日目もダメでした。
あ、3日目はだいぶいいわ。
前に飲んでたお酒とのギャップもあるんでしょうが。
まずマスクメロンというよりは、爽やかな少しフレッシュなメロンが鮮やか。
でもってクリアー。
やや苦みはありますが、だいぶ軽減されています。
香りやクリアーさ、勢いもあって今日は結構気持ちよく飲めますね。
手のひら返して申し訳ないが、今日はアリ!!
平仮名たかちよシリーズとちょっとキャラが違う爽やかさがあって。
これなら楽しみな感じはありますね。
正直ことし飲む必要はないと思いますが。
ちょっと面白さの片りんも感じたので、評判を観ながら、気が向いたら来年も。






Tag:たかちよ

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