長陽福娘、純米山田の直汲み。
26BYにやって、思いのほか、局所的に反響の大きかったお酒です。
思えばなんででしょうね。
知ってはいるけどまだ飲んだことないとかそんな時期だったのでしょうか。
ことしはコレと、純吟の9号の方はやろかな。

麹室の整備・麹箱を新調という情報が入っております。
自分はそこまで鋭敏な感覚があるわけでもなく、とくに心配はしていないんですけどね。
木香自体とくに苦手でもないし。



麹室の改修をする蔵が多いですね。
昔から一に麹とは言われていますが、近年麹造りがより一層重視されている気がします。
麹米だけは良い米使うという蔵も増えてきましたよね。

そういえば話はそれますが。
麹とは別の話ですが、たまに『蔵付き酵母が~』という方がいます。
糸井川の火災で加賀の井さんに、『もう同じお酒は造れない』なんて言っている人を見かけました。
僕的にはなんだかなあ~という感じで、だって速醸の酵母添加で蔵付き酵母の影響なんて0.01%以下でしょう。
カタギの方のこの辺の偏った知識は何なんですかねえ。
僕は『もやしもん』のせいだとおもっているのですが(笑)



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しかし毎度のことですが、630キロってのは小仕込みですよねえ。
普通の純米なんだけど大吟なみ、しかも直汲み。
もうちょっとお金とっていいんですよ~。



ああ、いいですね。
甘やかな巨峰の香り。
爽やかさを感じるのは、すこしリンゴっぽいニュアンスかねえ。
ボリュームが大きいわけではないのですが、素晴らしい香り方。
繊細なところの表現力がまるで違います。
ドヘタの18号と比べてほしい、この違い。

ちりちりとガスがありながらも軽やかで柔らかいタッチ。
する~っと流れる過程で、上品で繊細な甘み・旨み。
乳酸、いやバニラっぽいか?
ふわっとね~。
あー気持ちいい。
頭がとろーんとしてきます。
最後はガスときもち強めのミネラル感で、ややドライにフィニッシュ。

まったくもって、良いお酒です。
やっぱり本当に毎年丁寧に造っているんで、それこそ大吟並みに。
去年の9Eでも感じましたが、よりクリアーにシャープに…というのはなんとなく感じます。
フィニッシュのところでもやや収斂性が強め。
その分、純米がちょうどよいですね。
ほどよく味が出ています。
僕が純米>純吟という判断を下すのは本当に極まれなこと。
ドライな雰囲気も漂わせつつ、小ぶりで可憐なチャーミングさの甘みがちゃんとね。
蕩ける様で、イメージは白桃カルピス。

酸は表だって出てくるようなタイプではなく、したがって光彩をはなってキラッキラって感じではない。
でも2.0なんだよねえ。
それよりも静かに、穏やかな中にミネラルがほろっと……、という感じで。
ただし、たとえば澤屋まつもとみたいに、あそこまで幽玄の世界へ……という感じではなくて。
蕩ける甘みが最高です。
いやいや、一昨年よりいいかなあと思います、俺は。
2年前の『正統派、普通車を超ハイエンドまで研ぎ澄ませたような。』という表現は今年も当てはまります。
巨峰とか桃とかフルーツか出てきますが、余韻にかけてきちっと純米酒らしい米の旨みもしみじみ感じさせる。


あえて言えばガスがそこそこしっかりしていて、フィニッシュにやや苦みがあることくらいでしょう。
それが気になるなら普通の無濾過生を選んどけばいいんじゃない?
俺も来年は普通の無濾過生試してみようかな、って思うくらいだもん。
仮に、ガスが気持ち溶存か?くらいなら普通のほうが良い可能性もある。
程よいガス感、粒立ちは舌に気持ちいいけどね。
あと、かなり繊細なのでちょっと食べながら飲むのがもったいないような気もする。
その辺の感覚が普通の純米60とは違うよね。
これを純米っゆーてだす岩崎さんの奥ゆかしさ!



美味しいね~これは1升で買うべきお酒ですね。
4合瓶だとちょっと悲しい。
これをイマイチ、というのはありえないな。
この時期、1升3000円を下回るお酒でこれほどの完成度を誇るお酒はそうそうないと思うけどね。
あったら教えてよ。


2日目。
ああいいですね。
まだガスもありますが、だいぶ弱くなったことで、ほっとする優しい飲み口も存分に。
柔かく、果実味とミルキーな甘み。
繊細ですが、しっかり味わわせてくれます。
今日はかなりslowlyなテンポ感、いや俺の気分かもしれないけど。
メローといっても差し支えないくらい。
この辺はまた2年前とちょっとイメージ違うなあ。
ふっくらやさしい旨み感も。

それでも最後はガスとややドライな〆。
でもこの締めがいいのよね。
酸味にガスの粒立ち。

珍しく日に4件もコメントがきて、たぶんみんな好きなんでしょう(笑)
ここだけなんでしょうかね?


3日目。
やや濃厚さが出てきました。
うすにごりとか、そんな感じの味わい。
うめぇな。
巨峰カルピス。
弱くはなりましたが、ガスはまだ溶けています。
味わいの分、ややアタックはありますが、まあ許容範囲でしょう。
高精白のお酒とはジャンルが違いますからね。
ミルキーな甘やかさと、果実味。
酸も強く主張することはないが、明るくフレッシュなトーン。






Tag:長陽福娘 イチオシ


当ブログではおなじみ、百春です。
今期は例年よりもリリース早めとのこと。

そして、毎度の直汲みシリーズなんですが、なんとりがらみが登場です。
降矢さんかどっかの別誂えはずっとあったけどね。
レギュラーでだすのは初めてじゃないか?
オリガラミスキーとしては見逃せない。
最近はもうどっちかというとジカグミンスキーだけど。
でも今回は直汲みでおりがらみだから最高だねっ!!

麹は雄山錦、掛米は岐阜県産米とざっくり。
磨きは60、酵母はしらん、当然無濾過生。



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おりは瓶底にうっすらって感じです。
ただし米粒の形が見えますね(笑)
とりあえず撹拌しちゃっていただきます。


はい、きた、サイコー!!!
すばらしい。
これなんだよね。
細部が云々じゃなくて、この蔵は自分が求めれているものをちゃんとわかっている。
欲しいところにバシッと来てくれます。

まずちゃんとガスがあります。
ここ最近やってたお酒は、直汲みでもガス弱めのお酒が多かったから。
でも俺、活性にごりのシュワシュワはそれほど好きじゃないんだよな~。

らしい吟醸香はフルーティ&フローラル。
まあマスカット系なのかな。
そこに少しガス由来かハーブのようなほろ苦さ、いい意味で田舎くさい土っぽさ。
さつまいも、というような声もたまにあがります。
でもフローラルな蜜っぽさもあるんですよ。

甘み旨みが香りとともに心地よく膨らんで。
そしてあとは光速のキレ、口どけです。
なんですかね、このフィニッシュへ向かう一直線の流れは。
音速とか超えちゃってもう光の速度。
バニラっぽさなんかも感じさせつつ、さっくりとした極上の口どけ、ガスの粒立ちの気持ちよさ。
別に辛いわけでもなく、そのままするっとね。


いや~。
ハイ最強、最高。
いくらでも飲めますね。

あえていえばガス圧やや強なのでその分ソリッドでちょっと苦みがでますが。
これはまあ全く問題ないでしょう。
百春らしい香り味わいの豊かさ濃密さがあるので、バランスとしてはかえって良いくらい。

いやあ旨い。
もちろんフレッシュですが、酸がキラキラってタイプではないですね。
どっちかというと艶やか、官能的、妖艶な雰囲気を抜群の口どけで切らすタイプ。
それもそんなにアダルトでエロエロな感じじゃなくて、健康なかわいらしさ、チャーミングさも。
まただんだんふわっとしたフローラルさが出てきます。


はい当然イチオシ
オンリーワン。
この銘柄はブラインドであてる自信あります。


2日目。
はい今日もいいですね。
ラムネっぽい爽やかさがあるでしょうか。
やや甘みなどはスリムかな?
ちょっとこれまでより味の飛びが速いですかね?

それでもさくっとした口どけに、そこから漂う絶妙な甘やかさは最高です。
フィニッシュのスピード感も変わらず。
ややアルコールがたつような、すこしピリッとくるか。

これまでにやった百春よりやや足が速いのは気になります。
がしかし、うまいっす。
だんだん甘さも出てくるね。
いいよいいよー。




のこしといたのを。
一昨日のみに行って-、きのうは休んで。
5日目。
落ちないね。
美味い、以上。
のんどけ。






Tag:百春 イチオシ



やっと正月気分もぬけてきたところで丸々3日、休肝日をとりました。
今年は体をいたわって、肝臓のリソースを有効活用してまいりたいと思います。

澤屋まつもとを選びました。
去年2本やってまして、とくにno titleは最近やったばかり。
面白そうな熟成酒(=これ)が出ていて、ああ失敗したなあ~こっちにすりゃよかったと思っていたのですが。
先日『Discover Japan』という雑誌の日本酒特集をよんだら飲みたくなってしまったのです。
↓の画像はその記事の一部。
クリックすればちょっとおっきくなるよ。
念のため言うとちゃんと買ったからね、キンドルだけど。








左上の澤屋まつもとのとこの『焦点の定まった米の旨み』というフレーズにおお?と思いまして。
このあいだ自分で書いたno titleの記事を読み返したんですよ。
すると、ちゃんと書いてありました。

『旨みへスポットライトを当てる、焦点の当て方。』

いやあ俺も捨てたもんじゃない。
ほぼ同義、同じような表現力でしょう。
いやあ、ついに俺の舌も日本酒に感してはロブションの弟子とため張るまで来たか。
ストラクチャーってのも実によくわかる、ガス感とミネラル感ねのもたらす骨格ね。
つかこいつ、みむろ杉の“おり”やら木戸泉の古酒を挙げるとはなかなかやるな。
などと悦に入ってたら、澤屋まつもとが飲みたくなったので買ってきたのです。
記事で他のシェフが、手書きラベルの愛山2013を挙げてたりもしたし。


前説が長くなりました。
2014年産山田錦の純米大吟醸を熟成させたものだそうです。
山田錦は東条産特上山田錦。
ラベルは当時の松本日出彦氏直筆。
ウイスキーなんかでたまにあるサインボトルみたいな感じ?
あまり日本酒でこういうのは無いな~前に仙禽で見たくらいか。
蔵出し総数500本って聞いてるけど500本書くのはすごいね(笑
でも気合は伝わりました。
楽しみです。



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ではワイングラスで行きましょうか。


立ち香に熟成香はほぼありませんね。
通常の澤屋まつもとっぽい、薄いリンゴ・ラムネのフルーティさ。
それのちょっと乳酸ぽさを強く感じるでしょうか。
すこしあとから土っぽいような少しこもった香りがする?
悪いあれじゃなくてね。
いい感じの熟成香か?
あとは優しいバニラ。


おおお!
これは素晴らしい、こうくるか!

まずガス感はごく小規模で静か。
すこーしだけチリチリパラパラくるか?というくらい。
この蔵としてはまずこれが意外ですが、さすがに熟成酒ですからね。
そして甘みが出ている!
これも意外。

いやすごいお酒だ。
ほどよいとろみ、滑らかなタッチから官能的な甘みが広がります。
香りは熟成香というより、程よく熟成して深みのある感じ。
これはイメージですが僕のいうところのローズや紅茶ですね。
マスカテルですらある。
やさしいバニラ感もありますね。
もちろん基調として冒頭にあげた薄めのフルーティさ。
そしていい意味でのチョーク、さらにブドウ。

クリアーなのですが、同時にクリーミィさがある。
甘みもはっきり甘い!ってわけじゃないけど、旨みのクリーミィさがあって濃厚です。
ただ澤屋まつもととしてはMAXクラスの甘さを感じるのではないでしょうか。
そこに程よいボリュームの酸、フルーツもありつつやや乳酸なイメージも。
ここでガス感とともに、ミネラルの輝きがきらきらほろりと。
夜空の星のように静かだけど確かに輝く。
気持ちの良い抑え目なスプラッシュ、飛沫のようにも。
ここのストラクチャーだけでもうっとりしますが。
さらに余韻として官能的な香りが。
ここにきて甘やかでメロンのようですらある。


ごめんちょっと表現が追いつかないなあ。
3日開けて飲むお酒じゃなかったか。
すばらしい。
飲み進めるうちにさらに一体感が高まり。
メローな甘やかさをまといつつ、奥から日本酒らしからぬ旨みがもりもりと湧いてきて。
気持ちの良いミネラル感を残しつつ、程よい飲み応えで流れ、官能的な余韻。
飲み応えはあるが、トゲトゲしいアタックは皆無。

あーやばいねこりゃ、ゲキウマ。
なんとなくだけど、日本酒好きってよりワイン好きな人のほうがわかりそう。
それ差っ引いても異次元の旨さです。
日本酒の枠に収まらない旨さ。
no titleも全然良かったですが、あきらか2段3段上。

たいしたもんだ。
これはお気に入り銘柄に昇格せざるを得ませんね。
これまでの感じでも、年に数回は澤屋まつもとを飲みたくなる気分はあるなと思っていたのですが。
熟成でこの甘み旨みの出方されたら参りました。
和洋問わずお店では重宝するだろうねえ。
家よりも良い店のほうが映えるわこれは。
近いのは櫛羅のkodama tuningかな。
もうこれはそれしかないですね。


2日目。
やはりありますね~。
らしからぬといって良いのか、妖艶で濃厚な味わい。
メローかつエロティック。
やはりこれは程よい熟成感が寄与していて、昨日よりは熟成感として感じられます。
ただこれを臭いとか表現する人はまずいないね。
あと甘旨みの濃厚さはやはり段違い。

ガスはないんじゃないか。
つか初日もガスかミネラルか辛みか区別がついてなかったと思う。
グラスに気泡がつくといったこともないし。
そんな感じのがあるんですが、それが極めて美しく、また官能的な質感です。

いまだフルーティさもちゃんとあり、チャーミングでまだフレッシュさのある酸がミソ。
クリーミィさのある旨みを伴った甘みは、極上の熟成酒ならではの高貴な濃厚さ。
そこから絶妙のミネラル感でうまくフィニッシュしてくれます。
ここでまた酸がうまいこときいてクリアー。
美しい響き、かつほろほろっとほどけていく。
ほどけていく過程でキラキラと。
程よいストラクチャー、立体感。
うん、おえたっと潰れた感じは皆無で、とにかく立体感が気持ちいいねこの銘柄は。
そののちにまた甘みとも旨みともつかない強い余韻が長く長く。

ちょっと昨日も今日もぼーっとしていて、さらに空腹もあり酒にがっついてしまっていて。
なかなかうまいこと味わいが表現できないんだけれど。
とにかくハイグレードなお酒です。
少なくともその年に飲む磯自慢や満寿泉ではとても太刀打ちできないのでは?
最近飲んだ熟成酒の中で太刀打ちできるのはやっぱり松の司ブラックアゾラと櫛羅のkodama tuningくらいだろうなあ。

あーちょっと強めに冷えてるくらいのほうが、すきっと爽やかに飲めるか?
バニラアイスな感じもありつつ、ちょっとチョーキーなミネラル感が気持ち良い。
そこから開いてくる妖艶な味わい、熟感を追っていくとちょうどよいでしょう。
レギュラーの澤屋まつもとは和から洋まで両方いける感じだけど、むしろこれは洋では?

いやあとにかく美味しい。
それだけわかってもらえればOKです。



さて3日目。
今日はちょっとはマトモに利けそうだ。
うおっ、なんだこれ。
立ち香の時点で濃密さが増している。
でも嫌な香りはない。

あー素晴らしい凝縮感ですね。
少しアダルトですが、物足りなさは全くない。
さくっとした口どけ、上品でエレガントですが熟成による深みがある甘み。
適度なきらめきの酸。
少しずつ、いい意味での雑味が、増えているかな?
すーっとする様な清涼感、ハーブのようなほろ苦さが出てきました。
ただそれが極めて良いアクセントになっている。
するりと流れる中で、ほろりと美しく散るミネラル感、舌に感じる粒立ち。
とにかく舌が気持ち良い。

旨みの出方がよくわからないんだよなあ。
普通であれば、はっきりポチャッとしたうまみやら、枯れた旨みやらが来るはずなんですよ。
熟成香と引き換えにね。
それがない。
旨いんだけど、五味と調和しているんですよ。
でもちゃんとある。
なかなか味わいを舌で分解することのできないお酒。

抜群に旨い。
通常の澤屋まつもとにくらべるとやはり妖艶ですね。
だからやっぱり合わせるなら洋食。
和食なら普段のさっぱりした澤屋まつもとで十分。

あーようやくコク、カスタードっぽさも感じるようになってきたか。
ここまで感じなかったのはやはりフレッシュさフルーティさも残してるからかな。
酸にミネラル感。

普段このブログは飲みながら書いてるので、全く1ミリもうまいこといおうとは思っていないけど。
最近やたら冗長になりがちなので、今回だけはまとめてみます。
これは妖艶な甘みのある澤屋まつもと、最高です。


のこり少なな4日目。
サッパリしてきたな味も香りも。
だからこそ明瞭に感じられる旨みのストラクチャー。
ここにきてブドウっぽい感じが出てきてまだまだ楽しめそ~。
やっぱガスあるなあ、すげえ細かいけど。
さっぱりしたバニラ感と、きめ細かい口どけ。
やっぱこの酒はうまいね!!!


5日目。
あれぇえ、ほんと旨いな。
基本きのうの踏襲。
でもさくっとパラパラなのに、ちょっと蕩ける様な感じも。
まだよくなりそうで怖い。
でも本当にもう残りがないです。





Tag:澤屋まつもと イチオシ


28BY新酒1本目に選んだのは、姿です。
うえも酒店さんの企画商品(たぶんほぼ毎年恒例)。
少し前は『俺の姿』で、それが変化してみんなの姿になったんでよね。
これを説明しないとなにがみんななのか謎だから。

蔵元で酒店スタッフが汲んできたお酒を、車でもってきてその日のうちに売るという商品です。
最高にフレッシュな状態のお酒を飲むことのできる、素晴らしい企画です。
立春搾りとか、元旦搾りとかこれと同種の企画はちょいちょいありますね。
でも日本全国の酒屋、もっと真似したらいいのにな。
近い蔵のお酒なら小規模なお店でも単独でやれるじゃん。


今年のスペックは五百万石55の純吟、無濾過生原酒、直汲みになります。
さらにおりがらみ、中取り、あらばしりの3タイプを販売していました。
かなり迷いましたが、おりがらみをチョイス!
最近はそうでもないけど、やっぱりオリガラミスキー(ロシア人)なので。
大学の第2外国語はロシア語だったし!
気持ちはロシア人!!(嘘)



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夕方5時にはお店に到着する、とのことだったので5時半くらいにお店にいって買ってきました。
日付はまたいでしまいましたが、そこから6時間ほど冷やしていただきます。
ちょっと冷えが甘いけど、ちょうどいいかな。


おりがらみ、と言ってもうすにごりレベルです。
ガチ濁り部分は除外して出てきた順番的として、おりがらみ→荒走り→中取りということなのでしょう。
味わいの濃さとしては、おりがらみ→中取り→荒走りとお店の新人スタッフ(ごめんねw)が言っていました。
頂きましょう。

激ウマ!!


残念ながらガス感はないですね。
ガス感はどうですか?と聞いたのに、『ガス感はおりがらみが一番ですね~』と答えた新人スタッフ○すぞ!(ごめんねw)
無いならないって言えや!
念のため言っておくと、俺はしなかったけど店頭試飲はあった。
バリエーションまで準備してあったかはわからないけど。


それにしてもうまい。
美味しいとしか言えません。
最高です。

チャーミングな甘みが豊かに広がって、そのままストンと落ちる。
そんな感じ。

姿にしてはスッキリ系、と他のスタッフもいっていたのでおりがらみにしたんですが、結果としては大正解だったかな。
甘みが物足りないということはないです。
フルーティというよりはスイーツな甘みでしょうか。
でもすこし柑橘っぽいニュアンスもあるのか。
この辺もまた良いのよねえ。

これは姿が凄いのか、その日のうちに飲んでいるからなのかわかりませんが。
味わいの調和、一体感が素晴らしいです。
薄っぺらいとかもないし、くどいとかもない。
苦み、引っかかり、荒さなんかも感じさせない!

姿らしいややフローラルやベリーな香り。
うすにごり(おりがらみ)らしいチャーミングな甘み。
ところがつるっとした姿らしい綺麗さも健在で、酸が全体を美しくまとめています。
この時期の五百万石で、しかも企画商品ってなると日付ありきで硬いとか痩せているとか、その辺が気になるけど。
そういったことは全くなし。
旨みもしっかり感じさせつつ、スッとスピーディに切れていきます。



これはマジ最高!
久しぶりにテンションの上がる酒です。
また角が無くてフワフワ、無濾過生としては驚くべきエアリーさ。
もっかいいうけどやっぱり硬くないんだよね。
この時期の五百万石とか、あるいは美山錦とかは感じやすいんだけど。
で、かなりはっきりした甘みが出てきたけど、スッと流れるし、ぶよっとした感じもない。
薄いガラスでストラクチャーを保ってるような美しさ。
はっきり甘いのに美しいってなかなかないぞ。
そしてほろりとミネラル感。
少し艶っぽいにごりの薄もやベール感。
この辺があってもとにかく苦みを感じさせない。


これはマジでヤバいね。
4合瓶があれば(バリエーションなしの4合瓶はあった)あらばしり、中取り、おりがらみと飲み比べたいくらい。


いつまで残っているかわからないけど、このブログを朝イチで読むような奇特な方がいたら早めに買いに行ってください。
あれ、うえもさんの紹介記事ってまだやってなかったっけ。
18時までだから仕事終わりには買いに行きにくいんだよなあ~。
あ、オンラインストアでも売っているみたい。


既にアテなしで3杯目。
ややビターさ、ミネラルのホロリとくる感じが強くなってきたかなあ。
超フレッシュというお酒なので変化も楽しみだけど、今日で4合近く行っちゃうぞw
それにしても姿、人気なくはないし有名ではあるけどもっと売れていいと思うの。
少なくとも、十四代とか而今をオークションで買ったり、あるいは必死にポイントためたり抽選応募したりするならこれで良くない?
味わいが近いとかっていうより、伍するおいしさという意味でね。
応援してます、密やかに。

あ、まじで4合行きそう。
今年一番進んだ酒じゃないか?
できればガスがあるのも飲みたかったけど、無いから進むのかなあ?
でもこれを研ぎ澄ますと袋吊りになるってのはわかっているので。
しかし11月に飲む新酒としては最強クラスです。
すごいね、美味しい酒は酔わない。




2日目。
どうでしょう。
昨日よりもさらにはっきりと甘みが出ました。
リンゴの蜜のような深く、また密度の高い甘み。
そこにさらっと羽織るミルキーさ。

一方で顔の彫が深くクッキリしたような、そんな雰囲気。
苦いわけではないけど、少し陰影がついて、くすんだような。
今日はやや重いと感じる人もいるかもしれない。
中取りだったらどうだったかな?

完全無欠だった昨日に比べると、細部の質感やバランスで劣る。
それでも十二分に美味しいんですが。
昨日ねる前にふと思ったのは、泉川のふな口に近いかな。

うーんでもやっぱりちょっと昨日より引っかかるね、後半からフィニッシュにかけて。
はっきり言えばやはり雑味が気になります。
何日かおいて味が飛んできたくらいのほうがよくなりそうな気もする。
あ、でもなんか軽くじゃばじゃばっと撹拌したらよくなってきた?
どのような原理かは定かではない。
ミルキーで柔らかくなったような。
あっ、もしかしてオリが混ざっただけか?
そういえば撹拌してなかったわ。
もう酔ってるからよくわからないよ。



さてさて3日目はどうでしょう。
やっぱり甘みは最高ですね。
深く、果実や花々の蜜。
酸がきれいに溶けてフレッシュ。
ミルキーさもあって、けど明るい。
もちろん濁りの分の霞みはあるがクリアーです。

ややおりがらみらしいきゅっとした質感がはっきり出始めました。
そこにややビターなニュアンスが絡みます。
ここが出る分、やはり初日のMAX状態には劣りますね。
それでも素晴らしい味わいですが。
甘み、明るさと深さ、そこに絡むわずかなビター感。
ちょっとスムージーな感じ?

やっぱり姿好き。
明らかに香り系酵母なんですが、とにかく造りが上手い。
これがそうなのかはわかりませんが、18号つかわせたら屈指の蔵。


4日目、ラスト。
このお酒は本当に良いね。
今日はまた少し雰囲気が変わって、うっとりするような柔らかさで、さらっと甘みが溶ける。
甘みややダウン、酸ややアップ。
昨日なんかよりフレッシュな印象が出て。
おりがらみの良いところが出たソフトさ。
少し舌にじんとくるアタックも出始めましたが全然許容範囲。
28BY、姿はもう1本くらいはやりたいですね。
うえもSPは来年もやろう。










Tag:姿 イチオシ


福井の個性派、舞美人
ようやく本ブログにも登場です。

とにかく酸っぱいという話を聞くお酒ですね。
ただでさえ酸っぱいのに、さらに酸っぱいsanQという商品まであります。
あとは全量木槽搾りみたいですね。



今回は山廃純米吟醸の無濾過生。
自社田五百万石50を福井うらら酵母で。


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グレープフルーツのような酸に、すこし木のニュアンスのある様な立ち香。
とりあえず頂いてみましょうか。


おや、美味しいじゃないですか。
うん、これ大好き!

思ったよりもすっきりと、クリアーで綺麗な入りです。
酸はありますがキツくはなく、シロップのような甘みもあるので飲みやすい。
ピンクグレープフルーツに少し砂糖をかけたようなイメージ。

そこにほんのり苦みというか渋みというかがアクセント。
これが飲みやすさ、美味しさを高めてくれています。
タンニンっぽい感じ。
含み香は何とも言えない香りだなあ。
乳酸菌飲料っぽいニュアンスが次第に高まってきます。
あとは僅かに木のニュアンス、ちょっとスモーキーだけど、ウッディな甘やかさ。
樽貯蔵したお酒みたいな雰囲気有りますね。


すばらしいバランスの甘酸の中に、コク、旨みもきちんと感じさせつつ、するっとフィニッシュ。
さっぱりとキレよく、独特のフレ―ヴァ―が残る余韻。
カラフルでビビッドだけど、円やかさもあって実はエレガント。
ちょっとバニラリーな雰囲気有りますね。
薄衣一枚羽織った妖艶さ?



これは美味い。
他のヤツはしらんけど、このお酒はかなり良い。
5月詰めで、夏になっていい感じになってるのかな?
ジューシーさと、奥深さが同居したお酒。
奥にある旨みもたまりませんね。
これはおすすめです、いいですよ。
最近でいえば花巴の水もと、あとは木戸泉のAfruge Macherieあたりが好きな人はぜひ。


正統派の流行り酒もすきだけど、、最近この手の酒すきだなあ。
うん、これイチオシ
またこれ夏にいいよ。
薄い夏酒なんてクソくらえだよ。
クリアーだけどエキス感あって、なんか身体に良さそうな感じ。
しみわたる~。



3日目。
今日もいいけど、きのうまでがベスト。
シロップ的甘さが飛び気味。
今日はウッディでスモーキーなニュアンスが強め。
これはこれで楽しいけどさ。

お燗いってみましょうかね。
うーん、やはり甘みは飛んでしまっているようだ。
ほっこりした香りなんかはあるけど、それ以上に酸が表にでるね。
シロッピー(そんな言い方あるのか?)はやはり薄く、酸は梅のような雰囲気も。
そして何やらスパイシーなようなニュアンス。
面白いけど、冷やを早めに飲む。
それで最高さ、間違いない。










Tag:イチオシ 舞美人

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