これ箱捨てちゃったんだけど、紫の箱にはいっているヤツです。
上喜元の愛山です、あの寝かせて出すやつね。

2010のヴィンテージを過去にやっています。
そのときは凄くポジティブな印象だったのですが、あれから色々と変わっていますし、再び飲んでどうか。
上喜元ももっといろいろ飲まないといけないんですけどね。

愛山の43です。
当然火入れ。


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しかしまあ自分でいうのもアレですが熟成酒好きだなあ。
こんだけ熟成酒熟成酒いっているブログもあんまりないかもね。

立ち香、どうでしょう。
凄く香るわけではないが明るい吟醸香に、酸と、すこし苦さがありそうな気がする香り。

味わいは流石に上出来です。
柔かく、とろみのあるタッチだが少し粒が詰まりぎみで軋む。
ヒネ感は全くないんですけどね~。
上品なさ甘み、うっすらとした酸のコーティング。

問題はちょっと苦いんですよねえ、香りからすると予想通りですが。
後半からフィニッシュにかけてかなり苦い気がするんですけど、これどうなんでしょうね。
こういうお酒は困るんだよな~自分がおかしいのか??となるから。
蔵元はこれどう考えているんだろう。
松の司の出品酒もこんな感じだったので、自分の味覚が心配になってくるんだよなあ。

熟成感は本当にゼロに近いだけにちょっともったいないような。
もっと寝かせたらどうなるんだろう。

うーんしかし苦みがある。
完全に松の司の出品酒と同種のもの。
うーん???




Tag:上喜元


なんと!鍋島オレンジです。純米吟醸五百万石の生酒。

個人的にもかなり今更感があったのですが、なぜか興が乗ってしまいました。
鍋島でいえば雄町や山田錦のほうが好きなんですけどね。
それらに比べると香り甘み控えめで食中酒よりなイメージですがどうでしょう。
最近は妙に高級商品ばかりバリエーションが増えて中吟はぱっとしないという鍋島さん。
華やか系ではなくてちょっと落ち着いたところに行きたいという気持ちもあるようです。

五百万石50の生酒。



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香りは鍋島香。
今にして思えば熟れたメロンの香り。

含むとどうだろう、すっきりクリアーだけど、エキス感もある。
ガスは無いなあ。

かなりミネラル感強いですね。
これは驚きました。
クリアーな酸に、甘みは強くはないですが果実味とミルキーさがともに。

大きな問題はめちゃくちゃ苦いこと。
ぎゅっと渋く、収斂性すら感じる。
つうか辛い。
どうしたんだこれは。
これはない。

よくわからん酒だなあ、チグハグ。
クリアーなんだけどぽちゃっともしてるというか。
綺麗に造るならもっとすっと美しくしてほしい。
もっと酸をぴしっと立てていいのに。

とにかくこの苦みは無い。
どうしたんだ鍋島









Tag:鍋島



なんかコレ超速で売れてますね。
みんな大好き天吹、最近飲んでないけど華やか系では実力ある蔵ですよね。
大吟系は特に良いと思います。
一世を風靡して最近は少し落ち着いた?花酵母だけど。
やっぱり造り手によって上手い下手があって、まあ香り系がダメなら無理にとは言いませんがその辺は感じてほしい。
花酵母というと有名なのは東の来福、西の天吹
個人的には来福が合わない(マズいわけじゃなくて、どうも香りがあんまりよく感じられない)ので。
必然的に花酵母といえば天吹です。
最近飲んだ中だと積善は良かったかな。

でこの商品、裏生酛。
3年前にリリースがあって、翌年は出たのか知らないけど、去年は出なかったはず。
その代わりにこの丸のラベルのデザインで、りんご酵母とか、バナナ酵母とか変わり種を出してます。
今年白いのも出てましたね。

その最初の商品が、コレ、紫の丸です。
およそ生酛らしからぬ香りと味わいでしたが、今思えばモダン山廃モダン生酛の流れで最先端を行っていたんだなと。
ただちょっと残念なのは今回スペック変更があり、山田錦50の純吟の生酛になっています。
前回は雄町40の純大で、それを生酛でやるのか!というのがかなり衝撃だったので。

酵母はアベリアの花酵母。
これは出品酒である「裏大吟醸愛山」にも使っているので、各種花酵母の中でもこの蔵的には鉄板のチョイスなんでしょう。

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当然香ります。
こうやって利くと、18号とはやや違うニュアンスのようにも感じる。
甘じょっぱいような感じが強いんだよね。
例えるならやはり林檎と花なのかなあ。
この時点ですっかり忘れていますが、生酛なんですよねえ。

が、しかーぁし。
ここまで行っておきながら申し訳ないが。
あまり美味しくない。

口当たりは滑らかですね。
やや粒が詰まりすぎて、筋肉質。
ぎしっとまではいかないが、舌に粒子感を感じる。

何とも言えない甘み。
凄く濃いってわけでもなし、まあでもスイーツ系というか砂糖的な甘みです。
酸もなくはないんですが、ジューシー感や果実味が無いんですよね。
今見たら酸度1.4だもんなあ。
紫の時は2.1だったから。

少しブヨブヨ、あるいはドロッとしたようなイメージもありつつ。
ひたすら甘じょっぱい味わい。
含み香はあるんだろうけど、それよりも味わいのほうがうるさいわ。

その味わいの割にフィニッシュはくどくはないのでそのあたりは蔵元の工夫なんでしょう。
生らしいビターと、アルコールなのかスッとちょとt揮発性があるような感じで清涼感、切れ上がるようなイメージ。
その割にアタックがあるとか辛いわけではないので、それはお見事。
すいっとしつこくなく飲めます。


ただいかんせんこのドロッとした甘じょっぱいような甘旨みは個人的にはNG。
よくわからないけど、栄光富士とか、射美とかそのへんが好きな人には良いんでないの?
いや俺はそのへんダメ出し最近のんでないから知らんけど。

おニューのワイングラスで飲んでるのがいかんのか?
そこらへんは後日。


ごめんなさい、10日くらいほっぽっといてしまった。
すこし舐めてみます。
ああ、初日よりは飲めるね。
甘苦なかんじで、まあこれはこれで。
香りも味わいもいい具合に落ち着いたので、少し飲む分には楽しいは楽しいです。



Tag:天吹


亀甲花菱もずいぶん久しぶりですね。
4年ちかくやってませんでした。
たぶんあんまり美味しくなかったんでしょうね。
見てみると8月に生原酒をやってるのでその辺もあったのかもしれません。

中川さんの別誂え、赤ラベルです。
いくつか種類がありましたが、久しぶりなので王道の山田錦50を選びました。

そういえば最近、とくに新しい銘柄試したいなってのもそんなにないんですが。
すっかり忘れていたのが豊明。
これはだいぶ前からやろうと思っていたのにすっかり忘れていた。
埼玉つながりで思い出した。



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おいしょ。
とりあえず行きましょう。

おーみごとなブリブリ系。
お化粧ばっちりです。

デリシャスリンゴや、黄桃、イチゴシロップといった香りが重厚に。
香りはすごいです。
甘みはそこまでではなくて、甘いというより、お米を溶かして旨みをしっかり出しているというような感じ。
あとは酸高めでバランスを、というような構成でしょうか。


濃厚な香りが、甘みとして返還されますが、甘み自体はそこまでではないです。
また高めの酸は明るくきらきらと、かなり味幅のあるこのお酒を支えています。
お米はガッツリ溶かしてきたなという感じ。
ミルキーさ、また苦み走った味もあります。
どろっと重量感があり、重い体はやはりスローなテンポ感。

ただし、それを酸がかろうじてきゅいーんっと引っ張っていってくれます。
なので飲めます。
捌けも悪くないですね。
タッチは濃さからくるアタックもありますが、いい塩梅の円さもある。

悪くはないですが、最近の僕の嗜好からは、いささか重いし濃いです。
たかちよや、射美なんかがすきなあたりにはいいかもしれない。

出来は悪くはないですよ。
高めの酸の仕事してる感。
あとは良いも悪いもミルキー&ビター。

グラス1杯でいいですね。
ただこういうのを1杯だけ飲みたい、というときはあるかもしれません。
あと意外とぬるめに燗つけるのはありかもね。

ただこっちなら、もっとクリアに、酸高く、カラフルにというのが最近の僕の志向するところです。
酸の引っ張りは良いですが、もっと全方位に発散するブライトさが欲しい。
そうなるとそもそもベースが重いのが、という話ですね。


だいたい4日目。
まだまだハデハデ。
でも飲めますね。
とにかくゴージャスなリンゴ、黄桃。
滑らかな口当たり。
前後で飲んでいるお酒が、かなり酸ビシッとけいなんでそれにくらべるとあれですが。
ちゃんとあって、つるっとしてます。
かえって飲みやすくなったかな。
十二分に楽しめるお酒です。









Tag:亀甲花菱


no.707


本金に続いてもう1本、27BYの火入れ行きましょうか。
これもちゃんと今年の出荷。
ひろった酒屋さんらしい感じです。

まったく初めての銘柄、媛一会(ひめいちえ)。
愛媛県西条市、武田酒造さん。
主要銘柄は日本心(やまとごころ)だそうで、小さな槽で搾った特別な商品が媛一会だそうです。

スペックは松山三井60で7号酵母。
UK7の7は7号酵母のこと、UKは仕込み水として使っている「うちぬき」のことらしいです。
西条市内には、広範囲に地下水の自噴井があり、これが「うちぬき」と呼ばれています。
名水百選にも選ばれているそうで。

大人しそうなラベルして、日本酒度‐4.酸度2.3となかなか尖ったスペックをしています。
山廃純吟の無ろ過生27BYもあるのか~そっちのが面白かったかな。



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火入れで加水もあるのに、がっつり濃い色。
いただきます。

不思議な感じ。
けっこう枯れたニュアンスがあるのですが香りはいい。
柑橘やパイナップルのような香りもまだ生きている。
香りに甘さがある感じでここは好き。

味わいはあんまり無いなあ。
飛んじゃったのか、はじめからこうなのか。
クリアーで酸味はばしっとあります。
甘みは極わずかで、もとは果実フレーバーな水だったかもしれません。
酸は7号っぽいかなあ。
ここにガツッと甘み出したら面白そうだけどどうなんだろう。

そこに枯れた風味が入るわけですが、旨みもがっつり来る感じではないんですよね。
全体に柔らかくて飲みやすさはありますけどね。
本当にすこーしずつ甘み旨みが出てくる。

この1本は何とも言えないお酒。
ただの火入れ熟成酒で、その辺で売っているお土産地酒とあまり変わらない。
でもおもしろそうな雰囲気はあるんだよなあ。
柔かさとか香りとか。
熟成香もまるっきりダメな人はNGだろうけど、結構好きな香り方。
28BYの無濾過生がでたらちょっと試してみたい。



3日目。
まずは常温で行きます。
ほお。
いい熟成酒ですね。
思った通り冷やより良いです。
滑らかでふっくら、そして優しい。
自然な甘みに、高めの酸がビビッドに入って。
熟成感も程よく、常温ならかなりイケますね。

さらにお燗。
ちょっと熱めにつけ過ぎたかな。
酸がたつようなところがありますね、香りで。
味わうとあーやっぱりまだ育ってないなあ。
根がきれいだからね。
甘みは膨らむけど、ボディ感、旨みの土台がない。

常温ならかなりイケる熟成酒に仕上がっています。
ほどける柔かさ、自然な甘みと、そこに個性を与える酸。






Tag:媛一会

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