かつては天国だったそうですが、今はろくに山崎が売ってない山崎蒸留所のショップ。
これが主力商品、蒸留所限定のシングルモルトです。

300ミリですが1500円とかだったので全く1ミリも期待していません。
No.326993となっていますがもはや何のナンバーかもわからず。
アルコール度数は40度だそうで、薄めてんなあ……と思います、しょうがないけどね。
色が薄いので、樽はホワイトオークかなあと思います。



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香り。
うーん当然若くややアルコール感があるものの、案外悪くない。
青リンゴっぽいフレッシュさと、樹液っぽさやキャラメルっぽいような甘さがありますね。
樽感もあるかなあ。

含むとキャラメルかチョコというようなニュアンスに、麦芽の甘みがストレートに。
あとは青リンゴのフレッシュさ。
フィニッシュにかけて程よい樽感がちょっと樹液っぽく感じさせるのかな。
アルコールの刺激はやや強く若さは否めないが、タッチは柔らかくスムース。


お土産としては悪くない商品かなあ、これなら味わいと価格のバランスは悪くないと思う。
味はちょっとね、若いし薄いんだけど。
香りなんかは結構いいんですよねえ。
薄めずに出してほしかったなあ、とは思う。
せめて43度とかさ。












せっかく京都まできたのでここは外せない。

山崎蒸留所。
京都と大阪の間、天王山の戦いの舞台でもある交通の要衝にあります。
電車や高速などが密集するところなので、こんなところに蒸留所があるのは変な気もしますが。
宇治川、木曽川、桂川の三川が合流して淀川になるあたりで、湿度の高さがウイスキー造りにプラスになるらしいですよ。
ちょうど有料ツアーの予約が取れたので行ってきました。




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まあ詳細はほかのところでいくらでもあるのでダイジェストで。
ショップと有料試飲はあとにして、製造の見学。

甘酒のような香りの漂う仕込み、醸造スペースを抜けるとポットスチルが並んだ蒸留のスペースへ。
そういえばステンレスだけでなく木桶で発酵してるのは驚きましたね。
ポットスチル部屋はほぼフル稼働中でさすがに洋酒の高アルコールの香りがたつのと、クッソ暑かったです。
形の違うポットスチルか複数ならぶ姿は山崎ならではで圧巻。
この部屋は10基ほどでしたが他にも部屋があり計16基もあるそうですよ。

貯蔵庫はややかび臭いというか、古いワインのコルクのようなにおい。
またかすかにアルコール感のある香りの漂う中で、新旧、また形の違う樽が並んでいます。
この雰囲気はウイスキー飲みにはたまらないですよね。



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ツアーの最後はティスティング。
左のホワイトオーク原酒は12年ほどの熟成らしくかなりイケました。
やたら加水を進められるのですがこれに加水なんてもったいない。
ワインカスクはそれよりは若いようですが、まずまずの仕上がり。
右二つはノンエイジの製品で、有料試飲が控えているのでほどほどに。

ツアーはこれで終了、80分ほどでしたがあっという間でした。




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ツアー後は有料試飲、これが本番。
山崎25年、白州25年、響30年などがほぼ原価で飲めるほか、蒸留所限定の12年物の原酒が飲めます。
山崎シェリー12、山崎ミズナラ12、山崎25年とチョイスし、さらにそのはと白州25年も行きました。
ミズナラはキャラメルののようなニュアンスと、甘みの出方、かなり良かったですね。
個性なのか、どれもスパイシーなどはあまりなく、甘みがストレートに出るなあという感じ。
またそれもトロピカルとかそういう感じでもないんだよね。
そして山崎25年はさすがの味わいでカラメルココアのニュアンスに、フルーツ系の鮮烈な華やかさジューシーがあり、オリエンタルな高貴なニュアンスも漂うというさすがの出来でした。
もっと飲みたかったのですがべろんべろんで帰れなくなると困るので、ここまで。
ショップと有料試飲はツアー不参加の方でも楽しめるそうです。
でもポットスチルや貯蔵庫をみれるのは貴重な体験でした。




起きちゃったので軽く仕事しながら寝酒でも。

まず経緯をかくとイチローさんのとこのIPAが美味しかったので買いましたという話があって。
ほかのビアカスク、IPAカスクに興味がわいたのですがそんな商品はごく少数で唯一ともいえる商品がこれでした。
ところがこれ国内未発売で並行輸入しかなく、3月くらいにある程度入ってきてたようですが、もうネットでも売り切れでなかったんですよ。
それが京都で売っていたので買ってきたというわけ。
イチローさんも持ってきているのですがこちらから。

なおウイスキー樽からいち度原酒を抜き、それにIPAを詰め、4週間後に再度入れ替えしてるそうです。
手間かかってんなと思ったけど、そりゃビールなんて木樽で作らんもね。
わざわざビールを樽に詰めてあげなきゃいけないわkです。
イチローさんとこはどうしてんのかな。


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カラーはきれいなゴールド。

香りはそこまでIPAIPAしてないけどね。
グレンフィディックらしい洋ナシのようなフルーティさに、僅かにホップの香りあるかなくらい。

飲んでみる。
うん、行けるね。
イチローはもっとおお!って感じだったけど、こちらはお上品できれい。
やはりグレンフィディック的な香りに、軽くビールの香りが上乗せされている感じ。
ホップからくるシトラスや苦みはありますがそこまで強くないです。
スムースなモルティさと甘みに、ビール由来の苦みが絡み、ここですね。
フィニッシュのところでやっとIPA感を比較的はっきり。

悪くはないですし、ブラインドで飲んだらなにこれ?、面白いとなるかもしれないけど。
全然ありだけどパンチや個性がないですね。
IPAってよりもビールって感じなんだよな。
バーショーで飲んだイチローはおおIPA!!って感じがありつつももっとうまかったんだよなあ。
カスクは違うけどイーパワーの奴に期待します。
いやでもこれも悪くないけどね。




シガーモルトもまだ1/3くらいしか飲んでないけど、また買っちゃったりしたのであけていきます。
コンパスボックスのスリーイヤーオールドデラックス。

まったくのニワカなのであれこれ解説はしませんが、変な商品ばっかり出してるボトラーだなあという印象。
これもご多分に漏れず変なことやってる変わり種商品ですが、味わいの評判はすこぶる良かったものです。

いちおう解説だけ。
スコッチウイスキーの熟成年数は、最も若い構成原酒の年数しかラベルに書くことは許されません。
つまり5年物と30年物を混ぜても、5年としか表記できません。
当然長期熟成されたものほど価値が上がるので、そこに若い原酒を混ぜたりするようなアホことは普通はしないんですが。
あえて、ウイスキーとして認められる最低ラインの3年熟成原酒を0.4%だけ混ぜたブレンデッドモルトです。
ゆえにスリーイヤーオールド。
そこにデラックスをつけるあたりが面白い。
まあちょっとしたシャレなのか、スコッチウイスキー協会への当て付けなのか、年数で飲むんじゃなくて味で判断しろよお前らということなのか。
とにかく面白いボトラーです。


中身の構成は下記のようです。

ブローラ村産モルト原酒 1stフィル・バーボンバレル ... 0.4%
ブローラ村産モルト原酒 リフィル・ホグスヘッド ... 90.3%
スカイ島産モルト原酒 1stフィル・シェリーバット ... 9.3%


クライヌリッシュとタリスカーですね。
メインとなるクライヌリッシュの原酒はそれなりの熟成らしいですがどうなんでしょう。
20年弱くらいじゃあないのかなあ?
内容からすると割高な価格なので、かなり美味しくないと怒られる商品ではあります。
評判は良かったんで美味かったんでしょうね。
国内正規は48本らしいっす。





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おお。
クライヌリッシュらしいワクシーさに、結構潮気、ピートありますね。
林檎、洋ナシ、オレンジ、花の蜜。
それに潮とスパイス。

おおお~これは美味い!!
クライヌリッシュ+シャープでドライ。
クリーミィさと、少し控えめな甘みは白い花の蜜や優しいレモンタルト、そこからスモーキーさとドライなフィニッシュ。
もうちょっと開いてきてフルーティが出てくるともっとよくなってきそう。

あーこれブローラっぽくしてんのか?
この間ちょうどバーでブローラ30年飲んだからかもしれんけど。
2003年ボトリング、70年代原酒のブローラ30年だったけど。
クライヌリッシュと比べると断然スモーキーさと潮気があって、燻製したベーコンをかみしめるような肉的な旨みがあったんですよね。
もちろんフルーツ系のアロマもある中でね。
さすがにそこまでの深みはないけど、ちゃんと複雑性もあるし、結構それっぽくて面白い。


普通に美味い。
あえて言えばやっぱちょっと軽いのかなあ。
こんなもん?
スムースでのみやすい?

あとはやはり若さもちゃんと感じるので、やっぱり3年原酒はいらなくねえ?というくらい(笑)
でも楽しめそうです。
それこそバーで飲んだオールドアライアンスのスペイサイドリージョン1973よりか好みかも。



後日。
ちょっとタリスカーが邪魔かなあという気もしてくる。
素直にヌリッシュのワクシーでいいのになあと。










イアンマクロード社の“チーフタンズ”シリーズから、シガーモルト。
3本目になるらしい今回はオロロソ・シェリー・バット、55.7度の19年モノ。
中身は前回と同じくダフタウンの野獣(?)ことモートラックのようです。

そんなにウイスキー欲の高まっていなかった年末年始のファークラス良ボトルラッシュをスルーしてしまいまして。
お手頃価格でいいシェリーなんかないかなと思っていたところに救世主として登場したボトル。
手に入ったことに感謝です。



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あーいいシェリー感の素晴らしい香り。
ダークカラーなドライフルーツにブランデー、チョコ。

いただきます。
いやあ、いい塩梅のシェリーです。
フルーティな甘みと酸味に、程よいボディ感がリッチで、後半にはねっとりとオイリーさも感じます。
樽の渋みは少なめで好印象。
甘やかさを引き立てるスパイス感と仄かにタバコの葉。
複雑な甘い余韻が長く続きます。


ああ、ハードリカーはひと舐めの満足感がありますね。
寝る前にひと舐め、コレで幸せになれる魔法の液体。
あとは香りの陶酔感がね、これはワインにもあるけど。
日本酒の場合は複雑性に欠けるので、そこまでのものはごく一部になりますからね。
もちろん飲みやすさやフレッシュさは日本酒に分があるわけですが。


しかし話題の1本だっただけに、さすがの出来。
あーうま。




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