秋田、新政の佐藤祐輔さんが醸すお酒。
今年で3シーズン目ですが凄い人気でなかなか入手困難です。
今年から新たにリリースされることとなった『緑やまユ 』です。



香はクラシカルな協会一ケタ酵母的なもの。
フレッシュ感が感じられ爽やかでエレガント。

透明感のある軽いタッチ。
やまユらしい美しい酸にのせてキュートな甘旨がじゅわっと。
ほんのりとした苦みをはらみつつ綺麗な甘酸の余韻を残しパッと心地よく消える。

美味い!
甘、酸、旨、苦と一つ一つの質が素晴らしいうえにきっちりまとまってる。
やまユらしい優しく綺麗な酸。
ボリュームある中盤の甘旨が後を引く。
するする進みます。

結構味が乗ってるなという印象。
青桃白に比べ出荷が1カ月遅かったのは乗ってくるのを待っていたんでしょうか。
火入れも楽しみです。

お勧め度は☆4.5

Tag:新政 やまユ

石川県のお酒。
手取川といえば織田軍と上杉軍がぶつかった手取川の戦いで有名ですね。
升新商店さんの限定品。



爽やかでフレッシュな吟醸香。
ぐ~と来るわけではないが、ふんわり心地よい。
軽やかなリンゴ系。

含み香は軽いリンゴ香に加えきゅっとアクセントのきいた品のあるブドウ系も。
つるんと滑らかで柔らかな口当たり。
軽やかな甘酸をうっすらと旨みが下支え。
ふっと消える後口。

上品でさわやかな香味が光る1本。
あらばしりと聞いてイメージする荒々しさや勢いは感じない。

びっくりしたのが、同じこの酒について他の方が2004年に書いたブログの記事の感想が私の感想とほぼ一致すること。
安定した酒質を実現する確かな技術。

お気に入り度は☆みっつ。


Tag:手取川

屋守。ブログで取り上げるのは2回目ですね。
今回は純米吟醸のうすにごり。



香りはマスクメロンやトロピカルな感じ。すこーし酸を感じる。
やさしくシルキーなタッチ、若干きゅっと。
屋守らしいほんのりとした甘み。

美味いなあ。
もう完全にジュースだよね。
心地よいトロピカルフルーツの含み香。
程よい甘みは透明感があり軽やか、旨み、酸味との調和が素晴らしい。

無調整で16度なんだけどもっと軽く感じる。
良い意味で水っぽく、ごくごくいける。
日本酒なんて……って初心者に飲ませてドヤっ!としたい1本。

お勧め度は☆4.5





Tag:屋守

山口県の




香りはおりがらみの麹にアップルやマスカットの甘さ。
ラムネみたい。含み香は特に果実味が強くて良い。

まずは冷やして。
口当たりはガス感が強くドライ。
ズパッときれてグイグイ杯が進む。
いやな硬さははないですね。
瑞々しいすっきりとした甘さとうっすらエッジをきかせた酸。
そしてジューシーで力強い雄町の旨み。
爽やかな含み香と心地よい旨みの余韻。

グラスに注いでしばらく経過すると、
温度が上がりドライなガス感が抜け、甘みを強く感じるように。
ベースラインはは結構甘口ですね。
しかし雄町らしさを存分に引き出したおりのうまみが秀逸。

この設計は見事。
甘口おりがらみなんだけどドライな仕上げなので、ビール的感覚でグイグイいけます。
春の宴の席に是非どうぞ。
お勧め度は☆4



 




Tag:

新潟シリーズ第3弾。
福扇より想天坊の名の方が有名か。



爽やかで清潔感のある香り。
青リンゴのニュアンス、若干ブドウ?

含み香も青リンゴ系か。
原酒ということもあり若干アルコールがたつが、軽い甘みが良く心地よい含み。
ガス感は強いわけではないが、ピリッと。
柔らかめで軽い口当たりにガス感から来るのか若干のミネラル感。
高嶺錦らしい軽やかな甘み。
品のなさを感じないのは奥にしっかりと旨みが控えているから。

いいね、旨い!
上手く造っている。
高嶺錦ってあまり好きではないのだがこれはなかなか。
いやらしくないのがいいね。冷やし過ぎは禁物。

新世代の新潟酒を引っ張る蔵の一つだと思う。
お気に入り度は☆みっつ。



Tag:想天坊 福扇

鍋島はこのブログでも紹介するのが2度目です。
基本的には飲んだことのない銘柄に挑戦したいのですが、ついつい安定感のある銘柄に手が伸びてしまいがち。
けっこう手に入りやすいんですよね鍋島は。
鍋島の中でも山田錦とならんでお勧めの1本です。


ちなみに昨年飲んだ中でこの時期に来年も絶対飲みたいと思った2本。伯楽星ともう一本はコレです。
今年は手違いで四合瓶を2本購入してしまいまして。
1本は寝かせてみようと思います。





上立ち香はメロン、マスカット。
表現しにくいのだけれど、らしい香り。

ぴちぴちとイキのいいガス感。
甘やかな含み香が鼻に抜け、柔らかな口当たりからコクのある甘み・クリアな酸。
生酒らしく舌にじーんと刺激を残したあとは美しいアフターが長めに。

美味い。
フレッシュ、ジューシー!
適度なミネラル感。雄町の柔らかさと旨みを活かし、メリハリが効いている。
上品。セクシー美人。開栓直後はちょっと硬いかもなので2日目が好みの方もいるかも。


今回はこういった形になりましたが今年はもっともっと色々なお酒を紹介したいですね。
特に近畿のお酒。奈良とかね。
お気に入り度は☆5。
この価格でこのクオリティは凄い!



Tag:鍋島

青森県のお酒。
なんとも怪しいレインボーラベル。
出荷が12月なので飲みごろを過ぎてないかちょっと心配。
豊盃米とは全国でもこの蔵だけが契約栽培し、使っている米です。



上立ち香は華やか。
いわゆるリンゴ香。カプロン酸エチル。
酵母は協会1501号だとのこと。カプロン酸エチル高生成の15号泡なしタイプ。
ただアル添大吟醸的にズパッとではなく純米大吟醸的にふんわり香ります。

やはりリンゴをかじったようなフレッシュな含み香。
柔らかい。ふくよか。
甘旨酸がまーるくひろがる。
甘み、旨みがたっぷりだけれども優しい飲み口。
うっすらと輪郭を作る酸。
旨いな、上品だ。
べたべたせずに、さらっとキレる。

お気に入り度は☆
価格を考えても安心して手を出せるレベルです。

冷やしすぎるとくどく感じる。
うーんちとくどいかなあ。
そもそも良くわからん米ブーム?はあまり好きじゃない。
普通甘口の酒は冷やした方が酸がたちキリッと感じるんだが。
あまり冷やさないで円くさらっとした味わいを楽しみたい。







Tag:豊盃

ここ数日は居酒屋さんのお世話になっておりました。
田酒の山廃純米にやっぱうめ~とうなったり。
而今の山田錦と五百万石の飲み比べをしたり。
宝剣の酒未来に感動したり。

本日は久しぶりの家呑み、前回に引き続き新潟のお酒シリーズ。
糸魚川から池田屋酒造さんの謙信です。
五百万石50%の中取り直汲みの無濾過生原酒。




上立ち香は控えめ。ブドウ系かな~良い純米酒の予感。吟醸って感じはあまりしない。
口に含むと酒しゅわっとはじける炭酸にのせてジューシーな含み香がいい。これもブドウ。
シルキーな甘みが少し強めに膨らむ。果実感を与えるような旨渋。
酸との調和もよろしい。適度なミネラル感を添えて心地よい余韻。

とびぬけた要素はないのだけれど、凄く旨い。
高次元でまとまった一体感。良い造り。
プッシュする酒屋さんがいるのもわかりますね。
今後も要チェックの蔵元。
新潟の酒も捨てたもんじゃない。

お勧め度は☆3,5

3月9日。
心地よいラムネのような香り。
爽やかなガス感にまとまりある甘旨酸。
文句なしに美味い。




Tag:謙信

新潟のお酒。
正式にはスペック非公開だけど、どうやらたかね錦60%の特別純米らしい。




上立ち香は控えめ。
米のもっちゃりしたコク+カプロン酸と言った感じ。


一口含むと直汲みならではのガス感がしゅわっと。
軽めのぺちゃっとした甘酸。
これははっきり言って苦手な系統だ。
村祐とか三芳菊とかの系統。

ただしその下から出てくる米の旨みはいい。
ほわほわ漂いふわ~と余韻を残しつつ綺麗に消える。

幅があって骨太な味わい。だけど軽やか。
良い造りなんだけどいかんせんこの品のない甘みは好きじゃない。


なんなんでしょうね。
新潟の酒といえば一般の人には淡麗辛口な久保田だとか八海山だとかだと思います。
このへんはもう準大手といった感じでつまらない酒造り。

アンチ淡麗ということで一昔前に急に村祐やら山間が急に持て囃されることになったわけだけれどこれがはっきり言ってまったく好みじゃない。
私自身新潟出身ということで、新潟の日本酒をプレゼントなんて機会も割と良くあのだけれどこれが非常に難しい。

本来は鶴齢やら根知男山なんかをお勧めしたいのだが、いまいちリアクションが薄い。
そんななかで個人的お勧め度と一般的知名度のバランスがいいのが〆張鶴で非常に重宝していたり。

そんなわけで愚痴っぽくなってしまいましたが今月は少し新潟のお酒もご紹介できればと思っております。
お気に入り度は割愛。






Tag:山間

去年飲んだお酒の中で、この時期になったら来年も必ず飲もうと思ったお酒が2本ありまして。
そのうちの1本がこちらのお酒。宮城県のお酒です。
「究極の食中酒」をテーマに酒を醸す杜氏は東京農業大主席、史上最年少利酒名人の新澤巖夫さん。
伯楽星ブランドは国際線ファーストクラスの機内酒やグラミー賞のパーティーで提供されるなどの高い評価を得ています。

そんな新澤醸造店ですが昨年の東日本大震災で全壊し、蔵の移転を余儀なくされました。
震災の2週間前にこのお酒をいただき来年も飲みたい!と感動した私としては今年伯楽星が飲めるのか、そしてその味はどうなんだと気が気ではありませんでした。
まずは今年もこうしてお酒を飲めることに感謝し、そして大変なご苦労をなさったであろう蔵元関係者の方々に敬意を表します。





にごりはうっすら。おりがらみというよりうすにごりって感じ。
上立ち香はイソアミルのバナナ系がメイン。
あくまでも穏やかで控えめな立ち香。

爽やかで軽快な味わい。
透明感のある綺麗な口当たりから、果実を感じるフレッシュな含み香が抜群。
含み香にのせてスッキリとした爽やかな甘さと酸味。
深みを与えるちょうどよいバランスの苦渋。
うめ~っ!安心した。

蔵の移転で水が変わったのか酒質には若干の変化が感じられる。
より綺麗になったかな。昨年よりスッキリ。
ただし造りの方向性としては前から綺麗な酒質志向だったので非常にあっている。
進化しているといってよい。

しかし造りがうまい。
米の旨みが活きているのに、良い意味で水っぽい。
軽快な含み香、若々しさを感じる渋み、ほのかな甘みと輪郭を際立たせる酸のバランス。
食べ物と合わせると一層の魅力を感じることができるかと思います。
今日はおひたし、ブリ大根、ハンバーグ、お寿司。
雑多なラインナップだけど本当になんでも合うんですよ。
お気に入り度は☆5.0


Tag:伯楽星 愛宕の松

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