千葉県の大手蔵の特約店限定シリーズ。
秋田酒こまちは、飲んだ機会が多くなくていまいち特徴がわからない。






協会18号ということで非常に華やかな吟醸香。
リンゴやベリー、パインなど。

さらりとした甘みが苦渋と旨みをともなって広がります。
含み香も華やかで芳しい。

酸も高めできゅっときいています。
辛みがありきりっと切れる。

落ち着いてくると濃厚な甘みが良く、旨みもほどよい。
時間がたつと袋吊りらしい綺麗さが感じられるようになってきます。
甘ったるいと感じる人もいるかもですが、辛みできっちり切らしているので食事に合わせても意外といけるかと。
やはり若干アルコールが立ちます。

何と言っても安い。
一升2600円、四合でも1300円。
プラスチックそのままの栓に経営努力を感じます。
香りと甘みが非常にわかりやすい一本。
採点は☆4.0

二日目。
熟したフルーツのようなトロピカルな甘さ。
やはり非常にコストパフォーマンスに優れた一本。

採点☆4.2に変更







Tag:不動

このお酒、買ったときからずーっと違和感がありまして。
なんだろうと思っていたのですが、酒呑親爺さまの記事を見て納得がいきました。

これまでの銘柄名は『十五代』九郎右衛門。
蔵元杜氏の女性が結婚なさったそうで。
来季からはお相手の方が杜氏を務めるようです。
それに伴って『十六代』九郎右衛門となるらしい。

しかし余計なお世話でしょうが、この銘柄は良くない!
だって十四代があるから。『十五代』って普通の人が見たらパチモンにしか思わないよ。
さらに十六代に変えるってそんなてきとーな!
ブランドってのはもっと大事に作り上げるもんでしょーが。
そんなんじゃ売れないよ~といらぬ心配をしてしまいます。






ジューシーなカプエチ系の香り。
生酒っぽい濃厚さも感じます。

口に含むと酸がきいてくにゃっと曲がったような甘みがくるんっと踊ります。
ミディアムな重さ。
キュートな甘酸っぱさでわかりやすい。

舌で転がすと甘酸がひらひらするなかで、
ほんの少しクセのある旨みが穏やかにしっとり感じられ、やや濃醇めの味わい。
磨きの割に上品さがあってグッドです。
少しピリッとしたものを感じさせつつ最後まで甘酸っぱさでフィニッシュ。


んん~こなれてくると香りも味わいも一段と甘やかで良いですね~。
ムロゲンらしい荒さも微妙にありますが、程よいアクセントになっています。
程よい重さとしっとり感、フレッシュな香りのバランスが良い。


目指す酒質が明確でわかりやすい。
好印象なお酒です。
磨きの割に品のある味わいで、コストパフォーマンス良し。
採点は☆4.1
今後も目の離せない蔵です。









Tag:十六代九郎右衛門

あーだめ、我慢できない。
そんなわけで紫の英君

製造が4月なので3ヶ月寝かせた状態。
しかも手違いで凍らせたりと、状態には不安があります。

ちなみに紫は山田錦、緑が五百万石、橙が雄町だったかな。







立ち香は静岡の酒らしいとろりと甘いバナナ香。
含むとしっとりとした舌触り。

しなやかな甘旨がぐぐっと膨らみます。
やや強めの苦渋がありどっしりとした印象も。
酸もけっこう高めで縁の下の力持ち的にきいている。

この辺はムロゲンらしい。
そして山田らしいしなやかで幅のある味わい。

まろやかで甘い含み香に乗せて辛みをおびたキレだが、しっとりとした余韻がある。
ムロゲンらしいボリューミーな五味なんだけどしっとり上手くまとまっている。

ふくよかで上質な1本。
山田の良さを静岡的に上手く活かした逸品。
おそらく火入れはかなり良いだろう。
詰めたてのフレッシュな状態も味わいたかった。

採点は☆4.2というところか。












Tag:英君

久々に本来の趣旨に沿った更新です。
おなじみの鍋島
初リリースとなる愛山の純米大吟ときいて急いで買ってきました。






この特有の吟香。
なんといったら良いのだろう、例えるならやはりメロンやマスカット。
甘やかさに爽やかさ、そして品がある。

まずは強めに冷やして。
キメの細かいタッチから透明感のある酒質。
きりっと酸味がたって爽やかです。
とろりとした果実的な甘みが見え隠れ。
すぱっと切れて綺麗に流れます。


しばらく経つと本来の味わいが。
愛山らしい柔らかくとろりとした甘み。
上品だが一本芯の通った旨みはやはり45%という磨きのバランスの良さを感じます。
すーっと見事に切れあがって心地よい余韻。

溶けやすいため、ともすればダレやすい愛山。
少し高めの酸と爽やかな含み香でうまーくバランスとってますね。

これは明日、明後日と美味しくなっていきそうな予感。
鍋島はどれもそうな気がしますけど。
買うなら1升がお勧め。少し寝かせてもいいかも。
僕は肝臓さんと相談して泣く泣く四合瓶ですが。


品があってフレッシュでキュートな甘みがあって。
ついつい杯を重ねてしまうような本当に素敵なお酒です。
太鼓判の一本。もちろんお勧め度は☆5.0


2日目。
前日にくらべトロピカルな香りが強く。
さらりとした甘みがじわっと広がりますが、酸がきゅっと。
ふくよかな米の旨地が優雅に膨らみます。
愛山っぽい少しクセのある甘旨が奥行きを感じます。
フレッシュなのでゴクゴクもいけるし、ゆっくり味わっても良し。




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Tag:鍋島

もうね、気が気じゃないんですよ冷蔵庫に酒があると。
飲み頃を外したらどうするんだと。
減酒なんてしったこっちゃない。
これを飲んでから減酒します。

一升瓶を買うのはかなり久しぶり。
くどき上手を昨年に買った以来かな。





香りはいたって而今らしい。
若干穀物のニュアンスを感じるような甘酸っぱいフルーツ香。
状態の変化で色々なニュアンスが楽しめます。
メロン、マスカット、桃、柑橘……。
ガンガンにというわけではなく、いつもの純吟と同レベルかその延長線上。

含み香はいたって穏やかでエレガント。
メロンやマスカットのような華やかな香りがふんわりと広がります。

ほんとの最初、舌先で感じるのは水?という感想。
そんな綺麗なタッチから見事な調和の甘酸。
い~い甘み。はあ~。
綺麗さと柔らかさが高次元で同居。
程よい旨みを感じさせつつあっという間に流れ落ちる。

うん、音速のキレ味って言われるのが大吟醸を飲んで良くわかった。
ウルトラスムースでつぅ~っと滑り込みます。
何とも言えない旨みと仄かなフルーツ香で極上の余韻。

いつもの而今と比べるとやはり上品。
甘みはキメが細かく、雑味は少なく。
しかしゆっくり味わうと甘みをともなった良い苦味・渋みもいる。
透明なだけじゃなく程よい旨み。
本当に最上級の一品です。

而今だけじゃあないけど、本当に好きな蔵元ってぶれない。
どの米でつくっても、どんなスペックでも而今而今

温度が上がり開いてくると一級の大吟醸らしい極上の甘みがとろーん、じわわっと。
而今らしさをより味わえるようになってきます。
絶妙の苦渋旨ですーっと流れ、じわわっと。

少し年上の可愛くてきれいなおねーさんにすべてをゆだねるような。
そんな素敵な味わい。
もう多くは語らじ。

こんな美酒を飲める幸運に感謝しつつ。
1週間じっくり味わいます。
















Tag:而今

岐阜の三千櫻
滋賀渡船は復活した「幻の米」だそうです。
幻のコメとか何種類あるんだよ、ただ使われなくなっただけだろって感じですが美味ければ問題なし。
ちなみに今回はリリースからおよそ3ヶ月熟成したものになります。

渡船は硬く、味のりが悪いという話を聞いたことがあるので熟成してみました。
うそです、たまたま偶然です。








コクのあるイソアミル香が結構かおります。
これは吟醸名乗ってもいいだろうに。
熟したフルーツの甘さがあって好みです。

含み香は穏やかで感じが良い。
上立ち香と同系統。

とろんとしてますが透明感あり驚くほど滑らかですっと入ってくる。
コクのある優しい甘みがまあるく広がり始めたかと思うと程よい旨みに。
ここで酸がきいて含み香とともに爽やかなフルーティ感。

併せて渋みと酸が絡んでジンと響く。
ここは生らしいですねえ。
コクのある甘旨と渋みが非常にマッチしていて非常に良い。
舌で転がすと旨みがじっくり味わえます。
熟成しているのでしっかりした旨みがあるのですが、後口は爽やかにさっと消えてゆきます。
ほんのりきゅっとミネラリーな渋みと軽やかな含み香がジューシーな余韻。

うう~んすばらしい。
良い旨み、良い酸、良い甘み。
軽やかで優しい。シャープな輪郭と綺麗な甘み。
かなり甘めで酸度も高いように感じますが、すばらしくまとまっています。
含み香も心地よい。

五味がしっかり味わえるがすっと飲める、文句なしにお勧め。
綺麗なのは袋吊りだからだろうか。

熟成なので本来蔵が狙った味わいというのは不明です。
この間五百万石飲んだんだけど忘れちゃったなあ。

採点は割愛。
但し僕はかなりお気に入りです。
めっちゃうめぇぞこれ。
このコクの好き嫌いはあると思いますが。
まだ売っている酒屋さんを見かけたら迷わず買い!です。




Tag:三千櫻

長野県松本市の大信州
とっても立派な木箱入り。

スペックは不明。
大信州の「別囲い」とは鑑評会出品酒と全く同様に仕込み、冷蔵で特別に囲ったお酒だそう。
(蔵元Webサイトより)
ですので特に出品酒とかっていうわけではなさそうです。
但しここの蔵は丁寧なつくりに定評がありコスパが良いイメージ。

大信州といえば日本酒業界には珍しいブレンドの技術を持っています。
微妙に味わいの異なる酒をつくり、複数のタンクをブレンドするそうです。
以前タンク違いの50%純米大吟を飲み比べしたら微妙に違って楽しかった記憶が。
微妙に違う味わいを狙ってつくるって凄い技術です。





華やかなリンゴやメロンのような上立ち香がさわやか
含むとトロピカルな熟感も感じます。
流石のフルーティさです。

程よい甘みがふんわりと。
さらりと純米大吟醸らしい口当たりです。
酸味が甘みを包み込み、ゆらゆらときらめき、果実のような瑞々しさを与えています。
上品で円みのある米の旨みが柔らかく広がります。
すこし苦みを感じさせつつ、ぴりっと辛みで切らしてフィニッシュ。

もう少し温度を上げつつ開くのを待ってみる。
酸と甘みが調和しすばらしい味わいです。
本当にフレッシュなリンゴをかじっているかのよう。
苦味などの雑味は気にならなくなり、透明感のある酒質。
ミルキーでしなやかな良い米の旨みがスムースさを妨げない程度の広がり。
ほんのりピリリでするり。

お手本のような純米大吟醸。
見事な調和で蔵の実力を感じる、総合力のある美酒です。
大信州は味わいのわりに基本安価なのでお勧めです。
あんまり売ってないのがあれですが。
でも特Aの純大がこの価格は良いですよ、もちろん味わいも。
☆4.5

2日目。
香りは熟感が増してパインやメロンのようなニュアンスを強く感じます。
味わいは崩れたという感じはありません。
上質な甘みがくっきりとし、酸がよくきいています。
全体的に透明感を感じる酒質。
するりと滑らかに喉に流れ、ピリッと切れつつ心地よい香味の余韻。
程よい旨み苦味渋味が綺麗すぎずに綺麗な品のある美酒です。
2日目の方が良いかもです。

凄い美味しい酒!
なんだけどサプライズがないのは舌が肥えたのか毎日毎日飲んでばかりだからか。
缶チューハイ美味しい~とか言ってるやつに飲ませたらひっくり返るんだろうな。
まあ大信州はこれくらいは当然やってくる素敵な蔵です。
ちょっとハードルを下げなければ。

4日目。
完全にパインジュース。
面白いなあ日本酒は。
うめぇ。


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Tag:大信州

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