24BYの新酒もちらほらと見かける時期になりましたが、もうしばらくは23BYで。
新酒は11月中旬でいいかなあ。

久しぶりの四合瓶。
島根の王禄です。

この丈径も何度か飲んだことがあって、すでに23BYも居酒屋でいただきました。
非常にパンチのある、大好きな1本です。







ああ、らしい香り。
控えめなんですが、甘酸っぱいフルーツ香。
セメダイン系。


若干ガス感を感じフレッシュな口当たり。
香りそのままの独特の甘酸っぱさと旨みがぱっと弾けます。

パンチのある濃醇な甘酸ですが、メリハリがあり綺麗な酒質。
しかし口当たりは滑らかで艶やかです。

五味をグラフにするとたぶん凄く大きな五角形なんですが、本当にバランスが良くて丸い。
どっしりした旨みを感じさせるけど重くはないんですよね。
美しくすっとさばけます。


ほどけてくると乳酸的な酸のように感じます。
やわらかくて少し渋みが。
ほの甘い含み香とピリッと切れる。

変態的なスペックに負けない規格外のお酒です。
お酒好きの人には絶対に味わってほしい1本。

たぶん数日置いた方が美味しいかと思います。
僕は今年すでに一度飲んでいるので、四合瓶で。

学生時代、近くに王禄の特約店があったんですが贅沢だったなあ。
東京近郊だとほんの数店舗しかないのが残念。

追記
この味わい、最近のんだけど何だっけと思ったら風の森ですね。
へんな熟成香のあるひやおろしとかのめなくなっちゃうなあ。


Tag:王禄

佐賀の天山酒造より七田
天山酒造は天吹酒造、五町田酒造(東一)と並んで佐賀の御三家的な大手蔵です。

主要銘柄は「天山」ですが関東では「七田」のほうが有名でしょう。
七田」は六代目蔵元となる七田謙介氏が立ち上げたブランドです。






山田の純大45、一回火入れの生詰というスペック。
ひさびさの四合瓶です。


ちょっと苦みを感じる香りがあります。
というか熟成香ですかね。
あとは穏やかにさらりとカプエチ系。
総合するとちょっとクセがありますが白桃のような香り。

くちに含むと熟成香と果実様の甘い香り。
やわらかくほわほわの質感に優しい甘みを感じます。
とろりとした果実様の甘みが良い。
米の旨みがふわりと広がって、酸と渋みがジューシー。
綺麗な余韻でさっとキレます。

「冷やおろし」という感じの味わいです。
純米大吟醸だけあって気品ある冷やおろしです。

久々の四合瓶でががっとのんでしまい感想が淡白ですが今回はこの辺で。








Tag:七田

寒くなってきました。
全くの余談ですがコーヒーが飲みたくなってハンドドリップの器具を揃えました。
休日になれば昼は本を読みながらコーヒー、夜は美酒と至福の時間です。

さていわずと知れた飛露喜
比較的手に入れやすい黒ラベルです。
麹米が山田錦、掛米が五百万石で磨きは5割。



香りはバナナを基調にちょいカプエチか。
穏やかですが優しく品よく甘いフルーツ香。
マスクメロンのように感じる?


まずは冷蔵庫から出したてで。
初めに感じるのはキリリとした酸。
続いて甘みと旨み苦みが中程度に広がる。
程よい早さで駆け抜け、綺麗にさばけます。
ほの甘いアフターが長めに残る。

バランスいいな~。
存在感が適度にありながらも食が進みます。
冷やしすぎないでちょい冷えくらいがいいか。


ちょい冷えで。
先ほどよりも甘みを感じます。
前述の香りと相まって品が良く、上質だなあという印象。
フレッシュさを感じさせる酸の使い方が非常に上手い。
軽やかで綺麗でなんだけど芳醇で存在感もある。
少しの苦味がアクセント。
ブドウのような香味の心地よいアフター。

常温に近いところだと、とろみがある印象。
甘苦が寒くなってきた時期にぴったり。

ああ~これは美味いなあ。
すばらしいバランスの美酒です。
流石と言わざるえません。



2日目。
基本的に昨日と変わらず。
昨日に比べ柔らかい質感。

飛露喜や十四代を飲むと、伊達じゃねえなと思う。やっぱりウマイ。
こんな酒がこの値段で手軽に飲めたら最高だよね。
惜しむらくは入手困難なこと。
近くに住んでる人うらやま。


Tag:飛露喜 泉川

栃木のマツコト。
今年は2月に雄町のおりがらみを飲んでます。
今回は凄いヤツです。






おおー華やか、トロピカルで甘酸っぱい香り。
リンゴバナナミックス!
これは酵母ですね~。


含むと透き通ったタッチ、甘みが優しく入ってくるとじわわわわ~と響きます。
コクのある蜜のような甘み。
含みも華やかですがうかずに良い感じ。

旨みがしっかりしてるからこそのこの甘みですね、一本芯が通ってます。
35じゃなくて40なのはこのへんかなあ。

酸も高くはないがハリがあって輪郭を感じる。
苦みや渋みもしっかりと有り、山田らしいしなやか幅があります。

するっと流れつつじーんと長いアフター。
流石に素晴らしい大吟醸です。

抜栓後時間がたち、さらに温度が少し上がるとほわほわとした柔らかさ。
そして度数が高い大吟ですが綺麗さを感じるように。
綺麗だけど滑らかで、官能的な甘さがありながら心地よく切れてゆきます。


2日目以降は甘みがとんでちょっと物足りないかなあ。
1日目は文句なしだがこれでは価格考えるとちとね。
ただしすっきりした中に優しい甘み、辛みが出てきてこれはこれで楽しめます。


余談。
獺祭の寒造早槽でましたね~。
いよいよ24BY!!

9日目
昨日あたりから甘さが出てきました。
底のほうになってきたからかなあ。
撹拌してなかったから。
甘さにビターさが加わりチョコみたい。
美味しく飲み切りました。

Tag:松の寿

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