明日は誕生日だったりします。
いよいよ二十代後半に。
忍び寄る三十路に怯える昨今です。


というわけで新潟の謙信
山田50の直汲みを火入れしたものです。
酵母は9号。





穏やかながらも甘やかでジューシーな果実香。
あまーい葡萄という感じでしょうか。
時間経つとバナナ香にも感じてきます。

含むと軽っ!!
柔らかく、なによりめちゃくちゃ軽やか。
すぐにコクがあってなじみやすい甘みがあらわれ、凄く軽い口溶けでさっとさばける。
柔らかく寄り添う酸は極めて上品。
適度なふくよかさの旨みはしなやかで柔らかく。
僅かな苦渋が含み香とあいまってまさに葡萄のようなジューシー感。
最後まで軽やかで上品、辛くないキレ感。
さばけのよさ。爽やかな余韻。

恐れ入りました。
僕としても最近のイチオシなので美味しいことはわかっていましたが。
それでいてなおサプライズのある美味しさです。
これが3150円はあかんやろ……。

而今千本錦の後に飲んでおります。
まったく引けを取りません。

熟成の謙信なのか?
10月出荷五百万石と今回の山田錦はもの凄いクオリティ。
23BY新酒のときはそこまで強いインパクトではなかったのだが。
24BY新酒五百万石ばスルーの予定でしたがちと気になってきた……。









Tag:謙信

久々に而今
本数が多いみたいで手に入りそうだったので入手しました。

而今に限らず個人的な好みとして八反錦>千本錦なのですが、
この間23BYの火入を飲んだらすごく味が乗っていて良かったのでムロゲンもあらためてじっくりり味わおうと。







よく言われますが、ベリー系の香り。
決して強く香るわけでば無いですが、ぱっとわかりますよね。
しっとりと確かな存在感があります。

含むとわずかにガス感。
弾むように旨みが膨らみ、すっと切れます。

千本錦は酸の張り出しが強め。
次第に素敵な甘さが出てきます。
香りと甘酸の相性が非常によく、まさに糖度の高いベリー系の果実のよう。

柔らかくなめらかなタッチ。
軽やかな口どけ。
ミルキーなコメの旨み。
コクのある上質な甘み。
もちろん若いムロゲンということで苦味渋みもあるが全体のバランス、調和はもう杜氏さんのセンスなんでしょうね〜。
軽くもなく重くもなく、ジューシーでまさに職人芸。


僕があれこれ言うまでもなく大変素晴らしいお酒です。
もっと手軽に買えさえすれば……。
こればっかりはしょうがないですが。

而今もともと美味しいのですが、年々酒質に向上が見られます。
最近は強さもあって、それこそ寝かせても伸びるようです。
今後設備が整ってきたらどこまで行くのか楽しみです。



余談。
NEXT而今、次に大ブレイクする日本酒はどれか。
みなさんはどう思いますか?
最近あちらこちらで聞くのは花陽浴でしょうか。
あとはヤマユなんかも凄いですね。
酒屋さんでの売り切れの速さを見ると、数年後には十四代、飛露喜、而今あたりに仲間入りするか?と思ってしまいます。
どんどんいい酒が出てくるのは素晴らしいことですね〜。


Tag:而今

白瀑山本合名会社さんから山本シリーズ。
酒こまちの黒ラベルです。

某酒販店さん限定のおりがらみ。
あらばしりではありません。
中汲みに、別採りの滓をわざわざプラスして絡ませたものだそうです。





おりを混ぜていただきます。
爽やかな立ち香。
結構華やかでしょうか。
甘さも感じ、何よりおりがらみらしい麹?の香りも。

含むとブドウの香。
これぞ新酒というフレッシュさです。

やわらかい甘み。
旨みはふくよかで、苦味渋みは若干強めのアクセント。
つるりとした酸は滑らかで生き生き、するりと流れます。
辛口ではない切れの良さです。
きゅっとしたミネラル感、さらりと僅かな粉っぽさ。
何とも言えないジューシーでドライな後口。

メリハリがありつつスピーディーで楽しいお酒です。
さすが山本白瀑)はレベル高いですね。
イロモノ多いんで誤解している人も多いかも?

柔らかさとさっぱりすっきりジューシードライ感。
いいとこどりのおりがらみです。

追記。
久々にブログ村を見たらかなりランキングがあがっていて驚きました。
見てくださっている方々、いつもありがとうございます。
別に商業的なサイトではないのでランキングはあまり気にしていなかったのですがやはり嬉しいものです。






Tag:白瀑 山本

高知の久礼
いただくのは初めてになります。

吟の夢は山田錦とヒノヒカリの掛け合わせて作られた高知県初の酒米だそうです。
その他スペックはラベル参照。
わっかりやすいラベルでとってもよろしいです。





香りは標準的な吟醸くらいの香り方。
うっすらバナナ、ほのかにメロン、柑橘系?
いかにもフレッシュな新酒というところ。

含むとピリピリとしたガス感。
溌溂とした酸がきらめきます。
淡いメロンのような甘み、旨みの膨らみは中程度ですが芯の強さを感じます。

ううん、ジューシーですね。
グレープフルーツ?
うっすらにがみがあるところなんかまさに。

駆け足ですぱっと切れてフィニッシュ。
ちょい辛口かね。
最後のところで感じる綺麗で柔らかな酸は良いですね。
余韻も爽やかです。


好感の持てるお酒です。
多くの人が楽しめると思います。
土佐というと辛口のイメージですが、フレッシュな新酒に土佐のエッセンスをうまく取り入れているのかなと。
控えめに主張する瓜的な甘みもイイ。

さっぱりするので少し味強めの料理に合わせるといいか。
それこそ赤身の魚なんかにも合うんじゃないかなあ。
脂の乗った焼き魚とかいいかも。

あれ、だんだん甘みが強く感じるように。
いいぞ、コレ。
じゅわっと炭酸。
硬派なドライさ、切れ感。





Tag:久礼

ブログも100回を超えて思ったこと。
それはまだまだたくさんの知らないお酒があるということ。
飲みれたお酒や現在の自分の好みに固執することなく、新しいお酒にチャレンジしていきたいと思います。

とうわけで今回は青森の新星?華一風です。
華吹雪の55%






黄色っぽい色。
なかなか香りますねえ。
リンゴやベリー、メロン、洋ナシ?
甘やかな香りがふわりと可憐で素晴らしい質感の上立ち香です。

キメ細かでなめらかなタッチ。
キュートな甘酸が弾けます。

おおう、これイイですね!
コクのある甘さに弾むような酸が美しく溶けあい綺麗な印象、軽やかな口どけ。
ふくよかな旨みはミルキーで程よい広がり、素晴らしい質感。

フレッシュさもありますが、なめらかなタッチによってしっとり品よく纏め上げられています。
軽やかで滑らかで元気もあり華やかさで上品です。


これは酒屋の店主さんが押すのわかる。
今後要チェックですね〜。
絶対にこれから売れます。間違いなく。


褒め過ぎな気もしますがかなり惚れました。
ハイクラスの純大の質感があります。
つーかなんで特純?
純吟でいいじゃん。



Tag:華一風

記念すべき100本目は奈良の風の森
23BY2本目の笊籬採りです。

今期もう一本くらい飲んでおきたいと思っていたのです。
これからいい状態になってくるよ〜という話を聞きまして。
売り切れる前に買ってきました。
キヌヒカリとか露葉風、秋津穂と迷いましたがあえて山田で。






立ち香は穏やか。
優しく甘い香り。
時間が経つと徐々に色々なフルーツ香が感じられるようになってきます。

含むとたまらないとろみ。
シュワとしたガス感はとろみのせいかマイルドに感じます。
溶け込んでいるという感じ。


風の森らしいぽっちゃりとした甘み、元気な酸とガス感のハーモニー。
熟感あるまろやかな旨み。
やはり旨いです。

抜栓直後は硬く、やや苦味が強い。
まあこれは明日以降に期待でしょう。
山田の45ということで雄町よりおとなし目ですが旨みのしなやかさ、トータルの立体感はやはりさすが。
雄町に比べると可憐な印象。
好みはわかれると思います。

綺麗さを保ちつつこの熟感というのが素敵。
開くにつれどんどん魅力が感じられてきます。

生で熟成させたものの中には時折はっとするようなうまい酒があります。
個人的に注目のジャンルです。











Tag:風の森

新潟の根知男山
ブログでは以前にnechiを取り上げたことがあったはず。

今回は新酒。
五百万石の55%です。







香りは控えめ。
すっと穏やかな甘い香り。
みた感じとろみが強めです「。

含むと……おおお、とろり。
滑らかでキメの細かいタッチ。これで新酒!?
ブドウ的な甘い香りがします。

五味のそれぞれの主張は控えめ。
優しい甘み、寄り添う酸がいきいきと新酒らしさをプラス。
地味にジューシー感あり。

しなやかな旨みは何とも心地よいコクがあり、優しいながらもしっかりと存在感を発揮。
僅かな苦渋が舌にジンと響きつつフィニッシュ。



他の蔵とはひと味もふた味も違う造り。
しかしポテンシャルの高さはひしひし感じます。
美味い。

優雅で上品ながらも奥に秘めた力強さ。
おとなしいながらも軽やかで伸びやかな躍動感。


nechiの古いヴィンテージのほわほわの甘みが想像できる。
つかすでにほわほわ。柔らかい。
これはなかなか凄いです。
中吟の新酒って言われなきゃ分からないかも。

Tag:根知男山

年末年始のお酒、第三弾。
もう正月という感じでもありませんが。

島根の王祿
2007だから19BYかな。
全てにおいてトンデモスペックで王祿らしく期待大。





これまであまり感じたことのない上立ち香。
王祿っぽい甘旨酸を感じる香り+木のような少し枯れた香りかなあ。
ヒネ的な熟成香は感じない。

含むとたまらない滑らかな口あたり。
やはり枯れたような穏やかな香り+仄かな甘さが。
豊かで複雑な旨みが雄大に広がり、酸がゆらゆらと顔を出す。

うむむ、これは凄い。
ジャンルが違う。
このようなお酒作っているのは秋鹿とか数えるほどしかないと思う。

圧倒的存在感。
ワインで偉大な〜って表現を見るがまさにそんな感じ。

これこそ冷やしすぎ厳禁。
懐深い甘みがでてきて、旨酸と溶け合いシンフォニー。
重厚なようで軽やか。
これだけ複雑なのに荒くない。むしろ品がある。
滑らかに喉に流れ、深い余韻。


時間が経つにつれ香りも味も円やかな甘みが出てくる。
どんどん軽やかで、ほわほわとした酒質に。
このくにゃんとした甘酸、軽やかさ、枯れた奥深い旨み。
喉に流れる瞬間には清らかさえ感じる。
ちょっとこれはヤバい。
どのくらいヤバいかというとアテがまったくすすまないくらいうまい。


一ヶ月後の誕生日に飲むべきだったか。
間違いなくこれまでのBEST3に入る。
あとでちょこっとだけ燗つけてみよう。




Tag:王祿

梵超吟に続き正月酒としてこれまた定番を。
末広がりの八十八、縁起のよいお酒ということで。
山田35の大吟醸ですね。






上立ち香はかなり控えめ。
わずかに爽やかな吟醸香が。

含むと一瞬で喉に流れます。
透明感と滑らかさ、軽さはさすが。

仄かに優しい甘み、柔らかで生き生きとした酸。
透き通るキレの中にコメの旨み。
すこし苦み渋みがありますね〜。
ちとおいてみましょう。

透明感・軽さを損なわない程度のとろみ。
繊細で上品な甘みが表に出てきました。
含み香も控えめで、メロンやパインのニュアンス。
わずかに熟成感あるかなあ。
この繊細な香りと甘さはさすが。
この辺が黒龍らしさでしょうか。

これはかなり温度に注意が必要ですね。
常温にちかめ、うっすら冷えているくらいがいいかなあ。
上立ち香は時間経つと少し香ってきますね。


繊細な味わいは和食に合うと思います。
ちと薄いというか水っぽい気もしますが、そこは好みの分かれるところ。
時間が経つにつれフレッシュさを感じるような透明感ある酒質が魅力的に感じられます。
ただ若干苦み渋みが気になるかなあ。


時間経つにつれ甘みがスゴく良くなってくるんですよねえ。
これは流石の質感。
これが開くというやつなのでしょうか。
こーゆー変化はあまり経験したことがないかもです。
なにより飲み疲れしません。

Tag:黒龍

WHAT'S NEW?