滋賀の七本鎗
直汲を少し寝かせたものになります。
珍しい組み合わせのスペックなので楽しみです。

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純米らしいきゅっとしまった香。
穀物のふくよかさ。
バニラのようなかぐわしさ。
木のようなニュアンスも。

含むと爽やかな甘い香り。
セメダインかなあ。
大人しめのガス感。
厚みのある甘旨酸のふくらみ!
コクがあって非常に旨い。

滑らかにとけあい、嫌味なく流れます。
ぐぐっと力強い余韻がステキ。

恥ずかしながら七本鎗飲んだことなかったんですよねえ。
旨いです。素晴らしいお酒です。
ほかの銘柄で例えるなら王祿でしょう。

飲み進めると柔らかさや爽やかさ、綺麗さがあって、造りの良さを感じます。
旨味たっぷりですが、野暮ったさはなくてモダンな印象です。
しかし14号にしては高い酸度だなあ。


西の酒というか、近畿らしさがただようようなお酒ですね。
熟成にはこだわりがかなり有りそうなので下半期にもう1本飲みたい。
明日は燗つけよう。
自信を持ってオススメできる味わいです。
本日も造り手さんに感謝。


2日目。
冷やで飲むと、ガス感が弱まり垂れ口らしいたっぷりの甘さが際立つ。

燗をつけてみました。
ほっこりとした旨み。
まろやかでジューシーな甘酸が染みわたる。
うまいです。

Tag:七本鎗

へい、おまち!
千本錦に続き今期2本目の而今です。

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やはり香りはインパクトあります。
而今らしい甘い果実様の香り。
ナシやベリーのニュアンスを感じるかなあ。

含むと舌先にわずかにガス感。
透明感があってつるりとしたタッチですが、雄町らしい柔らかさも。

ジューシーな甘酸が絶妙なバランスでふわっと膨らみます。
爽やかな渋みが素晴らしく良い仕事してますね〜。
このお酒はよく洋ナシに例えられますが、含み香も相まってまさに!な味わい。

瑞々しさを感じ、伸びやかな酒質。
つるりとしたタッチから、優しくすっと切れる。
爽やかな甘い余韻。


而今なんで当然美味しいのですが、これも素晴らしいですね〜。
うるうる、潤いを感じる瑞々しい酒質。
爽やかな甘酸。
まさに果実のようなお酒です。
期待を裏切らない。
やはり買える時は買っておきたいお酒です。

Tag:而今

山形の上喜元
山田錦4割の大吟醸、活性にごりです。
恐らく23BYでしょう。

あえて寝かせて出荷しているっぽいコチラのお酒。
以前居酒屋さんでいただいたことがありまして。
どうも出荷されたらしいとの噂を聞きつけ買ってまいりました。



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思っていたより活性が強い。
念のためアイスピック使ってよかった。
うごつきの教訓を生かした僕えらい。
開け方教えてくれた居酒屋店主さんありがとう!


含むと強めのガスがジュワジュワ。
クリーミーさもあり。
嫌な熟成香は皆無。

ブドウ系+クリーミーな、爽やかで甘い香。
これは素晴らしい!!


肝心の味わいはというと爽やかな甘さが第一印象。
程よい旨味がしっかり膨らむのがこの酒の凄さ。
ところが元が大吟醸なので綺麗さがあり、流石の酒質。
酸含めバランスよくガスもあり、あくまでも爽やかにスルスル。

にごりすきー、甘口すきーな方には超推奨!
と言うかこのクラスのにごりはなかなか飲む機会がないですよね。
居酒屋で飲んだ大信州、而今以来かなあ。
活性でヒネ感じないのは仙禽の出品酒もそんなイメージだったような。

多様な表情がみれそうで明日以降も期待です。
唯一の心配は栓。
穴あけた栓に変わりワインストッパーをつかいました。
レバー引くとゴムで密封する奴。
飛ばないよね?

Tag:上喜元

新酒しぼりたても一段落。
春酒、花見酒の時期ですがあまりそそられない。
そんな時ぼくはこう思うのです。
『そうだ、高い酒のもう!』

そんなわけで雪の茅舎です。
春酒ってコンセプト酒過ぎてなんかなあ。
つくり込みすぎというか。
まあクドいんだよね。


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口開けから淑やかに果実様の立ち香。
巨峰や南国の明るいトーン。
柔らかに香り、素晴らしい質感。

含むと透明で綺麗な酒質。
滑らかな舌触り。
ほわほわと軽やかなタッチ。
羽のような軽さ。

それでいて優しくまろやかながらコクのある甘み。
フルーティな含み香、ふくよかでミルキーな旨みと共にふんわり広がる。
酸の透き通るキラキラが穏やかに波打ち、たまらなくジューシー。

恐ろしいほど軽い口溶け。
見事な調和、全てが渾然一体となりウルトラスムースに流れ、響く余韻、香味。


文句なし、素晴らしい。
最高峰の純米大吟醸です。
止まらない、いっくらでも飲めますね。
食べ物は不要でしょう。

これを寝かせたものが聴雪になるらしい。
どんな変化するんだろうか。
超のみてえ。
冬に火入れも出るみたいですよ!
超のみてえ。

最近飲んだ中だとうーん、黒龍八十八号?鍋島の純米大吟醸?
八十八号よりは間違いなく上だと思う。


とにかく5000円が安いと思えるお酒です。
この価値観を共有できないヤツとは友達になれない。
まじで。

Tag:雪の茅舎 イチオシ

非常にブレイクしている写楽
いちどブログでも取り上げましたが、再チャレンジ。

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立ち香は穏やか。
バナナやブドウ、というより南国的な果実様の香り?
なかなか良いです。

含むとぱっと弾ける甘酸。
ポップですがしっとりコクもある。
これは良いです、これが写楽のらしさなのかな?
品の良い甘やかな含み香もよし。

しなやかでしっとり、コクのある旨味。
しっかり甘酸を下支えし、じわじわ膨らみます。

ビターな苦味がアクセントになり。
最後まで甘酸のきらめきを感じさせつつさらり。
なかなか力強い余韻。

なるほどなるほど、華やかさもありますがどこか抑制的で重厚感がある。
これは山田だからなのか、基本的にこのような造りなのか。
同郷の飛露喜の黒に近いイメージかも。

個人的にはもう少し軽めにつくったほうが面白いけどなあ。
ちと重い。生だから?
ちょい冷え気味のほうが楽しい。

酒未来とか八反があいそうな気がします。
ようやく少しだけ写楽のことがわかって嬉しい。
好みはあれど真剣につくられたお酒はどれも素晴らしい芸術品なのです。
評価されているものとなればそれはそれはもう。

若波に似てるかな〜最近飲んだ中では。
プルーン。

5日目。
バナナ系の甘い香り。
フレッシュでジューシーな甘酸。
なめらかで適度な重さ。
カドが取れて明るいイメージになりましたね。
1日目2日目より好き、驚いた。




Tag:写楽

随分ご無沙汰しておりました。
休肝日、深酒、二日酔いなどございまして。

長野の夜明け前です。
長野なんで島崎藤村ですかね?

生一本はここの看板酒らしいですがその袋搾りver.
うっすらおりがからんで、うすにごりというところか。
兵庫県産山田錦 の55%
日本酒度+1、酸度1.5、alc16.5度


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口開け直後は香りが硬いなあ。
次第にメロン+うっすらおりがらみ、酸も混じるか。
香り系ではなく、自然な甘やかさを感じます。

含むとブドウのような甘くさわやかな香。
柔らかな酸に包まれ、フレッシュな甘みが控えめに。
おりのエッセンスがきいたふくよかな旨み。
ミルキーというか乳酸的な?ところがあって。
終始透明感を湛えた酒質でつるりと。

軽さと滑らかさ、柔らかさに後口の捌けの良さなんかは袋搾りの真骨頂。
透明感もあってスルスル入ります。
酸の張り出しが少し強めでしょうか。
だんだん、じわりと甘さも出てきて素晴らしくジューシーで。
どんどん違う顔の良さが出てきます。
明日はもっといいかも。

食べ物に合うフレッシュさですね。
あまり名の知れた銘柄ではないかもですが、イイですよ!


日本酒は本当に安いですねえ。
だいたい袋搾りで4合1500とかおかしいのよ。
一白とかもそうだけどさ。



Tag:夜明け前

このお酒をいただくのは3期連続になります。
今年は愛宕の松の純吟おりがらみにしようと思っていましたが。
なんとなく飲み頃を逃してしまい。

時に伯楽星らしくないと称される純大おりがらみ。
ですが『らしさ』に華やかさが加味された素晴らしい1本だと思います。
伯楽星は年末に残響をちょこっといただいた以来。





最初から撹拌していただきます。
みずみずしいフレッシュなバナナの立ち香。

含むと甘やかなバナナ香。というかマスクメロンですね。
クリアーで清らかななのにほわほわ柔らかいタッチ。
瑞々しい酸が輪郭をつくり。
優しく、まるで本物のバナナのような甘みが穏やかに膨らむ。
シルキーな旨みとのバランス!
キメ細かい果肉のような質感。

すーっと滑らかに引き、ジューシーな苦渋&酸。
たおやかに、すっきりと切れます。


いや〜本当に美味しい。
去年より更にイイ!!
移転で水が変わり、よくなったのでは?と感じた昨年。
今年は新しい環境に慣れたのか抜群の出来。

清らかさ、爽やかな透明感。
それを妨げずに柔らかさと甘やかさをプラスするオリ。
そして4割の純大という上質感。


これは、日誌係イチオシ。
食中酒でも、酒オンリーでも。
飲まないと損しますよ!
逆境を跳ねのけ素晴らしいお酒をつくり続ける蔵元さんには頭が下がります。



Tag:伯楽星 愛宕の松 おススメ

桜の開運です。
桜の季節にはまだ早いですが、今日は本当に暖かでした。

中身は特撰純米吟醸。
なので特A山田の5割です。
春バージョンのスペシャルラベルが素敵。







透き通ったタッチに、うっすらと心地よいメロン香。
淡く軽やかな甘みがさらり。
すこーし焦がした砂糖のようなコクがあり。
キラキラした酸との調和が素晴らしい。

綺麗な輪郭を乱さない、絶妙な旨み。
きゅっとミネラリーな輝き。
ジューシー、すっと美しく切れる。
メロン系の残り香が、ふっと甘く香り素敵な余韻。

これは鉄板でしょう。
お花見の宴席で、ごちそうと一緒にどうぞ。

桜をイメージしたお酒というと甘口のものが多い気がします。
そんなお酒に飽きたらこのお酒をどうぞ。
甘さもありますが、はっとする美しい質感があります。
凛とした薄墨色の桜のイメージ。




Tag:開運

予告どおり山の壽、雄町。
今期は火入れのみ。

どうも昨今の生酒偏重ぎみの業界に物申したいらしい。
もちろん火入れ技術に自信があるのでしょう。






上立ち香は……なんだろう。
チョコ+オレンジ的な?
違うなあ。ダークチェリー?

含むとメロンや柑橘、可憐なフローラル系や桃のニュアンスも。
ワイドに張り出した酸。
けっこうクリアな酒質?と思ったら、奥からすこーしビターな甘み。
そしてどっしりコクのある旨み。
その上をうっすら苦渋な甘酸がゆらゆら。
ズバッと切れて、苦渋甘な余韻がながーく。

フルボディ系純米吟醸。
山田とは全く違い面白い。
ダークチェリーしっくりくるなあ。
それかプルーンとか?

ただこの時期に無理矢理コレ出す意味は??
甘酸もっと強めにして、もう少し寝かす。
まろやかさ出して、味のせて。
素人意見だけどそれでよくないかな。

それか完全にガツン系の純米にしたら?
すっきり感が中途半端で微妙な気も。


たまには厳しく物申してみました。
腕があるのはわかっているから、変にオナニーしないで自然に造ってよ。
生には生の良さ、火入れには火入れの良さ。
今は生の時期でしょう。
これは多分生のキラキラがあったほうが旨い。
変に枯れた感じがある。

火入れは酒質が安定してピークが長くなるからね。
火入れ技術の向上は素晴らしいチャレンジなのですが。
フレッシュな火入れを目指すっていうと『作』とか『賀儀屋』あたりがイメージされるなあ。

ま、明日また頂きます。
燗もつけてみようかな。
今日はちょい残しの鍋島ちゃんも頂きます。

2日目。
ぬる燗つけた。
これはなかなか。


次回予告。
開運か伯楽星。

Tag:山の壽

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