ひさしぶりの四国のお酒。
愛媛の石鎚

石鎚、しっかりいただくのは久しぶりになります。
余談ですが石鎚のラベルはけっこう好き。


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立ち香は仄かにあまい香りに柑橘のようなニュアンスも。
含むとまだ熟れきっていないメロンのすっとした爽やかさやバナナの甘い香。
さらにやはり柑橘も感じるでしょうか。
これらが穏やかにふんわりと香ります。
落ち着きがある適度な吟醸香です。


味わいはというと…水の良さを感じさせるような透明感のある酒質。
きりっとした酸、そして透き通る優しい甘み。
それでいてほっこりとしたコメの旨みが感じられます。

すこしほろ苦いような味わいは松山三井らしさでしょうか?
軽やかなタッチで、すーっと舌になじむような感触。
最後にぴりっと辛さで切って、甘い余韻。

非常にレベルが高い!
派手さはありませんが、極めて丁寧な造りが伺えます。
フレッシュさと優しさを兼ね備えた珠玉の食中酒でしょう。
そしてコスパも抜群です。
山菜の天ぷらなんかとあわせたら最高ですね。



Tag:石鎚

夏のお酒が出回る時期になりました。
そんな中でも屈指の人気を誇る1本です。
英国人杜氏フィリップ・ハーパー氏が釀すロックで飲む日本酒。
商品コンセプトとこのパッケージデザインは秀逸。


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まずは普通に冷やして。
香りはバナナ香が控えめに。
日本酒らしい、純米酒的な香りといったところでしょうか。

含むと…ぐっと凝縮感のある濃いめの旨み。
甘旨酸がぎゅっと舌の真ん中に集まるような感覚です。

ただ想像していたようなとにかく濃い、というわけではありません。
純米吟醸を名乗るだけあり、綺麗さがあり、バナナの含み香りもなかなか華やか。
普通に冷やで飲んでもアリですね。



つづいてロックで。
ほのかな甘いバナナ香が清々しく香ります。

含むと…おお、日本酒です!
素晴らしいバランス。
味がぼけることなく、ちゃんと日本酒です。
冷やのときに感じた凝縮感がぱっとほどける。
そして冷え冷えだけどちゃんと日本酒、という奇跡のバランスに。

柑橘のような酸、食欲を掻き立てるようなしっかりとしたコメの甘旨み。
バナナにだけでなくブドウや枯れた干し草のようなニュアンスも。

すこし氷が溶けてきたくらいが最高。
するーっと心地よく流れます。
溶け具合による味わいの変化がまた楽しい。

これは素晴らしいですね。
イロモノではありません。
正統派の日本酒の味わいを現代的に昇華した傑作です。

いささかアレな表現ですが、これを造ったのが英国人というのは悔しいなあ。
いや、日本人でないからこそ、なのでしょうか。


今の時期にはもったいないかな。
本当に暑い夏の盛りに、気どらずに。
気のおけない仲間とどうぞ。
食欲をかきたて、夏バテ解消になること間違いなし!


でもこれ、燗つけたらどうなるんだろう……。

Tag:玉川

栃木の姿です。
最近関東のお酒が多いなあ。

さて。
姿はちょうど昨年の5月にも飲んでいます。
その時も山田でしたが、スペックは微妙に異なります。
今回は袋吊りです。


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姿らしい華やかな香り。
協会18号ですかね。
栃木は18号の名手が多いですね〜。
マツコトとか旭興とか。

トロピカルな甘さを感じますが、ガンガンに香るわけではないので嫌みはありません。
あくまでしっとりと、上品で素晴らしいクオリティ。



含むと…ベリーや柑橘のアロマも。
優しい甘みに、繊細な輪郭をつくる酸。
ジューシーですが、しっとり柔らかで、綺麗ですね。
そしてこの優美な旨味は素晴らしい!

山田錦らしいしなやかな旨味。
しっかりと味が乗っています。
そして何といっても膨らみと引きのたおやかさが秀逸。
抜群の質感です。
旨いんですけど、綺麗なんですよ〜。
ここは袋吊りの素晴らしさですね。

これは旨いな。
じっくりお米の旨みと向き合える1本。
それでいてハイクラスの質感と華やかも兼ね備えています。
キレ、余韻までトコトン素晴らしいです。

時間が立ち開いてくるほどに、コクのある甘さと透明感、軽やかさが際立ちます。
そして、苦み渋みが立たないんですね。
技術の高さを伺わせます。

焼き野菜なんかと一緒にどうでしょう?
ハズレのない銘柄だと思います。
来年は雄町、いきましょう。




Tag:姿

純米酒らしからぬ華やかな香りで日本酒好きにはわりと有名な1本。
長野の信濃鶴です。

ところで、はやくも夏酒が発売開始に。
おすすめの夏酒をおしえてください!
あんまり夏酒に魅力を感じないもので……。
どなたかお願いしますm(_ _)m

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香りはさすがに華やか。
リンゴやマスカット、メロンのようなフレッシュな立ち香。

含むととろーりとしたタッチ。
控え目なやさしいな甘み。
酸がからまりクリアーでフレッシュな味わい。
いかにもしぼりたてという感じですが柔らかです。

一方で旨味の広がりは少し扁平で潰れたような。
もうひとまわりふたまわり、大きく膨らむといいのですが。
ぎゅっと凝縮感、しぼりたてらしい舌のしびれ。
として鼻に抜ける華やかな香。

開くともっと良くなりそう?
良いのですが、少し痩せた味わいなんですよねえ。
すごいポテンシャルなのに、大成せずに引退するスポーツ選手のような。
まるで宇佐美貴史(失礼)。

もっと甘旨があれば素晴らしいと思うのですよ。
ところがいまいち膨らみがなく、強めの痺れを残して去るという。



……というわけで。
ロットによってはオリが絡むというこのお酒。
残念ながらほぼ無しですが撹拌してみましょう。

立ち香は乳酸的な香りが増しました。
味わいは柔らかく、甘みを強く感じるように。
メロン香とあわさってこれはなかなか。
含み香、素晴らしいですねえ。

旨味も少し増量。
カドも少しとれたでしょうか。
これは美味いですな!

ただし、購入時に注意!!
オリの多いものを買うべし。
早い時期にはピチピチしゅわしゅわロットもあるとか。



2日目。
良いですね、まとまっています。
華やかな香り、素晴らしいクオリティの甘み。
個人的にはもう少し旨味の膨らみが欲しい気もしますが。
さすがの1本でございました。

Tag:信濃鶴

鍋島愛山。
このブログでは登場回数ナンバーワンの鍋島
もう特にいうことはありません。
いつか蔵見学に行きたいです。


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甘やかですがしっとりとした「らしい」香り。
様様な果実を感じますがパイナップルが強いでしょうか。
抜けるような爽やかな酸が。


含むとけっこう強めのガス感。
直汲みみたいですね。

ジューシーな甘酸から、コクのあるたっぷりの旨味。
勢い良く膨らみます。
やはりパイナップルな印象。

あくまでも透明感のあるタッチ。
コメの旨みの「素晴らしさ」をしっかり感じさせ、さばけよく、やわらかく。
いや〜流石のクオリティ。

溶けやすい愛山を十分に溶かし込んだような旨味。
凝縮感があって、米の旨みとコクを感じます。
純米酒的な旨みなのかなあ。

一方でちょっと高めの酸でバランスをとっている模様。
この辺りは純大の愛山といっしょ。

なーんか特徴的な酸で。
パイナップルかなあ、キウイとか?
そんなイメージです。

コメの甘旨+特徴的な酸が印象的。
そして最高に美味しい。

なんだろうな〜細部のクオリティ、バランスが凄いですよね。
こっち系狙った酒は山ほどあるけれど。
品があってクリアーで。
全体のバランス、質感が素晴らしいですよね。
ひとくち目だけのインパクトではない味わい深
さ。
この高みにいる蔵は本当に一握りですね。

明日も期待。
もすこし寝かせておいても楽しそうですよ!
なんて言ってたら甘みがキタ━(゚∀゚)━!
やばうま。
最高。



2日目。
冷やせば微炭酸パイナップルジュース、果汁120%。
温度が少し上がれば甘旨がとろーり。
最高に美味しいです。

Tag:鍋島

群馬のです。
個人的には群馬は鬼門のようなところなのですがお酒は別です。
トロピカル&セクシーな味わいに期待しましょう。


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立ち香はおだやか。
バナナや柑橘、バニラを感じますが香るお酒ではないですね。

含むと…ガス感はほぼなし。
香はやはりバナナ系でしょうか。

きりっとエッヂのきいた酸からとろりとした甘やかさが膨らみます。
酸の透明感、きゅっと締まった筋肉質のタッチ。
かと思いきや、ふにゃんとした柔らかさで甘さ。

五百万石らしい味わいなんですかねえ。
少し抑制的な広がりながら、ずしりと存在感のある旨味と武骨な苦渋。
切れ際〜あと口にかけ良いあまい余韻が残ります。


うーん悪くはないが良くはない。
イマドキこれはトロピカル&セクシーではないでしょう。
どちらかと言うと少し渋めの旨口酒なのでは?
ううーん。


終盤少しジューシー感はでてきましたがうーん
ちびちび飲みつつ変化に期待。

2日目。
甘みが出できてまとまって……というところでしたが。
結局燗つけました。
うまかった。
最近地味にお燗を飲みたかったこともあって。
今日なんかクソ暑かったのにめったに飲まない燗。
白隠正宗とか田中六五とか燗つけて飲みたいねえ。

Tag:

千葉県は勝浦の鳴海(なるか)です。

千葉県は蔵が少なくあまり日本酒のイメージがないかもしれません。
でも最近は頑張っている蔵元も多いんですよ!

木戸泉や甲子正宗とか。
稲花は雑誌で取り上げられましたし。
不動も千葉か。



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余談はさておき、今日のお酒行ってみましょう。
香りは結構立ちますが、すっとキレイめ。
メロンに若干のトロピカル系など。
ガンガンに香るというわけでは無いです。

含むとぱっとジューシーな甘酸が全面に。
南国的なトロピカル感です。
これはわかりやすくて( ・∀・)イイ!!

発泡はやや控えめ。すこし舌先にピチピチ感じる程度。
とろーりとした濃厚な酒質です。

山田らしいしっとりした旨みがたっぷり。
ですが、わりと綺麗にさばけるのが高ポイント。
なかなか美味しいですね!
強めに冷やすのがオススメ。

米違いの直詰めシリーズがあるみたいです。
ラインナップみると酒こまちなんか良さそう。
リピしたい銘柄ですね。


2日目。
昨日よりまとまっていていい感じ。
トロピカルな果実様のジューシー感。
やはり美味しいです。

あえて言えば味が乗りすぎ?
もうすこーしスムースだったら抜群ですよね。
袋吊りとか飲んでみたいなあ。

Tag:鳴海

仙禽飲みたいなあ〜と思いまして。
どうせなら凄いやつ飲もうと。

昨年の出品酒です。
純米の亀の尾19、木桶仕込みという出品酒ではありえないとんでもスペック。
一昨年は金賞をとって話題をさらいました。
23BYは銀賞だったような?

箱のメッセージが最高ですね(笑


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仙禽らしい甘酸っぱく華やかな香り。
チェリーがしっくりくるかな。
ドライフルーツのようなニュアンスも。
熟成感もありますが、嫌な感じはせずコメっぽさを感じる程度。

含むと…シルキーなタッチ。
様々なフルーツに、コクのある艶やかな香。
ファーストタッチはやはり、ジューシーな甘酸。
少し霞んだような甘さがたっぷり、旨みとともにふっと広がり。
すっと1度、すっきりキレイめに収束しつつ。
複雑なコクのある甘酸っぱい味わい、フレーバーでフィニッシュ。

うーん、まさにオンリーワンなお酒。
仙禽らしいジューシーな甘酸っぱさ。
亀の尾らしい枯れたような味わい。
19%とは思えないくらい味幅があって。
袋吊りらしい綺麗さと軽やかさも。
熟成がうまく作用したようなミルキーな旨み。


とにかく唯一無二の存在感を放つお酒です。
そして素晴らしくうまい。
ああ、仙禽のSP系買い占めてぇ。

底のちょっと濁ったとこがたまらない。
チェリーやメロンを感じる含み香。
たっぷりの甘みに柑橘のような爽やかなさ。
キラキラのジューシー感に、ミルキーで深い旨み。
しっとりすっきり、優雅なタッチ。
最高です。







Tag:仙禽

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