長野県は上田市、沓掛酒造より
」はいわゆる特約店向けブランドで基本は福無量。
長野のお酒多いな最近。


いわゆる「あらばしり」部分を「先発」と表現しているらしい。
ユニークで結構好きなセンス。


ちなみに下記のようなラインナップらしいです。

定番=生貯蔵酒
隠し玉=袋吊り
中継ぎ=ムロゲンレギュラー
抑え=秋上がり






立ち香はかなり酸が主張します。
旨みを感じるような酸の香り。
酸の中にほのかな甘みを感じ、フレッシュな印象。


含むと……おお!
まずは舌先からやさしい蜜のような甘み。
そしてきりっ!!!!とした酸味。
透明感のあるタッチですね。
そして旨みが広がる。
とにかく酸が旨い!
旨い酸。
ワイン的。

面白いですね~。
酸で勢いよくずぱっときって、あとからから旨みがじわっと来る感じ。
都内特約店みると新規酒蔵開拓に積極的で変わった酒好きなとこ。
さすがですよね~。

面白い。
新世代の感性をもった作り手。
生貯どうなんでしょうこれ。
寝かせはもっとまったり濃厚になりそう。
あらばしりも旨みしっかり濃厚をナタのような酸で豪快に切ってる感だし。

お気に入り度は4.1/5.0


2/5
残っていた分を。
あら、甘味が出ている。
これは美味しい!!
酸、旨み、透明感はそのままに。
こりゃいいわ~。
日本酒の変化はほんとわからんね。





Tag:

山口からわかむすめ
ずっと気になっていたお酒。
スペックからみるとかなり甘々ですがどうかな。

瓶詰めが昨年9月なんでおそらく24BY。
四季醸造蔵なのであまりBYは関係ないですが。
しぼりたてという意味で新(にゅう)なのでしょう。
ですので少しねかせたことになりますね。






香りはバナナ、セメダイン系ですね。
秋鹿なんかの生熟っぽい香りに近いかな。
良い感じです。

ふくむとさらりと優しい甘み。
これは意外だ。
どろっと重めのタッチもですが、飲みにくくはない。
上品でよい甘みですね。

酸もグッド、嫌な浮き方しないです。
しっかり味わうと柑橘のような酸がやや高めに。
うまくバランスをとってチャーミング。
舌で転がさず嚥下すると凄く良い!
飲み進めるとスッキリ飲めるのは酸の使い方、質が秀逸だからでしょう。


旨みも強くは主張しませんが、極めて円やかでくぐっと力強い。
腰の座った、トルクを感じる旨みです。
もちろんキレがいいとは言えませんが、うーっすらな渋みがいいアクセントで締めながらとろりと流れます。

おもしろい!!
いいですよ。
おそらく設計通りなのでは?
杜氏さんのウデが感じられます。
こーれはもっとガンガン売って、生産量増やしてほしい。
売れますし、他の設計のお酒も飲みたい!

お気に入り度は4.2/5.0
いいですよコレ。

2日目。
スルスル飲めますね。
日本酒度-7とは思えない。
プラムのような風味も感じるでしょうか。
バラして味わうと旨甘酸っぱいのかな。
ああ〜近いのは何だろ、若波とか?
うまいですよ。



Tag:わかむすめ

20000アクセスありがとうございます!!
これからもよろしくお願い致しますm(__)m

久々に陸奥八仙(青森県八戸市)です。
このブログで取り上げるの初めてでびっくり!
居酒屋あちこちで飲んでるし、昔は家でもよく飲んでいたのに。
味はハズレなしですが入手しやすくて逆に手が伸びないのかも。

スペックは画像参照。
酵母は青森県の「まほろば 吟」ですね。
個人的には八仙の中でもトップクラスのオススメである黒ラベルの直汲みです。






上立ち香は高密な果実の香り。
青リンゴやメロン、ベリー。


含み香もいたって華やか。
舌先にガス感。
さすが直汲み。

滑らかなタッチからしっとりとした甘み旨み。
甘みはじわっと来る濃いものではなく香りからイメージされるものよりやや控えめ。
その分ふくよかなお米の旨みを感じます。
このクラスの新酒とすると極めて上品。

すっと入っていくような味わい。
新酒らしいすっきりとした爽快感。
酸は高くはありませんが、うっすら綺麗に入ってフレッシュ感。

華やかですが、優雅です。
気品があります。
全般を通じ柔らかで優しいふくよかな旨み。
この質感、具合はスバラシイ。
あえて甘さじゃなくて旨さで勝負。
ところが香りはボリューミーで華やか、でも浮かない。

そしてさっとスピーディなフィニッシュへの流れ。
辛くないけどしっかりスムーズにキレ。

可憐ですがフェミニン。
スリムで小顔、スタイル良しな20代後半お姉さん。
大手勤務でしょうか(笑


いいですねえ〜レベル高し。
八仙は初心者に自身を持って進められる銘柄ですが玄人が飲んでも光るものがあります。
お気に入り度は4.4/5.0
明日の変化も楽しみ。


2日目。
素晴らしく美味!!
五味の一体感がパーフェクト。
甘酸っぱいからジューシーなんじゃない。
旨みまで含めてジューシー。
ボリューミーな香りが浮かないのは絶妙な旨みゆえ。
フレッシュですが荒々しくなく優雅。
極めてコスパの良い美酒。
やはり八仙の中でもイチオシです。


Tag:おススメ 陸奥八仙

23BY以来の田中六十五
純米65%ワンアイテムという銘柄。
漢である。

使用米は地元福岡県糸島市の山田錦。
糸島は日本屈指の山田錦産地です。

あとはハネ木搾り。
1855年の創業時から守り続けているという技法。
木製の箱に酒袋を重ねて長さ約8メートルの樫の木で蓋を押さえる。
一方は固定し反対側の先端に計1.2トンの石をロープで吊り下げる。
てこの原理で2昼夜ゆっくり搾るそうです。
丁寧に搾られるため生産量は限られるが、雑味のないまろやかな味になるそう。






うっすらバナナやバニラのような立ち香。
ほんのり甘い、やさしい純米酒らしさ。

含むと地味に旨い。
滑らかでソフトな舌触り。
とにかく優しい甘旨み。
さらりと静かに消えてなくなるくちどけ。

ややミルキー、うっすら柑橘な酸がすっと引き締めます。
カドがなく流れるようなフィニッシュ。

スムーズな流れの中に優雅な旨み、ミネラル感。
ほのかな余韻がたまらなく心地よい。

こーれは旨い。
すっきり淡麗ですがしっかり旨い。
65%とは思えない気品。
このへんは山田錦の良いとこが存分に。

地味ですが上品で楚々。
うっすら桃色なすっぴん少女(Dカップ)でしょうか。
若い肌を想起させるつややかさ、みずみずしさも。



いや〜和食屋は重宝するでしょう。
あえて言うなら山和なんかと近いような路線でしょうか。


お燗。
ふお〜脳みそとろける〜。
とにかく優しい、優しい、優しい。
うっすらとろーりな舌触り。
ほっこり旨み。
燗うまいです。
新酒の生酒だけど。


お気に入り度は4.4/5.0
毎日飲むお酒としてなら5.0でもいい。
飲み疲れなく飽きもなく、お料理と寄り添ってくれそう。







Tag:おススメ 田中六十五

三重県名張市から而今
たまたまタイミングで手に入ったので。
もう説明は不要でしょう。

あえて言えば五百万石はやっぱり富山、南砺五百万石ですよね。
而今の五百万石はにごりじゃないものもありますが、そっちは酵母がMK3だったかな?
磨きも違いますよね。

このブログですと山田錦生大吟醸千本錦生雄町生に続く5種類目の而今です。






爆発系ではないのですんなり。
となると穴あき栓の1升瓶より4号瓶がいい。
ぷしゅっと音がする程度です。
撹拌していただきます。

にごりらしいミルキーさの中に爽やかな果実様の香。
ガンガンに香る系ではないが、やはり而今は香もよい。

含むとじゅわっと炭酸。
甘みが酸、旨みと一分の隙も無く溶けあって完璧。
甘いんですがクドさは皆無。
すっきり爽やかで果実味溢れる味わい。
最高級のカルピスソーダです。

苦み、渋みとガスでしめてすっとキレ良し。
本当に神がかったバランス。
軽快でソフトなタッチ、苦み渋みまで心地よい。
甘酸はキュートでエレガント。
コクのある旨みは官能的。
そしてこんなに透明感のあるにごりがあるか?
しっかりガスありますが嫌なドライさ、キツさはなし。
最高です。

而今はやはりスペシャル。
今年もばっちり。
おりの量、撹拌の度合いによるのかもですがややスッキリめの印象かな?
大西さん、結婚生活も安定期ということでしょうか。
結婚した年はお酒もあまあまでしたから(笑)
そんなバリエーションも地酒の魅力ですよね。
毎年進化するし違いもある。

而今は行きつけの居酒屋であらゆるスペックを飲みますが、やっぱ家でじっくり飲むのはいいですな。
お気に入り度は4.7/5.0



2日目。
昨日より炭酸がじゅわっと。
混ぜるのに炭酸飛ばしたからね。
後半なのでおりのクリーミーさもアップ。
しかし今日もパーフェクト。
口溶けの良い甘み、旨み。
ガス感のタイトさと完璧なバランス。
溶け込んだ酸は酸と感じさせずに爽やかさだけをプラス。
最高。



余談ですが最近アクセス数が調子良いです。
みなさまありがとうございます。






Tag:而今

長野の小布施から豊賀(とよか)です。
「ほうか」は豊香という同じ長野の別の蔵の商品になります。お間違えなく。

女性杜氏の高沢賀代子さんが醸します。
長野、女性杜氏、美山錦49、長野酵母D……。
この間頂いた川中島幻舞と共通点が多いですね。

実は昨年まで美山の純大は39%と49%がありました。
今年から49%に統一したようです。
やはり小さい蔵ですのでなるべくお客さんの手が届きやすいスペックへの注力でしょう。
黒のラベルは去年までは39%のものだったような。






長野D酵母らしい香り。
マスカット、リンゴやメロンを感じる華やかな香。

含むと舌先から濃厚な甘さ。
ぱっと広がります。
極めて果実様の気持ち良い酸が溶け込みます。
ぽっちゃりした旨み。
がっつりお米をしっかり溶かしているなあ。
含んだ印象は濃厚なマスカットですね。

味わいに比して、キレの良さもあるのが秀逸。
ぽっちゃりの半面、スピード感もあってしっかり切れる。
しっかり収束、すっと流れます。
とろりと滑らか、キメ細かい舌触り。
質感はベリーグッド。

うっすら渋みや苦み、舌先への刺激。
新酒らしいが、ホントにいいアクセントですね。
甘口なので適度に締まります。

こ〜れはうまいですよ。
コスパも素晴らしい。
これぞ純大というクオリティで1升3500円切ってきます。

採点は4.5/5.0。
これは絶賛ですね。
素晴らしいです!!




Tag:イチオシ 豊賀

奈良県は吉野から花巴
昨年旅行で奈良に行った時に飲んでいます。
弓弦葉の純米山田錦でした。

実はこの弓弦葉シリーズは“酵母添加シリーズ”らしい。
つまりは速醸ですね。
味わいも新酒でも楽しめるやや軽やかな設計だそう。
確かに軽快だった印象があります。

ところがこの蔵の本領は“酵母無添加シリーズ”らしいんですね。
山廃や水もと(菩提もと)による仕込み。
そんなわけで今回は山廃の古酒を選んでみました。
山田錦の70%というところは前に飲んだものと同じ。








かなり黄みがかった水色。
熟成香や酸が控えめなボリュームで。
ちょっとみりんや酢っぽいかも。



冷えた状態で含むと……やっぱり綺麗で軽快ですね。
もちろん熟成香はあります。
しかし何と言っても透き通るような酸の輪郭。
ついで芯にほっとする仄かな甘み。
そこからじわじわと太い旨みが大きく広がる。
凝縮感ありますね。
旨みのある酸。
酸でさっぱり流して長めの余韻。


いや〜ここまで同じ方向性の味わいだとは。
蔵元の強いこだわりを感じます。
とにかく酸酸酸。
某酒店の情報によれば酸度3.0。
そりゃ酸っぱいわけだ。
お酢の酸度が6〜7%。
穀物酢ハーフ割り、アルコールあり?
そいや新政の亜麻猫はフルーツビネガーの炭酸割りっぽかったな。


とりあえず常温〜お燗でゆるりとやってみます。
冷やしすぎは厳禁でしょう。
冷やしたら冷やしたでさっぱり軽快でいいのですが。
本領は常温〜でしょうね。

いや〜酸っぱ旨い。
古酒で出してるのは酸のカドをとるためでしょう。
まだ寝かせても面白そうな気が。
しかし玄人好みのお酒ですね〜。
飲食店ではバリエーションとして重宝するかも。
油っこいもの、どんとこ〜い。

これ、燗のつけかたも難しいなあ。
酸がたっちゃう。
穀物っぽい優しい旨み、味醂や醤油っぽい風味もわずかに。
その辺りは柔らかく出ていいんだが。
こりゃぬる燗だね。
ゆ〜っくり温度上げていくこと。
そしたら柔らか〜い。
でも常温のほうがいいかなあ。


かなり面白いお酒なので採点は難しいなあ。
ユニークさを買ってもよいのですが……。
3.3/5.0で。




Tag:花巴

岐阜県中津川市から三千櫻です。
前に渡船の袋吊をいただいてますね。
うまいと書いてありますがイマイチ記憶が(汗
今回は限定のにごりです。

余談ですが三千櫻には“純米”しかありません。
どんな磨きでも純米吟醸や大吟醸という言葉は使っていないそうです。
あ、普通酒はあるけど。

米の磨きも基本的には5割まで。
酵母は14号のみ。
堅実に丁寧な酒造りを志向していることが伺えます。
小さい蔵ならではというところでしょう。
お米も自家栽培か地元産を使用。
面白い蔵ですね。







おりが3分の1はありますね。
濃厚な味わいに期待です。
穴あき栓なのでサクッと抜栓。
付け替えて撹拌していただきます。


濃いおりがらみらしいヨーグルトっぽい香。
その中にリンゴやラムネのような爽やかに甘い吟醸香。

含むとトロトロぷるぷるな舌触り。
濃厚で食べるという感覚が近いか(笑
とろぷるなのでガスは少し弱め。
薄い状態で飲むとしっかり感じますが。

優しい甘みがやさしい広がり。
そしてお米の旨みがしっかり。
フレッシュな果実様の酸が清々しい。

しかしとろっとろでぷるっぷるです。
大人のフルーチェです。
また、やや薄い状態で飲むと柔らかさ、軽さに驚きます。
ガス感と酸のせいか、すっと気持ちよく切れます。
爽やかな甘い余韻が最高に( ・∀・)イイ!!


いいですね〜オリガラミスキーの日誌係も太鼓判。
これはしっかり撹拌してなんぼです。
じっくりまぜまぜして少し置くくらいが美味しい。
ぬる燗もありか?


お燗。
甘酒みたいなにおいしますね。
とろとろクリーミーさにほっこり旨み。
これも面白いなあ。
終始オンリーワンの味わいである。

お気に入り度は4.2/5.0









Tag:三千櫻

青森県弘前市の玉田酒造店から華一風
24BYのんで好印象だった1本。
華想い55%です。






カプエチ系の華やかな香り。
メロンやリンゴ、黄桃。
いい質感です。

含むとやや青めのメロンかな。
味わいはシャッキリした印象です。

甘みはありますが限定的。
去年はもうちょい甘かったような?
舌触りはきめ細やかでいいですね。

やや苦渋があって、旨みの広がりが痩せているでしょうか。
酸は元気ですが、渋みとあいまってちょっと……。
するっとキレはよし。

うーん悪くはないですが……。
去年感じたワンランク上の質感は感じられません。
僕にはタイトで硬く感じられあくまで特純。
う〜ん僕の問題でしょうか。
近いのは……夜明け前のしぼりたてとか?



お気に入り度は3.7/5.0。
辛いかな?


追記3日目。
よくなってきた。
やはり香りの質感やボリューム、細やかな舌触りは素晴らしい。
もうちょっとコクのある甘み、旨みの膨らみがほしいところ。
ああ〜でもとろりとした甘みも出てきました。
でも相変わらず新酒らしい苦渋は強め。
もすこし点あげてもいいかな〜って感じはする。
3.9/5.0に修正。





Tag:華一風

山忠本家酒造、義侠の750kg30%、16BYです。
酒屋さんで自家熟成していたものをいただきました。

お米はもちろん特A山田錦。
名だたる蔵元に東条町産特A山田錦を広めたのがこの蔵元。
実力は凄い蔵ですがちょっと変わり者。
特A山田の30%を純米吟醸として売っているのはここくらいでしょう。
販売スタイルも変わっていて年に一度特約店を呼んで試飲してもらい、その場で気に入ったものを注文してもらうんだとか。

義侠の熟成酒は凄いともっぱらの評判。
この高精白、生で10年近い熟成。
かなりワクワクです。








立ち香はまさに生熟。
カラメルや黒糖のような甘い香。
嫌なヒネ香がなくひと安心。

含むとスイートな甘みに酸が絡みます。
きれいに旨みが溶け込んでますね。
綺麗な中に素晴らしい凝縮感。

丸い。
とろりと滑らかで円やかなタッチ。
オイリーな質感です。

軽めのバナナ香に柑橘のような爽やかさも。
フィニッシュは滑らかにふっと流れます。
カラメルやナッツのような風味になが〜い余韻。



3割の美しさがあります。
そして高精白の熟成酒にしかない世界観。
どーなんだろ4割5割の方がガツンときて面白いのかな?

やはりゆきの美人1999に近いですね。
向こうが好き通る甘さだとしたら、こちらはオイリーな滑らかさ。
極めて細かい粒子が詰まっているような。



とにかく美味しい!
お燗もいきましょうか。
熱めがすきなので60度近い熱燗で。

うま〜い!!
甘みはそのままに膨らむ米の旨み。
弾ける酸味。お燗も素晴らしい。


後日譚。
スイートさよりちょと古臭さがでてくるのかな〜。
天狗舞とかそっち系?
お燗はほっこりよいですが。


お気に入り度は4.3/5.0



Tag:義侠

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