一升瓶消化中のネタに。


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西小山にあるかがた屋さんです。
駅から5分は歩かない。
我が住まいからは遠いんですけど、昔からよくいってますね。

代表銘柄は鍋島や鳳凰美田、磯自慢などでしょうか。
黒龍とか十四代、飛露喜などのビッグネームも。
一白水成、くどき上手、九平治あたりもあるか。
人気銘柄をしっかり押さえつつ、新興銘柄も積極的に取扱い。
華やか系が多いイメージかなあ。

定休日:水曜
営業時間:10:00-20:00

いついっても日本酒知識のある店員さんがいるのもグッドです。


昨日、上半期の総括をしたばかりですが。
上半期、僕の周りで最も話題をを呼んでいた新商品がこちら。

天吹の裏きもと、です。
雄町40の純大、花酵母によるきもと造り。
かなり尖ったスペック。
分析値も酸度2.1に、日本酒度-9と尖ってます。
ところがこれがかなりイイらしい。
楽しみです。



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立ち香はジューシーなデリシャスリンゴ。
あるいはフローラルブーケ。
いいですね。

含むと……ほぉ!
とろりというよりドロリな重めのタッチ。
濃厚な深い甘旨み。

ですが甘みが軽い!
この軽さは驚き。
そして酸が爽やかに飲ませます。

一方でチェリーやプラムを思わせる、コクのある甘酸っぱさ。
香るし甘いけど確かに生酛。
乳酸っぽさや、ビターな風味も内包。

ややアタック感のある引き。
ながーいアフターは複雑味。

これは面白い!
まさにチャレンジングなお酒ですね。
暴力的な香る甘旨&ジューシー。
パンチがあるとかじゃなくて、パンチしかない。
でもすっきり飲めます。
凄いな。


お気に入り度は……4.1/5.0だなあ(笑
でも是非飲んでみてください。
まずは居酒屋で一杯。
ハマる人はハマると思う。


しかし最近は日本酒を味わう側も舌が肥えてきましたね。
銘柄で語るのではなく、○○の銘柄のこの商品が美味しい!という人が増えました。
だから、美味しいものは次の年すぐに人気出ちゃいますね。
酒屋さんの頑張りもあるでしょう。
ちょっとブームの兆しもありますが、業界の一層の発展を願ってやみません。


2日目はすっきり飲めた感じ。
3日目の今日は濃厚な果実味。
濃い甘うまが最高。
乳酸のかすんだニュアンスもあるのにクリアに飲めるのがすごい。
これはいいですわ。
4.2/5.0へ変更。
また味わいが香りとマッチしている。
赤いベリーやブーケの香り。
花酵母らしいですがやっぱり天吹は造りが上手い。
花酵母も華やかだからこそ、使い方がものをいう。
浮かないですよね。

4日目。
びっくりすることに燗もうまい。
華やかな香りや甘みを残しつつ。
ほっこりとした旨みが膨らむ。
これは一升で買っても楽しめるお酒ですね。
本当に。


Tag:天吹

澤の花を醸す伴野酒造さんから変わり種。
度数9%の低アル酒、ミッシェルです。


初の家飲みが変わり種で申し訳ない。
最近非常に良い評判を聞く澤の花です。
火入れ低アル酒、精白歩合は65%以下。
冷やしていただきましょう。


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香りは……ごく控えめ。
ワイン酵母っぽい香り。
あまずっぱーいブドウの香。
村祐のピンクとか。
そんな感じ。

含むとやはり甘酸っぱい!
エッジの効いた旨い酸の輪郭。
加水してるかな、ライトな感じ。

奥にしっかり爽やかな甘旨み。
そして心地よい渋み。
これがジューシーでいいですね。
勢いよく駆け抜けて酸が引き連れる心地よい余韻。


うん、この辺の変わり種酒は定番化してきたのかな~と個人的には。
このお酒に関しては、薄めに造ったことが高評価。
ゴクゴクいけますね。
ロック、では薄くなりすぎるでしょう。
結構好きですね。
センスいいと思います。
次は定番酒を。


お気に入り度は4.1/5.0


Tag:澤の花

静岡県袋井市から國香
個人的には勝手にクラシカルな正統派静岡吟醸のイメージ。

傳一郎とは静岡酵母の生みの親、川村伝兵衛氏の一番弟子という意。
山田錦60の純吟です。
数値的にはかなり辛いですがはたして……。
加水してある生みたいですね。
涼しげな瓶ですが別に夏酒というわけではないみたい。

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セメダイン系バナナ香。
僅かにメロン、やや酸も感じるか。
すっと香りますね。

含むと柔らかい口当たり。
優しい控えめの甘み。
ジューシーな酸も感じられます。
旨みがふんわりと広がって。
すっと鮮やかなキレ。

うん、これ相当レベル高いよねやっぱり。
知ってたけど。
全然辛くないです。
ピリッと最後に〆るくらい。

熟れたミカン+バナナ。
それをスッキリ美しくした感じ?
とろーんとしてるんですけど、絶妙の爽やかさ。
加水と辛さからくるキレが秀逸。
また余韻の優しい果実香、甘やかさが良い。


200石と極少の造りであまり見かけないお酒。
でも静岡吟醸の最高峰ですよ。

お気に入り度は4.3/5.0


Tag:國香

風の森の新商品 、ALPHA TYPE2。
得意の秋津穂、22%の純大です。
ちなみにtype1は去年からリリースになった低アル酒。


しかしもろみ日数42日はすごい。
当然、無濾過無加水生です。


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こまかーい気泡が見えます。
この蔵らしい立ち香。
緻密な果肉を想起させる果実様の香り。
バナナやメロンに柑橘の爽やかさ。
パインやマンゴーなど。


含むとしゅわっとガス感。
ボリューミーな甘みが円やかに広がります。

含み香素晴らしいですね。
クリアーで爽やかな甘い芳香。
さまざまなニュアンスが感じられ最高級のラムネみたい。

ガスがありつつも滑らかなタッチ。
甘みにしっとりとした酸が溶け込んで。
お米の旨みもしっかり出ています。
上品。うまくまとまってます。

飲み進めるうちに滑らかさが!!
うたい文句通り、極めてシルキーな舌ざわり。
すっと舌の上でほどけます。
でも濃厚な甘み。
スムースなフィニッシュからうっとりするようなフィネスのある余韻。


すばらしいですね。
仄かに苦味がありますが、これは抜けるでしょう。
この蔵の特徴です。
笊籬採りバージョン出してくれ!!
やっぱり磨いた分、これまでいない上品さが出ているかと。
味あるんですけどほわほわ軽くて、いくらでもいけそう。


お気に入り度は4.5/5.0
風の森は大好きです。
奈良も好き。




Tag:風の森

W杯の見過ぎで慢性寝不足。
眠くてなかなかお酒を飲む気にならないここ数日です。

本日より再開。
そのまえに酒屋訪問シリーズ。

今回は御徒町のふくはら酒店。
仕事の合間にいってきました。

御徒町駅から10分くらいでしょうか。
仲御徒町や新御徒町のほうが近いかな。

石畳調の道路になっている通り。
ちょっとした商店街のようなところのほど中にあります。
周囲は下町らしい雰囲気でいい感じ。



定休日は日・祭・第2、第4土曜日。
閉業時間は平日9時~8時 、土曜9時~7時。
土曜が変則なので注意。

取扱いは……WEBみてください。
銘柄数は多く北から南までカバー。
他ではあまり見ない銘柄もおおい印象でしょうか。







時間の関係で本日2回目の更新です。


鳥海山のふもと、山形県遊佐町から杉勇
しっかりした味わいのお酒を造るイメージでしょうか。
生もととかね。

個人的には大物忌神社のイメージが強いでしょうか。
蔵のすぐ近くにある山形県の一の宮です。
ルーツが参拝客向けに振舞うお酒だったみたいですよ。


某酒店さんのPB商品です。
出品酒と同タンクの大吟醸だそうです。
それで4合瓶で2000円きります。




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ガンガンに香るものではない。
明るいマスクメロン様の香りが穏やかに。
やや酸を感じて、さくらんぼのようなニュアンスも?

含むと澄んだ味わい。
しっとりさらり、ふるっふるな優しいタッチ。

仄かな甘みと酸がゆらゆら。
奥ゆかしいながら可憐で絶妙。
静かに、柔らかい旨みがじわじわ。

これは良い。
ソフトな舌触りですっと流れます。
淡いけど旨い。
非常に調和のとれた味わいで、スイスイ杯が進みます。
また仄かだけど明るい含み香が秀逸。
日本的な美学のある大吟醸。


調べたら、ことし金賞とってるんですね。
受賞酒の同タンク2000円は反則でしょ。
居酒屋でのんだら一合2000円よ!?

おーっと次第にコクのある甘みが主張するように。
香りもパイン系がでてきたかな。
絶妙の甘酸っぱさ。
いかんいかん。
こらヤバいわ。
最高。


お気に入り度は4.6/5.0




2日目も最高。
綺麗、そして明るい甘酸のきらめき。
香りつきの水、とびっきり最高級みたいな。
線は細いんだけどしっかりしなやかな旨み。
極上です。










Tag:イチオシ 杉勇

福島県郡山市。
仁井田本家から金寶自然酒です。

ドイツ対ポルトガル戦をみながら。
ペペさんなにやってんすか……。

いわゆる有機栽培米を使ったシリーズですね。
最近では穏(おだやか)ブランドもメジャーです。

今回は番外。
完熟瓜的香味らしい山廃純吟。
なんだかわくわくします。



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立ち香はまず酸を感じます。
確かにメロンも感じられないこともないが。
でも基本コクがあって、ちょっと爽やかな山廃ってかんじ。
鼻がつまって利かないので参考程度に。

含むとまろやかな口当たり。
含み香はバナナ系。

かなり味が多いですね~。
苦み渋み、旨み、酸、甘み。
酸+苦渋がえぐい。
旨みは山廃っぽいミルキーな感じでいいんだけど。
正直ちょっとキツイかな。
詐欺だよ詐欺。
もしかしてメロンじゃなくてあくまで瓜なのかな(笑

つーわけで燗。
甘みが膨らみます。
いっぽでえぐさは残る。


うーん、採点不能。



Tag:金寶自然酒

群馬県の流輝(るか)です。
日本酒界にもDQNネームの波が(失礼)。

レギュラー商品は「當選」、「平井城」。
當選は選挙関係者には非常にメジャーなお酒らしい。
流輝は、蔵元跡継ぎの松原広幸さんが21BYから造っているお酒。

今回は山田60の純吟を。
もっとも一般的なスペックですね。


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ほんのり甘酸っぱい香。
桃や梨のように感じられます。

含むとやや粘度が高い甘みがさらりと。
僅かに苦み、渋み。
綺麗な澄んだ酸が非常に秀逸。
甘みをうまくリードします。
旨みもしっかり出ていますね。


味が多く少し雑味が気になるか。
時間がたつとトロリとした滑らかな甘み。
飴のようなコクとテリのある甘み。
流麗な酸のハーモニーが素晴らしい。
酸が上手くまとめて引っ張ります。


ブランドが始まって5造りめ。
一層の飛躍のためには更なる酒質の向上を期待。


お気に入り度は4.0/5.0





Tag:流輝

ちょっと在庫過多なのでサクサク行きます。

長野県諏訪市から翠露です。
雄町の55。
一回火入れ。
酵母は自社酵母っぽいMK-8。

昔は50の生だったよね。
ちょっと残念。
蔵元HPみたら火入れになったのは今年の5月から。
瓶燗でやってるみたいです。


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生より香りが大人しくなったって酒屋さんがいってましたが。
たしかに。
抑制気味のパイン系の香。

含むと柔らかく、さらりとしたタッチ。
想像より控えめの優しい甘み。
極めてソフトな旨みが軽やかに膨らんで。
さっと溶けて、すっと綺麗に流れる引き。

酒度にしては淡く、引き締まった酒質。
まさに名前のようなお酒です。



ちなみに蔵元さんのコメントは以下の通り。

『今期の雄町・・・
すみません甘さが少なくなってしまいました。
敗因は判っています。未熟さが結果に出てしまいました。

しかし、味はかなり良いと思います。
やわらかい味わい、呑みやすいお酒を目標に造りました。
ぜひ楽しんでみてください。』


まさにこの通りだと思います。
例年の味わいではないが、食には合わせやすくなってるのではないでしょうか?



ああ、でもこなれてくると甘み出てきました。
ちょうどいいじゃん。
めっちゃいいじゃん。
軽快なテンポ、旨みのふくらみ。
瑞々しさと全体の調和。
文句なし。

むしろこれで甘くないということは……。
普通はかなり甘いんだなあ。

個人的なお気に入り度は4.3/5.0
まあ蔵元の設計通りのものを飲みたかったけど。
これはこれでいいと思います。

Tag:翠露

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