地方のお酒を発掘しようシリーズ(名前うろ覚え)
第2回です。
前回は炭屋彌兵衛でした。
ぶっちゃけ第3回はいつになるかわかりません。
あくまでも実地調査に基づいているので。
選考条件としては、自分が全く聞いたことがない銘柄で、地方で飲んで美味かった。
ということになります。

今回はついでに酵母違い飲み比べ企画。
同時に抜栓なんてこのブログ史上初。
ぜいたく!!



さて香川県の勇心です。
勇心酒造さんは安政元年創業の歴史ある蔵ですが、現在の本業はライスパワー。
きいたことある方も多い商品でしょうが、もう完全に化粧品製造会社です(笑)
ところが跡取りの息子さんが原点に返ってやっぱり酒造りも!といって造っているのがこちら。

香川旅行のおり、現地の日本酒BARで頂いて衝撃をうけました。
これは東京でもすぐに人気銘柄になるくらい美味しいと思いました。
その旨伝えたら、ママさんもすぐに有名になるだろうとおっしゃっていました。
それを確かめるための今回の企画です。


BARのママさん情報によると生産量は50石。
ママさんは急に生産量は増やすなと言っているみたいですが(笑)
まあ少ないですね。

蔵(というか会社?)自体はとっても大きいんですが日本酒作造りは細々。
タンク7本で手造り小仕込み。
今年からは全量純米みたいです。

今回のお酒について申しますと、磨き55%の純米吟醸。
お米は両方とも香川県財田の棚田でとれた減農薬山田錦100%。
そこまで全く同じで酵母違いです。
こだわってるぶんちょっと高め。
でもコンセプトとかパッケージング良いのは流石!
このラベル素敵ですし、一目見てわかりますよね。

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ますは9号から。
これは香川で頂きました。
酸がちょっと変わってて、全体的にもすごくいいなあ、と思った記憶。
瓶詰からだいぶたってるんでそのあたりはやや心配か。

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香りは中適度でちょうどいい塩梅。
バナナ系のあまやさか、です。
あまーーい。

含むとやはり美味しい!
とろりさらりなタッチに、軽い口どけ。
抜群の甘旨酸ハーモニー。
いい具合に熟れてますねえ。

味が乗ってることもあるのですが、官能的な甘み。
熟れたバナナ系の含み香も相まって素晴らしい。
寝てる分、チョコレート?
そこに酸が絡んでたまらなくジューシーです。
きれいに溶け込んでゆらゆら。
プラムのような風味を感じるか?
適度なビター感がアクセントになりつつもスムースなフィニッシュ。

甘口でジューシーで味はあるが、一歩引いた味の出方でエレガントです。
モダン系バナジュー(バナナジュース)。
と同時にお米の力を溶かしきったといえるお米ジュース。
14号と比べるとやや深みを感じますね。
でも9号もやっぱり酸がいいからね。
飲み進めるほどに軽快で、酸が魅力的。
やわらかくて。
わからんわ。

甘さもいいが酸の具合、ふくよかな旨みもいい。
お互い引き立てあう。
そんなイメージのハーモニーです。


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続いて14号。
14といえば比較的9号に近いと聞きますが、なぜ14号なんでしょうね。
わたし、気になります!!

やはり基本はバナナ系の香り。
9号よりやや軽快なイメージで柑橘系のニュアンスを感じるか。

含むと……違いがわからねえ(笑)
9号がエレガントだとしたら、14号はチャーミングかなあ。
やはり酸がより表に出て、快活フレッシュな印象。
まあ比較すればという程度の違いですが。
オレンジのような酸に、ほろ苦さでリキュールっぽいような?
ただそこにバナナの甘さがくるからたまらない。
しかし上手いな。
軽い口どけに、長い余韻。
秀逸なバランス感覚だと思います。

しかし僕の記憶によれば14号は酸が控えめなのが特徴なのでは??
もうよくわかんねーよ!
自信なくなるよ!!
でも14のほうが軽いかな。






僕の比較の不確かさはともかく、酒質は間違いなくトップクラスのレベルにあると思います(断言)
もっといろんなバリエーションを飲みたくなりますね。
新酒はもちろんですが、直汲み、袋吊り、純大……。
今後に期待してやまない蔵、造り手です。
勝手に応援。
蔵元三男の徳山敬明さん、がんばれ!!


お気に入り度は4.5/5.0



3日目。


9号。
バナナチョコ。
ただし軽く飲める。
酸がキラキラ。
いいっすねえ~。
初日と比べると酸も出てきてバランスよくなってきたかな。
昨日はちょっと苦かったけど。


14号。
あーでもやっぱり14号のほうがぱっと軽さが出ますね。
ジューシーな柑橘系の酸。
グレフル?
さっぱり!!
奥に旨み。
やっぱり面白いお酒です。


5日目。
ああ~うまいよお!
正直羽根屋なんてのむ気がしない。

Tag:勇心

の愛山です。
愛山は去年からでしたかね。
こちらのお酒は某酒店さまの別誂えになります。
雅乃智の中取りverですね。

愛山は特A東条産愛山。
磨きは60です。
なので当然火入れ。
原酒になるみたいです。

高い技術と安定感を誇るは個人的に信頼感の高いお酒です。
お酒の特徴を生かした○乃智シリーズ。
愛山をどう表現しているのか楽しみです。


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果実様の甘い立ち香。
メロン系、の中にパイン、リンゴなど感じさせる。
すきっと爽やかな甘さ。
上品で好印象です。

含むとマイルドでやや粘性のあるタッチ。
小さめの粒がコロコロとリズミカル。
可愛らしい印象。
基本はらしくきれいですがわずかに霞んでミルキーな味わいか。
ミルキーな酸といえばよいか。
やさしいパイナップルですね。
乳酸飲料的なイメージか。


あまり愛山っぽくなくて、甘いという感じではありません。
繰り返しになりますが乳酸飲料的な甘酸で、チャーミングな酸というべきか。
後半はまったりとした旨みが優しく柔らかく出て、控えめにゆらゆら。
酸がリードして、極々わずかな辛みがあってのスムースなキレ。
静かに消えるイメージからの美しい余韻は秀逸です。

まぁ~滑らかで伸びやかですね。
この点はほんとにすごい。
素晴らしい味わいです。
少し変わった酸がクセになります。
含み香もいいんですよね~。

でもって柔らかいし軽いし。
でも適度なボリューム感で。
明日、味が抜けるかそれとも出てくるのかでまた評価が違ってくるかな?
いやしかしうっとりする質感の伸びだ。
あーあったまってくると腰の強さがでてきますね。


やはり良いです。
は○乃智は上品で優美な味わい。
プロトタイプシリーズはもうちょいアグレッシブな感じですね。
どっちもイイですが、この蔵は生がない分だけプロトタイプを飲みたくなるかな~。


お気に入り度は4.3/5.0
とりあえずね。



3日目。
よりクリアーになりました。
甘さもでたような。
ややビターです。
酸はこなれてきたのかな?
ミルキーさがおさまって、澄んだような。
そのぶんパイン果汁増量?
まだまだイキイキです。
滑らかさ、伸びはかわらず抜群。
しかしそれにしてもあんまり愛山っぽくない愛山。
ブラインドで飲んだら八反とかいいそう。
まあ愛山は高級なだけに、みんなザ・愛山って造りしかしてこないのかもしれない。

これ6割なんだよねえ。
この蔵は3割5分磨いたらどうなるんだろう。
と思って調べたらこの蔵は一番磨いて4割なんですね。
なるほどな~。

Tag:

東洋美人のペースが思ったより早く、次の1本を。
大好きなお酒、王祿です。


今年は7月に蔵の界隈を旅してきました。
クーラーボックスもないし肝心の蔵にはいかなかったけど。
そのうち行く機会もあるでしょう。
島根県の東部、旧意宇郡のあたりです。
ちかごろでは東出雲なんていってますが、古代はこの辺が中心だったんですよ。
熊野大社なんかがあるあたりですね。
出雲国風土記なんかにみられる出雲神話の舞台です。
僕は神社マニア・古代史マニアなのでこのへんは非常に大好きな地域なのです。


余談はさておき。
そんな神話の地でとれたお米をつかったこのお酒。
限定の純米吟醸です。
王祿純大斗瓶取り2007意宇の22BYと熟成酒ばっかり飲んでますね。
今回も熟成酒、こちらは24BYになります。


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うっすら黄金色。
そして王祿らしい香り。
ひね香は全くなく、心地よい熟成感。
腰の据わった官能的な甘い香りです。

含むとピュアで透き通った酒質。
舌触りはやはり滑らかです。
雑味なく、イキイキとした酸はフレッシュで柑橘を思わせる。
そしてじわじわっと旨みが立ち上ります。
どこか枯れたような独特の旨み。
甘いんじゃなくて、甘くもも感じられるような米の旨み。
酸に導かれスムースに流れた後はお決まりのなが~いの余韻。

王祿らしいお酒ですね。
熟成酒を得意としている蔵は多いですが。
味幅とピュアな酒質を高次元で両立している蔵はここだけではないでしょうか?
フルボディで圧倒的力強さですが、優雅で美しい。

ただし、このお酒は酸の主張が強く逆に旨みがまだまだ。
精白歩合もあるだろうが、さらに寝かせてあった前述のお酒からは劣る。
まあ当然といえば当然で酸度3.0ですからね。
これは燗つけようかなと思います。



というわけで燗。
あ、やばい旨い。
枯れたような旨みだけがほっこり際立つ。
イイね!!



Tag:王祿

東洋美人です。
平成25年7月28日から1年がたちました。
ご存知の方が多いかと思いますが澄川酒造場は豪雨による水害を被災しました。
今年酒造りをできていることも奇跡だと思います。
澄川宜史をはじめとするスタッフの方々の苦労には頭が下がる思いです。
また彼らを手助けした同業の仲間たちにも同じ思いです。


ことしはこの原点シリーズを中心とした商品展開となりました。
来年からは従来に近い形で造りを再開できるそうです。
改築した蔵でこれまで以上のお酒を造ってくれることでしょう。
わたくしば大好きな番地シリーズの復活に期待しております。


原点シリーズは精白歩合50%の純大になります。
特定名称をあえて名乗らせていただいておりません、だそうです。
シリーズ自体は居酒屋さんで頂いておりますが。
最後を飾るこの愛山は応援の意味も込めて、家でじっくりいただきたいなと思い選びました。
無濾過の生詰になるみたいです。




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立ち香はブドウ。
どちらかというと白ですかね。
酸がある程度主張してフレッシュな印象。


含むとしっとりさらりと上品な甘み。
芳しい含み香はブドウに加えオレンジや白桃?
酸は浮くことなく凛としたハリ感、水底のきらめき。
深い旨みがたおやかに伸びて。
ごく仄かにほろ苦いような気持ちの良いミネラル感。
すーっとなじんで消える美しい引き。
ごくごくわずかに辛み。
長い完璧な余韻。

あー完成度たけえなあ!
こりゃうまい!!
柔らかな口当たりにちょうどいい華やかさ。
東洋美人らしいクリアさもあって。
味があるけどすっきり。
まさに『稲をくぐり抜けた水』です。
ゆっくり味わいたいお酒ですねえ。

これで3000円+税。
応援するつもりが応援されてる価格設定(笑)
澄川さんはお礼のつもりなのでしょう。

温度が上がってくると、すっきり上品ながらもねっとり濃密な甘旨。
こりゃタッチの柔らかもあるのかなあ。
柔らかくても品があるんだよね~ぶよぶよしないというか。
あくまで軽いし。
やっばいぞこの酒。
まじで買ってよかった。


多くを語る必要はない超ド級の美酒。
東洋美人はパワーアップしています。
お気に入り度は4.9/5.0
コスト的な意味もありますけど、このブログ史上最高の評価です。




3日目。
崩れませんね~。
熟れたタッチがでる一方でわずかな辛み。
良いです。
じっくりのめるのは生詰の良さか。

4日目。
何ともいえない甘やかな巨峰の含み香。
あわーい口どけだけど深い甘み。
たまらん!!

Tag:イチオシ 東洋美人

奈良県から大倉本家、大倉です。
金鼓、濁酒なんかもありますね。
大倉といえば山廃なんかの変態系のイメージもありますが。
いわゆるフルーティなモダン酒も得意です。
以前に飲んだこちらもそんな系統のお酒でした。


今回は四谷の鈴傳の限定です。
岡山産の山田錦60。
中取りの亀口汲み。
なかなか楽しみなスペックです。


つかよくスペック見たら前に飲んだのとほぼ一緒じゃねえか。
亀口汲みバージョンってことね。
雄山錦50の直汲みを通販でぽちっときゃよかったか。



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香は控えめ
ですがジューシーな果実香。
グレープフルーツ、プラム、洋ナシ?

含むと、よく練れた甘みと酸味が旨みを湛えつつも、軽やかにすっと駆け抜ける。
柔らかなタッチ。
極めて細かいガスが溶けています。
ジューシーやなあ!!
含み香は、優しいラムネ調の果実香がたっぷり。

はやめのテンポ、すっきりめの綺麗なラインに、しっかり肉付き。
飴のような独特のコクがあって。
しなやかに、ふくよかに。
お米のうまみがしっかり出ています。
ミルキーなニュアンスもよい。
でも基本は綺麗な流れなんで、スムースに流れるフィニッシュ。


美味しいです、好きですね。
前回のものとほぼ同じスペックということで、やはり感想も似通ったものに。
ただし女性に例えるなら、凛としつつ出るとこの出た和服美人、20代中盤でしょう。
そこはちょっと違ったかな。
2年前の僕が若かったのでしょうか(笑


後半に尖ったパイン&グレープフルーツのような香りを感じるな。
これがクセに感じられることもあるかも。

語弊があるかもしれませんが、同じ奈良の風の森と似てるんですよねえ。
こっちのほうがちょっと癖があるかなあ。
不思議なことに。
これが風土ってやつか?
個人的に奈良は大好きで、奈良のお酒も大好きです。


お気に入り度は4.3/5.0
一癖あって懐の広さ・奥行を感じさせつつもモダンなお酒。


2日め。
やはり強めに冷やしてが美味しいか。
ガスが抜けてかえっていい感じかもしれない。
ジューシーな味わいがふわりと綺麗に広がる。
これはいいですね。
パインにベリー系?また艶っぽい香りが良い良い。
味わいにもテリがあるような?

Tag:大倉 金鼓

長野県上田市から信州亀齢
岡崎酒造さん。
100石というちっちゃい蔵ですが、取扱い酒店が増えており注目の銘柄。
女性蔵元杜氏の岡崎美都里さんは、東農大醸造課卒。
2003年から杜氏を務めていらっしゃるとか。
苦節10年といった感じなのでしょうか。
なお亀齢、は広島にもあるので信州亀齢


上田市は酒蔵けっこうあって、こないだ飲んだ鼎なんかもそう。
あとは和田龍登水とか。
再来年の大河は真田モノみたいだし、お酒の方も盛り上がるとよいですね~。

ことしは長野のお酒、のんでるなあ。
ソガ、十六代九郎右衛門、互、豊賀、川中島、澤の花……。
大信州はぎり去年か。


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余談はさておき。
立ち香はリンゴやブドウを思わせる爽やかな果実香。
ややバニラのようなニュアンスも感じるか。
適度なボリュームで好印象。

含むとクリアでキラキラ!
コクのある甘みがすっと駆け抜けます。
うお、リンゴっぽくてジューシー。
爽やかな甘い余韻。
これは美味しい!!

舌触りはソフト。
旨みががつっとコクがでるが、すそ野はふわっとなだらかな感じ。
酸の溶け方、顔の出し方が秀逸で、全体をうまくまとめている。
ムロゲンなんですが、瑞々しく軽やか。
キレ、というものを感じさせずにすっと流れます。
この点は味もあるのに大したもんです。

かなりレベルは高いと思われます。
あえて言えば旨みがどしっと出すぎか。
雑味と感じられる場面もあります。

今後も期待のお酒でしょう。
強めに冷やしてどうぞ。
お気に入り度は4.25/5.0。



2日目はちょっと印象違いますね。
しっとり。
リンゴにベリー系のアロマか。
甘旨酸のバランスが好印象。
相変わらず引きはすっと潔い。
やはり美味しいお酒です。

Tag:信州亀齢

もう一月前になりますか。
蔵元試飲会にて買ってきたお酒です。
詳しくはこちらの記事をば。

スペックは山田50の瓶燗一火。
酵母は18号と群馬風酵母。








パイン系の爽やかな甘い香り。
強すぎず、ほどほど。
良いですね。

含むと火入れにしてはガス感あり。
強めに冷やすとややドライな印象です。

すっきりめに感じる甘み。
薄く澄んだ酸が溶けています。
一本芯のとった旨みがふわっとほどけて。
ミルキーさを感じさせつつ、美しく収束、優しいほわほわの舌触り。

爽やかな含み香にのって、ジュワッとキレ。
うん、やはり町田酒造は安心感があります。
群馬のお酒飲むならまずは町田酒造!!

かなりイイですね、コレ。
全体のバランよく、それでいてメリハリが。
クリアーさ、明るさもありつつふっくらとした味わいも。
そこにガスがあることがさらにいい。
スイスイ飲めます。
夏に良い!!

温度高めなら甘やかさ、やわらかさ、ふくよかさ。
いやあ良いですね。
技術の高さを感じます。

お気に入り度は4.4/5.0



Tag:町田酒造

さて、広島県から西條鶴です。
今年けっこう気になっていたお酒でして。
ほんとは直汲みを飲みたかったのっですが。
ノーマルな純米になりました。

スペック的には中生新千本(なかてしんせんぼん)の65。
千本錦の親だったかな。
酵母はたぶん広島吟醸酵母ではなかろうか。








立ち香は穏やかにメロンやリンゴを思わせる芳香。
ふわっと優しく、適度なボリュームで香ります。
香り的には純吟といってよいレベルかと。


含むと…ふむ。
ファーストアタックでは膨らまず、綺麗に澄んだ柔らかい酸。
ゆらゆらと果実様の含み香。
ぶよぶよとやや粘性のある口当たりか。

ゆっくり味わうと仄かに甘み。
苦みを感じさせつつじわじわと旨み、そして甘みも膨らむ。
甘口なんでしょうが、酸や苦味があるのであまり感じない。
キレはよく、複雑な余韻。
ミネラル感を感じる。
あれっ、でも西条あたりって軟水なんじゃなかったっけ?
硬水まで行かなくても中硬水ってかんじの味わいだけど。
苦渋みがどことなくワインっぽいような?


ちょっと温度が上がってくると甘みが出てきます。
軽く、優しめの甘ずっぱさがふにゃふにゃ。
でも芯にはどしっと苦み走った旨み。
とりあえず今日はここまで。
お気に入り度は3.9/5.0

Tag:西條鶴

梅酒対決後編。
酒道庵からかってきた梅酒。
いい加減、酒道庵ネタやりたいけどもうやらなそう。

東光吟醸梅酒はあくまでも焼酎ベースでしたが、こちらは純米酒ベース。
群馬の土田酒造さんは譽國光がメインの銘柄だそうです。

底にはにごりが見て取れなかなかいい感じです。






ロックで。
素朴な梅酒の香り。
子供のころ実家で造っていたものを思い出します。
梅の香がストレートに出ていて良いですね。

含むと鮮やかな酸味!
瑞々しくきりっと。
ほお~。
日本酒の旨み由来か、野趣を感じるコク。
しかしそれも一瞬、足早にさっとスッキリさばけます。
うーん、これはなかなか。
さっぱり系。
東光のものとは真逆というか。


スイスイ飲めちゃいますね。
甘さ控えめ、酸味が強く夏にぴったりです。

梅酒もいろいろあって楽しいですね。
夏にはさっぱりしていていいと思います。
来年も日本酒ベースのもの中心にいくつか飲みたいですね。


自分で選んでなんですが、夏に熟成酒を一升瓶でというのもキツイ。
というわけで華やかめのお酒と並行して飲んでいきます。

長野県上田市の信州銘醸さんから鼎。
限定流通のブランドになります。
レギュラー的な銘柄は秀峰喜久盛。
それに瀧澤や黒曜など。

実は23BYで全く同じスペックを飲んでいます。
ほんとは夏限定のおりがらみがほしかったのですが。
お米は美山、それとも金紋か。
ちょっとよくわからない。







華やかに香る立ち香。
パイン系にベリー、フローラル。
濃い果実様のあまい香ですが、ガンガンに香るわけではなくまとまりはありそう。

含むと…おいしい!
濃く、口どけの良い甘み。
お米のコクやミルキーさ。
綺麗な酸の流れ。
コスパ考えたら素晴らしいお酒でしょう。

含み香はかなりボリューミー。
ベリーや梨のような香りがぱっと膨らみます。

酸は単体で強く主張するタイプではない。
綺麗に溶けてキラキラ。
クリアな流れでスイスイ飲ませます。

よく味わうと甘いは甘いですがすごく甘いわけではない。
むしろ繊細な甘さで、かなり甘めに感じるのは華やかな香りのせい。
そして上品なお米のうまみがあって、ただ甘いだけではありません。
あくまでもクリアーでさらりとしたタッチ。
やや締まった質感も。
ほどほど苦渋みをアクセントに辛みでフィニッシュ。
エッジの効いた立体感。



あえて言えば、やや粗さがあって滑らかとかそういった風ではない。
がしかし何といっても2600円。
とにかく安い。
いまこの価格で、華やかめの美味しいちゃんとした純吟は貴重。
人気なのもうなずけます。
キラキラ感があって個人的には好き。
夏も冷やして、ガラスの酒器で飲めばとっても素敵です。

お気に入り度は4.3/5.0で。


2日目、完璧ですね。
甘みがすっと溶けて、キレ。
ほろ苦い余韻。
これ2600はすごいっす。
しかし久々にリーデル使ったけど香立ちのバランスがいいなあ。
機能的にはさすがである。

Tag:鼎(瀧澤)

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