ずっと飲みたかった五十嵐
1升瓶ということもあってタイミングが合いませんでしたがついに!!

埼玉県飯能市の五十嵐酒造さん。
メインの銘柄は天覧山。
だいぶ前に古流純米を飲んでこれはと思って以来気になっていました。
五十嵐は女性蔵人の吉野暁子さんによる責任仕込み、チャレンジ酒。
基本的に直汲みで、本醸造、純米などがあり非常にコスパも意識した価格設定。


今回純米吟醸の直汲みをチョイス。
個人的にはかなり期待度高いです。
使用米は吟ぎんが。
25BYの別タンクでは麹米に五百万石を使い、M-310でやってたみたいですが。
今回頂くのは吟ぎんが100%に18号ですね。



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甘い香り。
リンゴ、フローラルと言えなくもないか。
どちらかというと米の甘い香りというか。
もちゃっとして、個人的にはあまり好きな香りではない。
ビターめのコクっていえばいいのか。
難しい。


あ、でも含むとよいですね!
しゅわっと微発泡。
立ち香よりも格段に爽やかなリンゴ様の香りが爽やかに抜けます。
この抜け感はイイですね。

味わいも素晴らしい。
本当にリンゴ丸かじりなテイスト。
ほどよくコクのある甘みと酸味が溶け合っています。
それほど強くない酸度で、また甘みと渾然一体なんですが非常に爽やか。


ちょうどよい具合に味がのって、非常にジューシー。
円やかな旨みがあることもしっかり確認できます。
後半はやや硬質な、カチッとした当たりで勢いよく駆け抜けます。
炭酸ってこともあるんでしょうが、仄かな苦み。
ややミネラリーなところもカチッと感につながるんでしょうか。
これがとにかく気持ちよい。
カチッと感と味幅のバランスが最高で、極めてチャーミング。

わたくしが言うところの、ただ単に甘酸っぱいだけじゃないジューシーさ。
そういったお酒が何本かありましたが、その中でもとりわけ爽快なお酒です。
ガンガン行っちゃいますね。
飲みすぎ注意。

お気に入り度は4.5/5.0
期待通り、素晴らしいお酒でした。
絶賛です。


落ち着いてくると、この時期らしい味の乗り、艶っぽさを感じることができます。
ガス感の勢い、だけではない美酒の所以ですかね。
これは今後も期待できる。


2日目。
ジュワッとさいっこうにジューシー。
今日はクリーミィさがでたかな。
文句なしに旨い!!!

Tag:五十嵐

若波です。
九州の蔵は近年勢いを感じるとこが多いですがその中の一つ。
レギュラーの純吟はこちら

壽限無は平成24年に登録されたばかりの新しい福岡県の酒造好適米。
山田錦と夢一献を交配したものだそう。

このお酒は2造り目。
磨きは55、酵母は1401号。
春先に瓶燗一度火入、-5度で貯蔵。
余談ですが個々の蔵のラベルは結構好き。



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爽やかな立ち香。
白ブドウ系か。
優しく軽快な酸を感じる中に、ほのかに酢酸イソアミル系の優しい甘み。

含むと、軽いタッチに透明感があって瑞々しい。
キラキラしつつも、ほっそりしなやか。
しっとり、うるうる。

ますは繊細な酸の綺麗なボディライン。
これが引くと、じわじわ優しい甘うまみがゆっくり膨らみます。
バランスが良く、綺麗めな造りのなかにしっかりメリハリのついた味の抑揚が楽しい。

甘うまみはややビターなテイスト。
艶やかさ、ぽっちゃりとしたような雰囲気も。
これを綺麗にバランスとってるのが見事ですよね。

やはりブドウ系、ややフローラルな含み香。
プルーンやチェリーのようなニュアンスも。
うーんなんだろ、紅茶。
あ、マスカット?
引きは非常にエレガントで、後引く甘い余韻の中にクリアな質感。

端正な顔立ちの、上品なモダン酒。
ただ上品なだけじゃないのがポイント高いですね。
きわめてモダンなお酒で、ワイン的にのむ食中酒というイメージでしょうか。
赤みのお肉とかベストマッチではないでしょうか。
上品で軽いですが、しっかり面白みのあるお酒です。
抑揚や質感といったところが良いですし、熟成でこれを造ってきたというところも面白い。
これ飲食店によっては、めちゃめちゃ重宝すると思います。


レギュラー純吟の記事を見返してみても、このお酒と極めて近しいイメージですよね。
コンセプトどーりの造りができるのは技術の高さ。
一方で違うバリエーションも飲みたい気もします。
お気に入り度は4.2/5.0


あーでも時間たってくるとかなり甘み出てきますね、後半のところで。
おもしろいな~いいですね。
クリアな甘み。
やはりバナナ、あるいはマスクメロンというような熟れ感があるんですね。
なんかスモーキーなようなとこもありつつ。
たおやかな酸も、というね。
でもトータルでクリアさは損ねずという。
うんうん。




2日目。
今日のほうが安定して美味しい感じ。
マスカット感が強くなったかな。
うるうると瑞々しい甘み。
するんと綺麗に捌けて、余韻は長く。
イイと思います。

Tag:若波

これは25BYでいいんですかね?
久しぶりに獺祭でも……というわけで獺祭
ここ最近は本当に有名になっちゃって。
獺祭が入手困難とか聞くとほんとに本末転倒というか首をかしげたくなりますが。
もう日本酒がどうこうというより、ビジネス的な取り上げ方をされることが多くなりました。

三割九分のスパークリングです。
レギュラーのほうは二割三分より三割九分のほうが好きだったりしますが。


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シャンパンを気取った感じの栓。
さくっとあきました。
ポンっと音はしましたが、噴くほどではない。
瓶底にはそこそこオリが。

じゃあシャンパングラスで。
爽やかな立ち香はやはり純大か。

甘いな、獺祭ってこんなに甘かったっけ?
それとも発泡にごりだからでしょうか。
かなり甘い。

例えるなら、香りも相まって桃かな?
桃からすっと抜けるメロン系の含み香。

ガス感は結構強めのアタック感。
しゅわっと気持ちよくはじける。
すっごい細かいわけじゃないけど、なかなかのキメの細かさか。

ガス感がある程度強い中、ドライな感じをうけないくらい甘め。
ほのかに柑橘っぽい酸もありつつ、甘さでそのまま押し切って流れます。
おりのクリーミィさもありますね。
ただエレガントな感じがしないのはやっぱクドいからでしょうね。


こんなもんでしょう。
本当に初めのひとくちってお酒です。
どれをとっても特別ということもなく、そこそこ。
もっとうまいスパークリング、きっといっぱいあると思うけどな~なんて。
ちょっと甘みがくどくて残るのが個人的にはマイナスかな。
ただ14度なんで軽さはあります。


まあ新たな顧客層を開拓しているのをかって功労賞。
お気に入り度は4.1/5.0かな。
もうのまなくていいや。
ちょっと高いんだよね。


Tag:獺祭

はやくも26BY、新酒になります。

マンション蔵で四季醸造可能なゆきの美人さん。
この早い時期の新酒は真骨頂でしょう。
毎月しぼりたてを出せるのがこの蔵の魅力。
一方で半年くらい寝かせると熟れ熟れで美味しかったりもする蔵です。
来年はそんな感じで一本飲みたいと思っています。

スペックですが麹米山田錦、掛米あきたこまちでともに磨きは55。
酵母は14号ですか。
酸度1,8、日本酒度+8といった数字は高めになっています。

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新酒らしい青いメロンの香。
その中にバナナの甘さ。
さらりと優しく香って、いいですね。
そして酸があってリンゴや柑橘を思わせる。

含むと、おお~新酒ですね!!
ハリのある酸、瑞々しい酒質。
しゅわりとごくわずかに微炭酸。
うまいな~これ。

新酒にありがちな粗さ、カドがないのが素晴らしいですね。
逆にほわほわ軽い柔らかさ、なめらかさがある。
優しい甘みがうっすらとしたバナナ香にのって。
あるいは元気なリンゴを思わせる酸。
クリーミィな米味。
そしてすっと爽やかに引っかかりなく流れて切れる。

造りうまいっすね~。
新酒どうこうじゃなくて普通に美味い!!
そしてめちゃ食欲が掻き立てられる。
すっきりしつつ、もう熟れも感じます。
時間がたつと官能的。
はやい時期の新酒では最高の1本。

ゆきの美人すきです。
純大古酒1999もまだ秘蔵してるし。

お気に入り度は4.4/5.0

Tag:ゆきの美人

飲んでるなら休肝日じゃねえだろ!というツッコミはさておき。

今日は珍しくビールです。
わたくし基本的にビールがダメなんですね。
飲めないことはないけど、入っていかないというか受け付けない。
ビールをゴクゴクのむなんて夢のまた夢。

ではあるんですが。
ごくたまーにビールを飲みたくなる時もありまして。
そんな時はクラフトビールをちょいちょいつまむことにしております。
ここ最近、クラフトビールもちょっと流行ってるんですってね。

今回は超有名どころ。
軽井沢にあるヤッホー・ブルーイングさんからよなよなエールとインドの青鬼。
缶入り地ビールの草分け的存在、なんですかね?
あんまり詳しいことは分からないのですが。
コンビニとかでも売ってます。


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まずはよなよなエールから。
スタイルはアメリカン・ペールエール。
ペールエールはホップを多く使う分香りと苦みの強いビール。
そのなかでもアメリカ産のホップを使ったものがアメリカン・ペールエール。
日本の大手メーカービールみたいにキンキンにひやすなんてもってのほか。
10度から15度くらいのぬるめでいただきます。

きれいな琥珀色。
やはり、がつんとしたやや強めの香り。
ただし柑橘系のニュアンスがはっきり、爽やかです。
フローラルな感じもありますね。

非常にバランスのいいペールエール。
程よいコク、甘みも感じ全体的に非常に上品。
苦いは苦いですが、このスタイルのビールの中では飲みやすいほうです。
ふしぎと苦さが後を引きますよ。
クセがなくてとにかく飲みやすい。
口当たりの滑らかさもよいですね。
ビールが苦手な僕でもわりとゴクゴクいけます。




続いてインドの青鬼。
こちらはインディアン・ペールエール。
インディアンペールエールは別にインド産のホップというわけではありません。
大航海時代にイギリスからインドへの長期航海に耐えるために造られました。
だからインディアン。
よくIPAなんていいますね。
ペールエールの強化版って感じでしょうか。


頂きましょう。

かなり柑橘の香りが強いですね。
あからさまにオレンジ系。
含むとやはり苦味も強いですが、その分柑橘系の香りも強く飲みやすい。
ただ、超にがいってほどでもないですよ。
もっとすごいかと思ってた。
IPAならこんなもんでしょう。
意外とまろやかさもあっていい感じです。
もっと華やかに香らせてくれたほうが好みか。


たまにはビールもいいなと思った日誌係でした。

静岡県藤枝市から志太泉

ブログ初登場ですか。
王道の静岡吟醸というようなイメージですね。

かつては現磯自慢杜氏の多田信男氏が杜氏を務めておられました。
その後平成6年より、黒龍酒造の高橋貞實杜氏が着任。
静岡吟醸をベースに南部杜氏のエッセンスも取り入れつつ、というような所でしょうか。
現在は天保正一氏に師事した西原光志氏(能登杜氏)が杜氏を務めておられます。
超軟水の仕込み水の素晴らしさも有名かな。

余談が長くなりましたが今回のお酒。
愛山55の22BYです。
このタイミングでのリリース、どんなお酒か非常に楽しみです。
どちらかというとすっきり、繊細なお酒の志太泉さんですので熟成してどうか。
静岡で熟成っていうと、思い当たるのは初亀あたりでしょうか。
いろいろ飲む前から想像してしまいます。

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まずは冷や、ワイングラスで。
さすがHD-1というようなバナナ系の香り。
そっからチョコレート系の熟成香。
マスクメロンもあるかな?

含むと、鳥肌が立ちますね。
非常にきめの細かい舌触りで、うっとりする伸びやかなタッチ。
極めて上品な深い甘みが、バナナ、チョコ、メロンといった含み香と調和して。
円やかに膨らむとながーくながーく伸びます。

奥には枯れたような滋味深い米味。
これをアクセントにしつつ、すごくフラットに喉に流れて消えてゆきます。
ほの甘い余韻。
そしてまたひとくちとやると、瑞々しさや優美な酸も。
あくまで綺麗なお酒。


これもまたすごいっすね。
秋鹿につづきまたも素晴らしい熟成酒をいただくことができました。
静岡吟醸によさに、時間のつくる厚みが加わった味わい。
穏やかですが、熟れ熟れで官能的な香り、味わい。
フィネスを感じます。

お気に入り度は4.5/5.0


Tag:志太泉

白い稲妻と一緒に買った雨後の月、愛山。
ほんとうはもうちょい寝かす予定でしたが。
冷蔵庫の在庫が思ったより少なく、このタイミングになりました。
味のってるといいなあ。

愛山50の9号酵母。
たのしみです。
黒瓶にブラックのラベルかっこいい。


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うごつきにしては甘く香りますね。
爽やかさがあって、あまいブドウのような。
かなり期待が高まります。

含むと、まずはらしい透き通るタッチ。
そこから甘→酸ときてわずかにほろ苦さ。
スムースに切れるフィニッシュ。

なるほど、やっぱりこのお酒は1年寝かせたいですね。
そしたらとんでもないお酒になりそう。

ただし、現状でも秀逸な愛山酒です。
きらめきのある透明感。
酸が優しいながらもジューシーで流麗なボディラインをつくります。
その中に淡くも深い甘うまみ。
これが1年寝かせたら化けると思うんだよなあ。

含み香は淡いながらも瑞々しい果実を思わせる。
ブドウやベリー系かなあ。

雨後の月なのできゅっと締まった筋肉質なところもありつつ。
見極めて瑞々しく、またエアリーともいえるような軽さ。
スパッと切れて、仄かな甘い余韻にうっとり。

うまい。
ただ1年寝かせてとろ~っとしてきたら、どうなんだろう。
すごい期待してしまう。

お気に入り度は4.4/5.0
今年は愛山ばかり飲んでいますが、この後も続きます。

Tag:雨後の月

去年全く同じものを飲んでいますね。
忘れてた……。
去年の俺、えらい絶賛してるけど……。

去年はリリース直後に飲みましたが、今年は半年寝かせています。
その辺がどうでるか。

またブレンドしたものなので、BYの違いがどうでるかも興味深い。
数値みるとちょこっと酸度が高いのかな今年は。

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カプエチ系の香り。
ガンガンに香るのではなく、ほどよい。
コクのある上質な甘みを想像させる。


含むと……最高やね。
寝かせたからか、とろりとなめらか、緻密な舌触り。
口どけの良い、濃厚で上品な甘みはまさに和菓子のよう。
あとは酸が引き受ける流れ。
瑞々しく、綺麗につーっと滑ってフィニッシュ。

これは文句なしでしょう。
非常にレベルの高い甘口のお酒。
五味の調和、あるいは質感といったところ、非の打ちどころがありません。
また含み香が素晴らしくメロンやブドウなど瑞々しく官能的な香があふれます。

寝かせてる分、いい感じにまとまってきてるのかな~と感じますね。
もう半年くらい寝かせてもいいと思う。
高精白だし。
美味しいなあ。


極めて厳しくいけば、ややミネラリーというかざらつきがあるか。
うっとりする質感とまではいかないか。
そこまで行くにはもっと高精白なのかなあと。
ただし厚みやコストとのバランスもありますからね。
キラキラ感はいいですねえ。

そして香りは間違いなくうっとりしますよ。
もちろん味わいも。
ブレンドによって微細なところまで手が届いてるのかな~という感じがします。
文句なしにおすすめ、価格以上のクオリティがあるお酒です。
お気に入り度は4.5/5.0で。

Tag:旭興

岐阜県美濃市から百春

岐阜県も若手(?)酒蔵の台頭著しい県です。
津島屋、房島屋、鯨波、射美、日本泉、小左衛門。
個性的できらりと光るものがある蔵ばかり。
こうやって並べてみると近年勢いを感じる蔵ばかりですね。

百春
造る小坂酒造店は1722年創業と歴史のある蔵。
重要伝統的建造物群保存地区の指定も受けています。

今回は雄山錦60の直汲み。
飲む機会の多い米ではないですが、コクがでてややもっちゃりするようなイメージ。
やらかくて溶けやすいんですかね?
掛米は岐阜県産とのことだがなんだろう。

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吟醸香、というようなものはほとんど無い。
酸の効いた仄かな甘い香り。
ジューシーそうな印象は受けますね。


含むとまずはガス感、この時期これはうれしい。
そしてコクのある甘み。
甘みというよりは甘旨ですね。
やはりコク、テリがあってボリューミー。
つやっぽい。
やや弱めですがガスにのってシュワっと。

そこにちょっと乳酸っぽいミルキーな酸が絡む。
ほろ苦い旨みも膨らむ。
苦みでシャープなキレを演出。
味幅のあるお酒なのでキレがいいというより、ガツッとした感じ。

含み香は何とも言えない。
セメダインっぽいのかな。
やや硬いような、飴?
何とも言い難いんですが嫌ではないです。
時間がたってきたら……梨ですねこれ。

きもちミネラリーで、もともと硬い味わいだったのかなーとおもいます。
だからこの時期なのかなと。


これけっこういいですこれ。
荒削りですけど、まずジューシー感がいい。
甘酸っぱくて軽いんじゃなくて骨太。
バランス感もグッド。
この味わいならやっぱり直汲みがいいですよねえ。
燗つけても美味しいと思いますよ、この味なら。


大まかな方向性でいうと、不思議と射美に近いのかなと。
これはもう味覚の地域性、文化ですよね。
わりかし濃いめというか、はっきりした味の文化圏なのかなあ。
でも射美よりは好きです(笑
あれはちょっと行き過ぎ。

お酒だけ飲んだ勝手なイメージだけど、僕の好みに近いのは東濃。
長野県寄りのほうなのかなと。
また名古屋よりとか、西寄りとかで違ってくるんでしょうねえ
岐阜ってあんまりちゃんと廻ったことないので今度行ってみよう。

余談が多くなりました。
お気に入り度は4.35/5.0
日本酒好きなら要チェックかと。


Tag:百春

まったくの初のみ。
静岡から君盃

製造量は150石ほどの小さな蔵。
静岡にしては珍しく静岡酵母を一切使わない蔵なんだそう。
一匹オオカミですね。
お酒も個性派なのでしょうか?

誉富士は静岡県の酒造好適米です。
山田錦の突然変異種。
今回は60%、袋吊りというスペック。

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ややもちゃっとした甘い香。
うーん黄桃やダークチェリー?
熟れたメロンというよりなんだろう。
ややスモーキーな感じ?

含むととろみがありつつも、さらりと軽やかなタッチ。
コクのある甘旨みがぱっと勢いよく軽やかに舞います。
うーん面白いな。

非常に軽やかなタッチです。
ぱっとひろがってすっと流れます。
清らかな水の流れに、独特のフラワリーな香。
ユリとかランとか?

良く練れた甘み、旨み、酸のコラボ。
この時期らしく味が乗っているということなのでしょう。
良い感じの熟れ、果物でいえばやはりダークチェリーを僕は感じます。

このさらりとした甘みは癖になりますね。
最初は個性派かと思いきや、不思議とスイスイいけてしまいます。
ほんのわずかな渋みはアクセントになりジューシー。
余韻に残るほろ苦く甘い香りが、これまた中毒性あり。


味幅はあるんですが軽快な飲み口なのが良い。
個性的ですが、静岡らしさも感じるお酒。
吟醸王国の懐の広さに敬服です。
お気に入り度は4.3/5.0

Tag:君盃

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