泉川が3日であきそうな勢いだったので並行で別なお酒を。
滋賀県東近江市、畑酒造から大治郎

かの有名な焼酎、大五郎とは関係ありません。
創業者の名前であり、かつ次期蔵元である畑大治郎さんの名前でもあるそうです。
もともとは喜量能(きりょうよし)という銘柄をやっていたそうで、
いわゆる責任仕込みみたいなイメージの銘柄になるのでしょうか。
ずっと気になっていたお酒でようやくいただく機会に恵まれました。

今回は契約栽培山田錦45の純大をチョイス。
この銘柄は基本的に無濾過の原酒で統一しているようですね。
今回は生、ビン詰めが3月なので半年ほど寝かせたことになります。
酵母は9号。



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いい感じの熟成感を感じる立ち香。
バナナやチョコレートなどの甘い香りが主軸。
これは旨そうだ。


含むと素晴らしい凝縮感!!
さらりとしたタッチから優しくも魅惑的な甘み。
それがぐ~っと伸びて、すこし枯れたようなお米のうまみがじわ~っと。
酸もあって飲みにくさは皆無。
うまく飲みやすさを作りつつも腰の強い酸。
たおやかですが力強いお酒。
やや辛さを感じさせるキレ。
アフターも長い。


これ旨いですよ。
元からこれなのか、寝かせた結果こうなったのか。
最高です。
僕がときたま絶賛する王祿系ですね。

こなれてくると、とろみも。
濃醇なお酒。
五味の混ざり合ったこの凝縮感が素晴らしい。
しっかり育った生酒です。

含み香もよくて、若いころはかなりフルーティだったことが想像できます。
そこの濃厚なとろとろの甘みが加わったといえばよいか。
でも捌けもよし。
また甘みだけではなくて旨みが最高です。
これぜったい燗もうまいっすね。
あとでやります。


全然別ベクトルだけど、泉川ふな口に全く引けを取らない美酒ですね。
お気に入り度は4.6/5.0
大治郎、今後チェックしていきます。




2日目。
燗さいこう。
ぼくの好きな甘みのでるタイプ。
さらにほっこりした旨み。
酸のクリーミィさ。
冷やでもよし、燗でもよし。
素晴らしいお酒です。

Tag:イチオシ 大治郎

休肝日を挟んで休養十分。

泉川です。
いわずとしれた飛露喜の蔵の地元流通商品。
私個人でいえば、この蔵でも一番好きなお酒かもしれません。
毎年いきつけの居酒屋さんでのんでいましたが、今年はタイミングよく入手。
いつも売り時を忘れちゃうんですよねこのお酒は。
このお酒を家でたっぷり飲めるのはうれしい限りです。

スペック的には五百万石の55.
うすにごりになります。

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このお酒は最初からおりを絡めて。

立ち香は控えめ。
バナナやメロンに酸のニュアンス。
華やかに香るわけではないですが、とにかくフレッシュ。
落ち着いてくると、ブドウかな?
コクのある甘い香。

含むとしっとりした柔らかさ、そして瑞々しさ。
極ごくわずかにガス含有?って感じ。
まだ口開けで硬いなかにも、淡いマスクメロン系の含み香。
そしてブドウや南国っぽいニュアンス。
軽快な酸に、ぴょこぴょこと可愛らしい素朴な甘み。
すっと伸びる中にしっかり旨みがあって。
伸びそのままに、すっと飛び立つように流れて消えます。
アフターに新酒らしい余韻があるか。

やはり旨いですね。
飛露喜にくらべると全般にすっきり系の泉川
でもこのふな口に関しては毎年飛露喜のかすみ酒に比べて味があるイメージ。
しかし質感が素晴らしい。
綺麗ながらソフトなタッチや伸びやかさ、うっとりします。
スッキリな中に甘酸旨のバランスがきっちりと取れ。
ラムネのような気持ちの良いフレッシュさで。
ライトな乳酸飲料感でスイスイ入ります。
この時期の美味いメシへのマッチングと言ったら鉄板です。


そして時間がたってくると甘み、コクといったところがより感じられるように。
ここまでくると、ブドウのイメージですねやはり。
しかしそれがあくまで全体のスムースな流れ。
瑞々しさの中で、まろやかさやクリーミィさ。
旨みが絶妙にあらわれる。
この時期だけどちゃんと旨い。
あかん、カンペキや!
やっぱ最高やコレ!!

これどーゆう変化をするかも楽しみ。
あえて途中に違うお酒を挟んで引っ張ってみるのもいいかな?
お気に入り度は4.8/5.0


3日目。
3日目にして飛露喜っぽいスイートさが。
やはりうまいっす。
濃厚な甘み、フレッシュの中に。
やわらかにすっと流れる。

4日目。
良くなってきてますね~。
含み香、甘やかさ……。
巨峰です。

5日目からは苦渋がでちゃいました。
生は日に日に変わってきます。
それでも室温に近いくらいなってくると文句なく旨い。
スイートな甘みにクリーミィさ。
それを酸がすっとリードする。
底のほうでおりが、ってこともあるんでしょうけどね。
冷蔵庫から出してこなれてきたあたりの美味しさは最強でした。


実は飛露喜のかすみ酒もあるんですが、こちらは半年寝かせコースで。




Tag:イチオシ 飛露喜 泉川

澤の花、です。
先日ミッシェルをやりました。
ことし良い評判を頻繁に聞いた蔵の一つですね。
じわじわ来ているのではないでしょうか。

今回は雄町の純大。
長野勢で雄町ってのはちょっと珍しいかもしれません。
磨きは45で酵母は9号系。
火入れ。




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てきどな立ち香。
酸のあるブドウ系の香りでしょうか。
乳酸飲料っぽいというか、ライトな甘酸っぱさ。
時間がたつとエレガントな甘さも。


含むと、静かなお酒ですね。
これは時間をかけて飲んだほうがよさそうだ。


まずはハリのある酸。
さっと水平に広がります。
さっぱりとしたフラットな酸。

酸が収束したそのあとに、ゆるゆるとほのかな甘み。
そして限定的で小規模な旨み。
わずかに、甘い含み香。
ほんのりとしたミネラリーさがアクセント。
静かに軽やかにすっと消え、穏やかなあまうまの余韻。



これ冷えすぎは絶対NG。
この季節ならかなり常温に近いくらいが良い。

ゆっくりしたテンポで展開される静かな抑揚。
全体の流れ、質感は造り手の目指すものが伝わる出来です。
とくに含み香のエレガンスさ、静かなジューシー感はたまらない。
ふっくらした甘うまみ。
キレの質感もいいなあ。
ライトだけどとろりと消えていくという。
食メイン、にあわせていくならなかなか良いのでは?
そして時間がたつと甘みが出てきて、うっとりするような美酒になりますよ!


非常に繊細なお酒です。
家で飲むにはちょっと地味、とか言ったらいけません。
静かにゆっくり飲みましょう。
違いのわかる男をめざして。


お気に入り度は4.3/5.0
はじめは困ったが、良い状態になるとかなり良いです。
今後も追っていきたい蔵ですね。




2日目。

昨日はいささかこなれてくるのに時間がかかりました。
酸がきりっとしたタイプなので、あえてブルゴーニュタイプのワイングラスで。

2日目というせいもあるでしょうかまとまっています。
全体にふんわりと円やかなタッチ。
潤いのある白桃のような甘み。
もちろん酸のみずみずしさも。
いいですね。

後半になると、特に甘みがいいですね。
透き通るけどじわっと濃い、全体のバランスは極めてエレガント。
やっぱり45%という磨き、中取りといったところがうっとりする質感に繋がっているのかなと。
なかなか手のかかる子ですが、時間をかけて飲める方には非常におすすめ。

Tag:澤の花

京王井の頭線、永福町駅。
永福町というと大宮八幡のイメージ。

駅を出て井の頭通りを左手に。
5分もしないところにあるヤマザキヤさん。

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オサレな外観は姉妹店?的なイタリアンのお店が併設されているから。
なので日本酒だけじゃなくてワインも力を入れているようです。
酒売り場は店に入ってすぐの階段を降りた地下になります。
一見さんはちょっと入りにくいかもしれません。

取扱いは結構幅広いラインナップ。
まず目に付くのは鍋島、東鶴の佐賀勢。
つづいては三千櫻、若駒、豊賀、三井の寿……かなりいいですね!
他にも姿、奈良萬、山形正宗、天明などなど挙げればきりがない。


私個人的にはかなりイイと思うラインナップです。
ちょっと遠いのであまり行く機会がないんですけどね。


営業は月曜日定休(祝祭日は翌日振替)。
朝10時から夜9時。
遅くまでやってるのがありがたいですね。


福島県会津美里町は白井酒造店さんから風が吹く
だいぶ前にお店でちょこっと飲んだきり。
ブログ初登場。

白井酒造店の主力銘柄は萬代芳(ばんだいほう)。
風が吹くは山廃の生酒に特化したシリーズ。
珍しい商品展開ですよね。
お米は地元産有機栽培五百万石100%。

今回はいわゆる金ラベルという商品。
緑ラベルのしずく採りですね。

スペック的には五百万石50。
酵母はM310。
酵母ひとつとってみても、日本酒をかじった人が山廃に抱きがちなイメージとはちょっと違うお酒のようです。



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ほんのり華やかな香。
メロンやリンゴ、洋ナシ?
でもバニラやナッツのような熟成系の香りもわずかに。

含むと……
めっちゃ変わってますね、このお酒(笑)

まず、第一印象は綺麗なタッチ。
透き通る透明感。
酸がうすーく溶けてますね。
わずかにとろみがあり、きもーちなめらか。
でもさらりなお酒。

洋ナシやチェリーっぽい?やや官能的な果実の香りがほのかに。
そこからさらりと優しい果実様の甘み。
そしてじわじわじわっと力強い旨みが主張します。
すごく力強くて、舌にじわーっと響くアタック感はウイスキーっぽい。
ピートっぽい風味がするんだよ。
酸もここでは厚みを増し旨さを演出。
凝縮感。

でも旨みはほどけて、不思議とすっと捌ける。
やはりここで酸がリード。
で、洋酒みたいな複雑な余韻。
アフターの長さ。
変わった味なんだけど、あと引く旨さのお酒ですね。

こなれてくると、透明感に白桃のような甘み。
でもそこからピーキーな旨み!
とすげえ癖になります。
旨いけど軽さもあって良いですね。
会津かあ。
馬刺しくいてえ!



面白い。
一筋縄ではいかないモダン系山廃。
日本酒の懐の広さ、可能性。
勉強になりました。
燗もうまそうなので後で。


お気に入り度は4.4/5.0





2日目。
果実味とピーキーな旨みが昨日よりも安定感のある着地点で折り合った印象。
コクもいい。
旨い。


3日目。
のこりを燗つけ。
熱燗。

ほっこりした魅惑の香り。
含むとうっめー!
燗だと山廃っぽさあるね。
すこし枯れつつクリーミィな旨みがフラットに、そしてゆらゆら酸。
でもほっこり旨みもあって。
酸から軽快な甘み。
ちょいぬるめにくると、甘みに酸がゆらゆら、ってのをもっと感じられる。

これうめーわ。
しずく酒の燗なんて贅沢だけど。
ぬるめ、40~50度くらいがいいかも?
でも熱燗もいいけどな!
やってるうちに冷めてくるし、熱燗で始めるのが日誌係スタイル。
そのうち燗酒特集やりましょう。




Tag:風が吹く

更新の合間に今年買ったレマコムの話でも。

僕は現在1人暮らし、もともと2人暮らし用くらいの冷蔵庫があって、中身はスカスカ。
というわけでこれまではそこまで必要性を感じなかった日本酒用冷蔵庫。
でも自家熟成も手出してみたいな~と思って今年ついに買ってしまったの本種用冷蔵庫のレマコムです。
そうはいってもやっぱり1升瓶たくさんは買いづらいしね、家庭用冷蔵庫だと。


日本酒用としてよく語られるレマコムの冷蔵庫には2種類ありまして。
ショーケースタイプのRCS-100、んでもって自分が買ったストッカータイプのRRS-100NF
これはホシザキの冷蔵庫なんかでもよく言われることですが、ショーケースタイプは結露が凄いみたいで。
それでストッカータイプを選んでみました。
価格も安いし、よく冷えそうだし。




で、実物。
意外とでかいんで、スペース気になる方は事前によく検討してください。
壁から10センチくらい離さないと故障の原因になるらいいので、その辺もお忘れなく。

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そんでもって温度調節ダイアル。
この商品はそもそもは日本酒用でもなんでもなくて、三温度帯ストッカーというものらしく。
冷蔵、チルド、冷凍と選択できます。
日本酒は0度から‐5度、凍らない程度という温度帯ですのでチルドになります。
このいわゆる氷温という温度で保存できるので、日本酒用として重宝されているわけです。
なお、急速冷凍スイッチを誤って入れてしまうととんでもないことになります。
足をぶつけてスイッチON、なんてことにならないようお気をつけください。

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肝心の収納力はこんな感じ。
現在1升瓶3本と4合瓶8本が入っていますがまだスカスカ。
1升瓶を縦置きで16本入るらしい。
だいたい半分に分けて、1升瓶8本、4合瓶14,5本ってところで満杯です。
横置きで積めばもっと入りますね。

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いちおう温度計を設置してるんですが、だいたいいつもこんな感じ。
ダイアルにして3~4の間で、-3度か-4度というところで使用しており、安定しています。
ダイアル4まで行くと-5度かそれ以上行くんですが、状況によっては低アルが凍ってしまうんですよね。
ちなみに普通の冷蔵庫はだいたい2度とかでしたね。
やはりそれに比べると長期の熟成を考えたときに安心感があります。

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ざっとこんな感じです。
基本的に満足しています、音もそれほど気にならないし、電気代もすごく増えたという感じはありません。
困るのは酒を買いすぎるくらいですかね(笑
飲むときは普通の冷蔵庫に移してやっています。
日本酒好きなら必須アイテムかも?





コメントを頂いたので追記。

庫内の様子。
この写真のように、壁面に雫状の氷が発生します。
恐らく空気中の水分が凍結したものと考えられます。
ずっと使っていると霜が大きくなってくるので、たまに掃除してやるといいのかもしれません。

またすみっこにはそれがたまったような氷が確認できます。
ふたを開けた時に溶けた上記の氷が流れてたまったものだと思います。
チルド使用ですのですぐに溶けるような氷なのでしょう。

ですのですみっこにお酒を置くと、底が冷蔵庫と少しくっつくことはありますね。
ラベルが著しく痛むとか、酒瓶に水滴が付くということはございませんのでご安心を。
気になる方はこまめに付属のヘラで氷を除去してください。


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愛知県の知多半島から生道井(衣が浦若水)になります。
24BYに純吟のんでますね。


知多半島というのは江戸時代は非常に酒づくりが盛んな地域だったそうで。
当時は200蔵もあったそうなんですが、今は6蔵になってしまったそうです。
銘柄でいえば、ほしいずみ、白老、そしてこの生道井など。
私としては地味に注目している地域だったりします。

そてはさておき。
今回のお酒は荒走りの熟成ですね。
お米は愛知県の若水で、このお米にはかなりこだわっているようです。
日誌係大好物のガス、オリといったあたりが熟成でどうなっているのか楽しみです。
なお、オリは瓶底に指1本分くらい?もうちょい少ないかな?


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けっこう脅し文句がきつかったので恐る恐る抜栓。
とくに泡がたつこともなくあきました。
まずは上澄みから。

含むとしゅわっとガス感。
結構強め。
そしてジューシーな味わい、こりゃいいぞ。

ブドウやリンゴをおもわせる含み香。
適度な甘みとクリーミィな旨み。
そこに生き生きとしたうまみを感じる酸。
イメージとしてはやはりブドウ・リンゴですね。
そこにガスが絡むので、たまらないジューシーさ。

やはり味はかなり乗っていて艶やかさがありつつも、ゴクゴクいける。
キレもバシッと、良い感じです。




次は撹拌して。
香りはブドウ・リンゴにプラスしてあまっずぱい乳酸飲料的香りが増したか。

含むとゲキウマ!
おりが加わったことで、優しい甘み。
いやーしかしこれやっぱリンゴジュースですね。
良質の酸がはじけますね。
乳酸飲料テイストもイイ!!

うめーなあ。
熟感はガスもあってそれほど感じませんが、旨みはしっかり育っています。
だからちゃんとジューシーで薄っぺらくはありません。
度数はかなり高いんですが、ライトに感じる酒質でスイスイ。
飲みすぎ注意です。
誤解を恐れずに言えば、近いのは新政。

時間がたつとリンゴっぽい活きの良さが消えて。
優しく奥深い甘みとガス感、そして旨み。
いいなあこれ。
でもちゃんとフレッシュさ、フルーティさもある。


気に入り度は4.4/5.0

さらに時間たつとメロンもでてきてね。
たぶん日がたつと表情が変わってくるので、それも楽しみです。



2日目。
ガスもリンゴや巨峰っぽい酸もまだまだ元気。
昨日との違いは特に感じない。
落ち着いてくるとブドウ系の甘み。
いいねやっぱり。




Tag:生道井

500ミリ瓶です。
出品酒なんかではよく見る瓶ですが、レギュラー商品には珍しい。
つい買ってしまいました。

青森の華一風です。
新酒の低圧しぼりという商品を24BYは絶賛し、25BYはいまいちと評しました。
今回はほぼ同じスペックなんですが、特純のレギュラー商品になるのでしょうか。
9月出荷でしぼりたて生なんですね。




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あまーい黄桃のような香り。
わかりやすいカプエチ系です。

含んでも甘い!(笑)
濃い甘みがじわっと。
しかし、全体として軽やかな印象で飲みやすいです。
含み香も華やかで、フローラル。

軽快なリズムの酸がすっと薄く溶けて気持ちが良い。
口どけがよくふんわりしたタッチからパッと散ります。
やや青いような硬さ、苦みがあるかな?
それも爽やかでいいアクセントですね。
でもミルキーな米の旨みもしっかり感じられ、よいです。
舌触りも滑らか。


うん、絶賛した24BYと近い味わいです。
非常にキュートでキャッチ―なお酒。
味、香りともに華やかです。
そして非常に軽やか。

個人的な好みをいえば、もうすこしボディ感があってジューシーな方が好きか。
この辺は好みですね。
ぜひ、ガスのある直汲みをやってほしいなあ。


熟感もないのでもしかしたら26BYということになるのかもしれません。
お米的には25BYでしょうが。


これは売れるお酒だと思います。
あとは違うバリエーションも飲みたいか。
純大があるみたいなんですけど、そちらも華想いなんですよねえ。
んで純吟は無し。
まあじょんがらとか蔵人っていう商品はあるみたいですが。
今後さらなる飛躍を期待したい蔵ですね。







Tag:華一風

岐阜県から日本泉

いま日本酒の世界でもっとも勢いのある県では?と勝手に思っている岐阜県。
そのなかでも気になっていたお酒です。

蔵は岐阜駅のすぐ目の前のビルの地下にあります。
四季醸造できる設備なんですが、そこで木槽しぼり、というのが面白い。
蔵元の跡取り兄弟2人で造っているそうで、製造量は年間300石ほど。

今回のお酒、スペックは磨き60の純米吟醸。
この時期ですのでとうぜんムロゲンです。
米や酵母の情報は非公開でよくわかりませぬ。

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かなり黄味がかった水色。
ぱっとみ熟成酒にみえるくらい。
かなりとろみもあるようです。

立ち香はややもっちゃりした香り。
基本はイソアミル系かな?
岐阜の酒はなんかこーゆーの多いですね。
ちょっと甘酒っぽいような。


含むとやはりとろりとしています。
お米をしっかり溶かしてきたような甘うまみ。
つやつやとろーり。
かなりボリューミーです。

ただし、その割にすいすい飲めるか。
ハーブ系のリキュールのようなほろ苦みがアクセントになっています。
舌触りはきめ細やかなとろみで、するする流れます。

ボリューミーな甘ウマのわりに、ふくらみがなく先細りな印象。
それが飲みやすさにつながっているといえば、そうかもですが。
ジューシーさを感じることはありません。


含み香はやはり酢酸イソアミル系。
かなり強烈。


正直言っていまいちです。
この時期に新酒としてこのお酒を造る意味がわからない。
どちらかというと燗映えしそうな旨口酒だと思います。
ここ最近の中では最低ですね。

お気に入り度は割愛。







Tag:日本泉

26BY、そろそろ各蔵新酒がぞくぞくと。
そんななかこの時期定番の1本。

新澤醸造店さんからあたごのまつ。
いつも伯楽星の純大おりがらみをこのブログではプッシュしてるんですが。
今回はこちらにしました。
いづれにせよ綺麗めな造りの蔵元ですので、ついおりがらみを選んでしまいます。


お米は富山産五百万石一等米55。
酵母は宮城酵母。


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撹拌していただきます。
粗めのおりが瓶底にかすかに、うすにごりといったところでしょうか。

香りは甘やかなバナナ系の香。
もっとフレッシュなのをイメージしていました。
しっとりとしたマスクメロンともいえるような。
良いですね。

さらり、ふんわりとした優しい甘みの脇を、きりっとした酸が固めます。
新酒らしい溌剌さがありつつも、柔らかさがあるのが秀逸ですね。
おりによる加味まで含めて、さすがの設計です。

いかにもグルコースが少ないような透き通る味わいはこの蔵らしいもの。
けれどもしっかり旨いのも、さすがこの蔵です。
適度なボリューム感、優しいんですけれどもきゅっと締まったしなやかな筋肉質のボディ。
さしづめフィットネスでしっかり鍛えているモデル系美女。
ただし可愛い系かな。
含み香がまた良し。
淡いけどしっかり香ります。

旨みのあとは、タンニンにも似た渋み。
そしてするっと爽やかに静かに切れます。

いいですね、さすがです。
この時期鉄板の一本で、それこそさんまの塩焼きとか脂ののったものと抜群の相性かと。
新酒らしいカチッと感だけど、味気なくない。
食に寄り添う爽やかな甘み。

お気に入り度は4.2/5.0
これ嫌いという人は少ないでしょうね。
外さないお酒です。




Tag:伯楽星 愛宕の松

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