花陽浴ウィーク3本目。
個人的には花陽浴といえばやはりコレなイメージ。
八反錦の純米吟醸です。
磨きはやっぱり55。
こちらは12月のリリースになりますので少し寝かせたという形になります。


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立ち香は変わりなし。
恐らく18号か何か。カプエチ系の酵母なのでしょうね。

含むと、はっきりいって他の酒米と比べ大きな違いは感じない。
僕の舌がその程度ということもあります。

とろりとした滑らかな舌触りは健在。
ワンランク上の質感ですね。
八反錦が一番軽快でパインっぽいかな。
もちろん甘みも旨みもあるが、甘うまみの溶けた酸がぱっと広がります。

酸の分、一番明るくライトですかね。
もっと甘旨いほうが好みなんですよね。
冷やさなけれなこれでも十分甘いほうなのかもしれませんが。
で、苦み辛みがある気もしますね。

こちらも味に抑揚が、というタイプではなくて同じ味わいでフラットに。
とろりとするりと静かに流れますね~。
いや八反錦も美味しい。


さあ3種のみ比べ。
雄町。
3日目だが濃い甘みは飛ばずに健在。
深い甘みと酸のハーモニーは濃醇。
山田。
さらに一段深い印象。
八反錦。
こちらはやはり酸の分軽快ですね。
明日も飲み比べが楽しみです。


あーでも同じような温度帯だと、ほんとに違いないっすね。
八反錦も深い甘み、旨みが出てきて。
うーん、自分の舌の無能さが恨めしい。
でも山田錦は分かるような気がします。




3月31日。
もう一度3種並べてきいてみる。
やはり山田錦は一段上のコク。
軽いほうから行くと、八反錦>雄町>山田錦だ。
好みは人ぞれぞれ。
僕は山田錦が好きでした。
雄町もバランス良いですけどね。
比べてしまうとやっぱり八反錦が一番軽快なような気がした。

とにかく3種、堪能させていただきました。
蔵開きで飲みくらべセット売ってたみたいなので買った方のレポききたいなあ。




※余談。
蔵元のブログ見たらこんなことが書いてありました。

当酒蔵の「花陽浴」は酒蔵の冷蔵庫から出された瞬間が最高の飲み頃だと信じております。
ご購入されたお酒はお早目にお召し上がり下さい。

なるほど。
なんか申し訳ない。
美山なんかはまだまだ寝る予定だし。
確かにここの蔵は、すぐ開けても硬いなあ、ってことはない気がします。
ここまではっきり言うのですから相当自身があるのでしょう。

Tag:花陽浴



花陽浴ウィーク第2回。
今日は山田錦です。
雄町は3月詰めでしたが山田錦は2月詰めですね。
磨きも同じ55。


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立ち香は全く雄町と同じですね。
お手本のようなカプエチ系。
やはり南国系の明るいトーン。

含むと、ふむむ。
滑らかなタッチは変わらずですが、とろみが強いでしょうか。
そして酸はきもち控えめな気がします。
甘みと旨みの一体感が非常にある。
というか味わい全体の渾然一体感がすごく感じますね。

甘いとか酸っぱいとかじゃなくて。
極端に言えば、なんかだしが効いて甘じょっぱいみたいな(笑)
うめえなあ。
やっぱり旨いんですかね。
旨みがゆっくり大きく膨らみます。
コクとか深み、豊潤さといったとこでは明らかにこのお酒が優れています。
果実に例えて語るなら完熟ですね。
でも含むと香り含めて、フルーティさは感じませんね。
とにかく旨い、そして上品な印象。
あ~これはもちょっと寝かせたらさらに育つかも。

甘みがあって、次に酸が出てきて、というような抑揚のお酒ではない。
同じ味わいがフラットに続くおさけ。
そのなかにふくらみや、微妙に違う表情で抑揚はつきますけどね。
滑らかに流れるキレ。
あくまですっと捌けるさまは秀逸。



雄町と同時に飲み比べてみる。
2日目ということもあるが、やはり雄町のほうが酸がある。
軽快で溌剌と、透明感や煌めき。

対して山田錦はとにかく深いですね。
果実というより、飴のような甘味というか。
酸はもちろんあるんですが、甘旨みがとにかく深いです。
とろっと静かに、味わいを湛えて流れる。
んでもってやっぱこの抜け方はすごいな、するっと抜ける。
そして味わいがしっかりしている分、あまり華やかに感じないというか。
華やかなんですけどね。
浮かないんですかね~、含み香も甘うまみの底から立ち上るようなイメージ。


うん、やっぱ比べると雄町のほうが断然フレッシュなジューシーさですなあ。
山田錦と比べると軽快に感じてしまいます。
これまでに飲んだ中では一番らしくない花陽浴ですね。
でもめっちゃ旨いんですけど。
旨みの片りんは雄町にも確かに感じるんだけどなあ。
重厚さ、テンポがまるで違う。
ベートーベンか。

らしくないけど、めっちゃうめえなあ。
この甘じょっぱ感は他のお酒でも味わったことがないですね。
ただし、そーとー旨いです。
ちょっと山田錦に関しては明日も見てみないとわかりません。
今の時点ではキュートな雄町、リッチな山田錦というところか。
これで今まで花陽浴の基本だとおもってた八反錦を開けたらどうなるか。
楽しみです。










Tag:花陽浴


生酒もそろそろひとしきり出そろってくる季節。
というわけで今週は勝手に花陽浴ウィーク。

意図的というわけではないんですが、ぼーっと酒買ってたらなぜか冷蔵庫に揃っていた花陽浴
八反錦、美山錦、山田錦、雄町と4種類。
それも奇遇なことに、ぜんぶ純吟のおりがらみじゃない方。
いい機会なので、お米による違いなどリポートできれば。
あーでも美山錦は1升瓶なので開けないかもしれません。
去年もやってるし。


今日は雄町。
リリースの順番では一番最近になります。
今年は花陽浴、生産量を増やしたのか手に入りやすかったのですが。
雄町が一番数なかったような気がしますね。
磨きは55になります。


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花陽浴といえばやはりこの華やかな南国系の香り。
パインに加えてベリーなども感じるでしょうか。


含むとやはり美味しい。
やはり広がる華やかな香り。
キュートですが妖艶さも。

ソフトで滑らかな舌触りは好印象。
さすが袋吊りしているだけはあります。
そして広がる甘酸っぱさ。
旨みもよく出ているのかミルキーで深みのある甘み。
じわっとくるな~やっぱりこの濃い甘みだよ!!
酸がしっかり一体感もって、全体のラインを整える。
はじめは弾むような快活さを感じた酸ですが、しだいにたおやかな流れを感じるように。
旨みと香りの余韻を残しつつ、スムーズなフィニッシュです。


やはり花陽浴花陽浴ですね。
この蔵はスペックは違えど、同じ方向の造りしてます。
だからかもしれませんが安定感ありますね。

これまでに飲んだ花陽浴の印象と比べて。
まず香りですがベリー系やフローラルさを強く感じます。
味わいでいえば、上品でやや旨口よりかもしれません。
時期もあると思いますが。
ガス感はなし。
女性的、ですかね。
可憐で優美な。



うまいなあ。
十四代あたりと比べてもかなり迫ってきている感じありますね。
ミルキーな旨みの出方とかいいです。
こっちのほうが香り高く酸が高い分、まだ全体の一体感では…という感じか。
やっぱこの蔵はいいですよ。
ついつい買ってしまいます。
華やかだけど、瑞々しく可愛らしくという感じで。
いやほんといいねこの雄町。
すっごく良いですよ。



温度が上がってくると瑞々しく、それでいてキュートな甘みが際立ちますね。
ほんとに可愛らしくまとまっている。
ほどほどの少し小ぶりなトランジスタグラマー感?
ちょっとえっちくてね。
彼女にするなら最高でしょう。
なにいってんだ。




なお去年飲んだ美山は洗練されていたようなイメージが。
ちょっとタイト、都会的だったというか。
美山らしい立体感があってね。
まあ今後比べていく中で、違いがよりはっきりしてくるかと。


なんとなく、雄町は造りによっていろんな味わいの、幅があるイメージ。
山田錦がどう作っても上手く一定のラインに乗ってくるような、優等生的なイメージなのとは一線を画すような。
素人の戯言ですが。




Tag:花陽浴


桜の季節です。
今回はこの時期にぴったりの酒器で一献。







新見麻紗子/杯 『東風(はるかぜ)』

優美で女性的な立ち姿。
ですがこの作品の本領はフォルムではありません。
とにかく釉薬の使い方が美しい作家さんで。
写真ではわかりにくいですが、ほんのり桜色。
ただピンクなだけじゃなくて、すこし青みもあって。
何とも言えない色みが本当に美しい。
本当に春の空気のにおいを感じさせるような作品です。

そとの夜桜を見ながらやると、本当にしあわせ。







えーちょっと間が空いてしまいました。
飲みにいったり、あとは昨日今日と体調が思わしくなく。
ほんとは今週はかってに花陽浴ウィークの予定だったんですが。

そんな裏話はともかく。
今回は久しぶりの七田
前からこの七割五分シリーズが気になっていて。
こんかい愛山を選んでみました。

あえて削らないことでお米の良さ、そして品種による違いを感じてほしい、というようなシリーズらしいです。
愛山の75。
どうも酵母は9号系らしい。


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おっと!
香りますね~怪しくエロティック。
ザクロ、ダークチェリー、プラム?

含むと……ほぉ~面白い。
甘み旨み、そして渋みが溶けたような酸。
含んだ瞬間に、ばっと押し寄せます。
すこしガスがあり、じゅわっと。
あージューシー!

とげとげしさはなく、むしろ滑らかでまーるい。
味わいのハーモニーは重厚ながらモダン。
そして五味はたっぷりなんですが、非常にクリアーです。
酸のつくるラインに乗ってつるりと。
スピーディに滑って、キレがすごく良い。
もたつきは一切皆無。
そして官能的なアロマ。
前述した果実以外だと洋ナシとかブルーベリー、レモンも感じるかな?


ほお~これはすごいお酒ですね。
味わいはたっぷりなんですが、綺麗にまとまっています。
言われなきゃ低精白だとは思いませんね。
あえて75、というのがわかる気がします。
渋みがけっこうあって特徴的なアクセントになっているのですが。
それが豊かで官能的なアロマやたっぷりの味わいとあわさることでしっくりくるんですね。
またガスもいい仕事してます。
渋みってのはガスもあるかもしれません。
素晴らしく良くできたお酒。

つるっと切れるんですが、でもミルキーで上品な旨みもすごく良く出ていて。
こなれてくると懐の広さがどんどん出てきます。
きりっと冷やしてもいいし、適温でも楽しめる。
温度がちょっと高くなってくると、とろっとした艶っぽさか。
そして本当にお米のパワーが感じられます。
甘みも出てくるのでかなり濃醇といった具合に。


これは良いお酒です。
ちょっと僕の表現が追い付いていかないですが。
ちょっと最近消化不良のお酒が続いていましたが。
これはおすすめ度★★★★★、星5つです。
合う合わないはあると思いますが、一度試してほしいお酒。
ローストビーフなんかとどうでしょう?



2日目。
味幅あるんですがあくまでも酸に乗って爽やかにすっと。
旧来の日本酒にはないジューシーさですよねえ。
ガスも健在で、相変わらず良いです。

ちなみに燗。
そのままですなw
ほっこりした香りから、甘酸っぱさが。
これはこれで。




Tag:七田


(2016年1月改題)

酒屋探訪シリーズ、今回ははしごです。
東武東上線、下赤塚駅。
あるいは東京メトロ有楽町線・副都心線の地下鉄赤塚駅。
その周辺。
針金屋加藤酒店、豊島屋酒店。
加えて余談でさかい珈琲。




夕暮れの訪問で写真の移りがいまいちなのは申し訳ない。

まずは針金屋加藤酒店。
下赤塚駅から北に少し行ったところ。
取扱銘柄は鍋島、写楽、屋守、雄東正宗、流輝古伊万里、澤屋まつもとなど。
焼酎も品ぞろえ充実。
こぎれいな内装も好印象。
営業は月曜定休で10時9時。





こちらは駅から少し南に行った川越街道沿い。
豊島屋酒店。
取り扱いは東鶴、長陽福娘、出羽桜、酒屋八兵衛、繁桝など。
雑然とした店内でちょっと入りにくいのはご愛嬌。
またネットを介した情報発信をまったくしていないという……。
営業日・時間も不明。

針金屋さんとあわせて回ればかなりの満足感を得られるラインナップ。





以下、余談。
下赤塚にいったらこちらも是非寄ってほしい。

さかい珈琲。
手ごろな価格で上質なスペシャルティコーヒーを販売してくれる名店です。
最近やっとサードウェイヴとかシングルオリジン・エステートだとか広まってきましたね。
コーヒーや紅茶の愛好家からしたら農園というくくりで考えるのは当たり前の話ですが。
一般の方にはなかなか……。
その辺の安物とは風味の色彩とか、舌触りの質感とか全く違うとおもいます。
ぜひ一度お試しあれ。





いま日本酒的にはかなりアツい岐阜県。
その岐阜から新進気鋭のお酒。

百十郎です。
5代目蔵元、林里榮子社長が2012年に立ち上げたブランド。
東農大醸造科卒の女性蔵元、といういかにも今時らしい蔵元さんです。
見かける機会がずいぶん増えました。
売りは頑張ってるみたいですが味はどうでしょう。
ブランド名・ラベルは林本店の地元、各務原出身の歌舞伎役者市川百十郎をモチーフにしたものだそう。


今回は純大の黒面。
麹米に山田錦、掛米に五百万石を使った磨き50の純米大吟醸。
季節によってはムロゲンもあるみたいですが、これはたぶん火入れです。



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香りは穏やかな吟醸香。
ほんのりカプエチな感じ。
イメージとしては白桃とか?

含むと潤いを感じる酒質。
味わいは大人しい。
甘みはほんのり。
ほんのり甘酸っぱい果実フレーバーの水のような入り。
そこに米の旨み・コクがほんわりと膨らんで。
酸がきいて、わずかに渋みがあり、するっと流れおちます。

うるおいを感じる酒質はグッド。
ほんのり果実フレーバーの甘酸。
静かな中に、米の旨みと酸が絡まり、程よい味わいがあります。




けっこう良いですね。
食中酒として良いのではないでしょうか。
新しさはないが完成度はあると思います。
ただ純大と名乗るにはちょっと地味かな。
たまに磨き50を大吟・純大というな!という人がいますがまさにそんな感じ。
まあややシックな味わいということで『黒』面なんでしょうが。
純大としてラインナップにおくならもうちょい華やかさがほしい。
あーでも時間か経つと甘みやメロン系の含み香もでてきていいですね。
これはなかなか良い。





Tag:百十郎


今年は新規銘柄を多くやりたいとはなんだったのか……。
ド鉄板銘柄が続いて申し訳ない。
飛露喜です。

飛露喜の中でも最も定番的な商品になるでしょうか。
特純の生詰です。
たしか昔は麹米に山田錦で、掛米に五百万石だったような。
最近はよくわかりません。
磨きは55のようです。


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立ち香は抑え目。
白ブドウとかそんな感じのすがすがしい香り。
酸の主張が強いというか。
ちょっとドライというか、そんな味わいを予感させます。


含むとおお、すっぱい!
ほのかな香りはブドウ、リンゴ、メロン。そんな感じ。
まだ冷え冷えということもあるが、フレッシュな酸が主張します。
やはり白ブドウのようなイメージでしょうか。
ひと段落すると、仄かな甘み。
そして円やかな旨み。
この旨みは秀逸ですね。
本当にまろやかに出ています。
ほんのり飛露喜らしいビターさ。
味はありますが、酸のリードもありつるりと綺麗に流れフィニッシュ。
すこーし辛みでしっかりキレ感。


ほお~これは万人受けするタイプ。
なんですが面白いですね。
全般にすごくクリアーですよね。
トーンの高い酸とか。
みずみずしさ、程よいフルーティさをしっかり残しつつ。
そこにまろやか~な旨みが。
このバランスはなかなか無いですよ。
これはびっくりしました、あっぱれです。
ほんとまろやか。
しっかり旨いのに爽やか。
徐々に増す、穏やかなフルーティさも絶妙。


なるほどなあ。
地味なんですけど、恐ろしく良くできた万能食中酒。
飲み進めるほど良いですね。

十四代、飛露喜、而今でいったら一番飲んでいないのが飛露喜なんですが。
今回はちょっと実力をまざまざと見せつけられました。
これも3000円を下回る安いお酒ですからね。
ちょっと気の利いた小料理屋で、気軽に飲めたら最高だろうなあ。


ふきのとうの天ぷらとノドグロの刺身でこのお酒をやれるのはほんと幸せ。
ふきのとう旨いな~。
お酒の方も次第に甘みが出てきて、より濃醇に。
うまいな~、これはうまい。


3日目。
あんまり円やか旨い~だったので燗。

まず熱燗。
でもこれはイマイチ、あんまり膨らまない。
もうちょい甘みがあるといいんだけど。
香りはほっこりなんだけど。
燗は難しいねえ。

ぬる燗だと優しさとフルーティさ。
これはいいね!




Tag:飛露喜 泉川


酒屋探訪シリーズ。
今回は大好きなお店、中川商店さん。
武蔵境から徒歩5分くらいでしょうか。


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夜の訪問です。

ここのお店のラインナップは本当に好きですね。
風の森、根知男山、作、黒牛、マツコト、うごつき、亀甲花菱などなど。
どれも実力派のお酒ばかり。
他にもたくさんありますが、むやみに取り扱いを増やすお店ではないです。
その分蔵元との付き合いは深く、オリジナル商品なんかも多いです。

そしてなんといっても個性的な店主さま。
すいている時間にレジに行くと、必ずお酒についてご説明してくださいます。
とっても気持ちの良いお店です。

日曜定休。
月から土は10時から21時。
祝日は10時から17時。
小さなお店ですので、臨時休業等はチェックしたほうがいいかもしれません。
でもよる21時までやっているのはうれしいですね。



今年は何とも而今運のある年でして。
タイミングよく手に入っています。
あると買ってしまうお酒。
せっかくなので今年はちょっと集中的に追ってみるのも良いと思っています。
いまの日本酒界をリードする銘柄ですし。


とそんなわけで八反錦。
なにげに家でじっくりやるのは初めてかな?
八反錦55の生。
リリースは1月だったのでちょい寝かせ。
頂きましょう。



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いつもの而今の香り。
穏やかながらあまーい果実香で、ややフローラルか。
やや穀物のようなところも。

含むとやはり良い!
広がる甘酸のハーモニー。
他の而今に比べると少し酸が高い。
レモンの蜂蜜づけを水で割ったようなイメージ?
いやアイスレモンティー?
ちょっと違うか。
明るく爽やかで気持ちの良い。
当然甘みも旨みもありますが、甘旨がじゅわっとというのとは少し違います。
今日の汗ばむような陽気の後に飲むとなんかすごくしっくりくるなあ!


そしてまた而今の中では軽快ですね。
爽やかな柑橘系の酸にリードされ、軽快にスピード感のある流れ。
そしてその勢いのまま、辛みはないんですがスパッと切れます。
これこそ音速のキレ。
甘酸っぱいんですが、ほんとにひゅいっと切れます。
このキレは秀逸ですね~。

一方で少しじっくり味わうとちゃーんと旨みもあります。
むしろ穀物の旨みが一番自然にでているのでは?
ただし濃厚に、というわけではなくすこーし薄めに。
ちょっとダシのようなイメージなんですよねえ。
その辺なのか、お店で飲むことが多かったころ、八反錦が一番好きだったかも。
和食に合ってくるんですよ。


まあやっぱ而今は外さないっす。
こーやっていろいろ飲むと、純吟はバリエーションつけてるなと思います。
酸のある八反錦、ベリーで華やか千本錦。
でも王道は山田錦なのかあ。
特純は廉価版入門編としてわかりやすくて、安いうえに実験も。
とにかくこのお酒を飲めることは幸せです。


2日目。
大きくは変わらず。
昨日よりほんのわずかなガス感を感じるかな。


3日目。
うーん。
ここまで今期にごり、千本錦おり、八反錦とやってきて。
ことしの而今はなんかいまいちな気がします。
もちろん悪くはないですが、あーこれマジうめえ!って感じでもない。
なんつーか完璧なフルーツ感ではなくて微妙にくすんでいるような?
悪くはないんですけどね……。
25BYの純大はすげーよかったが。
純大やっちゃったからいまいちに感じるのかな?
それとも慣れてきてインパクトが薄れたか?
まあまだラインナップは続くので今後に期待。


Tag:而今

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