正雪の愛山です。
正雪も非常に好きな蔵の一つ。

今回は愛山50です。
毎年600本限定なのでタンク1本仕込みなのでしょう。
個人的には飲みなれた定番的1本です。


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含む。
正雪らしいバナナというよりマスクメロンな含み香。
ふわりと豊かに広がります。

澄んだタッチ、柔らかな飲み口から意外にも力強い味わい。
ほんのり上品な甘み。
酸と旨みがぎゅっと。
ほんのり苦み。
凝縮感があり、ブドウのような香りも。
酸が白ブドウを思わせるような酸で、けっこうビビッドな感じ。
でもすっと綺麗に切れてフィニッシュ。


相変わらず良いですね~。
特にこの香りは最高です。
ちょっと苦み?アタック感?辛み?が気になるのは口開けだからか。
追っていきたいと思います。
まだ若いのかな~火入れだし伸びそうな感じありますね。


時間がたってだいぶ調和が取れてきました。
優しい甘み、円やかさが出てきて。
でも凛とした透き通るお酒です。
軽快な旨みがほろほろとほどける様がまたいいですね。
そしてぴりりとフィニッシュ。
グッドです。
来年は山田穂でも。


2日目。
苦みはまだあるものの、だいぶ落ち着いてアクセントレベルに。
きりっと強めに冷やすとこの時期やばいですね。
生来の香り、柔らかな甘み、透明感。
そこに酸のエッヂがたってすきっと。
バニラ様でとにかくクリームソーダ。
やっぱり正雪は大好きなのでした。
山影さんがお亡くなりになったら泣くね。
むしろお葬式に参列したいね。
不謹慎だけど。


4日目。
ん~んまい!
今日は梨だ梨!
清々しく瑞々しい。






Tag:正雪


ド鉄板。
ベルギーのトラピストビール。
ビールなのにヴィンテージ表記。
自家熟成に励む愛好家もたくさんいるとか。
そもそも瓶詰の前に2,3年寝かせてあるそうです。


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含んだ時のアロマがそれはもう素晴らしい。
これを飲んだら日本のビールなんぞクソです。

ダークブラウンというか赤茶色?
香はシトラスやメロン、コリアンダー、ローズ?
フルーティながら麦の芳醇な香り。
いくぶん、ウイスキーっぽいような?


ほどよい苦みから酸味、そしてフルーティさ。
適度なコクとうまみ。
こーれは美味い。
アルコール度数9%でけっこうなものですが、それを感じさせない軽やかさ。
これは一度飲まないと損するレベルのビールです。
さすがですね。

うめーなあ、何本か寝かせてみようかしら。



去年最も良いなあと思ったお酒の一つ。
愛山の直汲みです。

そのまま飲んでも面白くない、と思ったわけでもないですが。
半年寝かせたことになりますね。
なおナンバーは112。


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立ち香はほどよい吟醸香。
ふくむと……おお、やはりかなり味が乗っています。
やっぱ生なので氷温でもここまで進みますねえ。
磨き50ってこともあるのかもしてません。
可能なら同じ蔵の50と35で熟成のスピードを確かめてみたい。



しかし美味しい。
飴のような深いコク。
しかし嫌な熟感はナシ。
素晴らしい甘うまみが、ガスにのってしゅわりと。
そしてとにかく口どけが最高です。

マスカット、バニラや洋ナシ、ベリー、南国フルーツといった官能的なアロマ。
滑らかな口当たり、そしてキラキラ感は健在です。
いい塩梅の酸。


やっぱり美味しいですねえ。
ややてろてろに蕩けた味わいですが、さすがです。
まあこのお酒は完成されているといってよいので、リリース直後でいいかも。

とにかくmy favorite!!なお酒の1本ですね。
なお、ここからそんなお酒が数本続くかもしれません。



3日目。
ガスなのか辛みなのか迷う。
でもそんなことはどうでもよく旨い。





Tag:十六代九郎右衛門



人気もある、知名度もある。
だけどあんまり飲んでいないお酒。
山口県からです。

なんとこのブログでやったのは第30回に同じ雄町のおりがらみ。
そのたった1回だけ。
そーいえば店でも近頃飲んだ記憶ナシ。
なんででしょうねえ。

そんなわけで定番商品を選んでみました。
雄町50の火入れ。
は最近ヴィンテージ表記をしっかりしているらしく。
当ブログでも2014とさせていただいております。


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含む。
ふむ、静かで優しいお酒ですね。

滑らかな口当たり。
非常に柔らかでうっとりします。
ほんのわずかに酸のエッジがたつ。
そして穏やかで円やかな旨みがゆ~っくり広がります。
含み香は極々控えめにブドウやメロンか、いやセメダイン系か。
すーっと伸びて、ここでもわずかに酸がリードしフィニッシュ。


地味ですが恐ろしく良くできたお酒。
極めてモダンです。
バランスよく。
ふんわりと何とも言えないお米の旨みが広がり。
でもスマートに、優しく酸がしめるという。
全体の質感もよく好印象。
旨いです。

飲み進めるとまた良いんですわ。
クリアーさ、控えめな香りと甘みがきりっと際立つ。
そしてもちろん旨い。
これは素晴らしいですな。

違いの分かるあなたにぜひ。
これを単にスッキリとか香りがないとか思うあなたはまだまだビギナーです。
たまには偉そうなこと言ってみた!
あとで燗つけてみよ。

2日目は素晴らしく良かった。
3日目は辛みが出てしまいイマイチ。





Tag:


いえのみ初めての酒屋八兵衛

なのに完全に飲むタイミングをなくして半年もほっといてしまいました。
本当に申し訳ない。
いつか挽回の機会を設けます。


伊勢錦、山田錦の祖母に当たる酒米です。
芳醇な味を醸す酒米として主に近畿圏で栽培されていたようですね。
それを復活させて自社田で栽培し醸したお酒になります。



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あけてみる。
特に嫌な香りはしない。
むしろ爽やかな吟醸香。
さすがに磨き50火入れ氷温熟成だ!!


含むと美味しいじゃないか!
桃やマスカット、甘めの柑橘そしてラムネ。
香りがふわりと広がり。
きりっとクリアなタッチから、じわりと蜜のような甘みが。
口当たりもさすが肌理こまかく滑らかですね。

甘みと同時に瑞々しい果実感を与える酸が顔をだし。
そのリードで爽やかにスパッとキレ。
でも奥にはふわりと、ミルキーな旨みがちゃんと。



あえて挙げるとすれば、キレのところでぴりりと結構な辛み。
アルコールのアタック感として感じるところがマイナスでしょうか。

ふつーに旨いっす!
かなり高得点。
むしろ基本的には綺麗目なお酒なので、寝かせが良く作用したか?
味わいのバランス良し。
果実味が非常に良い。
香り、甘み、そして酸。
でも円やかな旨口でもある。
いいね、酒屋八兵衛

食にあうんですよ。
食べながらでも甘みも負けないし。

こんどはちゃんとやります。
ほんとごめんなさい。
しかし三重の酒はいいねえ。
三重は最高だよ。


Tag:酒屋八兵衛


いまや鼎のほうが有名ですね。
信州銘醸さんから瀧澤です。
鼎のおりがらみのみたいな~とおもっていたところ発見。
同じものかどうかは不明ですがスペックはほぼ同等です。

鼎、はたしか若手3人が造っているという話だった気がしますが。
こちらはベテラン小谷杜氏の西沢勝さんが造っているのでしょうか。
なお若手というのは杜氏に比べれば、だそうで。
実はけっこうなベテランだとか。
40代50代で3人とも取締役だとか(笑
既にこちらの造りも担当しているのかもしれません。


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撹拌していただきます。
粗めのおりで、うすにごり程度。

含むと文句なしに旨い!
ややトロピカルな果実香が濃密で高貴に。
パインやマスカット、梨?

にごり系とは思えないクリアーさながら、とろりとなめらか
調和のとれた深い甘旨みが広がり。
きらきらと綺麗な酸が流れを作り、するりとフィニッシュ。
ほんのり渋みがアクセント。

非常によくできたジューシー甘口系の生原酒です。
甘いだけじゃなくて腰が据わっていてちゃんと旨い。
濃醇ですがクリアー。
華やかですが浮ついたものではなく、深みがあります。
さすがですね。


飲むのが遅くなっているので。
少し味が出て重くなっているのかもしれませんが。
まったく問題のないレベルでしょう。
フィニッシュには軽やかさえ漂います。
スイートですがきちんと旨くて、かつすっきり。


でコレめちゃ安い。
パッケージは大吟かというような豪華さですが。
4合税込で1500円台。
1升で3100円台。
実は信州銘醸さん2000石くらい造っているらしく地酒界では結構大手。
規模のあるところならではのコスパですよねえ。
本当は月桂冠とか大関とかがこれくらいやってほしいんですけど。

鼎にしろ瀧澤にしろ販売店が限られていますし入手しやすいとは言えないけど。
もっともっと入手困難になってもおかしくないのになあ。




Tag:鼎(瀧澤)


愛媛県八幡浜市から川亀
八幡浜というと以前九四オレンジフェリーで大分臼杵から行きました。
みかんの段々畑が美しく、八幡浜ちゃんぽんが美味しかった記憶があります。

さて余談はさておき。
蔵自体は300石にも満たないちいさな蔵だそうで。
今回は五百万石55のムロゲンです。
しぼりたて、ということでやや時期外れな気もしますが。
製造は3月なので、長いこと寝かせたわけではないです。


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新聞紙をはぐと透明な瓶。
立ち香は爽やかな香りがうっすらと。
いただきます。

含むと、これは良い!
思った以上に良いです。

涼やかなメロンや白桃といった香りがきれいに膨らみます。
含み香が抜群ですね。
バニラのようなニュアンスも?
ボリューミーですが、非常に良い質感で広がります。


とろり滑らかなタッチから程よい甘みが広がって伸びる。
じわっと濃さがありつつさらりと上品。
それがミルキーなお米の旨みへとつながり。
しっかり旨みが出ていますがエレガントで雑味が少ない。
透明感があって、薄めの酸がゆらゆらと。
するりと流れて甘い余韻が長めに。


これは大当たり。
すっごく造りのセンスが良いと思います。
芳醇ですがカドがなくさらりと飲める。
香や味わいのバランスも素晴らしい。
完璧でしょ。

これは激押しです。
もっと売れるべきお酒だと思います。








Tag:おススメ 川亀


まさかの1日2更新。
朝晩飲み。

松の寿です。
この蔵も外さない蔵ですね。

山田55の吟醸、つまりアル添。
なまです。
酵母はK1601+K1401。
うすにごり。
吹き出し注意と書いてありますが、心配ご無用な感じです。



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撹拌して、注いで含む。
あ~いいっすねえ。
柔らかで滑らか、清涼感。


ほどほどに、メロンやちょい南国系の華やかな香り。
程よいエキス感。
やさしい甘みと旨み。
うっすら酸がしめて。
ほんのり苦みをアクセントにするっとほどける。


いいっすねえ。
加水で15度くらいにしてあるみたい。
ちゃんと味わいがあるのですが、するりと飲めます。
流石の安定感。
す~っと穏やかに切れる様は秀逸です。


3日目。
ほんとにすっとした涼やかな質感があります。
なんなんでしょうなあコレ。
そして程よいエキス。
いいですなあ。

Tag:おススメ 松の寿


ゆきの美人
どこまで引っ張るかだいぶ迷ったのですが、夏本番の前にあけちゃいます。

まずスペック。
おんなじようなラベルで、中身が違うのがいくつかあって。
定番の純大45に、限定のM310のやつとか。
今回のは出品仕様の純大です。
今年から35%になりました。
去年これの寝かせたのを秋だったかに飲んだらすごいよかったんですよねえ。

麹山田の掛酒こまち。
酵母は秋田今野No.24でカプエチ系。

そしてついにやってきた、美酒王国秋田グラス。
これが良いサイズ感で扱いやすく、けっこうお気に入り。
秋田のお酒をやるときに、と思っていましたがついにお披露目!




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含む。
あ~ちょっと去年のとは違う感じ。
寝かせの問題か、造りの違いか。

非常に爽やかなニュアンスの香り。
まあリンゴでしょうね。
あとからバニラっぽいようなニュアンスが。


含むとそんなに甘いわけではない。
含むとこれまらリンゴ?な元気の良い酸が鮮やかで。
リンゴ丸かじり状態です。
かなり酸たかめに感じます。

やんわりお米のミルキーさを感じさせつつ。
酸のリードでさっぱり。
極極々わずかにガス。
グラスにちょっと気泡がつくくらい。



あーうまいんだけど。
夏越してとろとろにしたほうがよかったろうなあ。
そりゃこの高精白だしそうよねえ。
ちょっと残念かなあ。
酸の陰にちゃんと良い甘みがあるんだけど。
もっと育ったら……と思ってしまう。



4日目?
だいぶまとまってきたなと。
ぎゅっと凝縮感。
甘酸っぱさのバランスよく、一瞬でぱっと散る。
でもやっぱ酸たかいですねえ。
美味しいんですけど。

Tag:ゆきの美人

和歌山県から龍神丸です。
和歌山は個人的に好きな土地でここ数年は毎年のように行っています。


龍神丸
もやしもんで有名になりました。
大学時代、和歌山出身の友人がいて。
お土産で一緒に飲んだのを今でもよくおぼえています。
味はよくおぼえていませんw

その後先代杜氏がお亡くなりになって。
奥様と先々代の杜氏を中心に造りを再スタート。
龍神丸の復活は確か昨年でしたでしょうか。

今回は山田50の純米吟醸。
もっともスタンダードな商品かなと思います。
もちムロゲン。


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含んでみる。
う~む、なんとも風変わりな味わいです。
香りはセメダイン系なんでしょうか。
ほどよく甘い香り。
プラムとかすももとか、そんな感じも極々わずかに。

入りは水の良さを思わせる透き通った綺麗な入り。
ふんわり軽やかなタッチ。

しかし何とも形容しがたい味わい。
変わったお酒だなあ。

ほどほどの甘み&旨み。
バニラ、バナナっぽい?
良く練れているが、軽快でしつこさはない。
うっすら綺麗な酸があって。
それと同時に苦みがある。
中盤からは甘ウマがぐっと膨らんで。
ちょっと熟成酒っぽいような味わいですね。
でもスイスイ入る。
でも軽やかにほどけて、すっとキレ。
ほんのり辛み。



まあ旨いっす。
僕は結構好きなんですけど。
けっこう変わっているお酒だと思います。
そいや昔もこんな味わいだった気がしますね。
こりゃ半年寝かせないとこの味にならんでしょうね。

熟感のある甘うまみと、軽やかさ・捌けの良さの両立はすごいかも。
軽いんだけどクリーミーだったりもしますし。
やらかくて優しい。
適度な熟感なんでしょう。
半年熟成ムロゲンの極みなのかもしれません。
きっとこの味が好きだったんでしょね、先代の杜氏さん。
今の主流だと氷温冷蔵なら半年でここまではならんと思います。
もっときれいな状態で出すか、がっつり寝かすか。
その間で絶妙ってかんじでしょうか。

コーヒー牛乳、とかミルクをかけたコーヒーゼリーと評す方がいらっしゃるようですが。
たしかにそんな感じかもしれません。

たしかにこのバニラっぽい甘さとビター感はそんな感じ。
で透明感に美しい酸。
うん、良いですね。
来年は大吟でも。



3日目くらい?
アルコールのアタック感が出てきた一方でまろやかさが増した。
ミルク増量。
やっぱり変わったお酒。
でもおいしいです。







Tag:龍神丸

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