まあ今年最後のお酒はこれで。
新年1本目もすでに決まっています。

磯自慢の中取り純米大吟醸35。
サミットの乾杯酒だのなんだの話題には事欠かないお酒ですね。

これビンテージ表記が2016ってのが逆によくわからないんだけど。
27BYってことで良いんだよね?
これの一部を取り分けて熟成させたものから、その年いい状態のものを選んだのがアダージョ。
あととある酒屋でビンテージ違い古酒を売ってるのを見たことがあります。
2002~2008までくらいだったかな、1本6万だったけど。
これは1万5千くらいですね。
今年のサミットに合わせて大吟28のノビルメンテが発売になりましたが、そっちの方が手に入りやすかった。

特A地区東条、の中でも秋津産のお米。
磨き35で酵母は自社保存となっています。



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立ち香はブドウ系の香りです。
かっこつけてピノノアールとか言ってるそっち系ね。
いやブドウ品種の香りの違いなんて俺は分からないよ(笑)
すこしメロンやバナナもありますが、基本ブドウ系。


おお。
口開け直後、まだ硬いし冷えている。
が、異次元のシルキーさ。
このタッチは時を止めてくれます。
フラットに、極めて水平な平面に薄ーく水が流れて鏡面を形成するようなそんなイメージ。
今の時点では味わいは極々淡く、わずかにほろりとしたミネラル感、流れた後を追いかけるように香り。


思ったよりも硬く、とりあえずレマコムじゃなくて冷蔵庫へ。
その間に2口目。
すこし甘みと酸が出てきましたね。
同時に少し渋み、辛みも。
この時点では東洋美人系、最近でいえば満寿泉のプラチナとかに近いニュアンス。
そしてその中でも恐ろしく繊細です。
これは寝かせ1年じゃダメなんじゃないのか?
今後どう変化するのかわかりませんが、まだまだ寝かせたほうが真価を発揮しそうなような……。
やっぱりアダージョやらなあかんのか?
あれ手に入らなんだよなあ。


風の森から戻ってきました。
まだまだかなあ。
香りはありますよね。
すこし旨みを感じるようになってきた。
粒が詰まっている感じ。
凝縮感はあるかなあ、まだまだ開ききってないね。
こら手間がかかりそうなお酒です。
タンインといえばタンニンだけど、この苦みはどうなるのか?
想定内ですが数日かかるかと。
このままなら落第もある。
まあ元日はできたらあのお酒を、とおもっていたのでちょうどいいか。

磯自慢はド定番ですが結構すきで。
ブルーボトルに、愛山の中取りグラッパブルーも高評価だったのですが。
このお酒はちょっと手間がかかりそう。
もちろん化けそうな雰囲気もあるけど、ちゃんと化けてくれるかな。


冊子に1~2時間前に栓をぬいてから飲めって書いてあるけど、これはマジで真実。
1時間は経過したろうか。
ようやく少し甘みが出てきました。
とろける白桃感。
まだまだクリアーだけどね。
苦み辛みもやっと消えてきたかな。
こtりゃまだまだ手がかかりそうだ。
家で、ボトルで、飲むおお酒じゃないな。
5倍額、10倍額はらってもちゃんとしたお店で最高の状態で飲むお酒。
つか今日のこれならイチゴーはねぇわ。
辛い、甘みも足りない。


2日目、
今日はどうでしょう。
前座が恐ろしく良かったので、不安でタマリマセン。

やはりライトなグレープ、ピノノアール調の立ち香。
メロン、清々しさ、極々わずかにバニラっぽさ。

やっぱりまだまだ味が無いな。
ブドウ的な含み香の香り方は昨日に比べれば段違いの表現力。
ただし味わいが開くのはまだまだだね。
無味の粒が詰まっているような感じ。
淡い酸と甘みは出てきましたが、ややスモーキーなニュアンス・ノイズが入ります。
このお酒はもっともっとチビチビいかんとダメやね。

やっとクリーミィさと、ほろりとくるミネラル感はでてきた。
でもこのペースでいけば、明らかに寝かせて飲む前提。
これが2008洞爺湖サミットで1番だったというのは信じられないな。
寝かせたものならともかくね。




はて3日目どうかなあ。
やっとクリーミィさ、甘さが最初から出てくれましたね。
クリアーはもちろんで、まだやや淡いですが、今日はしっかり味が出てます。
ほろっとミネラル感もあり。
もちろん瑞々しさ、フルーティさもあります。

ああ、明らかに今日が一番いいね。
これはブルーボトル、愛山中取りと比べてもコンセプトが違うお酒。
立ち香もあまりライトなブドウ感は感じなくなってきて。
甘やかさが出てきました。
ちょっと、愛山中取りで感じたブルーベリーに近いニュアンスも。

これはやはり1年では寝かせが足りないですね。
年こして夏前、さらに2夏越し。
そのへんで味わってみたいお酒。
とうぜん3年4年も。

んーああ、これ篠峯か?
篠峯熟成っぽい感じあるなあ。
ミネラル感がね、酸も激しくはないがあるし。
ちょっとチョークっぽいのがあるんよねえ。
マスカテルな感じもあるし。
ちょっと違うか?会津娘のほうが近いか?
満寿泉もちょっと違う感じだし。
もう少し寝かせたら、どうなるか。
もすこし甘くてはっきりフルーティなら良いんだよねえ。
ここから熟成香のってローズっぽくなったら面白いかもしれん。
つかとりあえず冷やさないで常温のほうが良いなコレ。
常温ならかなりい感じあるぞ。

ちょいと明日が楽しみになりました。


4日目。
だめだこれ。
やはり甘みも旨みもたりない。
清々しさとミネラル感はあるけれど。
メローなニュアンスを感じる時もあるけれど。
でも苦い。
これは15000円は許しがたい。
5000円でも許しがたい。
やはり熟成ありきのお酒だね。
これならブルーボトルのほうが良いもの。





















Tag:磯自慢



今年からタグを導入したので、それをたどれば事は済むのですが。
あと上半期まとめもやったしね。
まあ毎年恒例なので。




◆ニューカマー賞

これは断然、あべ
イレギュラーなSUPICAも良かったけど、レギュラーな酒にあるマンゴー感。
独特の風味、味わいが確立されている。
これは次点らしい次点もなかったですね。
味わいもそうですし、銘柄自体も新興ですし。
あえて言えば二兎ですが、味わいの好みとして大差。

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◆銘柄賞

これは姿で。
雄町袋吊りも、みんなの姿おりも抜群の出来でした。
次点を選ぶなら澤屋まつもとか、篠峯の熟成酒かなあ。
あとは百春とか、仙介ほしいずみなんかの毎度おなじみのメンツ。
よくかんがえたらほしいずみのおりって今年だったか?
あれを入れないのもどうかと思うな。

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◆その他から3本


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【525】開運 無濾過純米 愛山 27BY
いまさらかよ、と思うかもしれないけれど完璧な一本でした。


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【602】舞美人 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 27BY
個性派、変態系からえらぶならコレかな。
花巴水もと木おけと迷ったけど。



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春霞 栗林 純米生 美郷錦 金沢西根&六郷東根
飲み比べ企画ということでやりましたが、美味しかったですね。
春霞はまだまだよくなっていきそうな蔵。
飲み比べでいうと、会津娘の純大もよかったなあ。

Tag:あべ 二兎 姿 澤屋まつもと 篠峯 百春 仙介 ほしいずみ 会津娘 花巴



まずは皆様今年もありがとうございました。

じつはこの12月でこのブログも5周年を迎えまして、自分でもよく続いたなと思っています。
はじめたころとは日本酒ブログ界隈もだいぶ様相が変わりまして。
酒呑親爺さんや酒まみれーさん、日本酒ランナーさんなど引退した方も多くいらっしゃいます。
僕も5年もやっていると、引退という気持ちも何となくわかるな~と思うようになりました。
が、まだまだやめる気はございませんので、来年もよろしくお願いしますw


以下、今年のんだお酒のリストと統計です。


飲んだお酒は174本、うち1升瓶が41本、4合瓶が124本、その他イレギュラーなボトルが9本。
なんと92.3升、前年から16升も増えてんじゃねーか……。
まあ美味しくないお酒を無理してきっちり飲まなくなったこともあるんのですが。
それにしても増えた。


銘柄にすると141、うち新規銘柄は64。
これは頑張りましたね~。
複数本飲んだ銘柄もいくつかありますが、今年はMaxでも3本でした。
而今、篠峯、ほしいずみ、あべとかその辺かな。

来年は少しスタイルを変えていく予定です。
複数本のむ銘柄を増やすつもり。




【487】赤武 純米吟醸 無濾過生27BY
【488】白老 純米大吟醸 東条山田錦 26BY
【489】謙信 Virgin Beat 27BY
【490】山間 仕込み1号 純米吟醸 無濾過生 27BY
【491】而今 純米大吟醸 26BY
【492】天明 中取り閏号 純米大吟醸 無濾過生 27BY
【493】山の井 白 27BY
【494】廣戸川 純米にごり 27BY
【495】篠峯 純米吟醸 中取り生 27BY
【496】梅津の生もと 山田錦80 無濾過生原酒 26BY
【497】会津中将 生純米原酒 限定にごり 27BY
【498】五十嵐SP 純米吟醸 直汲み 27BY
【499】月不見の池 High-Standard 藤-label Recipe2 27BY

【500】川鶴 讃岐くらうでい 27BY
【501】乾坤一 冬華 純米吟醸生 27BY
【502】義侠 妙 純米大吟醸
【503】二兎 純米吟醸 山田錦55 生原酒 27BY
【504】原田 純米吟醸 27BY
【505】鳩正宗 純米吟醸 華想い直汲み 27BY
【506】千代緑 純米大吟醸 MS3 無加圧甕口 27BY
【507】ほしいずみ 純米 袋搾り澱がらみ 27BY
【508】川亀 純米 責めブレンド 無濾過生 27BY  
【509】萩の鶴 純米吟醸 別撰 27BY
【510】華姫桜 純米吟醸 しずく姫 27BY
【511】大観 純米吟醸 雄町 無濾過生 27BY
【512】奥能登の白菊 純米吟醸 そのまんま 27BY
【513】菊鷹 純米 若水 無濾過生 27BY

【514】積善 純米 無ろ過生 27BY
【515】結 純米吟醸 備前雄町 亀口直汲み 27BY
【516】川中島幻舞 特別純米 山田錦 直汲み中取り 27BY
【517】風の森 笊籬採り 純米吟醸 山田錦 27BY
【518】真稜 至 純米吟醸 生酒 27BY 
【519】奈良萬 純米吟醸 酒未来 無濾過生 27BY  
【520】春霞 栗林 純米生 美郷錦 金沢西根 27BY
【521】春霞 栗林 純米生 美郷錦 六郷東根 27BY
【522】長陽福娘 山田錦 純米吟醸 山口9E 直汲み 27BY   
【523】昇龍蓬莱 生もと純米 山田錦77 槽場直詰生原酒 27BY   
【524】比良松 純米吟醸 60しぼりたて 27BY
【525】開運 無濾過純米 愛山 27BY   
【526】三千櫻 純米 雄町55 直汲み 27BY

【527】勇心 純米吟醸 生酒 9号 27BY
【528】勇心 純米吟醸 生酒 14号 27BY
【529】翠露 純米大吟醸 春の山田錦39
【530】御湖鶴 超辛純米 無加圧しぼりたて 27BY
【531】麗人 純米にごり酒 27BY☆  300ミリ
【532】花邑 純米吟醸 雄町 生 27BY  
【533】忠臣蔵 純米吟醸 キャトルセット 27BY
【534】青煌 純米吟醸 しぼりたて生原酒 つるばら酵母 27BY
【535】大治郎 純米大吟醸 袋吊り本生 27BY
【536】而今 純米吟醸 雄町 無濾過生 27BY
【537】真稜 カップ酒 無糖加
【538】金鶴 カップ酒 本醸造
【539】北雪 大吟醸 YK35
【540】松乃井 スーパー本醸造 生
【541】喜久盛 タクシードライバー 純米生原酒 仕込み肆号 27BY

【542】蒼斗七星 純米吟醸58 雫取り斗瓶囲い 26BY
【543】竹泉 純米吟醸 雄町 槽口直詰 27BY
【544】黒牛 純米 活性にごり 27BY  
【545】天領盃 純米大吟醸 四年の眠り
【546】澤屋まつもと 守破離 山田錦 27BY
【547】鴎樹 黒瓶 大吟醸40 27BY
【548】土佐しらぎく 出品21号 大吟醸 無濾過生 27BY
【549】天明 中取り閏号 発泡おり酒ver. 
【550】月不見の池 High-Standard 一意専心-label Recipe2 27BY  
【551】仙禽 愛山 中取り 無濾過生 25BY   
【552】姿 純米吟醸 雄町 袋吊り 無濾過生 27BY
【553】二兎 純米大吟醸 備前雄町48 生原酒 27BY
【554】五橋 five ピンク 純米吟醸 無濾過生 27BY
【555】賀茂金秀 純米吟醸 雄町 火入れ 27BY
【556】和田龍登水 純米吟醸 美山錦 生酒 27BY
【557】山城屋 純米吟醸 一本〆 無濾過生 27BY

【558】南方 大吟醸 うすにごり 27BY
【559】萩乃露 特別純米 別誂え 無濾過生 27BY
【560】みむろ杉 純米吟醸 雄町 無濾過生 27BY
【561】月山 純米吟醸 改良雄町 無濾過生 27BY
【562】新政 陽乃鳥 オーク 26BY 自家熟成ver.
【563】あべ 純米吟醸 無濾過生 直汲み 27BY
【564】天の戸 ランド・オブ・ウォーター 純米吟醸 生酒 27BY
【565】百春 特別純米 美濃錦 直汲み 27BY
【566】赤武 純米 夏霞 27BY
【567】加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 中汲み 生詰原酒 27BY
【568】秀鳳 純米吟醸 雄町 直汲み 27BY  
【569】あべ SPICA 27BY
【570】大洋盛 無想 純米吟醸 無濾過生原酒 27BY
【571】一白水成 純米吟醸 愛山 27BY  
【572】鍋島 吟醸 サマームーン 27BY  

【573】菊盛 純米大吟醸 しぼりたて生酒 27BY
【574】秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 無濾過生原酒 27BY
【575】Ohmine Junmai (大嶺 純米)☆  
【576】あぶくま 大吟醸(金賞受賞酒) 無濾過原酒 27BY
【577】花巴 水もと純米 木桶仕込 無濾過生原酒 27BY
【578】ほしいずみ(星泉) 純米吟醸 7号 無濾過生 27BY
【579】ほしいずみ(星泉) 純米吟醸 6号 無濾過生 27BY
【580】神韻 純米酒 吟吹雪 無濾過生原酒 27BY
【581】而今 純米吟醸 八反錦 火入れ 27BY
【582】笑四季 Sensation3 特別純米 朱ラベル 火入れ 27BY
【583】豊賀 純米吟醸 直汲み 無濾過 27BY
【584】咲耶美 純米吟醸 直汲み荒ばしり 27BY
【585】喜楽里 純米原酒 火入れ26BY
【586】木戸泉 秘蔵古酒 十年
【587】北安大國 純米吟醸 原酒 27BY

【589】龍神丸 純米 瓶囲い生原酒27BY  
【590】多賀治 純米 雄町 無濾過生原酒 直汲み 27BY
【591】金鼓 濁酒 伝承水もと仕込み 27BY
【592】愛友 純米大吟醸 備前雄町 27BY☆
【593】残草蓬莱 純米大吟醸 酒こまち35 槽場直詰生原酒 27BY
【594】出羽桜 一路 純米大吟醸 無濾過生原酒 27BY
【595】松盛 大吟醸 うすにごり 無濾過生 27BY
【596】木戸泉 Afruge Macherie 2011  500ミリ
【597】西條鶴 純米原酒 プレミアム13 27BY
【598】土佐しらぎく CO2 27BY
【599】豊久仁 純米袋取り生 おりがらみ 27BY
【600】あべ 純米大吟醸 直汲み First Class 27BY
【601】阿武の鶴 純米吟醸 ~en 27BY☆   1SB
【602】舞美人 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 27BY  
【603】仙介 純米大吟醸 無濾過生 27BY

【604】ゆきの美人 純米大吟醸 1998 500ミリ
【605】望 純米大吟醸 雄町 無濾過生原酒 27BY
【606】山法師 純米吟醸 生原酒 27BY
【607】此君 純米大吟醸 玉栄 無濾過生原酒 27BY
【608】櫛羅 純米吟醸 中取り生酒 26BY Kodama Tuning
【609】黒松仙醸 こんな夜に 番外品 愛山 純米吟醸 無濾過中取り生酒 26BY   1SB
【610】笑亀 無濾過生原酒 直汲み 27BY 
【611】七田 純米七割五分磨 雄町 ひやおろし 27BY
【612】飛良泉 マル飛 No.15 ひやおろし 27BY
【613】寿喜心 純米生原酒 しずく媛 中汲み 27BY
【614】初雪盃 純米吟醸 五百万石 直汲み 23BY
【615】而今 純米吟醸 雄町 火入れ 27BY  
【616】都美人 山廃特別純米 無濾過生 27BY

【617】栄光富士 純米大吟醸 闇鳴秋水 無濾過生 27BY
【618】北島 生もと純米 愛山 無濾過生 27BY
【619】飯能風土記(天覧山) 純米酒 27BY
【620】篠峯 ろくまる 八反 無濾過生 26BY
【621】旭若松 純米 雄町 無濾過生 27BY
【622】上喜元 大吟醸 荒走りにごり 山田錦35
【623】新政 ジェイドラベル(翡翠) 26BY
【624】小左衛門 純米吟醸 仕込み13号 山田錦 直汲み 27BY
【625】天の戸 美稲 すっぴんささにごり
【626】東洋美人 ippo 白鶴錦 27BY
【627】七水 純米吟醸55 雄町 無濾過生 27BY
【628】謙信 純米大吟醸 山田錦 27BY
【629】百春 特別純米 雄山錦 無濾過生 27BY
【630】不動 ブラックラベル
【631】雪中梅 純米 27BY 

【632】菊鷹 山廃純米 8号酵母 菊一文字 無濾過生 27BY
【633】手取川 Sparkling 純米大吟醸 27BY
【634】十四代 純米吟醸 播州愛山 27BY
【635】御山杉 純米吟醸 生酒 27BY 
【636】志太泉 純米大吟醸 27BY
【637】津島屋 純米大吟醸 雄町 27BY
【638】みんなの姿(うえも酒店SP) 28BY
【639】七賢 純米吟醸 一番搾り 28BY
【640】会津娘 純米大吟醸 山田錦 吉川 27BY
【641】会津娘 純米大吟醸 山田錦 東条 27BY
【642】宮寒梅 純米吟醸45 おりがらみ 28BY
【643】澤屋まつもと 守破離 notitle 27BY
【644】鳳凰美田 碧判 純米吟醸 無濾過生原酒 28BY

【645】松の司 純米大吟醸 AZOLLA 2013
【646】〆張鶴 しぼりたて生原酒 28BY
【647】山縣 アートラベル 純米 無濾過生原酒 27BY
【648】雁木 純米吟醸 無濾過生原酒 28BY
【649】琥泉 純米吟醸 無濾過生原酒 28BY
【650】満寿泉 純米大吟醸 プラチナ寿 無濾過生 27BY
【651】繁桝 純米大吟醸 にごり 28BY
【652】一代弥山 純米吟醸 おりがらみ 28BY
【653】白鴻 純米吟醸 広島雄町 無濾過生原酒 27BY
【654】英君 純米 愛山ノ山廃 27BY
【655】原田 特別純米 にごり酒 28BY
【656】喜久酔 普通酒 無濾過生原酒 28BY 
【657】嘉美心 純米吟醸 冬の月 あらばしり 28BY
【658】七冠馬 純米 しぼりしな 28BY
【659】龍神丸 大吟醸 無濾過生原酒 28BY
【660】正雪 純米吟醸 山田穂 27BY
【661】風の森 ALPHA TYPE4 28BY


風の森です。
ことし愛山やろうといっていてできなかったのでその代わりに。

チャレンジ的な意味合いの強いアルファシリーズから、フラッグシップのtype4。
秋津穂22の純大を、氷結搾りという新しい搾りの製法で搾ったもの。
去年初リリースだったかな。


金ピカの封筒、そして高級酒ではお決まりの冊子には“新たなる希望”の文字。
スターウォーズのエピ4かよwww
そしてなぜか風の森バッジ……なんでバッジ??
風の森バッジをバッグにつけて歩いてる人見たことある人いたら連絡ください。
僕もつけます。


以前通常の秋津穂22のtype2はやったことがあるのです。
もちろん美味しかったのですが、それこそ2000円台の低ランクから抜群の蔵ですからね~。
一生2000円台前半のお酒を1種類しかのめないのなら、真中採りをリクエストします。
果実まるごと食べているような味わいが好きなのですが、ちょっと綺麗すぎるところもありました。
このお酒ではワンランクツーランク上の味わい、できれば純度の高い甘みを感じさせてほしいです。




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ふしゅうううと、うまく栓を抜くとシャンパンかというような音が漏れます。


いい立ち香だなあ、ワイングラス推奨か?
フルートのほうが良いのかは難しいところ。
様々な果実、花々、バニラ。
この香りだけで価格の価値はありそう、派手に香るわけではないんだけどね。
ボリュームは多くないけど、表現力はちょっと段違いですね。
ちょっとブドウ感があるのが他の風の森と違うかな。
超高級ラムネ。

含みます。
軽く濁っていてうすにごりというかんじ。
ガスはしゅわしゅわではないけど、静かに底から立ち上るような。
甘やかでエレガントなラムネの香り。


甘みしっかりはありますね!
フルーティでもありシュガーでもある。
そこに薄く澄んだ酸がきらっと溶けて。
すこしうすにごりらしい旨みを感じさせつつ、ふわっとした高精白を感じさせるエアリーなタッチ。
ガス感とともに感じるミネラル感の粒立ち、ストラクチャーが気持ち良いですねえ。
とろっと蜜のような甘みを感じさせつつも、軽やかですらっと美しい立ち姿のフィニッシュ。



5400円、をどうとるかはアレですが。
美味しいことは間違いないお酒。
珍しいのはこれ28BY、新酒なんですよねえ。
精白歩合が30%を切る酒で、新酒として年内に出すのはこのお酒くらいじゃないか?


あ~。
これは意外と上級者向きか??
たぶん近い味わいのお酒はある。
けど表現力、解像度、情報量。
そういったようなものが違いますね。
めちゃめちゃ気持ちいいです。
もう快楽ですね。

ゆったりしたテンポからメロウな甘みに、パチパチとガス。
官能的な立ち香、含み香。
絶妙な程度の渋み。
通常の風の森とは少し違う、上を行く世界観。
買って損はしないと思います、鳥肌モノ。

あかーん、だんだん良くなてきて4合飲み切りたい!
でも我慢。
ちょう気持ちいい!
あえて言えば、甘みのある澤屋まつもとか?



2日目。
やはり立ち香が素晴らしい。
繊細なアロマ。
含んでもうっとりする香りから、mellowな味わい。
シュワシュワでも、パチパチでもなくて、静かに舌に気持ち良さを与えてくれるガス。
いいですね~これは。
おススメはしにくい価格ですが、好きですよ。
味わいがありつつも澄んだ感じあるしね。
フルーツってよりバニラアイスかなあ。

秋津穂22だけではなく、他にも転用されることを願います。
でもこれタンクを自主開発してるんでしょ?
凄いよなあ。

そういえばこのまえ笊籬採りの写真を、蔵見学に行った酒屋さんに見せてもらって。
極秘なんで酒屋もブログアップとかは禁止らしいんですけど。
字ずらに似合わぬ近代的な感じでしたね~。
ステンレスで、格子状の円筒形の細ながいのをタンクの真ん中に入れて、その中からチューブですって搾る感じ。
格子はかなり目が粗いんですが、そこにいい感じにおりがひっついて、分離されるそうです。
あれはタンクの中で絞る感じで、酸素に触れないし、余計な成分濾さずにそのままってのが写真見てわかりましたね。
大きい蔵でもないのに、この開発力というのはどこから来るのでしょう。







3日目、大晦日。
残しておいてよかった風の森
磯自慢の開くのまちな間に、風の森。

やはり薄く濁っています。
お、うっめ。
ガスは相変わらず静かで、当然弱くなっているんだろが、しっかりとある。
今日はフルーツ強め。
高級ラムネです。
繊細だけど深い香りは変わらず。
すこし甘みが飛んでシャキッとしてきたかなあ。
にごりっぽい旨みを感じさせる。

この製法、使いどころが難しいぞ。
好みでいえば、もっとはっきり分離して、クリアーさ出してもらった方が好きって人も多いハズ。
にごり分が僅かにのこる分、やはりこの磨きとなるのかな。
いかきどりの雄町のほうがええし!って人もいると思う。
上澄みを飲んでみるべきだったな。
買ってきたその日に飲んじゃったから。

ただ香りの表現は本当に違うんですよ。
イヤホンの違いみたいな感じ?
たぶん感じる成分としては5%も違わないんだろうけど、ドラムの跳ねる感じとか、弦のきしむ感じまで聞こえる、みたいな。

あーでもやっぱりシュガーな甘み出てきましたね。
でもフルーツ感もあるし、霞んでるけどクリアーさも。
良くなってきましたね。
ああ、うまい。
こりゃ高級イヤホンだ!
素人に売る酒じゃないなw
ただわかる人相手には、味わいはどうあれ、細部の違いは感じ取ってもらえる。
MP3の192kbpsと320kbpsの違い。
いや俺ハイレゾ聞いたことないからわからないんだけど、MP3とハイレゾの違いかな。

あんまり近いのがぱっと出てこないな。
萩の鶴の別撰とか?
それだと萩の鶴を褒めすぎか?
ふと思いついただけなので。














Tag:風の森



せわしない年末で、忙しいけど酒だけはきっちり飲むよ。

正雪です。
静岡酒のなかでもお気に入りの一つ。
ハイスペックが文句なしに美味しい蔵なんですよ。
なんで、磨き50がどんなもんなのかをしっかりやりたいな~というのがあまり進んでいませんがここ最近のテーマ。
でもなんだかんだ毎年1本ずつ飲んでるはずです。
愛山は去年やったはず。
山田錦50の山影純悦か、これかというところでこのお酒です、

山田穂50で原料が限られるので、600kg仕込みのジャケットタンクで、大吟なみの小仕込みだそう。
酵母は静岡系自社培養らしい。


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いただきます。

おや思いのほか小ぶりでカワイイお酒。
まず香りですが、控えめにわずかに香る含み香。
イソアミル系なんですが、マスクメロンに近い。
がっつりバナナって感じはなく、甘やかさとエレガントさがあるのがここのお酒。


優しくシルキーなタッチから、この時期らしい程よく練れた味わい。
ヒネはもちろん熟成感もほぼなく、キレイに育ったひやおろしって感じか?

淡い甘みに低い酸がいい塩梅に絡む。
フレッシュ!!って感じではないが明るさがある。
ほっと安らぐような感じというコメントをどっかの酒屋で見ましたが、まさに。
年頃の女の子というよりは、幼女ですね。

そこから旨みが来るんですが、これが良いですねえ。
全体的な優しい流れにきちんと沿うかたちで、良いコクがあります。
程よい太さというか。
この辺はたぶん山田錦とは違いますね~、いい意味で少し田舎っぽいような感じ。
ただ自然に旨みを感じさせつつ、旨くするっと流れてくれます。
すこし最後のところで収斂性を感じますが、まあこのくらいはOKでしょう。





ああ、いい。
甘み香りが出てきましたよ~、いい時の正雪のクリームメロンソーダみたいな感じ。
いやガスはないからクリームメロン?
いい感じのバニラ感と、甘みの明るい抜け感とでも言おうか。
これ伝わるのか?w
穏やかでメローなんだけど、気分が浮き立つようなニュアンスがあるんですよ(笑)
極わずかにあるか?という熟成感が、より官能的に仕上げてますね。
ちょっと梨っぽいか、ニュアンスとしては。


去年の愛山はちょっと苦かったんだよねえ。
これもちょっとザラツキとくすみが若干はあるが、まあ許容範囲というか好みか。
繊維のスムージーな感じと、いい感じの蕩けるミルキーさとも言えるしここは好み。
ぱきっとクリアーでキッラキラジューシーみたいな酒質ではない。
通常の正雪と比べてもちょっとキャラ違って。
よりおだやか~で地味な田舎娘的なんですが。
あくまでその中にらしさ表現してくるこの匙加減。
実はそこまで期待してなかったんだけど、テンション上がってきた。
やっぱり正雪は大好きなお酒です。
ごめん、龍神丸より全然上かな。
これはおすすめですね。
特に新酒でフレッシュで香るけど痩せてる、みたいなお酒に辟易なお客さん!
その後に飲むとこのメローさにはヤられますよ。


過去最大級にヤバかったこのお酒の片鱗を見せてくれましたね。
またマチダヤやってくんねえかなあ、大吟の生原酒。
いやしかしすこし大人しいのと、フィニッシュが少し辛いのをのぞけば、かなり良い線いっとるわコレ。
熟れ熟れメロン感もだんだんでてきますよ~。




2日目。
今日は疲れてるんでいつもに比べれば少量、さらっと飲みます。
イイ!!
今日もいい。
粗も探せばあるんだけど、とにかくこの甘みの質。
メローさに惚れ惚れです。




3日目。
えっ??????
なんだこれ、風の森フラッグシップの後にこの鳥肌か?
これまで日本酒で味わったことのない甘み。
そう、これは……プリンです!
ええ~。
完全にプリン。
バニラ、というよりカスタードなニュアンスの、滑らかな甘み。
そこに少し香ばしいようなカラメル→これは苦みがうまく作用してるんでしょう。
いやメロンっちゃメロンもあるけど。
なんじゃこりゃあ。
この時期の正雪はこんな地平を切り開いてしまうのか(笑)
いやいやいや。
これは想像以上にプリンだよ、まじで。
たぶん世界初、プリンリキュール。
そして言い忘れたけど、美味しい。
いやあマジか。
僕もこのブログ始めて5年、本数にして660本。
銘柄にしても300は超えてると思うけど。
プリンといったのは初めてです。




4日。
やはりカスタードがはっきりと。
これが全くいやらしくもないし、変な風味もない。
カラメルのニュアンスもちゃんとあったりするから困る。
すごいなーこれがうまいんすよ。

冷静にもう一度聞いてみる。
いやな引っかかる苦みはない。
あくまでわずかに、ニュアンスといっていいレベル。
低い酸は主張はしないが、酒質全体にフレッシュさを与え。
さらっとしつつ、ふっくら柔らか。
終盤にわずかに熟成香があるが、それがよりカスタード的なコクを表現している。
うめえ。
こんなお酒、ちょっとない。
カスタードの深いあの甘やかさ、コク。






5日目。
ん、もう5日目か。
すこし苦みは強まったが、やはりプリン。
なんだろうね、これ。
バニラに、ほんの少しの熟成のニュアンスでカスタード、そしてビターさか。
まったく別ジャンルだけど、ある意味で風の森も磯自慢も凌駕する味わい。
やっぱり正雪はすげえよ。
いや本当に旨い。
風の森よりも磯自慢よりもこれが好きな人、絶対いる。


1月4日。
すこしだけ残していたのを、常温で飲んでみる。
冷やとあまり変わらないな。
ふっわふわ、滑らか。
あー極々わずか、超いい塩梅に熟成香ですね。
やっぱりこれがカスタード&カラメルなプリン感を演出してたわけだ。
常温でも抜群に旨い。
この時期ならではの品の良い甘み。
これ、たぶんお燗も旨いな。











Tag:正雪


龍神丸です。
ことし純米をやったんですが、正直純米は全くやる必要のないお酒ですね。
大吟と純吟を今年なんとなく買ってしまっていて、純吟は寝かせる予定。
大吟はこの半年のタイミングで開けてみます。

大吟は僕としては思い出の酒でもあるので楽しみです。
残念ながら袋吊りではありません。
夏出荷でここまで引っ張りました。
この銘柄は寝かせることは特に問題ではない蔵元で、推奨している酒屋もあるくらいですので。



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頂きます。


含むとふわっとカプエチ系、メロン、黄桃。
基本的には柔らかくて、キレイさもある大吟らしいお酒ですね。
程よく練れた、円やかな甘みがあります。
酸もあって、フルーティさもありつつ、龍神丸らしいミルキーさ。

評価が分かれるのはそのあと。
熟感がありますね、嫌な感じではないので、大吟の華やかさとあわさって僕は嫌いではないです。
嫌いな人もいるかもしれない、これはしょうがない。
僕としては適度な熟成香が乗ると、高貴なフローラルさが出る場合があると思っていて。
これは比較的それに近いものがありますね。

気になるのは辛み。
ややアルコールの浮きというか、苦み辛みでビシッとしめるようなフィニッシュでしょうか。



もっと寝かせて熟れ熟れでいったほうが良いのか、若いうちに飲んだほうが良いのか難しいところ。
まあこれくらいがいい塩梅といえば、そうでもあるし。
まだ冷えてるし、口開け直後なので変化に期待。

このお酒もまあ数奇な運命をたどってきましたねえ。
独特のおいしさがあるのですが、ここまで売れるお酒でもないというのも本音。
もやしもんのヒットで一躍有名なってしまったわけですが、あの漫画も日本酒に関しては功罪があるからねえ。
その後の前杜氏急逝と復活……。


ハッキリと甘みが出てきましたね。
黄桃のような甘味がはっきり、そこにやや熟成感のある旨みが。
ミルキー感あるんですが、熟成酒が嫌いでなければもう少し寝かせても良かったかなあ。
まだこのお酒にしては綺麗すぎて物足りないような気もします。
もっとコーヒー牛乳感が欲しいんですよ。
あるはあるね。
やや苦み辛みは刺激的でやはり気になるかなあ。


僕はアリと思うが、はっきり評価は分かれるだろう。



2日目。
おやあ、正雪のほうが上とかいっちゃったけど、これもええな(笑)
甘みがはっきり出ていますね。
とにかく甘みのお酒。
メロン系の香りもはっきりありつつ、少しだけ独特のビター感が出ていて。
まさにコーヒー牛乳感、砂糖たっぷりカフェオレ感。
すこーしだけフィニッシュは辛いけどね。
まだ甘み出そうな気もするし、明日には飛んでそうな気もするのが難しい。
ただこれは美味しい。

これに比べると正雪はまだフルーティなんだな。
ちょっと柑橘とかリンゴっぽいようなとこがあって、それが明るさなんだな。
この時期なのにね~。
龍神丸は少し熟成感あるけど、その分さらにはっきり甘い感じ。
でもべたっとしてる感じはなくて。
ビターな旨みが引き立てるって感じ。
正雪VS龍神丸
至福の時間です。


3日目。
無濾過の熟成酒にしては強いね~抜栓後崩れないタイプです。
すこし熟感つよくなったかな?ってくらい。
正雪の山田穂と通じる様なところもある、ミルキー&バニラ感。
やっぱり面白いお酒です。


4日目。
ほんとうに味が飛ばないね。
苦みは強くなっているけど、甘みも強くなっていってる。
不思議なお酒。














Tag:龍神丸


今日は有馬記念だったのでこのお酒を。
いや僕は競馬は全く興味ありませんが。

島根県の簸上正宗というお酒の、なんなんでしょうねw
特にコンセプトもなさそうな別銘柄です。
なんでも近くに名馬シンボリルドルフが余生を過ごす牧場があるとかないとか。

改良雄町60を協会9号で、とのことです。
もちろん生。
でもラベルは洗練されていいね。
しぼりしな、ってのもなんかいい。


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どうでしょうか。


含むとふわっと柔らかく軽いタッチ、すっきり系です。
香りはバナナ系がふわり。
甘みは極わずかにやんわりと。
酸が来つつ、生っぽさでちょっとビター。
ややミネラル感は感じますかね~。
するっと消える刹那に、ビシッと辛みを残すフィニッシュです。


うーん。
まあ造りは悪くないんですが、いささか平凡。
これにつきるかな。
ふわっとした香り方やソフトなタッチは好印象ですけどね。
よくできてはいるんですが、よくある純米酒です。
脂ののったおいしいアテがあれば、まあ悪くはないお酒なんですけどねえ。
これでもう1回、とはならないかなあ。






Tag:七冠馬


今日はイブだし、仕事もちゃんとやったし、もう1本開けようかな。
そう、少しスイートなのを……。

というわけで選んだのが嘉美心です。
冬の月は去年もやっていて、結構ブログ的に反響もあったりしました。
今年は数の少ないあらばしりバージョンです。



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穴あき栓なのはやや残念ですね。
爆発系ならともかく、あらばしりとか直汲みを穴あき栓にするのはナンセンスだと思うけどなあ。
せっかくのウリを自分で台無しにしてどうすんの?
レギュラーと変わらんやん。


瓶底にうっずらオリ。
からめてわずかに霞んでるかなあという感じ。
ワイングラスで。

はい、ガスは無し。
ですが美味しいですね。

わかりやすいフレッシュフルーティな香りと甘み。
面白いのは、ぽちゃっとしたとこがありつつ、新酒らしいキュッとしまった硬さもあるところ。
これがどう融合してくるか、というところです。

香りはどうだろう、白桃、というのはいささかイメージに引きずられすぎか。
立ち香なんかはチャーミングでリンゴに加えややベリーやフローラルな要素。
含むとその香りがふっと抜ける一方で根底に、バナナっぽい感じもある。
そういえば開くのに時間がかかるお酒だったっけ。

比較的甘みはサラッと。
酸は優しく、果実味あるジューシーさを与えています。
全体にはとろみもあるんだけどね。
ちょっとノイジーな苦み渋みが気になるかなあ。
やや繊維質なザラツキ、スムージー感。
あとは少し辛みがあってビシッと占める感じです。
甘酸のジューシーさは良くなってきたけど、もう少し甘みが欲しいかなあ。
もう一声、もうひとまとまり欲しい。
そこまで行ってくれるかな?

悪くは決してないけど、俺が二年続けて飲むほどのお酒ではない。
というかレギュラーのほうが良いんじゃないか。
やっぱりこれじゃあ少し濁った分雑味増えるだけだよ。
ガスがあったらわからないんだけどねえ。


あーでも最後の方にやっと、バランスとれてきたか。
苦み渋みはいい感じのタンニン感に。
とろっと蕩ける様な感じもありつつ、明るいフレッシュさも。
やっぱりもすこし甘みと、ガスがあった方がよかったなあ。



2日目。
やっぱりちょっとベリーっぽいかな。
香りの出方もあって、はじめは昨日よりいいかなあと思います。
ただやっぱり甘みが足りないんですよねえ。
出ては来るけど足りない。
あとは苦み。
この時期にたまにある痩せているお酒です。
もっとひどいのもあるけど残念かなあ。




















Tag:嘉美心


喜久酔です。
松下米という有機栽培のお米を使ったシリーズが有名でしょうか。
一時はカルト的な人気でしたが最近は落ち着いていますね。

今回はしぼりたてを選びました。
“普通酒”の無濾過生原酒という珍しい商品。
磨き70でアル添、静岡酵母のというスペック。
アルコール度数は19から20度と日本酒としてはMAX級。



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さてどんな味わいなんでしょうね。
実は全く飲んだことがないのです。
派手系の蔵ではないので、旨み、あとはその演出がどうかでしょう。

ガスはないです。
旨いね。

新酒、それもこの磨きとは思えない滑らかなタッチ。
ほんのりと上品な静岡酵母のバナナ系の香り。
バニラリーでやや柑橘のニュアンス。

極めて優れた舌触りから、また穏やかな甘みが優美に。
蕩けるようでうっとりします。
そこにこの磨きのアル添ならではの旨み。
流石にびりっと来て、やや苦みも残しつつ、するりとフィニッシュ。

なかなか良いですよ。
近いものはやはりスペックの近い笑亀、〆張鶴しぼりたてですね。
僕はアル添は全然オッケーで、むしろやたら純米純米言ってる痛いオッサン見ると殺したくなる派。
これくらいの度数のアルコールの旨みがあります。
あとは独特のクリーム感。

上記2銘柄の酒に比べると上品でエレガントさがありますね。
このうっとりするようなバニラにすこし柑橘のあるような香りの感じ。
これは菊鷹あたりを思い出させますね。
むりろそれなんかより官能的で驚きます。
口当たりも新酒とは思えぬ滑らかさ、円やかさです。
甘みも控えめではあるが、蕩ける様で美味。


問題を挙げるとすれば、いささか苦いですね。
これはやはり気になっていしまいます。
そのほかの出来が凄く良いだけに、目立ってしまう。
例えば〆張鶴のしぼりたてなんかはブドウと、あとこれよりもう少し甘みがあった分目立たなかったかなあ。
でもブドウまで行かないけどほんのり優しく柑橘のニュアンスがあるのでフレッシュさは感じる。
ただ甘み旨みのコクは十分あるから、あとで燗つけてみよう。
燗つけるにはまだ若いけどね。
若くてこのスペックなのに、この質感というのは本当に驚くよ。


基本的にコストを上回るハイクオリティな味わいです。
地味なお酒を想像していたのですが、思ったよりバニラ感は気に入りました。
そりゃ静岡だものね。
ハイクラスをやるのが楽しみです。


熱燗よりすこしぬるめがいいか?
注いだ時の感じからしてもガスがある感じじゃない。
ボトルによってはあるのかなあ、それ飲みたかったよ。
うまいな。
やっぱり派手ではないけど甘みがいいお酒。
プラスでドライだけど、アル添高アル独特のドライな旨み。
これをうまいこと繋ぐ酸と旨みもある。
このお酒寝かせたらどうなるかも気になるよねえ。

燗つけたほうが苦みは気にならない。
酸はやはり柑橘様だが、きつさがなく、この時期らしからぬ柔らかさ。

とりあえず喜久酔ほかのもやりましょう。
気になります。



2日目。
やはりうまい。
ほっとするような柔らかな口当たり。
これで加水してるわけでもなく、新酒の生の普通酒ってのが驚き。
どんだけ丁寧に発酵させてるんだろう。
これを寝かせたらそんな風に育つのだろう。
うっとりするバニラ&柑橘な香り。
ほんのり漂う甘みと優しい酸。
旨みへ繋がり、後半は高アルコールのガツッと感もあって、辛みでビシッと切れる。
後に残るのは爽やかな柑橘の香り、甘すぎず、きつ過ぎず……。

アルコールの旨み。
あんまりいい表現じゃな無いかもだけど、たしかに高アルコールならではな旨みは感はある。
でもアルコールが浮かない、立つわけではないというのもすごいところ。
あくまで滑らかな流れのなかに、それあごつっと存在感を発揮する。

けっしてモダンではないけれど、昔から親しまれるような味わいに、静岡吟醸らしさと質の高さ。
磨き70の普通酒でこれなら、純大はどんなんだよ?というのがめちゃ気になりますね。
今日は静岡酵母の生みの親、先日お亡くなりになった河村傳兵衛氏に思いをはせてゆるりと静かに。


3日目。
今日は入りから旨みが出てますね。
アルコールの旨みの前にちゃんと米のコクが感じられるのが良い。
そのぶん優しいタッチは衰えましたが、それでも香りの良さはあります。
結果として、価格も考えたら前後に飲んだ何本かで一番うまかったな。









Tag:喜久酔


去年火入れの純吟を飲んで好印象だった原田
ほんとうはムロゲンの純吟を狙っていましたが、うっかりにごりを買ってしまいました。

山田錦60、特純表記のにごり酒です。
穴あき栓なので、それなりの活性なのでしょうか。
あまりドライなにごりは好みではないのでその点が心配です。

でも大した活性でもないのに穴あき栓、ってこと増えましたよね~。
客から文句言われないためのリスク回避なのでしょうが、それそれであまり好きではない。



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澱多いですね。
どろっと。


頂きましょう。
いやだから全然ガスないやん。
羮に懲りて膾を吹く。


味わいはどうだ。
香りの感じは結構好きなんですよね。
ラムネや白桃、醪の爽やかな香りが自然に。
甘みはごく控えめ。
香りからの流れで爽やかな甘みを感じるが、ちょっと物足りなさも。
酸はそこそこ出てますね。
おりのクリーミーさから、やや硬いような米味が。
少し高めの酸できゅっとしめるフィニッシュ。

うーん、悪くはないけどちょっと物足りないにごりですね。
いい具合の乳酸感というか爽やかな薄いカルピス感もあるけど。
やはり甘くないにごりってあまり存在価値を見出せないんだよなあ。


それでもこの蔵は地味なようで、明るいトーンがあるのが良いんですよね。
香る酒ではないですが、爽やかな香りを自然に纏っています。
あくまで静かなものですが、甘みもなくはなくて、まあアリかなって感じになってきました。
また明日。



3日目か。
やはり甘みは細いんですよ。
で、にごりにある粉っぽさがあるので、生米のような米味。
ただ含んだ特に抜ける香りは白桃でブライトでそれはすごくいいんですよね~。
ドライですが、結果としては香りに増幅された甘みと酸も綺麗に入るので、フレッシュさで結構飲めてしまうという。
入りはんん??と思うけど、嚥下するときには結構よいかもと思ってしまう。
だんだん甘みも出てきますしね。
いっそグレープフルーツフレーバーの炭酸で割ったら?
と思ってちょっと試したら香りとスッキリクリーミーで悪くなかったw

あえてこのにごりを飲む必要性は感じない。
けどやっぱ純吟の無濾過はやりたいね。
も少し甘くして、活性調節すればバカ売れなんだけどなあ。
小さい蔵だしねえ、コンサルしてあげたいw
まあこいういう味わいにしろ!ったってsれが技術的に難しんだろうなあ。




Tag:原田

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