これ箱捨てちゃったんだけど、紫の箱にはいっているヤツです。
上喜元の愛山です、あの寝かせて出すやつね。

2010のヴィンテージを過去にやっています。
そのときは凄くポジティブな印象だったのですが、あれから色々と変わっていますし、再び飲んでどうか。
上喜元ももっといろいろ飲まないといけないんですけどね。

愛山の43です。
当然火入れ。


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しかしまあ自分でいうのもアレですが熟成酒好きだなあ。
こんだけ熟成酒熟成酒いっているブログもあんまりないかもね。

立ち香、どうでしょう。
凄く香るわけではないが明るい吟醸香に、酸と、すこし苦さがありそうな気がする香り。

味わいは流石に上出来です。
柔かく、とろみのあるタッチだが少し粒が詰まりぎみで軋む。
ヒネ感は全くないんですけどね~。
上品なさ甘み、うっすらとした酸のコーティング。

問題はちょっと苦いんですよねえ、香りからすると予想通りですが。
後半からフィニッシュにかけてかなり苦い気がするんですけど、これどうなんでしょうね。
こういうお酒は困るんだよな~自分がおかしいのか??となるから。
蔵元はこれどう考えているんだろう。
松の司の出品酒もこんな感じだったので、自分の味覚が心配になってくるんだよなあ。

熟成感は本当にゼロに近いだけにちょっともったいないような。
もっと寝かせたらどうなるんだろう。

うーんしかし苦みがある。
完全に松の司の出品酒と同種のもの。
うーん???




Tag:上喜元



七本槍が満を持して出した、山廃純米のヴィンテージ展開シリーズ、琥刻(ここく)です。

かなり力を入れているようで、蔵元WEBサイトにもどーんと乗っています。
今回2010~2015年の6本を同時リリースとなりました。
山廃純米で、滋賀県産の玉栄を使い、2010~2012までが磨き6割の協会7号。
2013からは麹米は6割ですが、掛米は8割としたうえで、蔵付きの天然酵母に改めているそうです。


やはりヴィンテージにより差異があるようで、その辺のコメント力、ティスティング力は酒販店の腕の見せ所でしょう。
朧酒店さんで購入しましたが、独自のコメントをWEBでも見ることができます。
熟成酒ですしあまり新しくてもつまらないかなと思い2011年を選びました。
2011BYということは23BY、5年熟成ですかね。
2012年3月16日上槽と蔵元WEBに記載してあります。
朧さんによると2011は酸と甘みの伸びやかさがピカイチで、また今後の熟成のポテンシャルが一番あるとのことでした。
熟成感とのバランスで今が飲み頃と推奨しているのは2012、2013あたりですね。


とりあえず冷やからはじめますが、常温、お燗あたりが楽しそうです。


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色味はそこまで強くなく、うっすらシャンパンゴールドくらいでしょうか。
けっこう香りますね。
ブライトに酸を感じつつ、熟成香はしないですが、熟成感はあります。
これをいうと引く人がいるかもしれないですが、ちょっとお酢っぽく、他の銘柄でいうと秋鹿の一部の商品にちかいものがあったのではと思い浮かびました。


頂きます。
あーなかなか楽しい味わいですね。

滑らかなタッチに、わずかに枯れたような熟成感やカカオのようなニュアンスをまとっています。
円やかですが、秘めたるエネルギー感や、わずかにミネラル感も感じます。
確かにコレまだ寝かせたほうが楽しくなりそう。

ややワインっぽいかな。
サッパリとした酸はきつくなく軽やか。
当然円やかで優しく自然な旨みと甘みが染み出してきます。
チョコレート感が強くでずにいい具合。
軽く熟成感はありますが、全然飲みやすいですね。
極めて上品な渋みがタンニンのようであり、非常にエレガンス。
クリアーでライトな酸がすうっと伸びやかでスイスイいきますね。
そこに熟成でエレガンスと深みを出しているような感じ。
お肉とか、あるいは洋食の少し強いソースなんかと合わせたらよいのではないでしょうか。
クリーンでプレーンな仕上がりの熟成酒。
余韻に残る旨みが、渋みとか嫌な感じが無くて、すごくナチュラルで好ましい。


なかなかいいですね。
ただはたして花陽浴ガー栄光富士ガー川中島幻舞ガーといっている人たちにこれを楽しめる素養があるか。
偏見ですが、いまこういった先鋭的な日本酒を自分で買って飲む人ってそういう人なので。
いや稀に某掲示板の酒スレなんかみると噴飯もので、マニアでそのレベルなのかよと悲しくなったりするんですよ。
もちろん僕なんかよりももっと大先輩の飲み手もどこかにはひっそりといらっしゃるのでしょうが。
家でってよりも、ほんとにいいお店でいいお料理とやりたいようなお酒。

これかなりイイですよ。
僕は気に入りました。
これがこの規模で継続的に展開されるようなら古酒好きとしては極めてありがたい話です。

冷やすより常温に近いほうが良いです。
こなれてくると、甘みがけっこう出てきて、これがまたナチュラルに、好ましい伸びやかさ。
プラムっぽい感じがあって、あえて言えば仙禽の去年やった赤とんぼを優しくナチュラルにエレガントにした感じ?
当然あそこまでの鮮烈で激しいカラフルさではなく、静かな感じですけどね。
バニラっぽい感じや、ほどよいとろみ感、繊細なコク感。
穏やかな複雑さと表現力にうっとり。
かなり進みます。
5年にしては超綺麗だし、まだまだこれからですねえ。

これも全然いいですが、今飲むには一番キャッチ―だという2012、またそれに続きスペックの変わった2013。
この辺の飲み比べが楽しそうですね。
2011~2013まで1本ずつ買っておこうかな。
今後にも期待してSとさせていただきます。


2日目。
いつもお燗やるでーというわりに冷やでいい感じになって結局やらずということが多いので今日は最初にお燗やるよ!
あー燗はあまりよくないですね。
味わいが太いタイプではないので、スルスルタイプ。
すうっと綺麗な流線型を描くような滑らかさからのキレ感は面白いですけどね。

逆に冷やはいいですね~。
ふわっと軽く溶ける、綿あめのような甘み。
恐ろしく丸く、そこに酸と、タンニンっぽさが独特の風合い。
面白いですね~軽い熟成感を嫌なふうでなく楽しめる。
でもまだまだ寝かせてみたいお酒。

3日目。
酸が少し落ち着いてきたのかな。
伸びるというよりはスルスルといく。
そこに軽い熟成感からの少し枯れたような米味。
ただそこに留まらずに程よい甘みとかコク感なんかも味わえるのが真骨頂。
ウッと引っかかることはなく楽しめる。
ただ初日からは下がってるかなあ。

ちょっと不安になってきたのでAにしとこうか。









Tag:七本槍


久しぶりに秀鳳、純米大吟醸山田錦の無濾過生です。


縁もゆかりもない余談ですが、久しぶりに新政のやまユのリリースがあったようで。
改良信交の27BY、1年半熟成だそうです。
残念ながら我が家には同じ改良信交のコスモス26BYジカジュクver.があるので買うことはないでしょう。( ・´ー・`)どや?


本編に戻って秀鳳
華やか系+ガスありとまさにド本命のお酒で、バリエーションも多いのでもうちょっとやっていきたいんですけどね。
今回も実は買ってからやるまで少し期間があって、ちょっと今の自分の気分からするとやや重いかなと。
そんな気もする秀鳳です。

ラインナップの中でも中心的な商品になるでしょうか。
山田錦47の純大、生原酒。
まあこれか出羽燦々33かでしょうね。
珠韻という磨き22のより繊細な商品も去年から出ているけどあまり食指が伸びないかなあ。
クリスタルクリアーでこの蔵の甘味とガスがあるなら買うけど。
先日ブログ仲間のろっくさんとちょっと話したんだけど、雪めがみがでるようで、個人的には雪めがみには良い印象を持っているのでそっちはちょっと気になりますね。




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よっこらせ。

いやあ色味が濃く、またとろっとしてますね。
ほどよいカプ系の立ち香。

いやあイイね!
心配ご無用といった感じだ。
ガス感は感じないですね。

思った以上にエレガントである。
もちろん甘みはあるんですが、適度なカプにプラスでバリラリーな香りに乗ってサラッと軽やかに流れていきます。
いや~この口どけ感はやはり素晴らしい。
仙介はもっとシャープにカチッとした感じですが。
こちらはさらっとたおやかn印象ですね。

それでいて、華やかカプ系のお好きな方にとっても全く物足りなくない十分な甘み。
山形酵母で酸は低く主張はないですが、フルーティさはしっかりあるし、光沢もありますよね。
さらぁっと流れて、極々わずかに生原酒らしい苦みがあるくらいかな。
それも全くケチをつけるレベルにはならいです。

またこのお酒単発じゃなくて、毎月ちょこちょこ出していくような感じですよね(ちがったらごめん)。
でもたぶん複数タンクで時期ずらして何回か出してるはず。
どの米飲んでも良いですし、安心して買えるお酒だと思います。
僕のようなマニアにとってはあれですが、パンピーにとってはそれってかなり大事なことですから。

カプ系のなかでもワンランク上の酒質と知っていたうえでの、この味わい。
知ってはいるので驚くものではないですが、Sをつけないといけないですよね。
Aランクのよくできたお酒(=地酒である以上よくできていることが普通と思います)よりはやはり上。

このとろっとサラッとな感じはいいですねえ。
ぽちゃっと程よい肉好きですが軽さがあって健康的。
もちろん細部の仕立ては違いますが、同じ山形で十四代の代わりに飲むならこれでしょう。
こっちのほうが好みという人も多いと思いますよ。

あえていえば意外と繊細というか、表情のバランスでイマイチに見えたり超美人に見えることもあるので。
その辺は少し多めに見てやってほしいかなと思います。
味の多さが気になったら火入れの商品を選んでみてください。

しかしソフトだなあ。
あまりそういった印象はこれまで無かったのですが。
優等生的ということでは山田らしいのかな。

あらためて松の司のあとに飲んでみるがいいな。
軽くイチゴ系の香りがするが、シロッピーまでいってない。
さらっとしたエアリーなバニラで、明るいトーンもある。
さらっとした口どけ。
やはり軽い苦みはあるので、そこがネックではあるが。
僕の中では少しイメージが変わりましたね。
これまでのものと比べると上品なイメージ。
やはれい今年のうちにもう1本はやっておこう。
去年も雄町の1本しかやってないしね。


2日目。
フレッシュですねえ。
さすがです、甘ダレせずに昨日よりバランスがいいくらい。
低いハズなんですが、しっかり明るい酸があり。
チャーミングな甘みと、さぁっと溶ける様な細かくエアリーな口どけ。
フィニッシュ部である生原酒らしいアタック感も、引き締め成分としてポジティブにとらえることのできるバランスです。
ともすればぽっちゃりと、シロッピーなんですが。
きっちりバランスとってますよねえ。

やはりミネラル感をかんじますがどうなんでしょう。
最近というかここ数年ずっとあほみたいにミネラルミネラルと言ってますが。
口どけ、ガス感、ミネラルというのはある程度僕の中でセットになっていて、それがないとカプ系は苦しいなというところなのですが。
この感覚が正しいのか間違っているのか。
これなんかも柔かい中に結構フィニッシュにむけシュパッと飛沫の流れを感じるんですけどね。
最後のところなんかほろほろとほどける様なミネラルの辛みというか。
これがミネラルなのかどうなのかもはやよくわかりませんが僕の好きな感じであることは確かです。
篠峯や長陽に近いものを感じるんですけどね。
もしかしたらただ微妙にアルコールっぽく辛いだけなのかもしれませんが。
ちなみにこの蔵の仕込み水はなんと水道水らしいです。
信じられない話ですが、田舎ってそんなもんですよね。
蔵王の伏流水系の水道水らしいです。
うちに地元も胎内川の伏流水とかいってその辺の田んぼの脇に出てる水飲んだりしてたもんなあ。








Tag:秀鳳



松の司の大吟醸、出品酒で結果的に金賞受賞酒となりました。


そういえば全く本編とは関係ないけれど池袋西武でやっていた日本酒フェアみたいのちらっと覗いてきたよ。
特別目新しい銘柄もないし、試飲という行為が嫌いなので、飲んだqのは2種だけ。

阿櫻 照井スペシャル →悪くないけど普通のカプ系
木内酒造(菊盛)のモダン系生もとみたいの?
→あらばしり、中鳥、遷都たしか3種あったけど酸高めで結構面白かった。
 あらばしりにガスがあったらかってたかも

あとは五橋はのもうかなとおもったけどそのうち1本やる予定なのでスルー。
以上レポでした。
横浜高島屋のやつも用事があれば行くけどないだろうな。




本編ね。
今期いまさらですが素晴らしさに気付いた松の司です。
後ろの2本はこの間デッドストックを入手したブラックアゾラの2008&2009。

まあ高級ラインの造りは十二分に上手な蔵なのですが、受賞に関しては2009年以来とのこと。
独自の目指すものがはっきりとある蔵なので、出品酒にフォーカスした造りをしていなかったのでしょうけど。
あーあと最低半年は寝かせないと、という蔵癖もあるのかしら。
久々の受賞となった今年はどのようなお酒になっているのか楽しみです。

お米は特A山田錦35。
地元産の山田錦にもこだわりのある蔵ですが、フロンティア東条21の参加蔵でもありますからね。
酵母は自社保存株ですが、いつもの金沢系でしょう。
当然火入れ。

ちなみに価格はえげつなく高く、税込みで4400円ほどします。
500ミリ瓶なので1升にしたら軽く1万円オーバーです。


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やっぱり派手に香る感じではないですよねえ。
うすーくリンゴ、メロンやマスカット、低いですが酸のみずみずしさ。
あとはしなやかで落ち着いた旨み。
そんな立ち香です。


おお~これでよく金賞出してくれましたね(笑)
例年は取れないというのも納得。
出品大吟としたら全くと言っていいほど香らないですね。


ただしこの蔵のお酒はやっぱりすごい。
恐ろしく整った肌理、滑らかさ。
その奥に内包するエネルギー。
やはりゾッとするというか、時を止める世界観をもっています。

もうちょっと開いてくるのを待ったほうが良いのかなあ。

僅かにメロンやバニラをただよわせつつ。
甘みは極めて限定的で、少しナッティな雰囲気もある旨口のほうがわかりやすいです。
よい山田錦らしいしなやかさと将来性は感じますがまだまだ未成熟で、ややほろ苦さも感じます。
クリーミィで、酸は低いですが、瑞々しい淡い輪郭をもち、極々わずかにアル添っぽい辛みでフィニッシュ。

まー不思議ですよね。
もっと華やかにデリシャスリンゴな香りの大吟醸もあるんだけどこの蔵は。
このお酒に関してはまだまだ。
とにかく内省的な大吟醸で、ぶっちゃけ好事家以外にはおすすめしません。
だんだんとしなやかな甘みが出てきますが、少し苦辛があるのと、お世辞にも18号のように香り高いとは言えません。
ブラックアゾラという作品がゴールにあるとすると、そこ至る過程として納得はできますね。
ウイスキーでいったらニュースピリッツみたいなもんだこりゃ。

ただこれにぴったり該当する商品が無いんですよねえ。
コンテスト用タンクなのかしら。


よいしょ。
2日目。

やっぱり立ち香は薄いリンゴ。
だんだんメロンやバニラも香るが、アルコール感もあるな。
かなり大吟っぽい甘みは出てますね。
酸は明らかに少なく、メロン&シュガーな甘み。
質感は極めてよく、引けもいいが、やっぱり苦いな。
苦いというのは日本酒においてはかなり致命的だと思うんだけれど。
これが変化することによって、ブラックアゾラのようになるのだろうか。
その辺がなぞ。
十分旨いんですが、価格と松の司の実力を考えればツマラナイかな。


4日目?5日目?
やはり苦い。
甘みなんかはずいぶんチャーミングになってきましたけどね。
最近すごく絶賛してきた蔵なので心苦しいですが、これはダメ。
よくこれで金賞取れたな。







Tag:松の司


杉勇の大吟醸、夏ver.です。

御徒町のふくはら酒店さんで、もともと杉勇の出品酒と同じ醪の大吟醸をオリジナルで売っているんです。
数年前に飲んで超コスパと味わいに太鼓判だったのですが、久しぶりにそのことを思い出し、御徒町に行ってきました。

今回は夏バージョンの大吟醸。
山田錦35で、おそらく14度台まで加水してるんですね。
火入れはしておらず生酒です。
たぶん醪は出品酒とは違うんじゃないかな、とくに触れてないし。



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あまり夏酒のそれも加水っぽくないというか。
注いだときにとろみを感じます。

大吟らしいメロン系の香りがほどほどに。
ぶわっとくるものではないですが、ワイングラスなんかだとしっかり感じ取れます。
すこし爽やかさもあるかなあ。

グッド。
この季節外れの夏の陽気に、きりっと強く冷やして飲むと素晴らしい。
数字上は全く酸は高くないのですが、明るさ、ブライトさを感じます。

強くないんですが、まぶしいブライトさの中にしっかりシュガーな甘さを感じます。
薄さ、物足りなさは感じないですね。

たっちはシルキーで滑らか、というよりはサラッと系。
強く冷やしていることもありますが、きりっときゅっとエッジがはっきりしたイメージ。
アタックがあるというわけではないですが、ややアル添っぽさはあります。


いやあ飲みやすい。
シュガーな甘みもきっちりありますね。
すこしほろ苦いしゃきっとした旨み感で、清涼感を演出できています。
アル添らしさもこのあたりは寄与しているんですよね、忌避するのはもったいないです。

物足りなさを感じることもなく。
造りが上手いなと素直に感心させられます。
酸度1.2でこの明るさは、メロンやブドウを軽く纏って、ちょっとパインっぽさも出てきます。
ちゃんとコクのあるシュガーな甘みと、涼やかな旨さ。
温度が通常にちかくするとふわっとした軽さ、スムースさが出る一方で、苦みのタイトな誘導ラインがはっきりするかな。
個人t系には氷温までがっつり冷やして飲むのが好きです。


おススメの夏酒。
SとAの間くらいかな。
以前に飲んだことが無ければSをつけてもいいかなという感じ。
通常の大吟(とはいってもふくはらさんのPBだけど)もぜひ。

うーんまあ十四代は別としても。
くどき上手だの栄光富士だのなら、断然杉勇とか雅山流なんだけどね。
個人的な山形酒の評価は。
あるいは好みの設計の時の山形正宗とか。

速醸とか、アル添とかそんなこと関係なくすっと身体になじみのよい味わい。
生もとが得意というかメインでやっている蔵なんですよね。
酒道庵のPBなんkまおのみましたが、サッパリした中に絶妙に顔rとか旨みとか感じさせるお酒。
うーん、もうちょっと改めてやってみましょうかね。










Tag:杉勇


流輝(るか)、白桃色です。
鍋島オレンジがあまりにもひどかったので2本目。
群馬県のDQNネーム日本酒こと流輝、冗談ですよ(笑)

日本酒フリークの界隈では有名な変わり種商品。
協会赤色清酒酵母という、自然に赤い色がでる酵母を使ってます。
また数値的にも日本酒度が極端に低く、酸度が高いという甘酸っぱ系のお酒。
上記だけだとイロモノ臭が半端ないけど、味わいの評価も高いんですよねえ。

むかしはもっとピンクで、ももいろとして売っていたんですが。
実はピンク色を出すのがかなり難しいらしく、味わいとのバランスもあって“ももいろ”から“白桃色”にリニューアルしたそうです。
見る限りは普通に白いっすね。

群馬県産の若水55をつかった無ろ過生、というかおりがらみです。



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感覚的にはうすにごりとおりがらみの中間くらいかな。
粗めでさらっとしたタイプのおり。
色はすこーしついてるかなというくらいでしょう。

あー香りは少しクエン酸や乳酸を感じるかな。
キツさは無い。

あーいいですね、飲みやすい。
この時期いいです。
まあ白ワイン系です。
ライトな酸があるんですが、きついわけではなく。
また甘みも強いわけはなくて。
ナチュラルなあまずっぱさが自然にすーっと流れていきます。

カドがなく、本当にノーストレス。
ちゃんと旨みも感じさせて、さらっと薄く入る苦みがタンニンのようで、すーっとした流れを強調しています。
苦みがあるとはいっても鍋島オレンジとは別物!
いいか悪いかは賛否両論でしょうが、ややこもったような土っぽいニュアンスがあるような。
この系統で良く感じるニュアンスですが、皆さんはどう感じているでしょう。
嫌いじゃなくて僕は結構好きなんですけどね。
チーズなんかと合わせても良さげ。
余韻にいい感じの旨み感が残って甘み酸みがのこらないので、メシとも合わせやすい。

たとえば新政の天蛙とくらべたとして、インパクトはないけど、飲みやすく合わせやすいかもしれない。
度数は並なんですけどね。





Tag:流輝


なんと!鍋島オレンジです。純米吟醸五百万石の生酒。

個人的にもかなり今更感があったのですが、なぜか興が乗ってしまいました。
鍋島でいえば雄町や山田錦のほうが好きなんですけどね。
それらに比べると香り甘み控えめで食中酒よりなイメージですがどうでしょう。
最近は妙に高級商品ばかりバリエーションが増えて中吟はぱっとしないという鍋島さん。
華やか系ではなくてちょっと落ち着いたところに行きたいという気持ちもあるようです。

五百万石50の生酒。



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香りは鍋島香。
今にして思えば熟れたメロンの香り。

含むとどうだろう、すっきりクリアーだけど、エキス感もある。
ガスは無いなあ。

かなりミネラル感強いですね。
これは驚きました。
クリアーな酸に、甘みは強くはないですが果実味とミルキーさがともに。

大きな問題はめちゃくちゃ苦いこと。
ぎゅっと渋く、収斂性すら感じる。
つうか辛い。
どうしたんだこれは。
これはない。

よくわからん酒だなあ、チグハグ。
クリアーなんだけどぽちゃっともしてるというか。
綺麗に造るならもっとすっと美しくしてほしい。
もっと酸をぴしっと立てていいのに。

とにかくこの苦みは無い。
どうしたんだ鍋島









Tag:鍋島


イアンマクロード社の“チーフタンズ”シリーズから、シガーモルト。
3本目になるらしい今回はオロロソ・シェリー・バット、55.7度の19年モノ。
中身は前回と同じくダフタウンの野獣(?)ことモートラックのようです。

そんなにウイスキー欲の高まっていなかった年末年始のファークラス良ボトルラッシュをスルーしてしまいまして。
お手頃価格でいいシェリーなんかないかなと思っていたところに救世主として登場したボトル。
手に入ったことに感謝です。



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あーいいシェリー感の素晴らしい香り。
ダークカラーなドライフルーツにブランデー、チョコ。

いただきます。
いやあ、いい塩梅のシェリーです。
フルーティな甘みと酸味に、程よいボディ感がリッチで、後半にはねっとりとオイリーさも感じます。
樽の渋みは少なめで好印象。
甘やかさを引き立てるスパイス感と仄かにタバコの葉。
複雑な甘い余韻が長く続きます。


ああ、ハードリカーはひと舐めの満足感がありますね。
寝る前にひと舐め、コレで幸せになれる魔法の液体。
あとは香りの陶酔感がね、これはワインにもあるけど。
日本酒の場合は複雑性に欠けるので、そこまでのものはごく一部になりますからね。
もちろん飲みやすさやフレッシュさは日本酒に分があるわけですが。


しかし話題の1本だっただけに、さすがの出来。
あーうま。





長陽福娘の山廃の直汲みです。

あんまりワインだウイスキーだばっかりいってると、なんだよアイツと言われちゃうのでね。アクセス数も下がって行っちゃうしさ。
ただ最近はそんなにお酒自体を毎日飲まなくてもいいかなという気がしてきて。
まー昔は家かえって酒飲まないと寝れないし、何したらいいかわかんないよなんて言ってましたけどね。
ほどほどに、飲みたい気分のとびっきり良い酒を飲むというのが良いですね、たぶん。
寝たい時は寝ればいいし、腹が減った時は飲まないで食べればいいんだ、うん。
今日は久しぶりなので饒舌です。

珍しく昨日は東京の東側に行く用事があったので、ふくはら酒店など行ってまいりました。
ふくはら行ったのはこの間ふと思い出した杉勇がほしくてね~。
まあもうリーチインも夏酒まっしぐらというかんじで、昔は5月に夏酒なんて馬鹿めなんて物知り顔でいってたけどさ。
ここ数日暑いというより梅雨のような蒸す感じで、やっぱこの時期夏酒もいいよね、なんてね。
すっきり薄いというより、シャキッと旨口、みたいのが飲みたい気分ですね。

1升で買う気はしないけど4合でちゃんと直汲みがあったので長陽の山廃です。
今期3本やろうかなと言っていたノルマをこれで達成。
純米はグッド、吟醸酵母は良くも悪くもらしくなく、1勝1敗で迎える山廃。
日本酒度+6.5でドライな感じ、旨み感ですかね。
となると甘みの出方と、酸の表情あたりが勝敗を分けるでしょう。


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どれさーどれどれ。

うーんパーフェクトに予想通りのお酒ですね。
甘み、香りとも極小です。
ガス感はやや強め、極めて細かいミクロの泡感と口どけでグッド。

今日の気分にジャストフィットな夏酒。
夏酒じゃないけどさ。

香りというほど香りませんが、極々薄く薄いリンゴやラムネ。
クリアーにシャキッと旨口でだけど、旨みも自然な流れで、辛口とうたった商品のようにごつっと出すわけはないです。
旨みの中から自然な甘みが顔を出して、酸はほどほど。
厚くでるわけでもく、ビビッドでもなく。
いい意味で薄味で、旨み感といいバランスです。
ほろ苦さが旨いですね。
日本酒としてはやっぱりミネラリーで今日なんかは篠峯とか風の森クラスにミネラル感じます。
それでもワインに比べたらかわいいもんですが。

だからこれ、ガスがないミネラルがないとなると、この手の商品としてはちょっと柔いはんなりした酒質で、例えばもっと酸を鋭くしたりとか辛くしたりとかが必要なんだけど。
パシッとミネラル感で芯を通してますね。

派手ではないのでつまんねーと思う人もいるかもしれませんが。
夏のはしりの乾杯の1杯にいいですよ。
ガスが抜けても楽しめそうだけどその場合はぬるめにお燗つけたら面白いかもな。
夏のぬる燗親善大使なんですよ、自分。
冬だってそんなにお燗つけないくせにね。
夏のぬる燗は本当に良いので、みなさん今年の夏は一度はどうぞ。

評価はA、やりたいことができている。
ただし、初めてのかたはやっぱり純米60からどうぞ。
最近は本流になりつつある、雑味の少ないシャープ系の山廃です。



3日目です。
あーいいですね、これはなかなかいいですよ!!
甘やかさがよりはっきりと出てきました。
バニラ系を強めに感じ、思いのほか濃厚さも感じさせます。
そこに薄くさっぱりとブドウやリンゴの果実フレイバー、ほろ苦さ。
ニュアンスとしてなんですが、すこしだけ百春につうじるような所も感じました。
あそこまで甘くないしサッパリ酸があるけれど、あえて言えば口どけとかクリーミィさ。


ガス感は弱くはなっていますが、細かくて、上質な口どけ感は健在。
これはいいですわ。
清涼感のある甘さ。
数値的には甘くないはずですが、数字以上に感じる瞬間があります。
それを酸とミネラルがきりっと締めてね。
ほろ苦さととともに旨みも感じる。
たぶん1升で1週間たのしめるお酒。



Tag:長陽福娘


今日はシャトー・レオヴィルバルトン1996、日本酒ブロガーが始める本格ワイン第4回だと思います。
ブルゴーニュ2本やって、ボルドー右岸のメルロー主体やって、今回はボルドー左岸のカベルネソーヴィニオン主体のということで。
ちょうどいい塩梅のがお安く出ていたのをお知らせいただいたので迷わず買いました。

赤ワインはとりあえずこれで少しお休み。
赤ワイン以上に全く何も知りませんが、次は2本か3本程度白ワインをやる予定です。ちょうど暑くなってくるころだしちょうどいいでしょ。
ローヌなんかも気になるんでそのあとにまた赤に戻ってきますよ。
いやいつになるかわからないですけどね、今月ウイスキーを爆買いしてしまったので本格的に酒破産しそうで。

とりあえず今日はシャトー・レオヴィル・バルトン。
メドック格付第2級、AOCサン・ジュリアン、スパーセカンドの端くれにも数えられるシャトーですがその中ではお買い得ですね。
サンジュリアン村のレオヴィル3兄弟の一つで、ラスカーズには及ばないが、肉厚で濃密な果実味、らしいです。
サン・ジュリアンらしい、力強いポイヤックと繊細なマルゴーの中間というコメントも目にしました。
まあ座学はこれくらいにして、とりあえず飲んでみましょう。



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ちょっと明るい紫でルビーっぽいですが、それなりの古さなのですこし茶色っぽさも。
そしてかなり香りますね。
西洋杉やローズマリーの様な清涼感。
もちろん黒いベリーとそれに奥からクリーミィな甘いニュアンス。
時間がたってkるとプルーンが出てきます。



頂きます。
最初は酸もあり、さっぱりとした軽さに若い様な果実味もあって、まだ若いか?と思います。
素晴らしくシルキーなタッチ、繊細で上品なワインかというような入り。
予想より酸がフレッシュに豊かにあるかな、とも思いましたが、一呼吸置くと落ち着いてきましたね。
美しい流れとして綺麗に溶け込んでいます。
適度に熟した果実の香りが膨らんで、程よい樽香ときもちバニラっぽさ。
密やかながら深い甘みの後に、堅牢で力強いタンニンがぐっと、押し出し。
キュッとしたところは流石にありますが、渋くはないです。
僅かに樽や、コーヒー、土のような感じのあるマイルドな旨み。
ただそのあとがまた極めて繊細で優しく、とっても優美なワインですね。
ただ力強い、タンニンが強いだけじゃあないね。
アフターも長いと思いますが、華やかさや濃厚というよりはさっぱりと優しいハーブ感というような感じ。
優しく、ある意味では薄く派手な感じではないですが、心地よいです。


うまっ!!
軽やかにさっぱり、ぐいぐい飲めます。
まだフレッシュさもあるさっぱりとした酸。
スミレのような香り、甘草のような甘み。
いや香りが良いな、ほどい濃厚さ、熟しかた、うっとり。
徐々に円やかさ。
僅かに血のような鉄もあるようで、タンニンの重厚なパワー。
それらが流れるようにシルキー、うまくまとまっています。
端正で、すっとした佇まいの品、やや若い年齢の色気。
余計なことはしないけど上質というような。

いや流石に美味い、文句なし。
ケチつけるとこがないですね、あえて言えば優等生過ぎるくらいか。
これは肉だね。
ラム、あるいはローストビーフなんか。
すいすいいけますね~。
しかしまだ10年くらい全然寝かせられそうな感じですけどね、すごいな。

日本酒でいえば、ほどほどに綺麗でバランス感のあるタイプでしょうか。
でも物足りなさは感じないからなんだろうね。

これがボルドーの本流化はさておき美味しかったです。
派手ではないんだろうけど、バランスよく細部までいきわたった質感というかね。
ポン酒でいったイメージ的には長陽とか、あるいは静岡吟醸のバランスイイやつとかかな。
いやニュアンスが通じるとかじゃなくて、全体的なイメージのなかでの位置づけとしてね。

うーん今回思ったのは初心者だからインパクトあってわかりやすいのは最初にやっとくべきかなあと。
その点最初のトロタノワなんかなかなかいいチョイスだったのかもしれません。
カリフォルニアとかいいのかね?
名高いナパ・ヴァレー。



2日目飲まなかったので、3日目になりますか?
このワイン香りが良いんですよね~グラン・ヴァンなんてみんなそうかもしれませんが。
フルーティさと、高貴さ・深みが、嫌味なく調和して、これはもう素直にいなという香り。

含んでも旨い。
円やか&シルキーでスムース。
軽快な酸、端正な構成の中に秘めたる力強さ。
渋みは減って、少しだけ苦みがあるような感じでしょうか。
変な話ですが、ゴクゴク飲めますね。
安ワインと違うのは解像度かな。
あーでもやっぱりミネラル感なのかなーこのこの細部までビタっとあってくる感じは。
やっぱり硬水の適度なきりっと感みたいのがあって、味わいに程よい立体感がありますね。







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