【486】東洋美人 372 純米吟醸 23BY


ことしラストのお酒になりそうです。
ある意味石田屋なんかよりも貴重かもしれません。
東洋美人の番地シリーズ372の23BY。

名古屋で見つけた掘り出し物です。
良く残ってたな、こんなの。
真剣に蔵元に進呈しようか迷うレベル。

2013年7月28日の水害のため、25・26BYと発売されていない番地シリーズ。
今年あたりは復活してくれないかなあ。
333、372、437、611こんなもんだっけ?
24BYの途中に水害があったので、10月出荷だった372は23BYがラストヴィンテージになっていると思います。

火入れでお店でも冷蔵庫に入ってたみたいなので大丈夫だとはおもいますが。
3年以上の熟成でどんなお酒になっているでしょうか。


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香りはうっすらと綺麗な吟醸香。
熟成香は感じませんね。


おおお~まじか!!
含んでも驚くぐらい綺麗。
穏やかに南国系のトーンや甘やかな巨峰のようなニュアンスをはらんだ果実様の香りが漂います。
熟成感は極わずかににニュアンスとして感じる程度。
というか全く感じないレベル。
普通に飲んだら全く分からないですね、3年寝かせとか。
極めて綺麗に熟成しています。

滑らかな舌触り。
驚くほど澄んだ中にきらりとミネラリーなニュアンス。
そして瑞々しい果実を思わせる甘み&酸味。
十分な深みがあり蜜のようでもあります。
舌で長く味わうと僅かにアタック感というか辛みがあるでしょうか。
でもそのざらつきが妙に心地よい。
ほんのり漂う渋みは上質なワインのタンニンのようで旨みとのコラボレーションは筆舌に尽くしがたい。

東洋美人なので当然きれいでさっぱりとしたお酒。
ですがぐっと凝縮感があって、じっくり味わうと熟成されたお酒でしか味わうことのできない甘旨みが柔らかに流れ出します。
クリーミィなんですがこれがまた滑らかで軽い。
また酒質が全般にクリアーすぎるくらいクリアーなんでね。
するりと消えて、熟成酒らしい良く練れたあと引く旨みの余韻。
それでいてキレ感も素晴らしい。

かあ~これは素晴らしいお酒ですね。
これもお酒だけで飲めてしまうお酒。
ちょっと鳥肌モノですね。
それにしてもほんとこんな綺麗な3年熟成の酒あるか?
甘みとか旨みには熟成酒ならではのものがありますが、いやな香りはパーフェクトにゼロです。
スムースさ滑らかさや甘旨みの強さでいえば石田屋ですが、綺麗さやフルーティさでいえば断然こっち。
味わいといい全く引けを取りませんね。
こっちのほうが好きかも。
ラストにこのお酒を選んでよかったなと思います。
酒屋さんも一見でこんなお酒を頂いてほんとに申し訳ございませんでした。
名古屋による際には必ず再訪させていただきます。




澄川氏の醸造家としての実力をまざまざと見せつけられます。
5割でこれかよ。
たぶんまだまだ全然寝かせられるお酒です。
色々と大変でしょうがぜひヴィンテージ展開も考えてください。
おねがいします。
あと東洋美人の超高精白なお酒飲んでみたいね、2割くらいの。
35でもいいけどさ、壱番纏で4割でしょ。
これからも微力ながら応援させていただきます。
ああ~甘みの強さとフルーツ感さらに出てきたやばいやばいやばい。
クリーミィさも段違い。
あかんでしょコレ。



ああ~2日目もいいですね。
円やかな甘旨みはどこまでも長く伸び、穏やかなフルーティさとミネラルのきらめきが心地よい。
今日は大みそか。
それでは皆様、酔いお年を!


3日目。
おおお、深いぃ……。
赤武もうまかったんですが、それとはレベルの違う香りの深さ。
味わいの深さ。
これは熟成のなせる業ですね。
深い深い巨峰的なニュアンス。
やはりこのお酒はちょっと別格です。
これを飲めたことに感謝します。





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