日本酒感想日誌

今日のんだ日本酒の感想・テイスティングリポート・評価。

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【513】菊鷹 純米 若水 無濾過生 27BY

 29, 2016 17:57


去年1勝1負だった菊鷹です。
山廃純吟のレシピ違いを飲んで、静岡酵母は本当に最高でしたが熊本酵母はイマイチでした。
今回は速醸の純米65、極わずかにうすく濁ったものになります。
山本さんも移籍?してもう4造り目ですか。
この速醸新酒は3年目だったかな?

菊鷹は作品名のようなものがサブタイトル的につきますが、今回は菊花雪となっています。
スペックはご覧いただいた通り。


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とりあえず上澄みを含みます。

おお!
仄かなバニラにかんきつ系の酸を感じる香り。
ラムネっぽくもありますが、やや妖艶さがあるか。
ピリピリとくる、強めのガス。
菊鷹らしいビビットな酸がジュワッとジューシー。
それでもビリビリ角が立つような感じでなくどこかエレガントですね。
甘さもほどよく出てますし、バニラ様の香りもいいですね。
さくっとした口どけ、旨みはボディラインを崩さないような適度の乗り。
ややとろみ、味の豊潤さはあるでしょうか。
それでも雑味なくするっと、辛くないですがキレあります。


うん、これは良いですね。
しっかり酸を出してくる蔵なので、この時期ですしそれだけになるのが心配だったんですが。
そんなことはありませんでした。


おりからめていきましょう。
んん~これは最高ですな!
フレッシュでジューシーな酸に、さらりとしながら程よくコクのある甘み。
酸と甘みは五分五分。
バニラやブドウの香。
しゃきっとした口どけの中に感じる旨みには絶妙にミルキーなニュアンスも。
やや辛みが出てきてスパッと切れる。

こらもう素晴らしいですね。
これで65っての驚き。
ブラインドで飲んだら間違いなく純吟と答えるでしょう。
ガスがあるのがいいのかな、やっぱ。
次第に高まるバニラの香と甘みのエレガンス、酸のバランスが最高です。
そしてサクッとした口どけと旨み。
いかにも強そうなお酒なので、1升でも最後まで楽しめると思います。
税込でも3000円で収まりますからコスパ重視の方にも。
たしかに磨かないで美味しいお酒造れたらそれに越したことないよね。




2日目。

うーんこの深いバニラリーあるいはマスクメロンな感じは最高ですね。
そこにグレープフルーツやブドウのような酸基調のニュアンスも。
7号なんですよね~7号でこの感じ。
個人の好みもありますが、やはり静岡系の酵母がベストマッチな気がします。
これもいいですが。

ジューシーでガス感もあるため、とにかくグイグイといってしまいます。
芯の強さというか骨太さがありつつもエレガントなんです。
力強さのある酸に、しっとりと品のある甘みが程よく絡む。
さくっと抜け良く、キレよく。
スムースで瑞々しくて、でもしっかり旨い。
凛としつつクリーミィな旨み。
やっぱり関西的な味わいのエッセンスをがうまく昇華してているような気がします。
関西系の味わいっていうと、イメージとしては秋鹿や萩の露、王禄、風の森なんかもそうかな。

素晴らしい甘酸っぱさ。
香りと旨みとの一体感、質感。
カプエチ系酵母使って下手くそジューシー風な酒造ってる蔵にはコレ飲んでほしい。
どうですかこの香り、味わい。
これがジューシーですよ。
素晴らしい。

うん。
天野酒のころかた著名な造り手ではありますが。
これからもっともっともっと人気のでるお酒だと思います。
思う存分力を発揮してほしいですね。
このお酒は速醸なんですが、基本は山廃のお酒になると思います。
65でこれだけのお酒を造れるからこそ、山廃でもあの綺麗さなのかなぁと。







Tag:イチオシ 菊鷹

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