日本酒感想日誌

今日のんだ日本酒の感想・テイスティングリポート・評価。

日本酒感想日誌は、家で実際に飲んだ日本酒の味わいを、リアルタイムで飲みながら更新するブログです。

春霞 栗林 純米生 美郷錦 金沢西根&六郷東根

 19, 2016 10:36


NEXT5のなかで、どこを一番かっているかといったら僕は春霞かもしれません。
なんとなくですが。

栗林(くりばやし)酒造店さんでは今期27BYに仕込んだお酒の約半分で美郷錦を使ったそうです。
美郷錦は蔵のある美郷町に由来するお米です。
将来的には全量美郷錦でという目標でいらっしゃるそうです。


栗林(りつりん)シリーズは限られた特約店向けの商品。
自社酵母である亀山酵母×地元産美郷錦は春霞の柱ともいえるレシピかなと思います。

んでもって今回はテロワールを意識した企画商品。
金沢西根地区産のものと、六郷東根地区産のもの。
金沢西根は盆地の平野部に広がる稲作地帯で、通常はこちらの美郷錦を使用しています。
六郷東根は山間部で、今回30代農家が栽培に初挑戦したもの。

というわけでここは僕も飲み比べでテロワールを感じてみたいと思います。
なおスペックですが磨き60の純米生酒となっております。



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まずは画像右の金沢西根(クリーム色)から行ってみましょうか。

穏やかにブドウの甘い含み香。
僅かにガスを感じるでしょうか。
ハリのある酸が軽快に流れてつくるライン。
そこからクリーミィでまろやかな旨み。
あーガスもあってか、良いジューシーさ。
口どけ、キレも申し分なし。


続いて画像左の六郷東根(さくら色のほう)。

おおお、違うもんですね。
かなり違う。
こちらのほうがさらっと軽快。
甘みもこちらのほうが出ていますね。
一方で酸は少なめ。
ジューシーさでは劣るか。
あとは僅かにほろ苦さがあるかなあ。



思ったより違いますね。
どうだろう。個人的な好みとしては金沢西根のジューシーさが好きですね。
イメージでいえば、六郷東根のほうが春酒っぽくて花見にはいいかもね。
まあこの辺は好み。

ただやっぱ良いんですよねえ、春霞
亀山酵母のポテンシャルは非常に高いと思いますし、自慢の名水に、美郷錦。
風土を反映した個性のある素晴らしいお酒だと思います。
何といっても普通に美味しいのがいいね。
ガスがあるのも最高だ。
口どけがすごく良い。


2杯目。
金沢西根のほう、甘みも出てきてこれはヤバいですね。
コンセプトとかもうなしにして普通に最高。
これで税込1升2700円。
普通に買いでしょ。
六郷東根のほうはやや艶っぽくチェリーのような?
これはこれで。


2日目。
今日は逆に六郷東根のほうが良いかな。
甘みがある分だけ、さらっと気持ち良く」可憐。
柔らかもいいですね。
逆に金沢西根は少しドライに?

3日目。
どっちもウマー。
六郷東根はくらべると甘みが出ている。
金沢西根は酸の明るさ。
とにかくどちらも旨みと酸にガス感は絶妙でジューシー。
そして穏やかにバニラリーな香りと極わずかな甘み。
純米っぽい粒子感がまたいいアクセント。
飲み応えが気持ち良いんですよね。


これ1週間ほどかけて飲みましたが最後まで良かったです。
非常に素晴らしいお酒で、コスパ最高だと思います。
1日目は金沢西根のほうが良かったんですが、以降は六郷東根が好みでしたね。
ある酒屋さんで、六郷東根のほうが先に売り切れていたのは、流石にお客さんは正直だなあと。
両方試して、リピするならそっちだもん。







Tag:イチオシ 春霞

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