【586】木戸泉 秘蔵古酒 十年



きのうの喜楽里が古酒としては物足りない状態だったので、レマコムの奥から引っ張り出してきました。
木戸泉の十年古酒です。

たしか去年蔵元に行ったときに買ってきて、飲む機会無く1年寝かせたもの。
5年10年15年20年とあって試飲して、まあ10年がバランス良いかな~とおもって買ったような。
スペック的には山田錦60、まあ純米吟醸というよりは純米といったところでしょうか。



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これぞ古酒というような色ですよね。
立ち香は紹興酒のようで、やや甘いようなカラメルのニュアンスも。


ん、いいですね~。
嫌いな人もいるでしょうが、飲みにくくはないと思います。
綺麗な口当たりで、穏やかに熟成酒ならではの甘み。
また酸が静かに寄り添います。

ふわっと熟成香が広がって。
嚥下まではスムースな流れ、そこに枯れたお米の味わい。
ほんのりビターなテイストを残し、さらりと飲みやすいです。

流石に10年、熟成しきっているといって良いのではないでしょうか。
わずかな甘みと、お米の枯れた風味が熟成酒っぽくてグッド。
綺麗で酸もあるのでサラッと飲めます。
また香りもうっと来るような嫌なものではなく、チョコやカラメルといったニュアンスを感じさせてくれますよ。


この蔵は個性的ですがよい蔵ですよ~。
おススメは白玉香か、あるいは変わり種としてAFSでしょう。
AFSも火入れ生スパークリングにシェリーで寝かせたものなんかもありますけど。



お燗。
あ、いいですね。
もっと枯れた感じで味のないスルスルタイプかと思ったけど。
やさしい甘みが程よく。
乳酸ぽい酸、そしてお米の旨みも。
熱燗よりぬるめがいいかな。
がっつり味が来るタイプではないですが、逆にちょうどよい感じ。
程よくあまウマで、チョコっぽい風味。
でも大人しいだけでもなくて、円やかだけどエネルギーに満ちています。
いーいお酒です。



2日目。
昨日より古酒らしさ、複雑な味わいが出ているかなー。
穏やかな甘み、古酒らしい風味に酸が絡んで。
複雑なうまみをじわじわとゆっくり感じさえつつも、すっと嫌らしくなく捌ける。
もちろんもっとスイートなら最高だけど、この磨きだし。
もしかしたらまだ枯れきってないので、20年も飲んでみたい気もするな。
高いんだよね20年。





Theme: 日本酒
Genre: グルメ
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