【590】多賀治 純米 雄町 無濾過生原酒 直汲み 27BY




多賀治は初めてかな?
十八盛酒造さん。

僕との出会いは3年前。
岡山でね、ことのわ、というお酒を飲んでけっこう好印象だった。
ことのわはね、ブログでも一度やってますね。
本当はにごりが欲しいんだけど、入手ルートか限られていて時期を逃すと無いのよ。
来年こそ!!

で、別銘柄として多賀治があるんですね。
蔵元の名前の十八盛、というお酒もある。
ラインナップがとっちらかりすぎなんだよ、統一したほうがいいよ。

多賀治がいつからのブランドなのか知らないけど。
去年あたりから(?)酒仙洞堀一さんあたりが取り扱い始めて、ちょっと知られるようになってきましたね。
今年に入ってコメントで、temakinoriさんにもおすすめ頂いたと記憶しております。

そんなわけでながーくなっちゃったけど、雄町の生、直汲みです。
つか勝手に純吟と勘違いしてたけど、純米、それも磨き68かよ。
イマドキにしちゃかなり低精白、これをあえて直汲みで出すのは面白いねえ。
酵母は9号。




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ほんじゃ行きましょうね~。
立ち香はどうだろ、磨きもあるし香るわけではない。
ほんのり甘いような、生原酒・直汲みっぽいような感じはある。


おおぅ、これはなかなかうまいな。
直汲み、のなかでもそんない強くはないガス感。
舌先にチリリ。

そしてなんだろうね~このニュアンス。
バナナ、オレンジ、バニラリー&ミルキーな香り。
んでもって味わいもそんな感じだ。

甘いって感じでもないけど旨いって感じでもないな。
どっちも程々。
あまじょっぱいような?
でも雄町のふくらみ、みたいなものはしっかりと表現されている。
やはりイメージとしては香りの影響からくる、バニラ&オレンジかなあ。
とろみ、ミルキーさ、旨み。
そこにほろ苦みが効いて、シャキッと。
ガス感で、飲み応えあるままキレていく。
直汲みの名にたがわず、ジューシー系。

直汲みジューシー系の中では甘すぎず、ドライすぎずというところか。
程よく旨く、爽快感もある。
んでこのバニラ&オレンジ。

うん、いいんじゃないのコレ。
68って感じじゃないな。
今年やった中でいえば、近いのはやっぱり竹泉の直汲みかなあ。
あとはカモキン、澤屋まつもとよりは少し味わいがあるかなあ。
ニュアンスは違うかもだけど、風の森なんか好きな人が試すのはアリかな。
とくに風の森もすこしラインナップが変わって、酒質の幅も広がったしね。


2日目。
やっぱりね、もうちょっと甘みが欲しいかなあとは思いますよ。
ただ独特のフルーツ感と、ヒトケタ酵母っぽいバニラっぽさ。
18号とかだと華やかだけど、このバニラっぽさはあまりないよね。
7号とかはこーゆうのあるんだけど。
フルーツもあるけど、スモーキーというか、田舎くさいような土臭さも。
悪い意味じゃなくてね。
雑味が多いわけじゃないんで、磨き50とはいかなくても60 とは遜色ない。
常温になってくると、旨みの幅も顔を出す。
燗もいけるねコレは、ほっこ利した香りがたつと思うよ、味わわからんが。
ガス感が小気味よく、酸もフレッシュで、また味わいの長さはコンパクトでしゅっと流れます。

実はけっこうバリエーションがあるらしくて。
山田錦55、朝日米50あたりは気になりますね。
来年はこの辺と、ことのわのにごりをぜひ。


少し残ったのを3日目。
なんだこれ、すっげええいいぞ。
柔かくなっているんだ!!
熟れたフルーツと、柔らかなタッチ。軽いけど味もあって。
弱くなったガスがいい塩梅。
これは良いな!!




Theme: 日本酒
Genre: グルメ
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Comment

  • ろっく
  • URL

こんにちは。 昨日ですが静岡まで酒を買いに・・。ろっくです。

多賀治は少し気になっていました。特に朝日のやつです。
でも、ことのわのにごりは更に気になります。
僕も来年に狙ってみたいですね。

ひとつ気付いたところが。
精米歩合68%は低精白ではなく、正しくは高精白になります。
コレは凄くややこしくて、僕も直に出てこなくて未だに引っかかります。
混乱するので、PCの隣にメモ貼ってたりw


昨日ですがどうしても欲しい酒の在庫を発見してしまい、急遽静岡まで。
天虹です。生が欲しくて探してました。
職場の人とかには酒だけの為に?とか理解を得ずらいので、ついでに三保で写真を撮ってきたり。
通販でも良かったのですが、足を運ぶのも大事かなと。酒屋探訪シリーズも面白いですね。
しかし、昨日は暑かったです。疲れた。


そろそろ夏のにごり酒はじめます。
日誌係さんの記事も参考にさせていただきチョイスしました。
鏡山のおりがらみは期待大です。では~

  • 日誌係
  • URL
Re: タイトルなし

こんにちはです!

あ~そういえば朝日米のものもありましたね。
実は山田錦のもあってそっちは55でした。
ことのわのにごりはかなり甘口でしたよ~。




そしてご指摘、ありがとうございます!
この低精白か高精白か問題はややこしいんですよね。

ググると、日本酒プロデューサーを名乗る中野氏のブログが出てきます。
精米歩合80%は低精米であり低精白ではない、ということです。
http://tasyusouron.jugem.jp/?eid=17
http://tasyusouron.jugem.jp/?eid=47

ところがこれに対して異を唱えるブログの記事も併せて出てきます。
http://fanalone.way-nifty.com/blog/2011/12/post-79e5.html


どっちの意見も読むのがめんどくさいくらいややこしい(笑
僕はちゃんとは読んでないですw
で、現場の方を見てみようと。

そうすると、こんなブログ記事も出てきます。新政の佐藤さんのブログです。
低精白純米85%、90%(http://ameblo.jp/yama-u-suke/entry-10543135340.html

またこんなお酒もあります。
七本鑓 低精白純米80% (http://www.7yari.co.jp/brewing/index.html)

厳密な意味であっているかはともかくとして、低精白という表現も広く使われておるようです。
僕の個人的な感覚としてもこっちの表現のほうがしっくりくるので、低精白という言葉を使っています。
というご説明でした。
わかりにくくてごめんなさいm(_ _)m
もしくは『お米を磨いていないお酒』とか表現したほうがわかりやすいかもしれないですねえ。




お酒買いがてらの小旅行、良いですね!
天虹はまったく飲んだこともないです。
ブログ更新、楽しみにしています。
しかし三保の松原良いですね~そちらの写真も期待しております。

もちろん、夏のにごりシリーズも!
僕もにごり、やろうかな。
ではでは、またよろしくです!







  • temakinori
  • URL
おぉ

このコメントしたお酒の記事をみるときのドキドキ感はなかなかのものですね。笑
ありがとうございます!そうそう、なるほど、等々思いながら読みました。

風の森、カモキン、澤屋まつもと(実は今も飲んでいる)など、好きなお酒ばかり。笑

今年一番飲んでいるお酒です、生酒は夏までと聞いたのでこれからどうしようか、、、

その前にこの記事読みながら飲んでみたいので、週末残ってるか見に行ってみます!

ちなみに多賀治は山田錦もたまに飲みますが、雄町と比べるとシュッとしていてスマートな感じです。ずっとあか抜けた感じがするというか。

いまだに酒米の違い?があまりよく分かってないのですが、そこら辺が分かったらまた楽しみも増えるのかなと。(もっというと酵母の違いなんて全く分かってないです)
ただ何かと印象に残るのは雄町なので、一応雄町ファーストで酒選びをしています。

ちなみに仙介の純米大吟醸飲みました!
一緒に篠峯のろくまる雄山錦も。
どちらも内角か外角かの違いぐらいでストライクゾーンです。

竹泉飲んでみたい!ですがどこに売ってるのか。。。通販購入したことがないのでついに手を出してみるか。

最近飲んだのではまんさくの花のスパークリングドルチェなんか、名前の通りシュワシュワで夏向きで○でした。シュワシュワにばかり目がいって、直汲とか活性とかそういうワードばかりに手が伸びがちです。笑

また遊びに来ます!

  • ろっく
  • URL

長文のご返信ありがとうございます。

新政酒造社長のブログでこの記事は初めてみました。
七本槍さんHPは見たことあって、う~んって感じでした。

業界全体でもまとまっていない印象ですね。
精白というのを使うことに異を唱える方もいる様で。

確かに、カッコつけて専門用語を使わず、「お米を磨いていないお酒」が一番ですね。
何事も、物事をわかり易く誰にでも説明できるほうが上手でしょうか。

色々とありがとうございました!


余談になりますが。
ワイン用の空気抜くストッパーってどうおもわれますか?
日本酒バーで使っているところありますよね。
ただ日本酒は開栓2日目以降で良くなる印象もあったり。
流石に4・5日以降だと酸化劣化の懸念もあるし。

買ってみたのですが、まだ使ってなくて。
ご意見お聞かせください。

  • まるめち
  • URL

どうもです。
このお酒は折角こちらも参考にしてセレクトしたのに感想メモ紛失をやらかしてしまっていたので、これ幸いとリンク&トラバさせていただきました(笑)最近本当に各所で注目されてますよね。

そして、咲耶美にもちょっと迷いつつリンクを…
実際もう一つのスペックの方がよりお気に入りなので、そちらだったら良かったかもですね…(最後は好みなのですが)


後、横レス気味で恐縮ですが、高低精白については、少なくともネット上で、逆の意味で使っているプロ(?)は中野氏だけのようなので、あの記事が訂正or削除されれば万事解決だと思ってます。
こちらの方の記事がより客観的ですね。
http://h58.cool.coocan.jp/sake/archives/2014/02/20-134802.php

そして私はろくにソースも示さない記事に左右されるのが嫌なので、あえてこの表現を使いまくってます(笑)
「高度に精白しているから高精白」で全く問題無いと思いますし。
明さんがはっきり記事で書いているのも、同じ思いからじゃないかな…
http://www.sakeblog.info/kinky-sake/
中野氏は普通酒の定義でも独善的な論を展開しており、正直そのあたりの記事の信頼性にはとても疑問を持っています。

すみません、人様のブログのコメ欄で愚痴(というか陰口)ってしまいました…、あの記事コメント欄ないんですよね。
あの立場で、ただでさえわかりにくい日本酒用語の世界を混乱させっぱなしって本当ありえないかと。

  • 日誌係
  • URL
Re: temakinori さん


こんにちは、勝手に名前を出してしまってすいません!

おすすめ頂いたので飲んでみましたが、とっても美味しかったです。
僕も完全に好みの系統ですね~。

山田錦もすでにチェック済みですか!
スマートかあ、いろいろ想像してしまいますね。


酒米の違いなんて分からないですよ!!
なんとなくそれっぽいとか言っているだけです、僕も。
というかブラインドティスティングでこれは何のお米?って言われて百発百中できるひとなんていないですよ。
造り手の味の設計によりますし、まあ酵母のほうがわかりやすいですかねえ。



仙介の純大、篠峯のろくまる雄山錦、まんさくの花のスパークリング……。
重度のシュワシュワ好きですね(笑
スパークリングドルチェなんてオシャレなの出してるんだ、まんさくの花も。
気になる。


というわけでいつでもお待ちしておりますのでまたよろしくお願いします!!


  • 日誌係
  • URL
Re: タイトルなし


なんか長くなってしまってスイマセン……。
こちらこそ、こういったことを話し合えるのも嬉しいので感謝です!
またなにかあったら是非ご指摘ください!


あ~空気を抜ける奴ですよね。
僕は使ったことないんですが、使っている居酒屋さんは行ったことはあります。

これもお酒によるというか、難しいところですよね。
酸化、味の劣化にはかなり効果がありそうですが、香りが飛んじゃわないのかなあ?なんて心配もあります。
あとは稀にびっくりするような良い変化をする場合があるので、それが難しいですよね。
四合瓶を2日で飲むなら必要ないかもしれませんが、一升瓶だとかなり効果を発揮しそうな気もします。

これは僕も興味深いので、ろっくさんのレポートに興味津々です。
ある程度効果を実感したうえで、お酒によって使い分けられたら最高ですね。

  • 日誌係
  • URL
Re: タイトルなし


毎度どうもです!
まるめちさんとはカブり率が半端ないので(笑
気になっていたお酒で先を越される、ということも多く、いつも参考にしております!
いつも勝手にやっているので申し訳ない……。
トラックバック等していただけるのはありがたいです。


そして、横レスも大歓迎です。
この件の真偽は置いておくとしても、日本酒プロデューサーという肩書のうさん臭さが凄い!w
しかし、あの記事が検索上位に来てしまうのはちょっと問題がありますよねえ……。
おっしゃる通り、ただでさえわかりにくい日本酒用語なのに、さらに混乱してしまいますよ。
意味が通じればいいのに、あんな些細なことをつつかなくても、という気はしてしまいます。


いえいえ、こういったしっかりしたことを話し合えるのもマニアならでは?です(笑)
またこれからもよろしくお願いします!!





  • ろっく
  • URL

大倉本家、濁酒春ver。僕も同じの買いました。
いや、うれしーです。今月開けます。開栓注意ですね、了解デス。。


空気抜きキャップは、まさにおっしゃるとおりです。アドバイスありがとうございます。いや日誌係さん、さすがです。
飲食店では目的があって使ってるわけで、個人の家飲みでアレを使い分け出来ればいささか都合良さそうです。
本当に二合瓶では必要ありません(僕たちは)
一升でお酒によります。開栓後2日、3日の酸化が必要な場合もありますので。でもそれは後からの結果論であって、本当に難しいですよね~。
一升瓶で見定めて使っていこうかななんて思いました。

それにしても、にごり酒予告で「日本酒」を通りこして濁酒チョイスとは恐れいりました。ピーキーさがたまらんw
それと、筑波山のレポはじっくり拝読させていただきます。写真キレイですね!夏らしさも気持ち良い写真です。

  • 日誌係
  • URL
Re: ろっくさん


まさかこの時期に、よりによって濁酒でかぶるとはwww
なんというか我々らしいというか、嬉しいですね(笑
開栓は、本当に慎重に!


空気抜きキャップは実際に試さないとわからないですね~。
どうしても結果論になっちゃいますが、継続して使えば効果が見えてくると思います。
僕もちょっと欲しくなってきましたよ!


写真はスマホなので、もう全くお恥ずかしいようなものです(汗
登山シリーズがしばらくは続きそうなので、お暇があったら見てやってください。
ではでは!






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本日の家飲み 多賀冶(たかじ) 純米 雄町 無濾過生原酒 限定直汲み     岡山県倉敷市のお酒です。  家飲み経験については後述。    こちらはを醸すのは「十八盛株式会社」、同社は以前紹介した 限定品「青螺姫(せいらひめ)」の蔵元でもあります。  その時に「次は生を飲みたい」と思ったことや、最近の日本酒ブログ界隈の評価が結構高いと思えたことから、今回セレクトしました。...