日本酒感想日誌

今日のんだ日本酒の感想・テイスティングリポート・評価。

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【629】百春 特別純米 雄山錦 無濾過生 27BY

 25, 2016 21:32

今年2本目の百春
前回は美濃錦だったとおもいますが、今回は雄山錦で、タンクナンバーは#22。
当然無濾過生原酒で、かつ表記はありませんが直汲みになります。

磨きは60。
お米は麹米が雄山錦で、掛米は岐阜県産米となってるが、これは岐阜県山の雄山錦ってことなのか?
それとも違う米なのか。



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うーん、百春ですね。

ガスは僅かにちりっとくるくらいで、極々控えめ。
とろっと感もあります。
なんていったら良いでしょうねえ、この味わいと香りは。
フローラル、クリーミィ、ややほろ苦くハーブのようなニュアンス。
フル―ツでいえば、僕の感覚に一番近いのはマスカットのニュアンスがあるかな。
蒸した甘いサツマイモのような、ほっこり素朴なスイート感も。

味わいはガツッと濃醇なんでしょう。
コクのある甘み、旨みでともすれば洗練とは正反対なんですが。
ところがこれにガスが入ってラムネやバニラリーな香りがふんわり妖艶に。
するとさらに気持ちの良い口どけとエレガントさが出てくる不思議。
ほどよい酸が表面をコーティングして、するると滑り。
甘み、ガス感、ちょうどいいほろ苦さを残しつつキレる。
辛いってわけではないけど、味幅のあるお酒をしっかり切らしてくれるフィニッシュ。



うん、やっぱ旨いな。
もうすこし若いうちのもう少し勢いのある流れのほうが好きだけど。
さすがにちょっと上品というか。
旨みも育ってくるのと、酸がやや蕩けぎみ。
だいぶガスが弱いですしね。
ただそこでフラワリーな香りにクリーム、そして柑橘のようなニュアンスも。
これは酸とほろ苦さを=柑橘と感じてるのかな。
甘酸が上品で優美な感じがしますね。
オレンジの入ったケーキみたいな。


香りの出方が良いでしょうね。
すごく3次元的に広がって、味わいと調和し、支えます。
味も多いけど、雑味は少ない、しつこくない。
甘酸のハーモニーはチャーミングで、かつ気持ちの良いミネラル感、ほろ苦さがそれを引き立てる。
ゆっくり味わうと育った旨みも感じるんだけど、この時期でもそれが全体とうまく調和。

いいお酒です。
色んな表情が出るのがいいですね。
27BYも終わりのこの時期に、ムロゲンということで飲みたくなったのが百春と秀鳳なんですよね。
僕の中で、ある意味今年エース格だったお酒の一つ。
これからも楽しみです。
しかし、あ~うまくなってきた。
甘み深いけどキレいいんだよなあ。


2日目。
スイートっすなあ!
ガスがちょっと弱いんだけど、香りも味わいも深い。
苦手なぺらいシロップ系にならないのが良い。
ほろりとほどけるときに、キラリと星の瞬きのようなミネラル感。
うまい!!


3日目。
ワイングラスでやってみようか。
ガスはほとんど感じないレベルに。
一口目は味が飛んでいるかな?と思ったけれどそんなことはないようだ。
結構濃いので、そこでNGな人はいるかもだが、それにしても良い。
舌触りなんかすごく滑らかですよね。
スイートだけど、深みがあって。
柔かくキレイに酸も入りつつ。
きらりと光りながら切れます。
いささか褒めすぎだけど、好きなお酒ですね。
ガツンとわかりやすいの飲みたいときはイチオシかな。

やはりここまでスイートでもくどくないのは辛みあるのかな?
ワイングラスで少しほっておくと、味はマイルドに、少しアルコールが浮いてきます。
そりゃほっといたら当然だけど。
でもそうなって改めて浮き彫りになるのは綺麗さと、綺麗なミネラル感。
この感じはちょっと篠峯なんかも思い出す。
全然違うようで面白いね。
やっぱり少し味はとんでるんだけど、まだスイートでかえってこれくらいがちょうどよい人もいるかも。
フルーツ感も出ますね。


ここで5日目の百春に戻ってみる。
もちろん味も香りも飛び気味ではある。
それでも香る。
イチゴ、それと紅茶のようにも。
それでもはっきりと濃く深い甘み健在。
酸とミネラルがきらり。
まだここまで来ても薄かったり、苦すぎたりしない。
これは良いよ、本当にね。










Tag:百春

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