【692】ほしいずみ 純米 澱がらみ 28BY



今年もね、このお酒はやっとかなきゃいかんでしょう。
ほしいずみです。

地元向けの定番っぽい火入れは軒並みスルーして、流行りっぽいのは一通り網羅しました。
意外とつかみどころのないお酒ですが、このお酒は去年素晴らしかったので今年も期待です。
日本酒ブログ仲間(?)のまるめち氏もいい点つけてるので、間違いないハズです。


1升と4合の違いはあるんですが、去年のものと比べ少しおりが多めですね。
スペックは同じですが、数値は微妙に違いますね。
酸度が去年の1.7から1.5へ、日本酒度が2.4から0.5へ。
この辺の細かい数値はあまり気にしていませんがね。
あえて言えば出荷12月なので、飲むのが遅くなってしまったことが不安なくらいでしょうか。
もう3月だよ。

20170307_011914~01

20170307_011928~01

めんどくさいんで撹拌しまーす。
やっぱ少しおり多くね?
あとガスがありそうな感じ。

どうだ?
ややトロミがあってエキス感があるのと、ガスがそこらの直汲みくらいはあります。
甘みがあんまり無いなあ~。
氷温保存の口開け直後だが、あとからちゃんと出てきてくれるのだろうか?

とろっとミルキーなおりを感じるタッチに、ガス感。
香りはどうだろう、ブドウではないな。
リンゴにグレープフルーツ?

ブライトな酸があって、シードル成分強めですね。
酸はきつい感じではなくて、果実的チャーミングさがあります。
問題は甘みが少なめなこと。
あとはおりのせいもあるのでしょうが、やや硬い生米的なドライな旨みがあって。
純米酒っぽいようなビター感で、ちょっと大人な感じでの引け。
もしかしたら去年よりガスがあるってのもあるのかな。

うううーん。
悪くないけど去年からはずいぶん落ちるな。
香りのニュアンスとか、甘もの少なさとか、おりのちょっと重い感じ。
あちこちのバランスが随分と違っています、
今気づいたんですが、去年は“袋搾り”澱からみでしたが、ことしはただの澱からみになっていますね。


悪くはないですが極めて平凡なお酒になっています。
控えめに言ってかなり落胆しております。

ブドウや白桃が出てきたかな。
やっと甘みが出てきた。
甘酸のバランスは良さが出てきましたよ。
問題はやはりミルキー強めでとろっと、悪く言えばドロッとなってます。
去年はもうちょっとクリアーなイメージだったんだけどね。
そしてガスの後に、苦みが残る。
生米的苦み。

片鱗はあるけどこれじゃ押せないな。
今年はこれっきりにしとくか、純吟生やっとくか。
とりあえずまた明日。



2日目。
まずは上澄みから行ってみましょうか。
あーやっぱり全くダメですね。
どうしてしまったんだ?というくらい甘みが出てないです。
相対的に酸が感じられ、よくある純米無濾過に近い味わいになってますね。
酸の表情としては比較的豊かで、カラフルさもあって、甘みもなくはないので良いんですけどね。
ガスがあって、口どけの良さは感じます。
ただ甘みがなく痩せている分だけ、苦みというか粉っぽさ、若い米の旨みやエキス感などが浮いてきますね。
溶けてないな~って感じがして、この蔵っぽさが全くない。
香りもないよねえ。

これが初めて飲む蔵で、純米直汲みですよ~って言われたら、まあ4合なら飲めます。
しかしベストのほしいずみを知るものとしてはこれは残念ですね。
はっきり甘みが出るけどサラッと質がいい、というのがここ蔵だと思っていたんですけどね。

撹拌します。
おりのぶん、ミルキーさ、ブドウっぽさや甘やかなニュアンスがやっと出てきます。
ここまでくれば飲めないというお酒ではないです。
フラットな目で見れば、おいしいとはならないけど、まあこんなもんかなと許せる感じ。
ただやっぱり甘さは無くて、硬い苦みですね。
あとはおりが多いのかドロッとしてしまいますね、クリーミィともいえますが。

いやー信じられないな。
これまで4種ほどこの蔵の無濾過生を飲んで、うち3種は去年ですが、雲泥の差。
これほど甘さのないお酒はなかったんだが。
設計変更ではないことを祈ります、まだ失敗だったってほうがマシ。
あまりそういうことをするタイプのキャラクターではないんですが、メール送りたくなってきますね(笑)




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Comment

  • やまあつ
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はい。今年はダメでした。
純吟もブーーです。
新酒系はがっかり。

一緒に飲んだ滝自の備前雄町がそれはそれは美味かったこと。
信頼されるには安定ですよね。期待はしてたんですけど。
地元民なんで・・・  申し訳ない!!(笑)




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  • 日誌係
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Re: やまあつさん


ありがとうございます、やまあつさんと答え合わせできて良かったです(笑)


純吟もだめでしたか~。
なんというかある意味清々しいような失敗作、ダメビンテージですね。
ちょっと物足りない、というよりあっちもこっちも全部ダメ、という感じ。

地酒蔵は安定が一番難しいですね、そこが面白くもあるのですが。
この蔵の良さは十分に理解してるつもりなので、大人しく来年に期待します(笑)


しかし瀧自慢の雄町、よさそうですね~。
久しぶりにやってみたくなりました瀧自慢。

  • 日誌係
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Re:


コメントありがとうございます!

これが、売っているそれと全く同じ商品です。
おそらくwebの画像などは去年のものを流用しているのではないでしょうか。
コレももしかしたら肩張りに袋吊りの文字がないだけで、中身はちゃんと去年と同じ袋吊りかもしれません。
そのあたりは問い合わせてみないとわからないですね。

ただし、味は去年とは雲泥の差でした(笑)
わざわざご丁寧にありがとうございました!
今後ともよろしくお願いします!!



  • まるめち
  • URL

どうもです。
リンクありがとうございます、まあブログ仲間ということで言い切ってもらって良いんじゃないかと(笑)

しかし、今年はイマイチですか…、甘味が少なめと言われると個人的に辛いものがありますね。
昨年は掛け値なしに旨い!と思っていて、今年も知多繁さんに発注するタイミングで必ず頼もうと思っていたので、残念の一言です…

しかし、本当に味の安定性(再現性)って難しいですね。
あまり意識されてない気がしますが、実際はワインのヴィンテージみたいにその年のコメの出来がそのまま反映されるんですかねえ。

特に28byはその傾向が強いような…
ただ、そのあたりは各蔵元もわかっている感もあって、2月出荷あたりだと持ち直している印象もあるので、ほしいずみ含め引き続き様子を見たいところです。

  • 日誌係
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Re: まるめちさん


かってにリンク、すいません!
コメントありがとうございます。
まるめちさんは年齢もブログを始めた時期も比較的近く、戦友のように思っております(笑
あの頃にくらべると日本酒もずいぶん流行ってきたなという感じがありますね~。


いやしかしこれは残念でした。
去年はパーフェクトなお酒だったのですが、今年は見る影もないですね。
コメント欄からも同様の意見が入っているので、大人しく今年はあきらめます。


米の出来の影響は必ずあるはずなので、蔵元さんは苦労してるでしょうね~。
近年は温暖化で高温障害が毎年のことなので、出来のいい年なんて無いんじゃないかって感じですけどね。
かといって涼しすぎてもダメみたいですし。
今後ますます良い米の取り合いになっていきそうな気がしています。
気候によっては、良い米の産地の定義も変わってくるかもしれませんね。


今年は硬くて溶けにくいという話をちらほら聞きますが、このお酒なんかはまさにそんな感じでしたよ!
明らかに甘みは出てないし、その分無理にいじって他のバランスもおかしくなってるような。
ただ米の出来が悪い年ほど、造り手の腕は出ますからね。
今年美味しいお酒は本当に美味しいお酒かもしれませんよ!!
美味しいのがあったら教えてください(笑)







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  • 日誌係
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Re:



いやいや、全然ありがたい話です!
酔っぱらった勢いでコメントというのは凄くわかります(笑
むしろこれを機にコメントいただければ嬉しいです!!

このお酒に関しては今年は残念でしたね~。
僕が飲んだ中で今期も安定して良さそうだな、と感じたのは松の司、あとは残草蓬莱ですね。
いささか地味なチョイスですが。
残草蓬莱はすでに1本やっていますが、低アルのQueeenも買いました。


愛知は菊鷹やほしいずみ以外にも二兎、白老、虎変など楽しみなお酒が多くて羨ましいです。
虎変の杜氏はほしいずみの蔵で杜氏を務め名をあげた方のようです。
ちょうど3月中旬にしぼりたてが出るらしいので、舌なめずりして待っているところですよ(笑


菊鷹のおりはかなり本数限定だったようですね~僕もあわてて買いました。
おそらく中川やかどやなど本当に仲のいい酒屋にしか案内していないんだと思います。
杜氏さんがかつて別な蔵で勤めていたころからの繋がりだと思います。
結構面白いお酒なので、ぜひまた感想でもお聞かせください!
あまり急いで飲まずに、むしろ抜栓後時間をかけて飲むのがおすすめです。

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