【707】媛一会 純米吟醸 TYPE UK7 火入れ 27BY


本金に続いてもう1本、27BYの火入れ行きましょうか。
これもちゃんと今年の出荷。
ひろった酒屋さんらしい感じです。

まったく初めての銘柄、媛一会(ひめいちえ)。
愛媛県西条市、武田酒造さん。
主要銘柄は日本心(やまとごころ)だそうで、小さな槽で搾った特別な商品が媛一会だそうです。

スペックは松山三井60で7号酵母。
UK7の7は7号酵母のこと、UKは仕込み水として使っている「うちぬき」のことらしいです。
西条市内には、広範囲に地下水の自噴井があり、これが「うちぬき」と呼ばれています。
名水百選にも選ばれているそうで。

大人しそうなラベルして、日本酒度‐4.酸度2.3となかなか尖ったスペックをしています。
山廃純吟の無ろ過生27BYもあるのか~そっちのが面白かったかな。



20170409_002245~01

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火入れで加水もあるのに、がっつり濃い色。
いただきます。

不思議な感じ。
けっこう枯れたニュアンスがあるのですが香りはいい。
柑橘やパイナップルのような香りもまだ生きている。
香りに甘さがある感じでここは好き。

味わいはあんまり無いなあ。
飛んじゃったのか、はじめからこうなのか。
クリアーで酸味はばしっとあります。
甘みは極わずかで、もとは果実フレーバーな水だったかもしれません。
酸は7号っぽいかなあ。
ここにガツッと甘み出したら面白そうだけどどうなんだろう。

そこに枯れた風味が入るわけですが、旨みもがっつり来る感じではないんですよね。
全体に柔らかくて飲みやすさはありますけどね。
本当にすこーしずつ甘み旨みが出てくる。

この1本は何とも言えないお酒。
ただの火入れ熟成酒で、その辺で売っているお土産地酒とあまり変わらない。
でもおもしろそうな雰囲気はあるんだよなあ。
柔かさとか香りとか。
熟成香もまるっきりダメな人はNGだろうけど、結構好きな香り方。
28BYの無濾過生がでたらちょっと試してみたい。



3日目。
まずは常温で行きます。
ほお。
いい熟成酒ですね。
思った通り冷やより良いです。
滑らかでふっくら、そして優しい。
自然な甘みに、高めの酸がビビッドに入って。
熟成感も程よく、常温ならかなりイケますね。

さらにお燗。
ちょっと熱めにつけ過ぎたかな。
酸がたつようなところがありますね、香りで。
味わうとあーやっぱりまだ育ってないなあ。
根がきれいだからね。
甘みは膨らむけど、ボディ感、旨みの土台がない。

常温ならかなりイケる熟成酒に仕上がっています。
ほどける柔かさ、自然な甘みと、そこに個性を与える酸。






Theme: 日本酒
Genre: グルメ
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Comment

  • まるめち
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どうもです。
ちょっと遅れましたが、恒例(?)の銘柄被りのご報告を…、今まさに山廃純吟の無ろ過生27BYをいただいておるところです。
実は豊久仁と同時購入だったのですが、まさかその日3本買ったうちの2銘柄が被るとは…、恐ろしさすら感じますね(笑)
(ちなみに残り一本は笹の誉。長野酒なのでニアミスって感じでしょうか)

山廃も結構甘味は控えめだった印象です。
ちょっと急いでいたので試飲もしておらず、飲んでから酸度に気付いたので、最初は酸っぱさにうおっとしました。
ただ、開栓後落ち着いてくると結構クセになる味わいで、何より熱燗が甘味も出て良かったです。
私も結構一筋縄ではいかない銘柄という印象を受けました。

  • 日誌係
  • URL
Re: まるめちさん



あーまるめちさんに山廃をやっていただけると手間が省けますね(笑)
今回は飲むタイミングまでばっちり!w
情報提供感謝です。


そっちも甘さ控えめでしたか~。
もうちょっとガツッと甘みを出してくれた方が面白そうな感じがするんですけどね。
となるとおっしゃる通りお燗でしょうね。
まだ残しているので試してみます!




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