【711】風の森 純米しぼり華 愛山 28BY


ワインは知らないことを学ぶ楽しみがあって、少し続けていこうと思いますが。
日本酒もちゃんとやりますよ。

風の森の愛山です。
去年からの新商品だったと記憶しております。
去年はうっかりやりそびれてしまいました。
寝かせようかなとも思ったのですが、なんとなく気分だったのであけてみます。

愛山80ですね。
当然無濾過生で、酵母は協会7号系です。



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まあイマドキ風の森を飲んだことがないなんて日本酒フリークもいないと思うので。
気になるのはガスの加減、甘みのボリュームと細かいとこのバランスかな。
最近はバリエーションつけてるからねこの蔵も。

ガスは風の森としては普通。
激しくはないが、しゃわしゅわとしっかりある。

甘みはちょい控えめかなあ。
ちょい旨口に感じられますね。

いや~しかし日本酒らしい香りが懐かしい(笑)。
香るなあ、ボリュームが大きいとか、あざといくらいに華やかなのではなくて。
洋ナシやバニラの香りが表現力豊かに。
中盤から後半でマスカット。
買った店の店主は白ブドウ!って言ってたけどあまりそうは感じないけど。
でも酸が膨らんでくるところでそういうのもあるかな。
でも良い香り方しますね~これは丁寧に低温で長期発酵してきたのと。
搾りや詰めの工程での工夫。
じゃないかなと思います。
香りはでも本当に良いです。
磨き80とは到底思えない香りのフィネス。


あんまり甘くないと差に所は感じたが、やっぱりちゃんと甘い。
酸もバシッとビビッドにキメて来る感じではないが、程よい柔かさで果物のみずみずしさを想起させる。
ちょとチェリーっぽいのかな。
このあたりは最近愛山の個性かなと感じます。
いや、でも結構バニラ系が強くて、結構華やかだけどエレガントな雰囲気です。
わりと派手。


そこをシャープなミネラル感と、ほろ苦い旨みでややタイトにまとめます。
ちょうどいい、中庸のバランスかなと思いますけどね。
もっとぽっちゃりした雄町がいい人もいるし。
さいきんはもっとシャープな商品も出しているけど。
真ん中くらいで飲みやすい。
でも愛山らしいぽちゃっと感とか酸の感じがだんだん出てくるなあ。
そこをほろ苦と酸で締めてる感じはある。


磨き80って考えたら超クリアーなんだけど。
程よいクリーミィさが出ていて。
素直に美味しいなと思います。
バニラの残り香なんかは最高ですね。

まあみんな好きな奴。
少しこなれてくると、実は意外と熟れ熟れでポチャッとしてるなあ。
意外と少量だけで満足できるタイプ。

いやマジでだんだん濃くなってきたな。
チェリーな甘酸に、ねっとりオイリーで少しナッティな感じも少しする。
この辺になってくると、ちょっとガス足りてねえなって感じもしてくる。
酸で引っ張ってくれるんだけど、もっとバシッと若いブルゴーニュ位あってもいいなと。
それくらい日本酒は甘いねやっぱり。
いやそれが好きなんだけどさ。
ワインの後だと砂糖添加してんじゃねーの?ってレベルでちょっと面食らうよね。
まだミネラル感のある風の森でよかったよ。


パンチという意味では七田の愛山なんかに通じるところもある。
ちょっと飲み比べしたくなってきますね。




2日目。
あーーー。
この香り方はすばらしいですね。
すばらしい。
今日の入りは完全マスカット。
バニラ感もあってね。
これは最高です。
ほんとに香り方がよいんだよね~。
朝霧、あるいは山の霧とか、そんなイメージがするの。
味わうタイミングによって、また少し違う青さがふっと抜けたりとか。
本当にここの表現力解像度は全く他と違います。
発酵中のタンクからリアルタイム直飲みという感じ。
ただよう空気まで瓶中に閉じ込められているような。

味わいもいい。
超クリアーですが、磨き8割のいい太さ。
酸も旨みもちゃんとある。
オイリーさすらある中で、フィニッシュではきちんとシャープ&ドライで。
でもきちっとフルーツな余韻。
パチパチとした舌への刺激感がもまた官能に訴える余韻として。

風の森はさ、もうさんざ飲んでいるし、どんなお酒か百も承知だよというところですが。
それを踏まえても、この愛山。
超いいです。
価格は全く違いますが、感覚的にフラッグシップのALPHA TYPE4を超えますね。
わりと僕高級酒の世界観を礼賛するほうなので。
この評価は破格です。

うまい。
飲むべき10本20本というような電子書籍を書こうという構想がずっとあるのですが。
やっぱりこの風の森はメインストリームの1本として入れざるを得ないですよね。

世界で戦える力、あります。
ウイスキーと比べても、ワインと比べても。
これが1400円で飲めるのは奇跡ですね。


5日目に90ミリだけ。
流石にガスはとんだ。
でも崩れないよね。
甘みがしっかりありますね、
少し作為的にもとれるマスカットや、少し赤いようなイメージも。
程よい旨み、少しこもったような土のような香り。
ガスがあるのがベストですが、まだまだ飲めます。
いいっすよ。










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Genre: グルメ
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