日本酒感想日誌

今日のんだ日本酒の感想・テイスティングリポート・評価。

日本酒感想日誌は、家で実際に飲んだ日本酒の味わいを、リアルタイムで飲みながら更新するブログです。

ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・フォラティエール2006 ヴァンサン・ジラルダン

 08, 2017 16:09

仕事も忙しくいささかお疲れ気味で、さっさとバカンスにでも行きたいんだけどそれも仕事かたずけて収入がないといけないしね。
昨日も大阪なんぞ行ってきたのですが、もはやホテルとって飲みにいくのもだるくて滞在2時間で日帰りしてきました。
それも朝1時間半も寝坊してとにかくバタバタという、そんな最近の調子です。
番外編だしたまには世間話もね。


久々?ワイン編です。
まあそんなに飛ばしてやる気もなくて、あくまで日本酒がベースなので、月イチくらいでね。
とりあえず赤の基本は飲んだので、予告通り白に行きます。
王道からやっていくとなるとやっぱりモンラッシェとかムルソーなのかなと思いました。
しかしいざワインなんて買おうと思っても本当に右も左もわからないということを痛感しますね。
モンラッシェのグラン・クリュでもいこかーなんて見てみたら目が飛び出るほど高いしさ。
ちょうど渡りに船で、某所でアドヴァイスいただいて買ったのがこれです。


ブルゴーニュはコート・ド・ボーヌ、白の銘醸地として名高いピュリニー・モンラッシェ。
その中心部にあたる、レ・フォラティエールという1級畑のブドウで、ジラルダンおじさんが造ったワイン、ということのようです。

僕の浅はか~な知識によると、白ワインの代表品種というとシャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、リースリングで。
シャルドネってなるとやっぱりモンラッシェ、ムルソー、あるいはシャブリということになっています。
ちなみにこの次はソーヴィニヨンブランで、ボルドーあたりのワインをと思っています。

最低限そのくらいがわかるようになった程度で、詳しいことは全く知りません。
2006はたぶん大したヴィンテージではないと思われますが、新しい物より古いものが飲みたかったので選びました。
赤ワイン以上に白ワインって飲んだことないんだよねえ。
どんなもんなんでしょう。
続きは夜。



20170608_154121~01



レモンイエローというかゴールドに近く、結構色ついてるなあという印象。

香りますねえ。
辛口的なミネラルも感じますが。
酸味の強い蜜柑に白い花、少しグァバとかライチのようなトロピカルな要素も。
貴腐で感じた独特の香り(あえていえば蜂蜜か?)があるので、あれは貴腐香じゃなくて白ワインの香りだったのか。
少し樽香と、オークからくるようなバニラ。
かなりアロマティックなような気がします。


いただきま。
めっちゃ酸っぱーーーーい!
なんじゃこりゃ冷やしすぎ?

とても10年寝かせていたとは思えない強烈な酸味。
かなりタイトで鋭く、ピンと張り詰めた酸に、ミネラルの輝きと、エネルギー感。


シトラス系とあとはピーチのニュアンスが絶妙で、ミネラル感なのか塩味がありますね。
潮気とかじゃなくて塩、はっきり。
あとは酸味があるんで陰に隠れますが結構粘性があり、ともすればオイリーかも。
それでも酸が爽やかに流れ、アロマの余韻を長く残します。
舌に残るのはナイフをなめたようなミネラル感かな。


しかしすごい酸味の凝縮感だ。
少し温度と、開き具合と、あってきたかなと思ってもなおグッと酸。
ただ嫌な感じは残らず爽やかで、伸びと余韻が心地よい。
しかし俺にはいささか酸っぱすぎるなあ。
これが好きって人はそりゃ日本酒飲めないと思うよ。
これのベースに考えたら日本酒は甘みも旨みもベッタリ感じてしょうがないと思う。
僅かに旨みも感じますが、それよりもこれは辛口というのがしっくりきますね。


いやあ、はっきり言って全く良し悪しがわからない。
リューセックで感じたようなニュアンスというかアロマは感じるので、白ってのはこういう香りが出るんだなと。
あとはもう基本的にはすっぱい物なんでしょうね。
もはや味がどうこうじゃなくて、酸をベースに僅かに漂うニュアンスの違いを楽しむもんなんじゃないのこれ?w
常温くらいだとだいぶバランスが取れてゴクゴクのめますし美味しいですが。

悪くはないですが、たまーに1杯2杯のめればいいや、って感じ。
赤はまだわかりますが、白はちょっと前途多難な気がしてきました(笑)

うーん食べ物は何だろう。
バターをきかせたものとかかなあ。
サーモンでも買ってきて焼けばよかったか。
夏野菜のグリルと石台のカルパッチョだったのですが、バターが足りない。
あんがい醤油にワサビのほうが合うんじゃないか?という。
寿司に白ワインは楽しいのかもしれない。
挙句のはてにはなんか納豆ご飯とか食べたくなってきちゃってなんだかなあ……。



1日あいて3日目ですかね。
冷やしすぎなければ、全然普通に楽しめます。
ただ片鱗はうかがえますが、まだまだ若いということなんでしょうねえ。
蜂蜜的なニュアンスはかなりはっきり感じ取れます。
ただ味わいは酸ベースにかろうじて甘みがわずかに、あとはミネラル感とそれに伴う複雑性。
ポテンシャル全開にはやはりまだまだというとこでしょう。

ただ流石に安ワインでウッっときて飲めない、あの感じはないですね。
あとはある程度こってりしたものとの相性とは気持ちが良いですし。
1本ずっとこれを飲むというのはあれですが、1杯2杯飲む分にもきわめて気持ち良いです。
鋭く研ぎ澄まされた酸と、ミネラル的な旨み感、蜂蜜のふくよかな香りはクセになりそうな気もあるんですよね。
やっぱり飲んだ経験が圧倒的に足りてないなあ。










COMMENT 7

Fri
2017.06.09
12:07

サンジュリアン #-

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チョイと早飲み?

毎度です。

ヴァンサン ジダルダンはネゴシアンですが、確か葡萄を購入して自分で醗酵して居た様な気がします。
2006年のブル白は当たり年ですよ。

ブル白はちゃんと熟成すると、モカフレイバーになるか、蜂蜜に成るか別れます。
若い時に石灰を感じる場合はモカ、酸が強く花の香りだと蜂蜜ぽくなるようです。

私は2002年のジダルダンのカイユレ(モンラッシェの隣の畑 一級)を持ってますが、まだ飲み頃じゃないと思って保管しています。
フォラティエールはカイユレと同じ石灰岩の斜面の畑ですが標高が高いので酸が強めで細身に感じると思います。

はんなりした果実味のシャルドネワインならシャブリの特級(一級の方がシャブリぽく酸が強い)、フルーティで果物ぽいのならシャサーニュモンラッシェの1級(モルジェなど)、リッチで肉厚でバニラぽいならムルソーのシャルム(1級) ピュリニーは白い花の香りと細身で酸が特徴です。

ムルソーとシャサーニュのハイブリッドみたいなワインなら、ナパバレーの銘醸
ニュートンのアンフィルター シャルドネ これが直ぐ飲めて、熟成もするのでオススメです。
http://item.rakuten.co.jp/wineuki/1600002000962/
ここのシャルドネの赤ラベル(安い)はシャブリの特級に近い味です。

いずれにせよ、2006年のフォラティエールは飲むのにはチョイと早い気がします。熟成すれば蜂蜜を感じる筈です。

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Fri
2017.06.09
12:14

サンジュリアン #-

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No title

追伸

SBのワインはローヌでなくてロワール地方です。
サンセール、プイィ フュメです。ロワール川の上流が産地
下流のムスカデはSBでないので要注意

Edit | Reply | 
Fri
2017.06.09
21:22

めい #-

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初めまして。

毎日拝見しています。

フランスの白で面白くて日本酒との繋がりを楽しめるとしたらアルザスを試してみられてはどうでしょうか。熟成酒好きの日誌係さんならきっと楽しめると思います。

マルセルダイスがスター生産者です。他にも面白いワインを醸す生産者が居ます。

高コスパだと思いますよ。

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Sat
2017.06.10
23:41

日誌係 #-

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Re: サンジュリアンさん



これはお恥ずかしい!
修正しときます。
いつもありがとうございます。

カイユレも気になっていたんですよね。
しかし2006でもやっぱり若いですか。
これを進めた人間はまあ飲めるっしょみたいなこと言ってたんですよね(笑)
なかなか飲み頃のヴィンテージが売ってないんですよねえ。

酸はばっちり足りてます、バシバシ来ます。
花っぽさからの、蜂蜜も雰囲気としては感じることができます。


やはりシャブリやムルソーなど一通りは飲んでみないとだめですね。
カリフォルニアのナパも赤白ともに飲んでみたいんですけどね~まあ順番にというところでしょうか。
やはりワインの世界は広く、僕の手にはいささか余ります(笑)

また色々ご教授ください!!


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Sat
2017.06.10
23:45

日誌係 #-

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Re: めいさん



あれ、めいさん初めてですか?
モウカンさんとこで見ているのであまり初めてなきがしません(笑)
毎日ご覧いただいてるということ、とっても嬉しいです!


さすが酒飲みの方はワインも詳しいですね~。
ご教授頂いてありがとうございます。
ワイン素人の僕にとってはアルザスは全くノーマークでした。
近いうちに必ず試します!

ぜひ今後ともよろしくお願いしまーす。




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Sun
2017.06.11
00:41

サンジュリアン #-

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日誌さんの好み

毎度です。

ワインへのコメント拝見すると、ミネラリーで細身で辛口なタイプより、果実味が有って解れた酸味と甘みとボディがあるのがお好きな様ですね。
私も本来甘党なので若い時は上記のタイプのワインが好きでした。

その意味では、ロワール系は細身ですので?ですね。
SBのワインならボルドーのグラーブの方が多分好みに合いそうです。
アルザスもダイスやウンブリヒト、ヴァインバッハ、ヒューゲルなどのGCの物は良いですよ。特に遅摘みや貴腐などはお好きなタイプでしょう。
ただし、日本での流通が少ないのでネットで小まめに探す必要があります。全般的にオススメしないのはイタリアの軽め(ソアーヴなど)の白、イタリアならウリフリの高級なのは良いです(大体シャルドネ)
貴腐の香りと濃厚で辛口タイプならイケムが作ってるイグレック、安くはないですが甘くないフルボディの貴腐ワイン といった趣です。
同じボルドーの白で¥5000前後で買えるグラーブ(AOCはぺサック レゴニャン)のシャトー カルボーニュ ブラン、同じくルビエール、ちょい高いが今、絶好調のスミス オー ラフィット が辛口フルボディなSBベースの白です。
もう少し甘いのが欲しいなら、ドイツのラインガウ のリースリングのアウスレーゼ以上 ドイツ国立醸造所 (シュタインが有名)のモノは入手容易です。ただし、甘いけどアルコール度数は低いのが多いです。

新世界の白ワインなら、ナパ/ソノマのカルフォルニア ニュートンもココ
入手が割と容易で私が好きなシャルドネワインならタルボット(ローガン、スリピーフォロー が有名) あとはシャトー モンテリーナや モンダビのリザーブ、ベリンジャー のプライベートリザーブなどがムルソータイプでフルです。
西オーストラリアのルーインのシャルドネのアートラベルも端正でいいですし、NZのマーチンボロの上級品(リザーブ)も最近人気あります。

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Mon
2017.06.12
15:11

日誌係 #-

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Re: サンジュリアンさん


いやー湧き出る泉のように出てきますね!
いざおススメの日本酒は?といわれても困ってしまうことが多いので、尊敬します。


僕の好みは完全におっしゃる通りだと思います。
なるほど、ボルドーの白ですね。
正直言って新世界どころかイタリアやドイツですら手が回らないといった感じですが……。

少しずつ飲んでいきたいと思います。
いつもご教授いただいて感謝です!

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