日本酒感想日誌

今日のんだ日本酒の感想・テイスティングリポート・評価。

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東一 純米吟醸 甲州ワイン樽貯蔵 2016

 17, 2017 03:56

本編に全く関係ありませんが、スマホをかえたので画像のアス比が変わりました。


東一の変わり種、甲州ワイン樽貯蔵です。
お前さいきんそんなんばっかだな!という声は甘んじて受け入れます。
ワインはまあ勉強っていうだけで、そこまでハマってるわけでもないんですが、日本酒のこっち系は結構ハマっています。

今回は東一の、ウイスキーなんかでいうところのワインカスクフィニッシュということになるのでしょうか。
勝沼醸造の甲州樽発酵で使用したフレンチオーク(セガンモロー社、産地アリエール、焼き具合ミディアムライトトースト)。
ただのオーク樽貯蔵ではなくて、ワインですでに使ったものを使用というのは珍しいです。
また赤ワインではなくて白ワインというのも。
ベースのお酒は山田錦49ですが、これは東一のレギュラー商品と同じなのか、特別に醸造しているのかは気になります。


ボトル、パッケージングがいいですね、ワインそのままでもないあたり。
あとラベルの上にEAST No.1って書いてあるのはくすっときました。
確かにそのままだけどさw



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ああ、いい感じですね。
そこまでフィニッシュが強いわけでもなく、オーク由来かふんわりとかすかにバニラ香。
あとはこれまたわずかに酸味がかった白ワインっぽい香りが吟醸香らしきものをメイクアップしています。


あーこれ結構好きかも。
面白いね。
木戸泉のアフルージュとか、あるいは新政陽乃鳥のオークみたいく、ベースがそもそも酸味をきかせたタイプではありません。
なので、そこまで変わり種、ワインっぽいって感じがしない商品です。

基本はたぶんレギュラー商品と同じでしょう。
僅かに南国テイストの吟醸香。
そこに薄化粧が入って何とも言えない含み香です。
僅かにブドウの果肉のイメージ、あとはバニラや蜂蜜あたりを極々わずかなニュアンスとして。
スミレとか、あるいは白い花の繊細ながら官能的なニュアンス。
あとはレモンの砂糖漬け、こちらもわずかにニュアンスとして。


火入れの純米吟醸なので甘みはそこで強くなく均整のとれたボディですが、それを絶妙に樽のニュアンスがブーストします。
甘くはないんだけど、表現力、解像度は高め。

こちらは東一のものですが、みずみずしさを感じさせる程よい酸味。
すこーしここでもやっぱり+があるのかなあ。
きりっとエレガントなフィニッシュへの流れの中で、僅かな辛み渋みでフィニッシュ。
これはワイン樽どうこうより元のお酒な気もしますけどね(笑)
でもやっぱり微妙にウッディさ、収斂性があるのでここのところは好みが分かれるかもしれません。


結構いいですよコレ。
良いお値段しますが、飲食なんかは提案のし甲斐があるでしょうね。
上でも行ったんですが、貴醸酒とか甘酸っぱいのを樽でフレーバードしたものと飲み比べると面白いと思います。
これは日本酒寄りというか、普通の純吟にソフトにフィニッシュをかけたという感じで。
樽香が強くない分だけ、純吟の吟醸香とのコラボが面白いんですよね。
また独特のコク感や、きりっとした瑞々しいタッチを引き立てます。
エレガントで上品な甘やかさも出てきますねえ。
王道を行きつつもセンスあふれる仕上がりはさすが東一さんですねえ。


これはちょっとテンション上がりました。
だんだん良くなってきます、イイですよ。
最近くすぶっていましたが、久しぶりのヒットかもしれません。
正統派日本酒の樽貯蔵でいうと、やっぱり花垣のオーク樽はやんないといけないかなあ。




2日目。
昨日も思いましたが、あまり冷やしすぎない方が微妙なニュアンスが感じ取れて楽しいですね。
独特のニュアンスがちょっと熟成酒っぽい感じもあるのでそこが嫌な人は嫌かな?
でも独特のニュアンスが引き立てる密やかな甘みが素晴らしい。
きりっとした瑞々しい酸味にすこしミネラル感。
やはりわずかに苦み辛みで切らすフィニッシュですが、全体を通して見た時にあって悪くはないかなとい感じ。

Tag:東一

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