【755】上喜元 純米吟醸 Napa Valley ワイン樽貯蔵


帰ってきました。
このブログももう無茶苦茶で更新してないのもあるし、そのうち時間があるときにでも整理したいところですが。
8月もいろいろと忙しくいつになることやらという感じです。
5年も6年もやっているとこういちうこともあると思って許してください。

少し前に東一の甲州ワイン樽貯蔵をやりましたが。
それと同じような商品で、上喜元のワイン樽商品です。
上喜元は愛山の純大がいまいちだったのでそのリベンジということと、最近の僕の中でのカスクフィニシュもの日本酒ブームをうけてのセレクトとなっております。
瓶も東一のものと同じものなので、そちらのつながりがあっての商品なんでしょう。
もしかしたらはせがわあたりが暗躍してるのかもしれません。

スペックの方みてみますと、山田錦50の純吟です。
ヴィンテージが2011なのでかなり古めの古酒になっています。
東一の方は甲州の白ワイン樽だったとおもいますが、こちらはアメリカカリフォルニアのナパヴァレーの白ワイン樽だそうです。
残念ながら品種までは分かりません。
ワイン樽での熟成期間は正確かどうかは知りませんが、8か月という情報がありました。




20170731_003354~0120170731_003411~01


まあとりあえず飲んでみましょうね。

まだ口開けでキンキンに冷やしてあるので何とも言えませんがそれほど香りません。
極わずかに酸が感じ割れるかなというくらいで、古酒感もないけど、特別ワイン感もなく。
あえて言えば普通に香り控えめの日本酒でしょうか。

2011ってのは2011年の米を使ってるってこと?
だとすると23BYか。

飲みやすいです。
冷やして飲む分には熟成感はほぼ感じず、フィニッシュからアフターのところで少し枯れたようなエキス感を感じるくらい。

入りはキリッと爽やかで瑞々しいミネラルウォーター、でしょうか。
酸味、あるんですが、バシッと決まってる感じではなくて明るいニュアンスがあるなってくらい。
酸度2.2には感じませんね。
また全般に味わいの栓が細いタイプですが、仄かに日本酒っぽい味わいがあるというか。
それが冷水を甘く感じる様な程度の、甘み味わいとして出ています。

嫌いではないですね。
ブラインドで飲んでも、古酒とも思わないし、あまりワイン樽貯蔵とも思わないでしょう。
強くは主張しませんがピンと張った酸は僅かに見え隠れしますね。
ミネラル感も少し添加されてると思います。
樽由来か仄かな甘味のある柑橘様の吟醸香と混ざるように、バニラっぽいニュアンス。
最後まできりっとみずみずしさを感じる様な流れですね。
僅かにほろ苦さ、そして味わいの奥行きを感じさせる旨み。

うーん面白いね。
とても2011とは思えない。
かなーり酸っぱく薄く造ったのを、恐ろしくきれいに熟成させてちょっとだけ白ワイン感をのせてる感じ?
まあ手間やコストに見合うかどうかは微妙だけど、やっぱりこのジャンルは面白いなあと思います。
ただここまで綺麗に熟成させることのできる蔵はそう多くないと思うけど。
まあ愛山の純大よりは断然こっちですね。
あれも出来が良ければまた別なんだろうけど。

強いインパクトがあるお酒ではないのでビギナーにはおすすめしませんが、酒好きには興味深いお酒です。
背極めて繊細な純米吟醸酒に、薄いワインのベールを纏ったような。
いやあ美味しいね。
ちょっと鳥肌が立つ瞬間、あります。
まずやはりとても2011ではない。
明るく爽やか、瑞々しいクリアーさ。
きりっと程よく粒の立った、わずかなミネラル感。
そこにふんわりと、朝靄のような繊細で美しい甘みと香りといったところでしょうか。
例えばシンプルにトマトをそのまま齧ってみたあとにふくむと、より香りが繊細に深く甘く感じられたりね。
そんなお酒で、かなり楽しめます。
徐々に徐々に甘みが出てくるんですが、それがまたきりっとクリアーな中に妖艶でいいんだよね~。
A+といったところ。

できるなら2タイプ造ってみても面白いと思うんだけどね。
この手の繊細系と、がっつりインパクトあるのを赤ワイン貯蔵みたいなのと。








Theme: 日本酒
Genre: グルメ
Tags: 

Comment

Leave a Reply










Trackback