BAR CALVADOR


君はカルヴァドスを知っているか?


京都で必ず行きたかったバーがございましてそれがこのカルバードールさんであります。
全国でも珍しい、カルヴァドスに特化したバーです(ちゃんと他のお酒類もあります)。


ブランデーといえばメジャーなのはブドウを原料としたコニャックやアルマニャック、あるいがグラッパですが。
カルヴァドスはブランデーの一種で、リンゴを原料としたもののうち、フランスのノルマンディー地方で造られるものをいいます。
さいきん僕が密かに押しているシードルを蒸留したものともいうことができます。

最近ウイスキーもけっこう飲んでいるのですが、ブランデーのほうが好きなんじゃないかと思うこともあって。
また昨今高騰著しいウイスキーに対してブランデーのほうはまだとんでもない長熟のものが比較的安価に飲めたりするのです。
とはいっても僕もブランデーも全然飲んだことがないのですが。
その中のいちジャンルとしてカルヴァドスは一度良い物を飲んでみたいなあと思っていたわけです。

オーナーバーテンダー高山寛之氏はカルヴァドスの第一人者といってよい方です。
フランス政府機関認定のカルヴァドスアンバサダーに、アジア人として唯一認定されています。
カルヴァドスに惚れたはいいが、日本に碌に商品が入ってこないのでしょうがなく自分で渡仏して商品を輸入しているという難儀なお方であります(笑)
お店には300種以上のカルヴァドスがラインナップされ、ここでしか飲めないものもたくさんあるという素晴らしいお店なのです。








最初の1杯にカルヴァドスのハイボールのようなものを頂き、いざ本丸へ。


左からハーフショットで飲んでいきました。
先日信濃屋さんとコラボで出してたオリジナルボトルのシャトー・ド・ブルイユ24年。
ちなみにコラボボトルは今後ももう3樽先まで決まってるとか。
いいのがあったら買っちゃいそうだなあ……。

しかし独特の香りがします。
もちろんリンゴっぽさもあるのですが、香木や紅茶を感じるような高貴さ。
あるいは先般訪れた山崎蒸留所の貯蔵庫で感じたような、いい意味で少しかび臭いようなくらくらする芳醇さ。
あるいはこの辺がブランデーでよく言われるランシオ香に近いものなのでしょうか?


続いてトゥータンの35年。
これは日本に入ってきていないものとおっしゃってましたが、明らかに香りが強くワンランク上だなと感じました。

その次がピエール・ユエットの40年くらいのもの。
そして一番右がアドリアンカミュの50年~60年(!)というのものだった気がします。
最後のアドリアンカミュは明らかに熟成のステージが違う、素晴らしい味わいでした。



あれがどう、これがどうとか言うような知識はありませんが。
カルヴァドスは非常に気に入りました。
めちゃめちゃ美味いです。
ウイスキーとはまた違ったような香味、熟成感というか、うっとり陶酔するようなものがあります。



いやあしかしこれもまた通いたくなるようなお店でした。
凄く混んでいて、またお店もわかりくく入りにくい感じなんですが。
入ってみれば気さくに出迎えてくれるお店です。
そしてなによりカルヴァドスのラインナップがね。
1杯3万円の100年物なんてのもありましたが、基本的にはリーズナブルなお店です。
これだけ飲んで1万少しでした。
京都に行かれた方はぜひ。
カルヴァドスにはまるかもしれませんよ。



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