【758】澤屋まつもと 純米大吟醸 Ultra 28BY


そういえばブログのテンプレートをかえてみましたがどうでしょうか。
問題なさそうであればコレで行ってみようと思います。
たぶん3代目ですね。
2.5代めがあったけどすぐに戻したこともあったので、今回もそうなるかもしれません。
すこしわかりにくいですが、トップの画像が5分割されており、そのピースをクリックすると直近の記事が参照されます。


というわけで澤屋まつもとです。
守破離もいいんですが、熟成シリーズにすっかりやられてしまった澤屋まつもとですが。
この、“うるとら純米大吟醸”も看板的な商品の一つになろうかと思います。
改めて熟成酒ではない澤屋まつもとを飲んで、どう感じるかやってみたかったのです。
山田錦40の純米大吟醸です。

ちなみに少し前に雫ver.が、通常版の2倍以上の価格で出てました。
そっち行っておけばよかったかな。




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おや、澤屋まつもととしてはチャーミングに、わかりやすい方向ですね。
立ち香は香るお酒ではないのですが、含み香はこの銘柄としては甘やかに香ります。
軽くバナナやメロンなど、ナチュラルにフルーツの香り、ちょっと熟れ。

また味わいの方も、あくまでも穏やかですが、他の商品に比べれば甘みが感じやすいと思います。
これまたナチュラルで、果物のペクチンを思わせる様な、軽くとろみのある様な優しい甘み。
もちろんこの蔵ならではといってもいい火入れにもかかわらず溶存するガスはいつも通り。
それほど強くなくパチパチ程度ですがね。

そのあとにクリーミィな旨み。
やはりこちらもやや脂の乗りが良く甘みもあるだけに、守破離なんかに比べると中トロといった風情。



あーなるほどなるほど。
これは現地に行ってきたならでは。
このお酒を飲むとはっきりわかりますが、これは確かに伏見の酒ですわ。
ややファットなこの商品だからこそ、たとえば蒼空であり、あるいは伏見の水を飲んで感じたニュアンスそのままです。
すこし粉っぽいようなクリーミィさのあるテクスチャに、はんなり円やかに味わいをのせてくるというのがそのイメージです。
またややバナナが強く、まったりと濃いめに出がち、あるいは意図的に出す。
決してミネラルが強いお酒ではないんですね。
それをこれはおそらく努力してだと思いますが、ガス感を残すことで、精緻に仕上げ立体感を出し。
またその中で研ぎ澄ましそぎ落とし、そのうえで絶妙な旨みにビシッと焦点を当てている感じ、スポットライト感。
これは狙いに狙い、計算しつくして、この味わいを目指しているんだなあと強く感じます。
やっぱりこのセンスは僕は高く評価したいですね。
いや本当にめちゃ伏見だし、めちゃ蒼空なんですよ。
それをこう仕上げる発想はでてこなしし、実際他にこういう酒はない。
これはやっぱ凄いっす。


なるほどね~。
お酒の方に戻りますが、守破離をひとまわりわかりやすくした感じですね。
良くも悪くもですが。
僕は守破離のほうが好きです。
逆転現象というか。
守破離シリーズのほうが純大っぽくて、こっちのが純吟っぽいというか。
澤屋まつもとを飲んだことない人というより、日本酒ビギナーはこっちからかな。
逆に正しい澤屋まつもとを飲みたいならおっちはスルーで良いかと。
ちょっと澤屋まつもとにしては熟れ過ぎ甘すぎ。
熟成ver.はまた少し違うんだけどね~。
ストックしてる山田穂あけたくなってくるな。


ただしこの旨みの感じさせ方には脳みそが痺れます。
けっして華美ではなくむしろ枯山水なのに、陶酔するというか。
ガスのキメ細かな口どけから、クリーミィな旨み感にシームレスにつながっていく感じ。
それでいてべタッとせずに、よい立体感粒立ちがあり。
酸の出方なんかはギラギラミネラルとか、クリアーではなく、やや曇ったいかにも伏見なんですが。
それが円やかに出汁のようでもあり。
それが僕は普通ならややくどいんですが、このお酒はバランスとってます。
しゅっと極わずかに〆るほろ苦さがまた絶妙。
これはちょっと熟れ気味だけどね~。

褒めすぎ?
でもこの蔵は好きですよ。
今年ももう2本3本やりそうな勢いですね。


2日目。
ううん?
あれえ、なんか而今っぽいですね。
うん、そうだね、而今ぽいです。
守破離より甘く香りもある分そうなるんだね~。
この銘柄としてはかなり甘めではないでしょうか。
軽いガスと、そこからくる口どけの良さ。
昨日よりわかりやすくまとまってるかも。
やっぱ旨いっすね~。


3日目。
90ミリほどだけ残しておきました。
やはり而今っぽいなあ。
含み香の出方、甘み酸味のバランス、からの口どけなんかそっくり。
ミネラルなのかガスをミネラルを感じるのか不明ですが、そういう雰囲気。
温度が上がり、ガスが抜けるとふにゃっとしてきちゃいますね。
逆に初日は少し硬かったのかまだ守破離に近い感じだったので、好意的にとらえれば3日間グラデーションを楽しめます。
どれがいいかはお好みですが、而今が好きなら2日目3日目を飲んでみてください。

ただ3000円でこれは、アリなのかなあと思います。
5000円だとまた違ってくるけどね。
2500から3500くらいの層て中途半端なのが多いから。
この蔵の信頼度が上がりました。








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