ePower イチローズモルト秩父 IPAカスクフィニッシュ


イチローズモルト、秩父蒸留所についてはもはや僕が語るまでもないですが。
個性はあるものの、まだ最長でも6、7年といったところの熟成で若く。
またその割に割高なので、それならスコッチ飲むよ、リーフとかありがたがって飲んでるのはアホ、という認識なのですが。
このIPAカスクフィニッシュだけは別です。
というのは先にグレンフィディックのIPAカスクをやりましたが、それくらいしか見当たらないくらい珍しいこと。
そしてかなり美味しく、将来性可能性を感じさせるからです。

そもそもイチローのIPAは去年だったかにリリースされた成田空港だかの免税店向け5年(#3867)がありました。
そのあと今年のバーショーで、今回のイーパワーの姉妹カスク(#4663)がサンプル出品され、すこぶる好評でした。
肥土社長もかなりお気に入りのようで、先日の静岡クラフトビール&ウイスキーフェアでも(#5577)がサンプルででてたらしいです。
ちなみにつこてるIPAは志賀高原とも箕輪ともいわれてますが、その他いくつかと交換で使ってるようですね。
つまりウイスキー樽にIPAを詰めてビールをつくってもらい、それをバックしてそれにウイスキーを詰めると。
おたがい商品になるので良いサイクルですよね。

今回はボトラーのイーパワー10周年を記念してのボトリング。
以下スペック詳細です。
姉妹カスク(#4663)はアメリカンホワイトオーク+IPAカスクフィニッシュ。
免税店向け(#3867)はバーボン樽+IPAでしたがこれはどうなんでしょうね。



カスク#4662(IPAカスクフィニッシュ)
蒸溜・2011年
ボトリング・2017年
熟成期間・6年
アルコール度数・60.1%
ボトリング本数・249本



20170810_164407~01


まあすでにもう何度か飲んでいるのですが、改めて。
6年にしては色もついてますし、味わいからしてもやはり秩父は熟成が速いなあとは感じます。

香りですが、やはりツンとしたアルコールは多少あります。
秩父っぽさ+にIPAのシトラスやホップの香りがありトロピカルでジューシーな香り。
そこに意外とモルティというか、オークっぽいというのか、意外にもキャラメルや黒糖のコク感かなり感じます。
ちょっと塩水につけた洋ナシのような雰囲気も。

含むと免税店向け(#3867)のほうが強烈にIPAならしいのですが。
それでも特にややドライなフィニッシュのところで、IPAっぽいホップのシトラスを感じ、おおIPAだ!となります。

ジューシーな酸味、グレープフルーツやシトラスを感じるIPA的ホップ感。
またきちんと甘みもある中での、軽くビール的な苦みがあり、その中からやや塩気を感じさせつつフルーツ。
ややドライなフィニッシュの中にまた程よいボディ感もありグッドです。


正直言ってグレンフィディックより全然良い。
僕もバーショーのサンプルを飲んでいたのですが、これはやっぱり普通に美味いです。
まだ若く、ハイプルーフなのでピリピリした刺激感もありますが。
ストレートにIPAの風味が出ているインパクトと面白さ。
それだけでなくて思ったよりもワクシ―さやオイリーさ、またキャラメルや黒糖といったコク感が出ているところにも可能性を感じます。

他で見ない変わり種、かつ味わいがいいので、秩父の中でも将来主力商品になる可能性もかなりあるなと踏んでおります。
まあ全世界的にシェリー樽が先細りですし、ミズナラとか今回のIPAとか個性があるのは新興のジャパニーズとしてはいいですよね。
今飲んでもかなり楽しめるのですがもう1本買ってあるので、5年10年くらい寝かせて飲んだら楽しそうだなと思っています。




8/27
開けたのは京都だったのでもう1ヶ月半くらいかな。
かなりIPAっぽさが強まってきて、これこれといった感じです。
アタックはかなりきついですけどね。
ホップ、シトラス、酸味……。
かなりはっきりとIPAで、そこにモルトの甘みもあるのがやはりこれは良いなあと思わせます。


10月3日。
相変わらず悪くないんですよねえ。
この間にオフィシャルでIPAが出ていて、そっちはそこまでな評判のようですが。
やっぱりシングルカスクとは違いますね。
他のものと比べても味の飛びが少ないですし、香りの表情は豊かで個性的。
若いは若いんですがあんまり物足りなさは感じないんですよね。
6年ってことを考えるとすごいなと思います。
キャラメルやバニラ的なコクもありーの、今日はIPA的なシトラス、それも蜜柑に少しハーブ?
いい香味です。
素直に楽しめるし、イチローのなかでもIPAはホント好き。
いやオフィシャルはどうせこれ以下だから飲まないけどねw


10/12
若いのに、いや若いから?
開けたの3か月前くらいだと思うのですが、落ちないですよね。
味もスカらないで、甘みとか、酸味もしっかり。
IPAっぽいシトラス&ビアだけではなく香り味ともにキャラメルっぽいコクが出ていて。
その中からまたいろいろなニュアンスが育ってきそうな感覚があります。
イロモノとみる方も多いでしょうが、全然イロモノじゃないポテンシャルあると思います。
6年ですが、iIPAカスクのオリジナリティや希少性を考慮すればこの価格(1.5万くらいだったか?)の価値は十分あると思います。








Comment

Leave a Reply










Trackback