【762】参宮 純米吟醸 アンプレヴュ 生酒



三年ぶりの登場、三重県名張市から参宮(澤佐酒造)です。
ピンとくる方もおるかもしれませんが、あの而今の木屋正酒造さんのご近所の蔵元です。
マイナーな銘柄ですが、伊勢志摩サミットもあったので少しは注目されたのかな?

僕もまったく知らなかったのですが、名張に立ち寄った時にたまたま飲んだんですね。
大吟の火入れでしたが、それがもう低アルでワインを意識したような味わいでした。
やはりそういう志向が強いようなので、それを受けての登板になります。
あ、でもいま見たらまるめちさんに先にやられてる。

ボトルの形などパッケージングからしてワインリスペクトですね。
詳細は不明ですが、おそらくリンゴ酸コハク酸を高生成する酵母を使用しているのではないでしょうか。
酸が豊かで、白ワインんのようなどと形容されるタイプの商品で、ほかの蔵元でもいくつかこういった商品ありますよね。
純吟表記ですが、五百万石50のお酒。
日本酒度-40(タイプミスじゃないよ)、酸度が4.0、アルコール度数が11~12%。
スペック的には変わり種の商品です。


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白ワインタイプのワイングラスで行ってみましょうか。

もちろん酸っぽい香りはあるが、強烈に感じるもlのではなくむしろ甘みも感じる香り。
やや苦みもありそうな雰囲気なので、それがどの程度かでしょう。


おおお。
味わいとは裏腹に味わいはかなり酸っぱい!
この手の商品の中でもかなりガチめの酸っぱさで、じゅわっと唾液が出て、ぶるりと震える酸っぱさ。

ただし美味しくて、できは悪くはないと思います。
しっかり甘さもあり、極かすかにタニックなような苦み。
この苦みは意識してだqすというよりは製法的に出るというか、酸と一緒に感じるものなんですかね?
他でも結構こういう味わいになりますよね。

甘みがなかなかチャーミングで好印象。
プラムってより、あんず、高めのサクランボ、そんな感じでしょうか。
そしてさらに甘みも酸味も引けがよく、残らずに美しいフィニッシュ。

いや旨いっすねえ。
甘みと、酸味と、それらがうまくまとまっているし、引き立てて程よい奥行きを与える軽い苦み。
ミルキー、蜂蜜っぽいニュアンスのコク感も漂わせつつ、比較的シャキッと酸の旨み感も。
こんなのは飲まないよ、という人にはお勧めしませんが、この手の商品の中でもよくできている。
鮮やかさもありつつただ鋭いのではなくて、和っぽい艶とか雰囲気もまとっている。
平坦でペラいのではなくて、程よい複雑性も有している。

やっぱり造り手自身がこういったのが好きで、本当に造りたくて造ってるのではないでしょうか?
そういうのが見て取れるお酒。
生っぽいトゲトゲしさもないですしね~。
正統派な日本酒っぽい月夜見なんて商品もあるようなので次はそれで。



2日目。
やはり美味しいねえ。
今日も崩れないです。
香りはマイルドだけど、酸は強め。
でもしっかり甘みがあって、あとはワインのように鋭いミネラル感はない。
梅や杏といったような和っぽさ。
梅酒や杏酒といったリキュールと違うのは、抽出ではないナチュラルな複雑性かな。
最初はぶるるっとくるけど、酸の強さはここまでくるともう気にならない。
やっぱり普通に良い出来です。






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