【766】会津娘 純米吟醸 山田穂 2012



いまさらなにをと言われそうですが、最近気になっている銘柄の一つです。
会津娘

でも案外関東圏でもメジャーなお店での取り扱いは少ないんじゃないか?
マチダヤと小山商店くらいか。
でもどっちも常時おいてるタイプの店じゃないから。
君嶋屋といまでやはあるか。
いやでも本当に取り扱いは多くないんですよ。



今回はいい具合の熟成酒があったのでこれ。
山田穂の2012の5年熟成。
しかしコレ、米のヴィンテージ的にもBY的にも2011じゃないの?
リリース年に準拠した表記というのも珍しいような。

山田穂50で、火入れだと思います。
蔵出し後お店での熟成になるので、コンディションは出たとこ勝負になります。



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さすが古酒というような色づき。
いただきます。

あーなるほど。
面白いですね。

入りは酸も感じ、もとのきりっとクリアーなベースを感じます。
この蔵は意外と軽くミネラルを感じるような気がします。
また、ほんのりと、カプとイソが両方あるような吟醸香がまだ生きています。
甘みはかなりスリムになっていますね。

後半、ゆっくり味わうとさすがに少し熟成香。
またっりしたタッチもありますが、綺麗さのあるお酒ですね。
ほどよい甘みをより感じるようになり、そこに苦み。
香りとの関係性で、ほうじ茶やダークチョコレートようなニュアンス。
柔らかく流れるフィニッシュ。



柔らかさ、ふくよかさ、コク感。
そういったものを程よく感じさせながら、清冽な水の流れを思わせる透明感やきらめき。
程よいモダニティ。
おそらくはこの蔵元の酒に通じるであろう良さは散見されます。


熟成に関して言うと、もっと良いタイミングがあるような気もするけれど、これでいいのかなって気もする。
最初は物足りないかなと感じましたが、次第にバランスが整ってきました。
甘みが徐々にでてきて、酸もあり、フルーティさ、フレッシュさが5年熟成としてはかなりはっきり明確に。
そこに熟成的なニュアンスや、オイリーなまろやかさもきちんと加わってきますが。
苦みがやや強めなので、個人的にはもっとガッツリ甘みの出たまったりほっこりのほうが熟成酒としては好きなんだど。
でもこのほうじ茶やダークチョコレートは熟成酒好き的には、アリなニュアンスなんだよね。


色々と勉強になる面白体験といったところでしょうか。
全然楽しめるお酒ですが、万人におすすめというわけでもありません。
ただ、会津娘はすこし集中的にやるかもしれませんね。
明日は完全に常温で行ってみようと思います。


3日目。
完全に室温でいただきます。
チャーミングな舌触りですね。
つるっと感もありつつ丸く角が取れている。
こうしてのむとやはりまだ熟成感は軽めで、酸も健在です。
綺麗な熟成酒の部類ですね。
むしろ甘みもうまみもじっくり味わってやらないと出てこない。
酸味の奥に甘み、旨み。
そしてやや枯れた風味にビターさ。

常温よりも軽く冷やした方がよさげですね。
もしくはお燗か。
お燗はぬるめでしょう。
明日でもやってみます。










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