【770】W プラチナム 特等山田錦35 無濾過生 28BY


岐阜県飛騨市、渡辺酒造店さんの特約店向けシリーズ、W(ダブリュー)です。

以前岐阜のお酒という話でコメント欄でおススメいただいたお酒。
いくつかこのシリーズのお酒があるのですが、ギラギラ派手派手なラベル。
蔵元WEBなんか見るとかなり大きな蔵元さんのようで、よくもわるくも商売っ気たっぷり。
まあ観光地の蔵元らしい感じです。


このシリーズは取り扱いが極端に少なかったのですが、いまでやで取り扱いが始まったようでだいぶ入手しやすくなりました。
ほぼ磨き50で、変わったお米の酒もあるので本当はそっちのが良かったのですが。
コレしかなかったので、シリーズの中では最もハイランクとおもわれる山田35になってしまいました。
酵母はM310のようです。



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まぎれもなくM310などカプエチ系の香りです。
ベリー、フローラル、ややマンゴーぽかったりも。
濃厚ですねえ。


ところが含むと、そこまでハデハデというわけもないように思います。
香りとしてはやはり濃厚に感じますが、甘みなどはいい具合にボリュームを絞っています。
酸もかなり低いと思いますが、全体の味幅を絞っている分、入りなどはツルっとキラッと瑞々しくクリスタルな質感も。

そこから苦みを伴って、香りが膨らんでくるという感じ。
なんとも申し上げにくいお酒ですね。
香り+苦み+アタックなのか、それとも味なのか。
やや軽めの旨み感は悪くはないですけどね。
磨いている分繊細になったすこし古っぽいお酒の旨み感と、この流行の香りと、苦みとで、形容しがたい癖になる味わいではあります(笑)
やや舌が痺れるような感じがあって、ちょっとよくわかんないですけどね。

感じる甘みはどちらかというと砂糖系かな。
これもありがちですが、少しぶよっとしたニュアンス、とろみもありつつ、苦みでややドライな印象もあるフィニッシュ。
流れとしては綺麗さもあるので、フィニッシュはそんなに悪くはない、香りの余韻は長め。
やはり良い意味での水っぽさはあると思います。


うーん(笑)
なかなか評価に困るお酒ですねえ。
たしか3000円くらいしたのでそれを考慮すると微妙な感じですか。
決して造りも上手な蔵ではないかな。
やっぱりこの系統の酵母を使う以上、苦みをどう処理するかというのは必須の対策なので。
ただ意外と嫌いじゃない、そんな気もするお酒。
あの辺って結構濃い、濃厚なお酒の地域なので。
それをモダンっぽくしたという解釈だと、そんなにこき下ろすようなお酒でもないかなという気持ちもある。
これも個性なのでね。

ちょっとカスタードっぽくもあるような、クリーミィさがあるのかな。
そこにきらっと瑞々しさと甘み、そして香り。
黄桃っぽいのが強くなってきます。
苦みがなければとも思うんですが、案外飲める。
癖になる癖。






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