〆張鶴 純米吟醸 越淡麗 28BY


僕にとってのはじまりの酒、〆張鶴です。
やっぱ地元の酒っていったらこれだし、しぼりたて生原酒はほんとに最初に美味しいなあとおもった酒だし。
純も学生時代なんかはよく飲んでいました。

去年、今年と新潟の有名蔵に動きがあります。
越乃寒梅が45年ぶりに新商品を出したり、久保田は新商品出したりアウトドアブランドとコラボ商品出したり。
(久保田の純大は流行りっぽい味わいで結構良いみたいですね!)
八海山も雪室貯蔵3年に、瓶内二次発酵のあわに。
新潟だけじゃないんですけどね。
黒龍がラインナップ改定したり、田酒は新蔵完成したってこともあるけど白麹なんか出したりして。
地酒蔵の元祖ともいえるようなとこが、いよいよヤバいと思い始めたのか動きがあわただしいです。
5年10年おせーよアホって話なんですけどね。

〆張鶴もそんな蔵の一つ。
3年くらい前ですかね、純吟の山田錦と越淡麗を発売したのは。
今年は吟醸生酒をリニューアルして純米吟醸生原酒にしました。
それでも遅いしもっと派手にやれよ、とも思うけれど重い腰を上げたのは良いことだと思います。

今回やるのは越淡麗50。
50ですが純吟表記と。
お米は村上産っぽいですね。
あとは火入れが瓶燗一火とかだったらいいんですけどどうでしょうねえ。
たぶん2回火入れなんだろうな。
あと原酒でないのはしゃーないとして、炭素でガッツリろ過は勘弁してほしい。
素ろ過で最低限にしてほしいわ。



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うーん、悪くはない。
とりあえず冷やしすぎは厳禁っぽいな。
というよりかなり常温に近いところがいいと思われる、一口含んだ瞬間に。

香りは極々控えめ。
わずかにバナナかバニラかという甘さと、極々わずかにサイダーかそれとも青さかというような風が吹くかという程度。
静かなお酒です。

従来よりは酸味がある、ような気がする。
そのあとに旨み、というほど強くないですが、それでも新潟の他の酒に比べれば昔から味わいのある方なんです。
エキス感程度かね。
もちゃっとした田舎酒っぽさはない。
ややまったりめなのはこの時期ってこともあると思う、旨いってより甘みのほうがあるかな。
その辺も多少は今っぽいのかな、嫌いではない。
わずかな甘みは少しだけフルーティ?

酸味が程よくあり、また瑞々しさは感じます。
味幅は太くはないが、スカスカではなくちゃんと味はある。
やや円やかなコメのエキス、ほのかにその甘みとともにフルーティさ。
軽いという感じはあまりせず、少し硬くぎゅっと詰まっている感じ。
ギシっとした感じはやや感じるかもしれない
切れはさすがに良好で、辛いって程ではなく、それでいてスッと鮮やかに。


いや悪くはない、悪くはないですよ。
少しそっけないくらいの静かさでもその奥にしっかり味わいや風味は感じます。
旅行先での、あるいは定番として普段飲むってのには悪くはない。
ただ、日本酒フリークがあえて飲むとなるとその理由はないかなあ。
たとえば日本酒バーであえてね、あえてといって出したくなるかというとそこまでの何かはない。
研ぎ澄まされた抜群の質感ってわけでもなし、どうせやるならもっと色付けてもいいと思うけどね。
きちんとした土台はある蔵なんだから。
じゃこれ純吟山田と何が違うんだ?
純と比べてどうだ?
もちっと香り出すくらいのチャレンジはしてほしいな~と思った。
いい食中酒、いい意味で地味な味吟醸ではあるとおもいますが。
俺の中でこれが欲しい夜ってあんまりないんだよね。
これなら例えば田中六五とか一歩己なんかをのみたい最近やってないけど。


ぬる燗。
いいね。
するする系だけど、ややまったりな甘みありで物足りなくないのが良い。
その甘みにピリリとした辛みが立つのがなかなか合う。
普段飲みの1本としては悪くないのかもなあ。
まだ寝かせてもやれそうだし。









Comment

  • お茶
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〆張鶴のしぼりたてを初めて飲んだときは、新潟の酒なのに味がある!と驚いた記憶があります。まだしぼりたて、生酒の意味も分からなかったころですが…
今の自分では逆にパンチが強すぎると感じるかもしれません。

今年出た久保田の純米大吟醸は、一番はじめは「久保田なのにやるやん!」と思いましたが、どこか野暮ったい甘みが見え隠れし、3日目、4日目くらいになると飽きてしまいました。
くどき上手に見受けられる、深みが無いような甘旨味が日に日にと強く感じられてしまいました。
味わい的に恐らく二回火入れだと思いますが、一回火入れのフレッシュ感があればまた印象が違ったのかもしれません。
どこか野暮ったい甘さの原因は、バッチリ火入れされてたのが原因な気がするので…

〆張鶴や久保田しかり、大手の地酒蔵はスーパーやディスカウントストアの棚に並ぶ機会もあるので、生酒、一回火入れは中々やりづらいんでしょうかね?

今度は、これまた敬遠していた出羽桜あたりを飲んでみたいと思います。



  • 日誌係
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Re: お茶さん


僕もあれをはじめて飲んだ時は生酒の意味なんて分かってなかったですねえ
あれはかなりの強パンチだと思いますよ、度数もすごいですし(笑

レポありがとうございます。
久保田に関しては、意外とやるやん!程度でも大きな進歩ですよ~。
くどき上手っぽさといのは、くどき上手嫌いの僕には残念ですが世間的にはウケるかもしれませんよ!
日本酒通でもあれ好きな方はおおいですからね、栄光富士とかも。

流通網がめちゃくちゃ広い分やはり2回火入れなんでしょうね。
昔からある酒屋なんかだと冷蔵庫が限られているところも多いですし。
一般の人がスーパーで買うってところまで考えると2回火入れのほうがリスク回避になるのかもしれません。

出羽桜もね~僕はしばらくは遠慮しときますw
安いのはイマイチだったので高い方がいいかもしれません。
それも怖いですが(笑)




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