櫛羅 純米吟醸 無濾過生 27BY


櫛羅(篠峯)です。
27BYのもので、こだまさんとこの熟成品です。
去年やってますし、今年は5月かな、すでに純米のほうもやってます。
篠峯は新酒やってもあんまり意味ないかなあ、1年寝かせくらいがちょうどいいのかなあと思っています。
ろくまるとかも雄町とかもうちょっと飲んでみたいんだけどなかなか手が回りませんね。

この商品に関しては去年よりリリース時期が早かったのですが、純米飲んでみても味のってるなという感じでした。
なので純吟ももっとひっっぱってみたい気もするんだけど、家でもう半年になるので、そろそろ開けとこうかなと。
篠峯の別な商品ですが、今年のものを実験的に寝かせているというのもありますので。

スペックはいつも通りです。
地元産山田錦50で、火入れではなく生酒のほうです。
今年はまさに櫛羅のあたりをてくてく歩いたので、感慨深いといえば感慨深い。


20171007_223857~0120171007_223909~01


うん、やや熟成感でてますね。
うっと来るようなものではないですが、ふんわりまとってます。
悪くはないんだけど、去年のものより落ちる。
熟成感が出ている割に、味わいもニュアンスもイマイチ深みが足りなくてあっさり風。
これだと純米のほうが良かったですね。
これでも半年前に飲んでもちょっとそれはそれで物足りなかっただろう。

なんかちょっとチグハグですね。
やっぱ半年の寝かせが余計だったかな。
甘みはペラくて表面的なんだけど、うまみは少しビターで重く深いというか。
ガスはそれなりにありますが表面的にパチパチ。
酸はありますが、ふわっとしててこの蔵としてはイマイチ張りがない様な。
すかっと抜けるくちどけ感がないんだなあ。
良いクリーミィなニュアンスが感じとれる時もあるんだけど。

やはり少し熟成感が強い。
あくまでもこのお酒としてはというレベルですが、ほかの熟成酒でもありそうなレベルにとどまっています。
ガスとミネラルは感じるので、近いもので思い浮かんだのは、残草蓬莱の去年の純大35。
あれは池袋西武のクソ冷蔵庫に殺されてたというのもありますが。

どうしても腰が弱い。
弦の張りが緩い。
入りのところでぽちゃっとふにゃっと砕けちゃうんですよね。
最後も立て直そうと、まあ酸かなフィニッシュで引っ張りはするんだけど、精緻なラインではなく雑味がです。
端的に言えば出来が悪いか、もしくは飲むタイミングを誤っているということです。

残念。
あれだけシャープな篠峯といえどもダメな時はあるもんですね。
溶かしているのにシャープというのがまだまだよくわからない蔵ではありますが。
試行錯誤しつつもうちょっと飲んでいかないとだめですね。

今日に限って言えば、残しておいた而今やまユに大差で完敗。
なにもかも違う3本ではありますが。



2日目。
やっぱこれもちょっと熟しすぎなんだなあ。
こっちもややナッティ。
それでも昨日より全体のバランスが取れてきてかなりイケる仕様に。
ペラいなと感じてたのが、ミディアムな重みみというか、立体感が出てきたか。
蜜っぽいニュアンスが深みも持ちはじめ、熟成による妖艶な香りを、パチパチとしたガスで伸ばしていくスタイル。
ただこの銘柄としてはやはり少しだけ弱い。
ミネラルのシャープさは感じるけど、酸がふんわりなんだよなあ。
スプラッシュとか発露とか、エネルギーに乏しい様な気がする。
全体のスピード感にかけますね。
それでも初見であれば十分楽しめるお酒ではあるかと。
明日以降も期待。
そういえば、ガスが飛び始めてからが本領っていってたなあ。
去年はその前から最高でどうしてもそうは思えなかったけど、今年はそれもあるかもしれん。


10/14
一週間になるまでほっときましたがどうでしょう。
んん??
酸味ましてね?
軽く熟成感はありますが、ぽっちゃり程度で済んでますよ。
明らかに酸が生き生きしてきましたね。
太さ、張り、フレッシュさ。
こっちのがいいんでない?
ガスはさすがに抜けてきているんですが、まだミクロで感じるというか。
噛みごたえがあるような、やや粉っぽさも感じるクリーミィさ。

いいねえ(笑)
まだ全然楽しめるよ~やっぱり一味違う強さありますね。
初日はイマイチでしたがまだまだ。
僕が言うところの西っぽいお酒の出方で、萩乃露なんかの直汲み系というか、王禄の丈径というかそんな感じあり。
酸×クリーミィの奥に甘みがあって、クリーミィだけどチラチラ果実感。
かすかにビターで、しっかりと腰の据わったアミノ酸の旨みも感じさせつつ。
ミクロのガスの残滓はあって、この時期たちはじめる朝霧のような。
それと強い酸の織り成すジューシー感。
からのまた旨みの揺り戻し。
これはうめぇ!
まさか1週間たってこんな味わいになってくるとはなあ。
好きな人はちょー好きなやつですね。

去年口開け直後にうめぇ!と絶賛した味わいとはまた全く違う旨さ。
これがヴィンテージの違いかあ、ここまではっきりそれを味合わせてくれるお酒もそうはないです。
しかしまあハマったときは相変わらず強いですねえ、篠峯は。









Comment

Leave a Reply










Trackback