日本酒感想日誌

今日のんだ日本酒の感想・テイスティングリポート・評価。

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【204】花巴 山廃純米 山田錦 無濾過生原酒 22BY

 12, 2014 21:00
奈良県は吉野から花巴
昨年旅行で奈良に行った時に飲んでいます。
弓弦葉の純米山田錦でした。

実はこの弓弦葉シリーズは“酵母添加シリーズ”らしい。
つまりは速醸ですね。
味わいも新酒でも楽しめるやや軽やかな設計だそう。
確かに軽快だった印象があります。

ところがこの蔵の本領は“酵母無添加シリーズ”らしいんですね。
山廃や水もと(菩提もと)による仕込み。
そんなわけで今回は山廃の古酒を選んでみました。
山田錦の70%というところは前に飲んだものと同じ。








かなり黄みがかった水色。
熟成香や酸が控えめなボリュームで。
ちょっとみりんや酢っぽいかも。



冷えた状態で含むと……やっぱり綺麗で軽快ですね。
もちろん熟成香はあります。
しかし何と言っても透き通るような酸の輪郭。
ついで芯にほっとする仄かな甘み。
そこからじわじわと太い旨みが大きく広がる。
凝縮感ありますね。
旨みのある酸。
酸でさっぱり流して長めの余韻。


いや〜ここまで同じ方向性の味わいだとは。
蔵元の強いこだわりを感じます。
とにかく酸酸酸。
某酒店の情報によれば酸度3.0。
そりゃ酸っぱいわけだ。
お酢の酸度が6〜7%。
穀物酢ハーフ割り、アルコールあり?
そいや新政の亜麻猫はフルーツビネガーの炭酸割りっぽかったな。


とりあえず常温〜お燗でゆるりとやってみます。
冷やしすぎは厳禁でしょう。
冷やしたら冷やしたでさっぱり軽快でいいのですが。
本領は常温〜でしょうね。

いや〜酸っぱ旨い。
古酒で出してるのは酸のカドをとるためでしょう。
まだ寝かせても面白そうな気が。
しかし玄人好みのお酒ですね〜。
飲食店ではバリエーションとして重宝するかも。
油っこいもの、どんとこ〜い。

これ、燗のつけかたも難しいなあ。
酸がたっちゃう。
穀物っぽい優しい旨み、味醂や醤油っぽい風味もわずかに。
その辺りは柔らかく出ていいんだが。
こりゃぬる燗だね。
ゆ〜っくり温度上げていくこと。
そしたら柔らか〜い。
でも常温のほうがいいかなあ。


かなり面白いお酒なので採点は難しいなあ。
ユニークさを買ってもよいのですが……。
3.3/5.0で。




Tag:花巴

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