【296】【297】勇心 純米吟醸 生酒 9号酵母・14号酵母 25BY

地方のお酒を発掘しようシリーズ(名前うろ覚え)
第2回です。
前回は炭屋彌兵衛でした。
ぶっちゃけ第3回はいつになるかわかりません。
あくまでも実地調査に基づいているので。
選考条件としては、自分が全く聞いたことがない銘柄で、地方で飲んで美味かった。
ということになります。

今回はついでに酵母違い飲み比べ企画。
同時に抜栓なんてこのブログ史上初。
ぜいたく!!



さて香川県の勇心です。
勇心酒造さんは安政元年創業の歴史ある蔵ですが、現在の本業はライスパワー。
きいたことある方も多い商品でしょうが、もう完全に化粧品製造会社です(笑)
ところが跡取りの息子さんが原点に返ってやっぱり酒造りも!といって造っているのがこちら。

香川旅行のおり、現地の日本酒BARで頂いて衝撃をうけました。
これは東京でもすぐに人気銘柄になるくらい美味しいと思いました。
その旨伝えたら、ママさんもすぐに有名になるだろうとおっしゃっていました。
それを確かめるための今回の企画です。


BARのママさん情報によると生産量は50石。
ママさんは急に生産量は増やすなと言っているみたいですが(笑)
まあ少ないですね。

蔵(というか会社?)自体はとっても大きいんですが日本酒作造りは細々。
タンク7本で手造り小仕込み。
今年からは全量純米みたいです。

今回のお酒について申しますと、磨き55%の純米吟醸。
お米は両方とも香川県財田の棚田でとれた減農薬山田錦100%。
そこまで全く同じで酵母違いです。
こだわってるぶんちょっと高め。
でもコンセプトとかパッケージング良いのは流石!
このラベル素敵ですし、一目見てわかりますよね。

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ますは9号から。
これは香川で頂きました。
酸がちょっと変わってて、全体的にもすごくいいなあ、と思った記憶。
瓶詰からだいぶたってるんでそのあたりはやや心配か。

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香りは中適度でちょうどいい塩梅。
バナナ系のあまやさか、です。
あまーーい。

含むとやはり美味しい!
とろりさらりなタッチに、軽い口どけ。
抜群の甘旨酸ハーモニー。
いい具合に熟れてますねえ。

味が乗ってることもあるのですが、官能的な甘み。
熟れたバナナ系の含み香も相まって素晴らしい。
寝てる分、チョコレート?
そこに酸が絡んでたまらなくジューシーです。
きれいに溶け込んでゆらゆら。
プラムのような風味を感じるか?
適度なビター感がアクセントになりつつもスムースなフィニッシュ。

甘口でジューシーで味はあるが、一歩引いた味の出方でエレガントです。
モダン系バナジュー(バナナジュース)。
と同時にお米の力を溶かしきったといえるお米ジュース。
14号と比べるとやや深みを感じますね。
でも9号もやっぱり酸がいいからね。
飲み進めるほどに軽快で、酸が魅力的。
やわらかくて。
わからんわ。

甘さもいいが酸の具合、ふくよかな旨みもいい。
お互い引き立てあう。
そんなイメージのハーモニーです。


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続いて14号。
14といえば比較的9号に近いと聞きますが、なぜ14号なんでしょうね。
わたし、気になります!!

やはり基本はバナナ系の香り。
9号よりやや軽快なイメージで柑橘系のニュアンスを感じるか。

含むと……違いがわからねえ(笑)
9号がエレガントだとしたら、14号はチャーミングかなあ。
やはり酸がより表に出て、快活フレッシュな印象。
まあ比較すればという程度の違いですが。
オレンジのような酸に、ほろ苦さでリキュールっぽいような?
ただそこにバナナの甘さがくるからたまらない。
しかし上手いな。
軽い口どけに、長い余韻。
秀逸なバランス感覚だと思います。

しかし僕の記憶によれば14号は酸が控えめなのが特徴なのでは??
もうよくわかんねーよ!
自信なくなるよ!!
でも14のほうが軽いかな。






僕の比較の不確かさはともかく、酒質は間違いなくトップクラスのレベルにあると思います(断言)
もっといろんなバリエーションを飲みたくなりますね。
新酒はもちろんですが、直汲み、袋吊り、純大……。
今後に期待してやまない蔵、造り手です。
勝手に応援。
蔵元三男の徳山敬明さん、がんばれ!!


お気に入り度は4.5/5.0



3日目。


9号。
バナナチョコ。
ただし軽く飲める。
酸がキラキラ。
いいっすねえ~。
初日と比べると酸も出てきてバランスよくなってきたかな。
昨日はちょっと苦かったけど。


14号。
あーでもやっぱり14号のほうがぱっと軽さが出ますね。
ジューシーな柑橘系の酸。
グレフル?
さっぱり!!
奥に旨み。
やっぱり面白いお酒です。


5日目。
ああ~うまいよお!
正直羽根屋なんてのむ気がしない。
Theme: 日本酒
Genre: グルメ
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