【377】花邑 純米吟醸 雄町生 26BY


秋田県湯沢市、両関酒造。
花邑です。

十四代の高木社長が異例の技術指導、監修というお酒。
どうも両関酒造の蔵元さまと家族ぐるみのお付き合いだとか。

雄町50の生酒。
今年になって雄町飲むのは初めてじゃないかあ。
期待です。

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グラスをゆすると、少しとろみがある。
香りはすごく良いですね~。
華やかだけど香り過ぎず、ちょうどよい。
初めはメロンのようにも感じたのですが。
次第にブドウやナシといったイメージに。

含むと、あ~なるほど。

まずは含み香。
ごくわずかにハーブのようなさわやかなニュアンスも。
果物をシロップで煮たもの、ののようなニュアンスもあります。
黄桃っぽいかなあ。

まずはじわっと、あるいはきゅんと。
濃い甘みが、そしてほどけてミルキーな旨みと重なる。
すそ野が広く、伸びやかに、みずみずしく。
それが酸に乗って、フレッシュに美しく滑る。
ミディアムな重量感。
僅かにじゅわりとガス感。
極々わずかーにほろ苦さ。
ジューシーな味わいが程よくはじけつつも、どこか優美なイメージ。
味は乗ってますが、根底には透き通ったタッチがあります。
濃醇な味わいがフラットに流れ落ちるフィニッシュ。
でも口どけが良くて。
のみごたえはありますが、くどいとは感じません。


うん、かなーり十四代っぽいですね。
これは得点高いです。
すっごく良くできています。
ミルキーな甘旨いとこなんかそっくりなような。
でその口どけね。
この辺は僕が日本酒は芸術品だ!と言い張る所以です。
甘露とかいうレベルじゃあない。
しかし技術指導レベルでこーなってしまうのか……。
全国の蔵にもっと技術指導してやってくれ高木さん……。

素晴らしいジューシーさ。
ほんのりミネラリーながら、やらかい。
水の良さが出ているような酒質、な気がします。
でも次第に甘みは妖艶に、深く。
様々な表情を魅せる……。

これ良いですよ。
例えば。
ブラインドでだされて十四代やら而今やらだって言われたら信じると思う。
そんな感じのお酒。
まあどこまでこういった形が続くのかわかりませんが。
現在すでに入手困難ながら、今後はもっと人気が沸騰しそうなお酒ですね。
もう1本買っとくか(笑



しかし技術指導でこうなってしまうのかあ。
やっぱりある程度は決まったレシピというか方程式、黄金比があるということなんですねえ。
某雑誌で而今の大西さんが麹造りの話してたけど。
実は参考にする蔵元さん杜氏さんもいたりして。



Theme: 日本酒
Genre: グルメ
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Comment

  • rit@wakiaka
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うわっ

すっごいタイムリーなお酒を紹介していますね。
実は私の住む地方にあるスーパーがココに依頼して
オリジナルの清酒を2013年から作っているんです。
ラベルは違いますが多分中身は一緒だと思います。

ただ悲しいかなスーパーで4000円の吟醸や3500円の純米なんて
やっぱり売れないので売れ残りは3割引きで販売されています。
生酒なんですが度数は15度、雄町を使っていると言う
まさにラベル違いだと思います。

ちなみに3割引いているのは去年9月に詰められた分で
12月に詰められた分は定価販売でした、が、
ポン酒飲みにとって9月だろうが12月だろうがで
その程度で味が変わるような酒は最初から最後まで
駄目な酒と思って3割引の方を購入しました。

  • 日誌係
  • URL
Re:

ほお~そんなものがあるのですか!
マニアからしたらうらやましい限り。
でも普通の人からしたら3000円超えるお酒なんて買わないですよね。

しかし生熟はいいなあ、興味津々です。
僕だったら3割増しでも買うのに(笑

  • お茶
  • URL

少し昔の記事にコメント失礼します。
花邑は陸羽田という謎の酒米を使った純米も香り華やかで美味しかったです。

高木さんが技術指導した理由ですが、昔高木さんが十四代を世に送り出すときに家族ぐるみの付き合いがあり、全国に流通ネットがある両関酒造さんが協力してくれ、その恩返しとして技術指導をほどこした…
という推察を友人はしていました。
ただの想像なので真実かどうかわかりませんが、妙に信憑性がありなるほどなぁと思ってしまいました。

技術指導といえば、而今蔵が奈良萬蔵に技術指導をして酒未来を使ったお酒が春頃出るという噂を耳にしたのですが、本当なのでしょうかねえ?

  • 日誌係
  • URL
Re: タイトルなし

コメントありがとうございます!

両関酒造さんと高木さんが親戚だというような噂も聞きますね。
いずれにせよ十四代がなかなか飲めない中、ありがたいお酒です。

ほおー奈良萬が酒未来ですか。
奈良萬蔵こそ腕の確かな蔵元なので技術指導を受けるような蔵ではないと思うのですが……。
もし本当なら非常に楽しみですね!

また来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を!

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  • 日誌係
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Re:

おお!貴重な情報ありがとうございます。
僕も狙っていきたいと思います!

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