日本酒感想日誌

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【542】蒼斗七星 純米吟醸58 雫取り斗瓶囲い 26BY

日本酒
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えー少し前にコメント欄で話題にのぼった蒼斗七星です。
27BYから休止するという話があって、もう飲めなくなるのかなあ、飲んでおこうかなあと買ってきました。

なんかでも27BYのも出はじめてるんですけどどうなんでしょうね?
詳しい方いらっしゃったら教えてください。
しかしまあこのラベルは素敵です。

で、とりあえず26BYの純吟58を選びました。
山田錦、雫酒の一火です。
火入れですが無濾過無加水ですね。
このスペックで雫取りというのは珍しいですよね。
リリース自体年末なので、ある程度熟成に耐える酒質なのかなと思います。
この時期でも大丈夫でしょう。



20160501_190540~01

20160501_190603~01


やはりやや黄みがかって、薄い黄金色です。
頂きましょう。


おや、これは美味ですね。
極々わずか、ほんのり甘い香がふわり。
熟成の嫌な感じはなく、ずっごい微妙に熟感あるかなという綺麗な感じ。
なんだろな~この香り、蒸留酒っぽいような。

恐ろしく軽く、滑らかで、透き通るタッチ。
山田錦の高精白や雫といったハイスペックはこの辺伸びてきますよね~。
この精白歩合でも十分すぎるフィネスです。

それと同時に一瞬、ふわっと軽やかな甘みが舞います。
やっぱりほんのり果実味があるかなあ。
極わずかにメロンやベリー、柑橘のニュアンスがあるような気がします。

その後を透き通った角の円い酸が引き受け、ほっそりしなやかな旨みがするりと。
舌でゆっくりと味わえばじわじわじわと、凝縮感のある旨みが主張。
柔かく軟水を思わせますが、程よくミネラリー。

つるりとすべりつつ、じんわり辛みで切らすフィニッシュ。
ここでまた蒸留酒のような香りが鼻に抜けます。
ほんのり甘くて、ちょいドライ。
面白い余韻ですね、食も受け止めてくれます。
淡白なものもいいですが、案外濃い味ものもいいのでは?


んん~地味なようで秀逸。
ある意味非常にモダンなお酒。
熟成からくる質感と旨みにのなかに、僅かですが気持ちの良いフレッシュさがあります。
またなんだろう、蒸留酒っぽさ。
うーんちょっとウッディなような気も。
洋酒……うーん少しだけ泡盛?

また旨みが良くてね。
山田錦の高精白は1年は寝かせたいなんて話もききますが。
まさにその、熟成酒までいかない寝かせによる旨さ。
しっとり静かに、じわりと。
こなれてくると、絶妙に熟成感あるかな~。

ああ~ぐいっと行けば仄かな果実味とほっそりしつつ良く練れた旨みを湛え、清らかな水かすいっと駆け抜ける。
僅かな辛みもぴりりといいアクセントだ。


派手ではないですが杯は進みます。
やや上級者向けですがいいお酒。
飲めなくなるのは残念なのでぜひ頑張ってほしい。


5日目。
1/4くらい残しておいたのだ。
おっと、いいね。
抜栓後にあがる、もしくは下がらないタイプか。
ちょっと熟成感が出て、その分甘みがある感じ。
クセは出てきたけどなだ綺麗だしこれはこれで魅力ある。
面白いお酒ですね。




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