日本酒感想日誌

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【547】鴎樹 黒瓶 大吟醸40 27BY

日本酒
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鴎樹です。
去年やりました雄東正宗と同じ蔵元のお酒です。
好印象だったので2本目の家飲みということになります。

杜氏の杉田さんが白鴎大学出身というところからこの名前になったみたいですよ。
栃木県の蔵元ですからね、これも一種の地元愛でしょう。
いちおう実験的なシリーズとしているみたいです。

この商品に関しては完全なサービス価格の商品ですね。
山田錦40ですがふつーの純吟くらいの価格。
瓶燗火入れ、酵母はM310みたいです。




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いきましょう。
おや、個性的な風味ですね。
独特の香りが膨らみます。
やや穏やかに、甘酸っぱい香り。
何だろう、ピーチにプラムな感じ?
さくらんぼともいえるのか。
そこに樽酒のようなニュアンス?
僅かにナッティさ、んでフローラルなニュアンスもある気もします。

あーこれ火入れの香りなんですかね。
昔っぽいお酒にあるすこしもちゃっとしたニュアンスっぽいといえばぽい。
そこまでいかないんで個性的な風味がある、くらいでおさまってますがね。
おもしろいといえばおもしろい。


程よく細かな粒子感のあるさらっとしたタッチ。
適度なザラツキが気持ちいタイプ、それでいてとろりとした柔らかさも。
酒質としては透明感もあるとおもいます。
さらっと入ってくる程よい甘みは、じわわわとなかなか良い濃さ。
ちょいビターなコクの旨みもしっかりありつつ、大吟らしい低めの酸のうっすらとした利きはいい感じ。
ややアルコールのアタックというか、いい意味の飲み応えがありますね。
ごく僅かにピリっと切れる感じかな。
甘さは残しつつクドくない、清々しいようないいフィニッシュ。

うん、まあ大吟っぽい大吟でいいんでない?
香りもありますが、どちらかというと味わい重視かなあ。
甘みは構いいと思いますよ。
次第に濃密な甘みの深さが増して、うっとりします。
品の良い和菓子にちゃんと果実味みたいなね、それでいて薄くきれいに酸も入ってくるし。
旨みもね、よく練れていて素直に旨いって感じなんです。

問題は含み香のニュアンスでしょうね。
これをどうとるか。
ぼくは決して嫌いではないんですが、ちょっと変わったニュアンスになっているんですよねえ。
樽酒っぽいんだよなあ、なんだろねこれ。
おもしろいなあ。
これもコスパはいいんだけど、とりあえず行くなら雄東正宗の生原酒のほうを行ってみてください。



2日目。
いいですね~変わってるけど好きですよこれ。
柔かく練れた甘みと旨みが最高。
やっぱり樽酒っぽいニュアンスがあるが、これが悪くないんだなあ。
面白いお酒。



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