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日本酒感想日誌

【626】東洋美人 ippo 白鶴錦 27BY

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2日ほどお休みを頂戴しました。
年に1本はやると決めている東洋美人です。

白鶴錦は、その名の通り白鶴さんが開発した山田錦の兄弟品種です。
山田穂と渡船という山田錦と同じ組み合わせの交配で開発したらしいですよ。
自社で使うだけじゃなくて、何年か前から十四代に使ってもらってたんですが、2蔵めのコラボが澄川酒造。
東洋美人の1年目に十四代と飲み比べしたんですが、十四代の白鶴錦はさっぱりだめで史上最低の十四代。
一方で東洋美人の方は抜群の出来で、蔵によって合う合わないがあるんだなあと思ったものです。


なお東洋美人は今年すでに酒未来を買ってあるのですが、なかなかタイミングが合わずお蔵入り。
ここで白鶴錦を買ってしまったので、しばらく寝かせようかなと思います。
レマコムもスッカスカだし。
レマコム(ないし他の日本酒用冷蔵庫)が満杯だ~って人がいるけどよくわからなくて。
基本的には近々に飲みたいお酒しか買わないので結構余裕があるんですよね。
毎日飲むからかなあ。
ワインやウイスキーと違って抱えててもしょうがないですしねえ。

閑話休題。
このお酒に関して、珍しいのは白鶴錦を100%使用なんですね。
ippoシリーズは基本的に全て、麹米は山田錦40を使っているはずです。
なので酒未来でも、酒未来80%使用というように表記されています。
白鶴錦はややSP的な商品になるのかもしれません。
磨きは50、1回火入れです。



20161020_202425~01

20161020_202432~01


久々にワイングラスで飲もうかな。

らしいブドウ系の香りが、明るく鮮やかに。
含むとクリアーというより、結構クリーミィですね。
穏やかな果実の甘みに、きらりと美しくジューシーな酸。
ブドウに加え桃のような香り。
優しくミルキーに旨みを感じさせつつ、ミネラル感、渋みでしめてすっと消えます。
フィニッシュですこしピリッと来るかな。
極めて洗練されたエレガントなお酒なので、少しここが気になる人もいるかもしれない。
あえての設計だとおもうけれど。



まあただ相変わらず美味しいですよ。
東洋美人も飲んで、東洋美人だなってわかるお酒ですよね。
派手派手ブリブリではないけど、きちんと香りも甘さもあり、かつ瑞々しくてストレスなくスムース。
ちょっぴりワイン的なところもあってね。

なんか明日のほうがよくなりそうな味わいだね。
けっこうミルキーで、ちょっと蕩ける様なうっとりする雰囲気があるので。
もう少し硬さが取れたほうが良いのかな。
うまいことバランが取れてる気もしないでもないが。
入りはクリアだけど、後半繊維質なザラツキもある。
あとは思った以上に、あれこんなに桃っぽかったっけ?ってくらい桃っぽい。
ここまで白桃感のあるお酒は初めてかもしれない。
でもブドウもあって、それこそピノノワールのような。
その点でいえば、たとえばあべのSPICAなんかと比べても先をいっている。
適度なミネラル感も秀逸の一言。
とにかく杯が進めば進むほど、素晴らしいお酒。
甘みの明るさ広がりや深みなんかも最高さ。



どうしようかな。
今日いきすぎちゃうのももったいないな。
届いたばっかりだけどもう1本開けようか。
ここら辺が4合瓶の悩ましいところ。
あとレマコムがスカスカで困る瞬間である。


2日目。
蕩ける白桃感全開だけど、+αでブドウ、クリアーさ、ミネラリーな渋み。
うっとりするようなエレガンス&モダニズム。
やっぱええわ~。
好みはあれど、これ嫌いな人はいないっしょ。
稲をくぐり抜けた水でありたい、というのは東洋美人を表すキーワードですが。
稲をくぐり抜けた結果、もはや別次元の何かステキとしか言いようがない液体になっているこのお酒。
どうしてお米からこんな果実感が出てくるんだ。


3日目。
基本線は昨日までと同様。
ややバナナが出てきて、それが酸や渋みなんかとあわさって引っかかる。
それでも十分だが、昨日はよかったよ。
あまり熟さないうちに酒未来もあけてしまおうかな。
去年やった番地シリーズみたく数年寝かせても面白そうだけど。








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