日本酒感想日誌

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【627】七水 純米吟醸55 雄町 無濾過生 27BY

日本酒
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純米吟醸55(ごじゅうご)じゃないですよ。
純米吟醸55(GoGo)ですよ。


こちらはお世話になっております、ろっくさんのブログのインスパイア記事です。
勝手にリンクしてごめんなさい、ご迷惑だったお申し付けください。
すっごくよさそうだったので取り寄せてみました。

まったく、これっぽちも知らない銘柄。
虎屋本店さんは宇都宮のど真ん中にある蔵で、その他銘柄は菊、虹乃井。
杜氏さまは下野杜氏の資格をお持ちなようです。

雄町55のお酒。
裏ラベルの『力強い味わいの純米吟醸原酒 雄町100%使用』というのがなんかわかりやすくていいですね。
唯一不安があるとすればこの時期の生原酒なことですが、8月出荷だし大丈夫だろうと思いたい。
あとは今日届いたばっかなことか。
あーあー日誌係くん、3日は落ち着けなきゃダメでしょ!なんて注意されそうなところです。
注意されたいです。
だれかいない?かわいい、30才までの、俺なみに日本酒に詳しい人。
おばちゃんはNG!





20161020_211350~01

20161020_211359~01


いただきま。

おお。
いいぞ。

まず含み香がいい。
含んだあとに柔らかくただよって抜けていくような。
メロンやバナナにリンゴ、瑞々しい切り花なのようなイメージも。


味わいもすっごく柔らかですね。
穏やかでソフトな甘み、香りと合わさって十分なボリューム感がありつつ、ホッとするような癒し。
酸もあってはっきりジューシー系だが、今はそれよりもスーパーソフトでエレガントな舌触り。

どこまでが熟成によるものなのか判断が難しいところだけれど。
とにかく優しいですね。
ガスがあったような雰囲気、抜け感がありますが、ガス感は今はほとんど感じません。
ゆっくり味わった時の旨みの部分、あとは嚥下した後に香るところで、すこーし熟成感があるかな。
含み香のバニラ感、ふんわりと豊かに、かつくどくなく香る香り方は特筆すべきものがあります。
コク、ほどよい粘性、そして旨みなども感じさせつつ、エレガントで伸びやか、滑らかでさらっとスムース。
キレイで、心地よいスピード感と口どけのフィニッシュ。



これは面白いな。
新酒しぼりたてをやってみたい。
たとえまだバッチリはまらなくても、少し変えればメインストリームど真ん中に降臨できるお酒。
今飲んでも十分美味しい、ヒネとかではなくてまっとうに育った秋口のお酒の旨さもある。
お燗も楽しみだ。
この時期の生原酒としては綺麗に熟成しているほうだろう。
果実っぽさとかチャーミングな甘酸の残滓も感じ取ることができます。

面白いなあ。
本当に香り方が豊かで、ちょっと青々とした爽やかな風もあったりする。
リンゴの蜜のような甘酸。
やや熟した旨み。
これ新酒の時期だったらかなりど真ん中でしょ、質高いし。
みかんぽいような気もするかなあ。

うーん面白い。
全く聞いたことがない銘柄で、こーゆーのに巡り合うのが一番面白いですね。
来年の早い時期にもう1発やりたいです。
ろっくさん、ありがとうございました。




2日目。
あーいいわコレ。
昨日よかジューシーにも感じる甘酸がほどけてするりと消える。
適度な旨みとミネラル感、フィニッシュの余韻にはミルキー&ビターな旨み。

こら本当に来年もやらないといけませんね。
するっとした滑りがよくて、質感が高い。
果実様のジューシーさもありつつ、ソフトでさらりとした風合いでノーブルなお菓子のようなはっきりとした甘さも。
これはやっぱりこの時期ならではのところもあるのかな。
全く無名だがすこぶる美味しい。





3日目。
今日は逆にフレッシュさが落ちましたね。
この時期ならではの円やかな甘み。
それでも本当に軽やかでソフト、また香りの広がり方がいい。

お燗。
泡の感じからしてやはりガスがありそうな酒質ではありますね。
おおお~うんま!
ほっこり、少しナッティな甘み旨み。
いいんじゃないっすかコレ。
するする系よりもほっこり系、甘みのある燗が好きな人はタマランはず!
柔かくてまたスムース、ムロゲンってことを忘れるソフトですよね。
でも味幅はちゃんとあるんですよ。
造りがいいんでないかなあ、このお酒。
本当に美味しいです。


4日目。
お燗。
やわらかいねえ。
バナナと&ほっこり。
でも絶妙な枯れ感とか、少しスパイシーなようなドライ感、パワー。
ただそれもこれも本当に良い甘みがるから。
うまうま。








4日目。
燗もいいけど、それより冷や!
熟成による旨さもありつつ、謙信よりもフレッシュさも。
まあ生だし当然といえば当然?
ちょっとレモンティーみたいな。
いややっぱこのお酒は造りがいいからいろんな方向で美味しいんだと思うよ。
新酒が楽しみである。










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Comments 8

-  

いつも有難うございます。ろっくです。
早速いかれましたね、七水55。迅速で行動的で流石です。


そして、このたびは日誌係さんの鑑定評価も拝見できまして、嬉しい限りです。
何より、的確な拾い上げと表現は毎度の事ながら舌を巻くばかりです。


ひとつ気になったところは製造年月ですね。僕が飲んだのは4月です。
同じ造りで瓶詰め時期が違うのか、タンクごとちがうのか。
僕の足らずの見識ですと判断できないところです。普通に考えばタンクでしょうか。
こういう所がいちいち気になってしまう悪い癖なんですが・・気になるものは気になります。。


新酒しぼりたてもやっぱり気になりますよね。虹乃井も。
にごりもあるようですし。
僕もまた何か飲もうかな。



リンクの方も。こちらこそ有難うございました。
今後もお付き合いくださいませ。






遅ればせながら、「君の名は」昨日観てきました。予想外のヒットですね。
8週連続動員数1位とか、海外でも一つ賞とりましたね。


意外な展開に驚きつつ。ふと「星を追う子ども」の逆転的な印象を感じ、対照感も感じました。


一回だと、まだ分からないところもあるので、DVDリリースされたらスグ買おうかなと。

隕石衝突を基点として、過去と未来を主人公二人が変えて繋げたという感じでしょうか?
時間平面のコネクトがまだ曖昧で僕の中で飲み込めていません。

少し前に流行った時空系の要素もスタイルよく描かれていたかなとか感じたり。
最後には秒速5との対照もあって、あれも印象的でした。


キーアイテムその1が日本酒なのは面白かったですね。
音楽も活発で良いのですが。ただ新海作品は天門サウンドが僕の中では強くて強くて。

今後の動向も気になりますし。時間をつくれれば、もう一度劇場行っときたいのですが。
一般大衆向けとしての評価は日誌係さんのおっしゃてたとおりの印象でした(笑)

2016/10/21 (Fri) 21:47 | EDIT | REPLY |   
 日誌係(29♂)  
Re: タイトルなし

いやあ、もう新酒も出る時期だし早めにと思いまして!
美味しいお酒を教えていただいて本当に感謝です。
オマケにコメントまで頂いて……。


どうですかねえ、タンク違いか、再出荷分か。
気になりますよねえ。
こうなると仕込み○○号、みたいなの書いている蔵はありがたいなあ。


しかし僕も一発で気に入りました。
全く知らなかったのが恥ずかしいです。
しぼりたてににごり、かなり気になります。




お、君の名は。見ましたか!!
僕も流行るぞなんて言いましたが、ここまで記録的なヒットはびっくりです。
ポニョ超えたらしいですから。
おかげてDVDはだいぶ遅くなりそうなのが困りものですが(笑
星を追う子どももアレはアレで良いのですが、今回は今っぽく仕上げましたねえ。

けっこうストーリー上のギミックとか演出とかこっていて、いろいろあるみたいですね。
僕も実は2回見に行きましたが、まだだいぶ見逃していることもあるようです。
ネットに解説とかまとめみたいのが結構あります。

そういえば確かに日本酒が登場してますね!
言われるまであまり意識してなかったです。
日本酒ブロガーにとってはうれしい話(笑


いやあ僕もやはり天門のイメージは強いですねえ。
これだけ売れるとしがらみもあるでしょうが、またコラボが見たいところです。

しかしまさかこのブログを通じて新海の話ができるとは!w
かなりうれしいです!!





2016/10/22 (Sat) 01:04 | EDIT | REPLY |   
-  

君のDVD。やはり遅れますか、、、
言の葉なんて公開と同時にDVDリリースしてたのにw


当時、評価はイマイチでしたが個人的に「星を追う」は結構すきなんですよ。
最近では珍しいのかな?分かりやすいアドベンチャー要素でアクションもある旅ものでした。
生老病死など仏教感もありましたね。最後の喪失&呪い、そして祝福のセリフを僕は評価してます。

今回は観ていて星を追うとちょっとした重なりや対照を感じました。神道の描写もあるし。
まあ、君は今風でスタイリッシュで観やすかったですけど。このへんも大ヒットの要素でしょうか。



しかし、アニメに「口噛みノ酒」が出てくるとはw かなりの驚きです。
これは日本酒の歴史でもかなり古い物で1300年前の文献に残っているらしいです。
実際はもっと古くからあったのでしょう。日本だけの文化でも無いみたいです。 新海、やるなぁ~なんて(笑)さらに身近に感じちゃうぞ。


酒の製造に関しては寺院の時代以前は神社です。宗教色の強い神聖なモノだったとか。
酒造りは巫女のお仕事だったのではないかという一説も。




巫女さんかぁ。
どっかに居ませんかねぇ。日本酒に詳しい美人で色っぺぇ巫女さん。

「こちらは私が醸した口噛みノ酒です」「よろしかったらドウゾ」
なんて耳元で言われたら!! んぁぁあああっあっ、、ぅふっふふ↑↓↑↓
 

・・・なんだか、下賤で虚しい妄想での締め括り。マジでスイマセン・・・







2016/10/22 (Sat) 14:29 | EDIT | REPLY |   
 日誌係  
Re: タイトルなし


劇場公開を年明けまで引っ張りそう。
だから早くても夏くらいでしょうねえ。
言の葉の庭の扱いw
言の葉の庭から興行収入100倍らしいですからしょうがないか(笑


星を追う子供はジブリジブリ言われるけど、造りはしっかりしてて、観て普通に楽しめるんですよね。
新海さんに求められてるのはあれでは無かったけれど。

その意味でいえば口噛み酒とか巫女とか、日本的な精神世界モチーフを入れてきたのはジブリっぽいかなあ。
もののけとか、千と千尋みたいな。
それをストーリー上でうまく昇華できてるのは流石だと思いました。


たぶんこの流れで『日本酒に詳しい美人で色っぺぇ巫女』に巡り合っても、秒速5センチ的な悲しい結末になりますよ(笑
でも超絶美少女でも口噛み酒はちょっと抵抗あるなあw






2016/10/22 (Sat) 20:03 | EDIT | REPLY |   
-  

あはははw
イロイロとありがとうございます。



さて、お酒の話にもどします。ひとつアドバイスをお願いします。


鳳凰美田の初しぼりは気になります。
27BYの記事を改めて拝見させてもらいました。
旨そうですねコレは!欲しいなぁ。

あとは、茨城の吉久保酒造さんの一品です。
こちらのお蔵のお酒は未飲でして。
無濾過生原のラインナップがあります。年末出荷かな。



今頃ですが、ひやおろしを揃えました。
朝日栄と春霞です。
あれ、朝日栄も栃木県ですね。辻善兵衛もやらないと。
下野杜氏ってちょっと注目ですね。


2016/10/23 (Sun) 08:15 | EDIT | REPLY |   
まるめち  

いやあ、まさかこのお酒で先を越されるとは…
私も日付8月のロット(?)を9月に飲んでいて、「こりゃいい酒見つけた」と思っていたので、若干くやしいところです(笑)
記事更新はまだ先になると思いますが、トラバする予定ですので、その時はよろしくです。

しかし、いつの間にかカテゴリ細分化&タグ付けされたんですね。
実は、私のブログで唯一他の日本酒ブログに勝っていると思っていたところが、トップページからの検索性でした。
最近ついにモウカンさんに負けたなあと思っていたのですが、日誌係さんにも追い越されるとは…
ただ、一読者としてはとても嬉しい変更点ではあります。
途中からやるのは大変な作業だったことでしょう…、お疲れ様です!

2016/10/24 (Mon) 13:03 | EDIT | REPLY |   
 日誌係  
Re: ろっくさん

鳳凰美田は安定感があっていいですよ!
特にこの早い時期に新酒をがんがん出してくれるのがありがたいです。


一品はむかし茨木に住んでいた時から好きなお酒。
派手ではないけど、しっかり旨いし古臭いわけではないし。
惜しむらくは名人と名高かった佐々木杜氏が引退してしまったことでしょうか。
以降僕も飲んでないのですが、この蔵はたぶん大丈夫だと思います。


しっかり寒くなってからのひやおろし、良いですね!!
栃木はいいお酒多いんですよね~多すぎて困る。
僕もなかなか追い切れてなくて、朝日栄とか澤姫とは未飲なんですよねえ。

そんなわけでこれからもよろしくお願いします!





2016/10/24 (Mon) 19:24 | EDIT | REPLY |   
 日誌係  
Re: タイトルなし

ええ、マジか(笑)
僕のは完全にろっくさんのインスパイアですが、まさかの被りにビックリです。

いやあしかしまるめちさんも凄いですね~。
僕はこのお酒まったく聞いたことがありませんでした。
皆さんどうやって見つけてこられるのでしょうか?w

でも本当にいいですよね、このお酒。
日本酒業界の片隅で、来年ひっそりとブレイクするかもしれませんねw
更新、楽しみにしています。


カテゴリ細分化&タグ付け。
いやあ、この間ふと思いついてやったんですが、かなり時間かかりましたよ!
遅ればせながら、やっと追いつかせていただきました(笑)
それにしても県別表示にすると47都道府県制覇したくなりますねw

ではでは、これからもよろしくお願いします!!






2016/10/24 (Mon) 19:33 | EDIT | REPLY |   

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