FC2ブログ

日本酒感想日誌

【700】澤屋まつもと 守破離 秋津山田錦 西戸1561-2

  2   0


どうもテンション上がるお酒がなかなか無いんですよねえ。
コレ外れたら大人しくしばらく休みます。
いっそ秘蔵のゆきの美人1999でもあけて引退します。

先日やったShuhari2014の上位版。
前回のは東条産特上山田錦2014でしたが。
これは東条秋津の西戸1561番地2号の畑でとれた山田錦のみを使用。
一部では偉大なヴィンテージとの声も上がっている2014年産、26BYでそれは前回のものと同じです。
酒屋からの案内では3年熟成となっていましたが、正確には裏ラベルにある通り3年目、ですね。
2年ちょっとというのが正確なところでしょう。


純米大吟醸の中取り部分になるそうです。
ボトルナンバーの記載があり28番でした。
なお、税込21,600円です。
前回のものの4倍美味しいとは思えませんが、明確な違いは見せてほしいですね。





20170324_012456~01

20170324_012524~01


ワイングラスで。

注いだ時にとろみがあるような気がしますね。
ヒネは皆無で、薄いリンゴ、純米的なイソアミルがわずかに、あとは高貴なバニラ。
熟成による紅茶やローズのように感じるニュアンス。
すこし立つと優しく、マスクメロンを感じます。


ガスは前回よりも少なく、より繊細。
ミクロレベルに溶けているが、たしかに感じるといった程度。
フルーティさがあって、やや薄いリンゴとバニラ、柔らかな瑞々しい酸。
そして熟成による深い甘みと旨み。
なので少しコンポート的な雰囲気へと向かってきます。
柔らかなクリーミィさ、繊細な苦みがごくわずかに。
でもクリアー、瑞々しく、フレッシュですよ。
香りはないですが、熟成されたニュアンスの味わいでが、少し前回より強めだと思います。

しかし美味しいね。
表面は爽やかで清楚ですが、内奥は深く濃い。
クリアーだけど極めてクリーミィ。
きらりと光る一筋のミネラルの流れ。
静かななかに湧くエネルギーのほとばしり。



初め少し苦いかなと思ったんだけど。
だんだん味わいがまとまり、より甘みを感じるようになってきました。
とにかく味わいが長く続きます。
強いんですが、すーっと柔らかく、エレガントに伸びる伸びる。
口どけなんてこのレベルではもはや言うまでもありませんが、清々しい甘やかな余韻が残りますね。
これは本当に脳が痺れます。
高貴な白い花のフローラルさ。

前回のと、すっごい違うわけはないですが、確かに違いますね。
価格考えたらアレだけどね(笑
こちらの方が全体的に濃いんだけど、綺麗にまとまって収束していく感じ。
前回のはだんだん深みが出ていく感じだったから、微妙に逆な感じがする。
しかしこのクラスが、ある程度継続的にリリースできることは素晴らしいですね。
澤屋まつもとの熟成酒として、芸風が確立されているので、自然と名声は高まっていくと思います。
このヴィンテージだけという可能性もあるけど。

余韻が本当に素晴らしい。
ぐーっとエネルギッシュに続きつつすーっと消えていく甘旨み。
柔かくすべすべで、絶妙な清涼感。
東洋的な高貴さも感じさせるバニラ感や、マスカテルな雰囲気。
ミズナラ樽のウイスキーで白檀なんて表現が出ることがありますが、ちょっとそんな感じ。



好みの差はあれど、間違いなく一定のラインの上にあるお酒です。
しっかりしたお店で十四代とコレが出てきたなら、断然こっちのが嬉しいですね。
まあ飲んでおいて損はないんじゃないの、日本酒フリークなら。
高いんで買えとはいわないですが、はせがわといまでやで売ってます。
あとさー本当にみんな結構いい加減だなと思うのは。
佐野屋でShuhari2014は売り切れてんのに山田穂2014はまだ売っているというね。
まあこれよりはそっちからかな。
なんかんだ、まだまだ自分で開拓しようという人が少ないんかなあ。
つまらんわ。



まだまだ化けていきそうな感じありますね。
細かいけど、鋭さが出てきたガス。
最強クラスの口どけと、香るバニラ、フルーツ&フローラル。
すっと流れた後に残る残る甘みと旨み。
ヤバいね。


2日目。
あー今日はのっけから、立ち香が素晴らしいね。
仄かな果実と熟成のフィネス。
含んでも良し。
4倍は違わないけど、確かにコレのほうが良い。
より鮮やかにフルーツがありつつも、味わいもしっかりしている。
昨日と比べると、すこし落ち着いた、スローなテンポ。
でミネラルの輝きが強いですね。
ガスも細かいけど、昨日よりはしっかりと感じる様な。
含み香のふっくら柔らかなバニラ、いやクリーム感が最高にエレガントです。
まだまだ値段分は楽しませてくれそう。
熟成にしかない甘みがあるなあ。
それでいてこのクリアーさがあるのが、ちょっと他にないところ。
ガスが飛ぶところまで残すように我慢できるかどうかですね。





4日目か。
細部にちょろちょろ乱れはあるかもしれないし2万は高いかもしれんが。
うまいはうまい。
まずね、カスタードを感じます。
ウチのブログをカスタードで検索しますとね。
出るのが梵氷酒熟成、仙禽赤とんぼ、で同じく澤屋まつもとのShuhari2014。
直近3つが熟成酒なんですね。
その次が正雪山田穂で、それも12月まで寝かせたお酒。
綺麗な熟成ででるニュアンスなんでしょうね。
これが結構いい感じなんですよ。
それぞれ全体は違うんだけどね。

そこにまだフレッシュな酸があって、ミネラルもあって。
ちょっとレモンティーっぽいか、これも梵氷酒ででた表現だな。
あえは特濃だったけど。
それよりはスムースで、キレイで、ミネラルで、美しいふっくら感。

違うとこは違いますが、スペシャルな酒にしかないニュアンスというものはありますね。
仙禽赤とんぼは異次元の色彩感だったな~ナチュールは今年何本かチェックしたほうがよさげ。
梵はさすがの熟成感というか濃い蜂蜜レモンティー感。
そこまで熟成いかないのにカスタード感はっきりおもくそプリン!な正雪山田穂。
そして月不見の池の新酒、カスタード、ふっくら、スムージーだけどフレッシュでシャキッと瑞々しい。

で、他のお酒は置いといて、この酒ね。
うめえわ。
澤屋まつもとの熟成酒は一度のんどきな。
レギュラーのひと味違います。
前述の山田穂2014まだあるし、この感じなら毎年それなりにリリースしてくれるでしょ熟成酒。
これを蔵元が、コンスタントに出せるということは非常に価値があります。
まあ2万はやりすぎだけどねw



5日目はちょっと苦いかな。
あとは前日のカスタードとか。
初日と、ガスが抜け始めた3に目~4日目あたりが面白いかも。














2 Comments

Jo says..."最高ですね"
こんにちは
最近に同じ地域の同じ種類の米で作った日本酒三種類を飲みました

鍋島 雫しぼり 純米大吟醸;
高級な感じはあるが、甘みが強くて他の味を感じることができません

磯自慢 酒友 大吟醸純米 エメラルド;
やはり磯自慢の日本酒は絶品です
ただ、少し甘みがあって...
 

澤屋まつもと 守破離 秋津山田錦 SAIDO; 
断然 最高です

価格が二倍な澤屋まつもと Saido 純米大吟醸 雫酒を購入するか悩み中です
2017.06.29 14:27 | URL | #- [edit]
日誌係 says..."Re: Joさん"
おひさしぶりです!

相変わらず素晴らしいお酒を飲んでいますね。
その3本の中でも澤屋まつもとが一番でしたか。

コメントを読むと、甘すぎないお酒が好きになってきましたか?
日本酒を堪能しているようで素晴らしいことです。

澤屋まつもと Saido 純米大吟醸 雫酒
高価ですがぜひ飲んでほしいですね~。
雫酒の違いを味わってほしいです!

2017.07.01 00:19 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:https://osakasj.blog.fc2.com/tb.php/1659-f8d28e47