日本酒感想日誌

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【704】飛露喜 純米吟醸 愛山 生酒 28BY

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土曜に友人の集まりがあって、4軒もハシゴしてしこたま飲んでしまいましてね。
その反動で2日ほど休みました。
お酒もたっぷりたまっているので、迷いましたが順番に行きましょう。

ひさびさに飛露喜
のなかでもかなりレアな愛山です。
愛山50の純吟の生。
愛山は84%ってなっているから麹米に山田錦でも使っているんでしょう。

久々ですね、飛露喜
特別純米の生詰を26BYにやっていますが、ごく平凡な純米酒だったような。
泉川のふな口はちょいちょい飲んでますけどね。
飛露喜になるとここ数年は店でもほとんど飲んでないです。
たまには読者サービスでもないですが、ド定番な有名酒も必要でしょう。


少し寝かそうかとも思ったんですが、生ですしまあ。
ここで手間かけないと美味しくないようではだめでしょう。




20170404_235635~01

20170404_235650~01



頂きます。

うーん、超普通w
とりあえず冷やしすぎNGなお酒。


香りはバナナ系がほんのりと。
派手さはなく、旨口系のお酒ですが、それなりにスッキリもしつつ。

甘みは控えめ。
そこにフレッシュな酸が入りますが、これがあんまり好きな感じじゃない。
プラムや梅のようなニュアンスで、でもカラフル感はなく。
後半はややスモーキーなような、ちょっとアルコールも感じつつ。
すこーしだけらしいミルキー&ビターな旨みのはしりは感じますが、まだまだですね。

やっぱりもうちょっと寝かせるべきだった?
お世辞にも、プレミアがつくような味わいには思えないけどなあ。
地がんをかけて飲むといいよ、とおっしゃる方が多いですので、今日は少しだけ飲んで後日に期待です。
雰囲気が近いのは物足りない時の龍神丸でしょう。


常温に近いところまで待ってみました。
うーん。
あえて言えばワインっぽい?
少しスモーキーで樽香のような、タニックな感じと、酸。
味の凝縮感はありそうですけどね。
そこから甘み旨みが湧いてくるような。
またあした。


2日目。
まあ手間のかかるやつですが、ちょびちょび行きましょう。
一瞬、濃醇さはでてきたような気がするよ。
問題はその方向性がさっぱり好みじゃないことなんだよな(笑)

甘酸っぱ系なんですけど。
酸はプラム、梅、そしてダークチェリーとかそんな様な?
でこのタイプだともうちょっとボディ感、濃い甘み、コク感とか。
あるいはウッディさ、スモーキーさなんかが欲しんだけど。
無いんだよね。
あるのかもしれんが薄っぺらくて平坦なんだよ。
ただちょっと砂糖とかしただけみたいな。
じわっとくる濃さが無いんだよなあ甘みに。

べつにうまいわけでもないし。
これなら黒ラベルのほうがビターでチョコな雰囲気があった分良くない?
もう飲んだのずっと前だけど。
とにかく平坦でペラいんだよね。

コレジャナイ感がかなりあるんですよ。
で似たのを日誌係アーカイブスから探すと。
仙禽の出来損ない。
あるいは各部のバランスや個性の差で、舞美人とか花巴の水もと飲んだほうが全然面白い。
言わば上記3銘柄の、抜栓後4日目5日目って感じなんだよなあ。
寝かせればまた別なのかもしれないけど。
それこそさらにクソになるリスク覚悟で、1年とかがっつり寝かせないと無理ですよコレ。
ぶっちゃけ飲む価値無し。
飛露喜はほんとショボいね。
機会があったら山田錦は飲むかもしれないけど。
つかこれがなんで入手困難なんだ?


もう泉川ふな口だけでいいや。
つか泉川ふな口あんまりいってたら入手困難になってきたし。
むかしは手に入りやすかったんだけどな。

申し訳ないけど、本当に旧世代のお酒ですね、10年前ならいざ知らず。
本当に仙禽プロトタイプって感じ。
仙禽はこの路線でいくらでももっといいの造れるし。
さらにそこを数年前には通り過ぎて今じゃ色々なバリエーション造ってるよ。

これをどんな考えで3月に出しているのか聞いてみたいけどね。
ほんとにウマいと思って出してるのか蔵元は?
仙禽でものんでみなよ本当に。
バエリエーションついてるし、昔は先駆者だったのかもしれないけど。
いまは普通に手に入っても飲みたいと思うお酒ではないですね。




まったく進んでいませんが5日目。
うーん。
やっぱり酸味ははっきり出ていてジューシーさはあります。
そこに落ち着いた雰囲気の旨みと、ナチュラルは甘みが入ります。
プラム、ダークチェリーなんだけど、くすんだというか和風な落ち着きのあるお酒でしょうか。
柔かさはありますが、テクスチャとしては粉っぽいなあ。


今日はちょっと苦み、アタック感が出ているな。
うーんごくごく普通のお酒。
60点、そんな感じですよ。
飲めなくはないけど。
透明感、ジューシー感はあります。
それでいて別に過度に華やかにしないで、落ち着きのある座りのいいお酒を造りたいというのもわかります。
ただこれに関していえばやはり深さ、ボディ感が全くないですね。

あーほんとに常温くらいがいいんですかね。
それなら旨み、甘みが出てきて、まあ複雑な味わいで飲める。
プレ酒として飲むのもちょっとバカらしいお酒ですね。
常温放置でジャバジャバしたほうがいいくらいじゃねーの?


申し訳ないけど十四代ブームに乗っただけで、造りは下手くそな旧世代のお酒と評さざるを得ない。
杜氏は画期的だったのかもしれませんが、今はこれより美味しいお酒いくらでもあります。
これより良いお酒5本挙げれるよ、というレベルじゃなくて数十本挙げれるよ、というレベル。
へたしたら福島県内でも下から数えたほうが早いんじゃないか?w
泉川のふな口は好きだけどなあ。
飛露喜はほんとうにもう2度と飲まないんじゃないか?




4/15の日付またいだ深夜。
もう何日目か数えるのもめんどくせぇよ。
だいぶマシになったか?
果実感のある酸味に、黒赤紫な果実の雰囲気、スイートな甘み、バナナ的なまったり感。
とろっと、ライトな明るさもあるけど随分落ち着き、きちんと支え、コクがある。
例えるなら、水府自慢を濃縮したような。

いいね。
やっとこ良くなったよ。
なんつー手間のかかるクソ酒だ。
それでいて、別に鳥肌立つような別格のものがあるわけでもなし。
バカか?
3月に出すなら絶対寝かせるべきだろ。
でも今日は確かにウマいわ。

まだクリアーな雰囲気もあるからとにかく寝かせたほうが良い。
この感じだと、最低でも夏越し。
ぶっちゃけ年またいだほうが良いんじゃないか。
それも氷温じゃなくて、少し高めの温度で。
ただ甘みと、その全体との一体感は本当によくなったね。
この蔵は基本ビター&ダークな雰囲気ですよね。
黒ラベルの、愛山バージョンって言われると、今日はものすごく納得するわ。
あとはまったり、スローなテンポ感、濃さを感じられ位の状態のほうが良い。
フィニッシュはややアタックがあるけどね。

ほんと変な酒だねえ。
ぶっちゃけまだ7合くらい残ってるけど、この状態が続くなら最後まで飲める(笑)
ただ飛露喜というネームバリューが無きゃ誰もここまで付き合わんよ。
カラフルでちょっとワインっぽい雰囲気も少しもあるのかなあ。
仙禽赤とんぼとか?
あるいは七田の愛山あたり?
その辺さくっと飲んだほうが幸せになると思われる気もする。


4/16日付またぎ。
やっぱり酸味が甘みを超えて。
ちょっと濃くしてしまったプラム。
濃醇さは出てるけど。
ミルキー過ぎなような。
ブレもあり、かといってピークも高くないお酒。
姿のほうが断然いい。



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