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日本酒感想日誌

【725】松の司 大吟醸 出品酒 28BY

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松の司の大吟醸、出品酒で結果的に金賞受賞酒となりました。


そういえば全く本編とは関係ないけれど池袋西武でやっていた日本酒フェアみたいのちらっと覗いてきたよ。
特別目新しい銘柄もないし、試飲という行為が嫌いなので、飲んだqのは2種だけ。

阿櫻 照井スペシャル →悪くないけど普通のカプ系
木内酒造(菊盛)のモダン系生もとみたいの?
→あらばしり、中鳥、遷都たしか3種あったけど酸高めで結構面白かった。
 あらばしりにガスがあったらかってたかも

あとは五橋はのもうかなとおもったけどそのうち1本やる予定なのでスルー。
以上レポでした。
横浜高島屋のやつも用事があれば行くけどないだろうな。




本編ね。
今期いまさらですが素晴らしさに気付いた松の司です。
後ろの2本はこの間デッドストックを入手したブラックアゾラの2008&2009。

まあ高級ラインの造りは十二分に上手な蔵なのですが、受賞に関しては2009年以来とのこと。
独自の目指すものがはっきりとある蔵なので、出品酒にフォーカスした造りをしていなかったのでしょうけど。
あーあと最低半年は寝かせないと、という蔵癖もあるのかしら。
久々の受賞となった今年はどのようなお酒になっているのか楽しみです。

お米は特A山田錦35。
地元産の山田錦にもこだわりのある蔵ですが、フロンティア東条21の参加蔵でもありますからね。
酵母は自社保存株ですが、いつもの金沢系でしょう。
当然火入れ。

ちなみに価格はえげつなく高く、税込みで4400円ほどします。
500ミリ瓶なので1升にしたら軽く1万円オーバーです。


20170526_200909~0120170526_200917~01


やっぱり派手に香る感じではないですよねえ。
うすーくリンゴ、メロンやマスカット、低いですが酸のみずみずしさ。
あとはしなやかで落ち着いた旨み。
そんな立ち香です。


おお~これでよく金賞出してくれましたね(笑)
例年は取れないというのも納得。
出品大吟としたら全くと言っていいほど香らないですね。


ただしこの蔵のお酒はやっぱりすごい。
恐ろしく整った肌理、滑らかさ。
その奥に内包するエネルギー。
やはりゾッとするというか、時を止める世界観をもっています。

もうちょっと開いてくるのを待ったほうが良いのかなあ。

僅かにメロンやバニラをただよわせつつ。
甘みは極めて限定的で、少しナッティな雰囲気もある旨口のほうがわかりやすいです。
よい山田錦らしいしなやかさと将来性は感じますがまだまだ未成熟で、ややほろ苦さも感じます。
クリーミィで、酸は低いですが、瑞々しい淡い輪郭をもち、極々わずかにアル添っぽい辛みでフィニッシュ。

まー不思議ですよね。
もっと華やかにデリシャスリンゴな香りの大吟醸もあるんだけどこの蔵は。
このお酒に関してはまだまだ。
とにかく内省的な大吟醸で、ぶっちゃけ好事家以外にはおすすめしません。
だんだんとしなやかな甘みが出てきますが、少し苦辛があるのと、お世辞にも18号のように香り高いとは言えません。
ブラックアゾラという作品がゴールにあるとすると、そこ至る過程として納得はできますね。
ウイスキーでいったらニュースピリッツみたいなもんだこりゃ。

ただこれにぴったり該当する商品が無いんですよねえ。
コンテスト用タンクなのかしら。


よいしょ。
2日目。

やっぱり立ち香は薄いリンゴ。
だんだんメロンやバニラも香るが、アルコール感もあるな。
かなり大吟っぽい甘みは出てますね。
酸は明らかに少なく、メロン&シュガーな甘み。
質感は極めてよく、引けもいいが、やっぱり苦いな。
苦いというのは日本酒においてはかなり致命的だと思うんだけれど。
これが変化することによって、ブラックアゾラのようになるのだろうか。
その辺がなぞ。
十分旨いんですが、価格と松の司の実力を考えればツマラナイかな。


4日目?5日目?
やはり苦い。
甘みなんかはずいぶんチャーミングになってきましたけどね。
最近すごく絶賛してきた蔵なので心苦しいですが、これはダメ。
よくこれで金賞取れたな。







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