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日本酒感想日誌

【792】醸し人九平次 CAMARGUEに生まれて、 2015

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いやあ、まさかフランスでも稲作してるなんて思ってもいませんでした。
それもアジアから持っていた、というわけでもなくフランスの固有種マノビ米で造っているそうです。
フランスで栽培されているお米の中では心白が大きかったんだって。

まあここでフランスというのがいかにもシャレオツ気取った九平次らしくてダセェなとも思いつつ(笑)
こういったチャレンジは、大歓迎ですね。
飛びついてしまいました。

九平次さんはお米造りにこだわっているようですね。
最近全然飲んでいないのであまり詳しいことはよくわかりませんが。
これが旨かったら他のも久しぶりにやるかな。


磨きは50。
2015なのは何でですかね。
寝かせていたのか、2015をもってきて日本で造るのにタイムラグがあって今のリリースなのか。
話題の商品なので、当然クソほど酒屋のWEB情報も引っかかるわけですが、こういうことを聞いてくれよと思う。
蔵元から来た資料そのままコピペしてどうするんだアホ酒屋。
忙しくて手が回らないのはわからんでもないけどね。



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あれえ、かなり美味しい。
ややガスが残っているような感じ。
控えめに言ってのっけから素晴らしい味わい。
こらびっくらこいたな。

ミネラル感の精緻なラインが最初から最後まで、中心核としてあります。
程よい含み香で、やや淡くリンゴの蜜やメロン、柑橘などを感じます。
さらにその奥からスイートで豊かな広がりが。
含めば冷えていてもはっきりフルーティさがあり、甘みもあります。

前述のニュアンスをそのまま引き継いで、クリアさをもちつつ、程よい甘み。
酸は高くはないですが、モダンなお酒として不足がない程度。
この辺の味わいは後述の要素からですが、やや柔らかいくらい優美で、レースを一枚羽織った女性を見るよう。
というのも旨み感として非常に上品なクリーミィさが出ています。
これは非常に美しく、きれいさを担保しつつも豊かです。

ミネラル感が日本酒としては強いので、硬いというようなことにフィーチャーしたコメントを書いているのが多くみられますが個人的には全くもって理解しがたい。
本場のワインのミネラル感と比べてから言えよお前。
このうっとりとするようなクリーミィさは素晴らしいです。
さらにそこからカラフルなフルーツ間を伴ったミネラルの発散という感じでしょうか。
少し薄めたようなジューシーな果実の蜜も最初から最後まである。
ミネラル経由で軽くビターさ(といっても本当にニュアンスレベルで全く引っかかるようなものではない)があるんですが、それでいて余韻、アフターがめちゃくちゃ長いのはこのクリーミィさがあるからですよ。
これはお米の特徴といってもいいかもしれません。
でももしかしたら熟成かな。
去年の櫛羅のこだまSPに近いかね。
それよりも熟成感ないから良いくらいだとおもう。
五味の微妙なバランスの中で、ほかではない表情がチラチラ見えます。
わずかな違いではあるのですけどね。


硬質な分それがやや、癖っぽさに感じられる人もいるかもしれませんが、これくらいは本当にコメの品種の特徴というか。
好ましいアクセントです。
ガスとミネラルが引っ張って切れはシュパッと心地よい水のしぶきなんですが、そのあとに甘やかな余韻がめちゃ長く。

処分保留。
間違いなくS以上ですが、SSかどうか悩むところですね。
めちゃくちゃ好みの味わいです。
高いのですが、ぜひ飲んでみてください。
僕もほかの方の評価が気になります。
あえて言えば温度が常温になってくると苦み渋みのボリュームがあがってタニックになってきますが。
これはこれでという人もいるはずなレベル。
でもここだけはちょっと癖っぽいかな。
明日だね。

銘柄的に言うと、篠峯、澤屋まつもと、あるいは而今。
その辺ですかね。
その辺好きな人の意見は時に聞いてみたいね。
九平次ってこんなだっけ?
だとしたら他もやらないといけないところですが。
とにかくめちゃ美味しいです。




2日目。
うーやっぱり熟成なんでしょうねえ、期間は不明ですが。
ミネラリーシャープを果実感を残しつつ、味をいい塩梅に乗せるという美味しい時の篠峯方式。
いやオフィシャルで篠峯がそうやっているわけじゃないけどさ。
スパッと切れ上がるというか、ナイフをなめるようなミネラル感ですが。
物足りなさなどは皆無で、むしろやや妖艶なくらい味わいがあるので、ちょうどよい。
高いけどおいしいです。
あんまり期待されても困りますが、損はしないと思いますよ。
好きならお金なくても正月用にかっといたらどうですか?


10/24の深夜、またいで25。
カマルグちゃんも1杯ぶんのこしてたのですが、どないですかね。
シャープさがちょいと苦辛くなってますね。
たてのんのスイートさの後だから余計にかな?
それでもミルキーさは健在、これはほんといいねえ。
また果実感も残してるし。
順番と好み。
でも今日までくるとちょっと飛んでるのかな。
ただこの酒は良いですよ。
ここまで来たら水もおフランス、できたら現地醸造でやってもらいたいね。








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